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The Opalsは63年から65年にかけてOkehレコードに在籍し4枚のシングルをリリースし、同レーベルにおいてOtis LeavilやMajor Lanceのバッキングにも参加した。グループのスタッフにはCurtis Mayfield・Billy Butler・Clifford Davis(サックスプレーヤー)・Carl Davis(プロデューサー・Clifford Davisの兄弟)らが関わっている。Rose Addison・Myra TillisonとTootsieとだけ記されているシンガーのトリオがThe Opalsのメンバーである。63年にLuckyレコードからI got a right to cryでシングルでビューした。当時のCarl Davisは、OkehのA&R担当で、彼とアシスタントLeavilとともににThe Opalsも担当した。Curtis Mayfieldはこの頃に独立し、The Impressionsのアルバム制作を始めている。バッキングに参加したMajor LanceのCrying in the rainは、ポップチャート第13位・R&Bチャート第12位というビッグヒットであったが、グループの名前はクレジットされなかった。しかしこれを契機にOkehとの契約を成立させた。63年にLosers weepers(Clifford Davis作)でシングルでビューを果たした。B面の作品はPhil Upchurchとの共作である。さらにBilly Butlerの書いたDoes it matterを64年に、Curtis Mayfieldの You can't hurt me no moreを翌65年にリリースした。The OpalsはふたたびMajor LanceのEverybody loves a good time(Van McCoy作)のバッキングに参加し、65年5月にリリースされたが、こちらもクレジットされなかった。この作品はビルボードポップ100で第109位という成績だった。グループ最終のシングルI'm afraidは65年7月にリリースされた。B面の作品はVerne Allison・MIckey McGill(The Dells)の共作であった。このシングルも結果はかんばしくなかった。The Opalsがレコーディングした作品はいずれも全米チャートはおろかローカルヒットにもならないままにグループは音楽界から姿を消した。