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The Five KeysやThe Driftersといったグループに影響を受けたハーレムに住むBill Davisが17才の時に年下の仲間4人を集めてグループを結成、これが母体となっている。当時のヒット曲をレパートリーにパーティなどで歌いアマチュア期を過ごし、やがてアポロ劇場で開催されるアマチュア・コンテストに出場。そこでYou're mineというオリジナルナンバーを歌い、Cliff Martinezというスカウトマンに認められRama(George Goldner設立)へ入社することとなる。デビューまでの期間にシンガー兼ピアニストのViola Watkinsにレッスンを受けている。デビューシングルのレコーディングの前の52年3月にThe Four Notesという名前でI can't started with you・Lulubell blues(Frank 'Fat man'umphries・Jubille-5095)や Paint a sky for me(VIola Watkins・Jubillie-5095)にバッキングとして参加している。この頃にJerry Wittick が軍隊に召集されている。グループは新たなメンバーを探すためにアポロのアマチュア・コンテストにでかけ、そこでMark Jackson というギタリストと出会う。George Coldnerのオーディションは Viola Watkinsの自宅で行なわれた。その結果、彼女を加えての競演盤をデビューシングルにするという形になった。53年末に発売されたこのシングルは、A 面のSeven lonely days が Viola Watkinsのリードボーカルに彼等のコーラス、B面のNo help wantedがクロウズのコーラスナンバーという形だった。Belltoneレコーディングスタジオで録音されたこの曲はたいしたヒットはしなかった。54年初めに発売された第2作目のGee(Bill Davis作)は4月~6月にかけて徐々にチャートを昇っていった。イントロの軽快なコーラスが話題となった。それは今までにはない新しいスタイル(つまり、Doo-wopスタイル)を持った最初のグループとして今日では高く評価されている。Geeの大ヒットでRamaは子会社としてGeeを発足させた。Gee最初のシングルはもちろん彼等でPerfidiaが新レーベルからの第1作となった。その後55年始めまで在籍していたが、55年3月にラテン専門レーベルのTicoからマンボ系のレコードを出した後に解散した。実質的にはわずか1年ほどの活動期間だったが、ボーカルグループ史に軌跡を残したグループとして特筆すべきグループの一つである。