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Cha-Cha ToniやFalse Alarmなどの作品をいくつかのレーベルからリリースし、地元で小さなヒットを出すことに成功、1959年にビルボード・ホット100の第35位となるMidnight Stroll(チャートのトップ40となったグループ唯一のヒット)で名を挙げた。彼らは1954年、ウェスト・フィラデルフィア高校のJohn Kelly・John Grant・John Jones・Henry Colclugh・Bill Jacksonの5人で結成したグループからスタートした。彼らのライブ演奏が地元で話題となりAtlasレコードと、そして翌1955年にはSoundレコードと契約しグループのシングルをレコーディングした。それから2年後にリリースしたシングル「So In Love」「You Lied to Me」「Cha-Cha Toni」がフィラデルフィアや東部の都市でヒットした。1958年にグループはThe Re-VelsとしてChessと契約、グループ結成以来最大のヒットとなる「False Alarm」をリリースした。しかし当時Chuck BerryやThe Moonglowsという全米で人気を得ていた大スターがすでに在籍していたChessレコードは、グループのプロモートに積極的になるはずもなく、たった一枚のシングルでChessを去った。次にグループはHarold Nussbaum(Hal Nortonと呼ばれた)とWilliam Goldsteinが設立した小さなレコードレーベル「Norgoldeレコード」と契約した。メンバーのBill Jacksonの書いたノベルティソング「Dead Man's Stroll」が「Talking to My Heart」とカップリングされ1959年にハロウィーン市場向けにレコーディングされた。作家のRichard Aquillaはこのシングルを「真夜中の通行料と泣き叫ぶ幽霊が満ちあふれた奇妙な音にあふれた10代のお気に入りだ」と説明した。1959年9月にこのシングルはリリースされ「Dead Man's Stroll」は全米でオンエアされ始め、Dick ClarkのAmerican Bandstandへの出演が決定した。グループの出演に際しDick Clarkがこの「Dead Man's Stroll」というタイトルを「Midnight Stroll」に変更するように要求した。この曲は、11月初めにBillboard Hot 100の第35位でピークを迎え、同年12月までチャートに留まるという快挙であった。翌年に「Foo Man Choo」(Midnight Strollとのカップリング・1枚目のシングルと内容は全く同じということになる)をリリース、しかし前作ほどの人気を得ることはなかったくチャートに失敗した。以降グループは60年代に何枚かのシングルをリリースし、1964年に解散した。