Pelican Studio presents

Doo Wop Groups

for 50's to 70's vocal groups lovers only


Doo Wopグループの紹介をメインにした「好きな人ならわかる」サイトとして制作しました。もっとも私自身の忘備録というのがそもそもの動機なので、あなたが知りたいことなんて何一つ書いてないかもしれません。さてさて、果たして日本でこのDoo Wopなるものを愛する人々って何人くらいでしょうね。ネット上のいろんなところでDoo Wopの集まりがあるみたいですが、ほとんど同じメンバーだったりして。

私がR&Bに出会ったのは遠い昔、まだ周りでこんなものを聞いている人なんて誰もいませんでした。昭和の真っ只中、友人からもらった「For your precious love聞きくらべテープ」なるものが始まりでした。ほどなく唯一の情報源「Soul On」を知って、それを片手にバイト代を握りしめては毎週レコード店まわりというなかなか悲しくも楽しい時間のはじまりでした。市内で唯一のソウル喫茶がオープンし、やがてそこに入り浸り。さらにオーナーがプロデュースしたディスコでバイトをするようになり、深夜族となりました。もう吐きたくなるほどディスコ・サウンドの洗礼も受けましたが、きっちり本物とおぼしきお皿もできるだけおさえておきました。そのディスコでは桜井ユタカ氏が来店してSoul Onレコ・コン(わかる?)が行われたり、新装オープン時には糸井吾朗氏がDJとして来店、とキラキラな日々でした。そんな日々も「就職」という現実で終わりを告げ、さらにグラフィック・デザインなどという道を選んだばっかりに人並み以下の毎日を過ごすことに。帰宅すらままならない新人の頃は黒人音盤をあさるなんて気力もほとんど残っていませんでした。今思えばそれでさえ貴重な時間だったのですが…。今でも当時好きだった曲を聴くとその頃が鮮明に蘇ってきます、それが音楽の持つ力でもありますよね。

この世界を私に教えてくれた"Lose or Draw" Charly氏、初心者をやさしく導いてくれた桜井ユタカ氏、目からウロコを落とさせてくれたステキなイラストレーター湯村輝彦氏、サイト開設以来ホントにお世話になりっぱなしのアール&グロリアさん、それからこのページをわざわざ見にきてくださったみなさんありがとうでした。この世かあの世かわからないけど、いつかどこかでお会いできたらいいですね。

Doo Wopにまつわることをネットで調べていると、なかなか面白い雑学的なお話にも巡り会うことがあります。それらを雑炊というページに載せていますが、このコーナーはDoo Wopとは全く関係のない私的なことも書いていくつもりです。興味があればどうぞ。