The Orchids

1954年・イギリス
Georgina Oliver・Pamela Oliver・Valerie Jones

■Gonna make him mine・Stay at home(Decca 11173)63
■Love hit me・Don’t make me mad(Decca 11785)63
■I've got that feeling(Decca 11861)64
■Oo-chang-a-lang(Lomdon 9669)64

The Candles
45s Love hit me
Decca 11173
1963年

15歳の少女達が、コベントリーで結成したトリオ。グループは地元の国営テレビのコンテストなどに出演して活動していた。 地元のOrchid Ballroom開催されたコンテストで優勝し、Larry Page(The Troggsをマネージメントしている)に認められ、63年にイギリスのDeccaレコードと契約する。同年Gonna make him mine(Shel Talmy作曲)でデビューし、Ready Steady Go(イギリスで人気のあったポップ番組)にも出演。また映画Just for youに出演し、Mr. Scroogeを歌っている。当時のイギリスではいわゆるガールタレントのほとんどが20代だったので、そういった意味からもグループは注目を集めた。2枚目のシングルLove hit meが大ヒットし、Deccaに莫大な利益をもたらした。アメリカのThe Crystalsに対するイギリスのひとつの答えだったといえる。3枚目のシングルI've got that feeling(Ray Davies作曲) をリリースしたが、ヒットにいたらず、グループのイギリスでのキャリアを終えた。アメリカでは、The Orchidsと呼ばれる既存グループがあったので、The Blue Orchidsとしてプロモーションされ、最後のシングルOo-chang-a-langがアメリカのみでリリースされたが、The CrystalsのDa do ron ronの亜流と評された。これがPhil Spectorの制作したトリオの最後のシングルとなった。65年に、The Exceptionsと改名し、Deccaから What more do you want(B面はSoldier boy(The Shirellesのカバー)を発表している。