The Medallions

1954年・カリフォルニア州・ロサンゼルス
Vernon Green(lead・37.05.01~00.12.24)・Randolph Bryant(tenor)・Rudolph Brown(tenor)・Chuck(bass)

■The letter・Buick(Dootone-347)54
■The teregram・Coupe de Ville baby(Dootone-357)55
■Enda・Speeding(Dootone-364)55
■My pretty baby・I'll never love again(Dootone-373)55
■Dear darling・Don't shoot(Dootone-379)55
■I want a love・Dance and swing(Dootone-393)56
■Shedding tears for you・Pushbutton automobile(Dootone-400)56
■Did you have fun・My Mary Lou(Dootone-407)56
■For better or for wrose・I wonder, I wonder, I wonder(Dootone-419)56
■Lover's prayer・Unseen(Dootone-425)56
■Magic mountain・'59 Volvo(Dootone-446)57
■Behind the door・Rocket ship(Dootone-454)58
LP
■The Best Vocal Groups(Dootone-DL 204)57

The Candles
45s The Best 
Vocal Groups
Dootone-DL204
1957年

54年に Vernon Greenのロサンゼルス東部の街でのストリートパフォーマンスを見たDootsie Williams(Dootone設立)のすすめでAndrew Blue・Randolph Bryant・Ira Foleyらとグループを結成。Vernon Greenが首に宝石類をじゃらじゃらとつけていたので、The Medallionsという名前になったという。Vernon Greenはオリジナル作品を書き始め、1カ月後にはDootoneでレコーディングを行う。54年の後半、彼らのデビューシングルThe letter(B面はBuick '59)が発表される。The Diablosスタイルのバラードで、ロサンゼルス界隈のラジオでヒットした。グループは続く55年1月、The telegram(B面はCoupe de ville babyというThe letterの続編のような曲)を発表、以降一連の自動車を題材にした歌を作り続ける。この頃、Andrew Blueが脱退。代わってWilly Grahamが加入し、Edna(B面はSpeedin)をレコーディング。同年、Donald Woodsが加入するが、間もなくDonaldはThe Velaires(Flip)を結成。Vernon GreenはKenneth Williams・Frank Marshallを誘い、The Cameosを結成。DootoneからOnly for youを発表。なぜかEdnaと同じ55年6月に発売されている。Dootsie Williamsは、Vernon GreenとThe Dootones(Dootoneに在籍中のグループ)を新しいMedallionsとして、カナダツアーに立たせる(彼らのプロモーション写真はVernon Greenの顔が切り貼だった)。55年秋、Johnny MorrisetteをリードボーカルにMy pretty babyを発表する。当時のメンバーは、Vernon Jimmy・Charles Gardner・Albert Johnson・Otis Scott。Johnnyとのカップリングで、さらに2枚のシングルヒットDear darling・I want a loveを発表。のちに彼等はDootsie Williamsの新レーベルDootoで3枚のシングルをリリースし、Vernon Green and The Medallionsと改名する(Vernon Greenによると、当時のメンバーはVernon Green・Charles Gardner・Jimmy Evans。しかしDon Julianは、それは自分のグループThe Meadowlarksだと主張している)。しかしこれといったヒットもなく、57年にVernon GreenはSpecialtyに移籍し、The Phantomsを結成するが成功していない。再びDootoへもどり、Billy Foster・Jimmy Green・Joe Williams(18.12.12~99.03.29)らとThe Medallionsを再結成する。52年2月、Volvo '59という、やはり車(その年の新モデル車だった)をテーマにした作品をリリース。この曲は、ロサンゼルスでDJをしていた彼の兄弟(Volvoのディーラーであった)から依頼されて作曲した。54年~59年の間、彼は同じテーマで新曲をリリースする。B面のMagic mountainというバラードが東部では支持を得ている。ヒット曲のないままに、彼等は、イリノイ、アリゾナ、テキサスからロサンゼルス、ワシントンまでツアーをおこない、また、Dick ClarkのAmerican Bandstandにも出演している。62年にVernon Greenは、Jimmy Evans・Charles Gardner・Albert Johnson・Otis ScottとともにPan Worldで、64年にJerome Evans・Ed Carter・Jimmy EvansらとMinitで、ともにThe Medallionsとしてレコーディングしている。Vernon Greenは60年代半ば自動車事故で9年もの間、歌えなかった。73年にJerome Evans・Maxine Green(Vernon Greenの義理の姉)・Doris GreenらとCan you talkをDootoからリリースしている 。