The Halos

ニューヨーク州・ニューヨーク市・ブロンクス
J. R. Bailey(lead)・Phil Johnson(lead)・Harold Johnson(tenor)
Al Cleveland(baritone)・Auther Crier(bass)

■Nag・Copy cat(Warwilk-2046)61
■Nag・Copy cat(7th Arts-709)61
■Come on・What'd I say(7th Arts-720)61
■Billage of love・Mean old world(TransAtrantic-690)62

The Halos
45s Nag
Collectable
1995年

16曲入りCD。

Al Clevelandが中心となり結成したグループ。Auther CrierはCarl Spencerと共にマンハッタンにあるブリル・ビル(音楽出版社が多数入居しており、ヒットの生産工場といわれた)でデモテープの制作やバッキングボーカルとして働いていた。この頃はThe Craftysという名前だったが、間もなくJ. R. Berry(のちにThe Cadillacsに加入)が加入しグループ自身のシングルもMorty CraftからThe CraftysとしてリリースされたがすぐにThe Halosに改名した。しかしJ. R. Berryはツアーにだけは参加せず、その時にはPhill Jonson(The Duvals・ClubやKelit)がリードボーカルを務めた。61年の夏に発表したNagでヒットを出す。それでもグループはバッキングの仕事を続けCammy Carolの数枚のシングルに参加、またPhill SpectorにCurtis Lee(Pretty little angel eyes・Gee how I wish were here)のバッキングとして起用され、The Halosを気に入った彼は他にもGene Pitney(Luisiana mamaでヒット)のEvery little breath I takeやBarry Mann・Ben E King・Connie Francis・Dion・Little EvaといったアーティストのバッキングにThe Halosを参加させた。グループはスターとしての活動はほとんどなかったが、多忙なスタジオミュージシャンとして影で活躍した。Auther Crierの息子のSabu CrierはGQに参加、同じく孫のKeith Sabu Crier Jr.はKeith Sweatという名前でR&B界で活躍している。