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文字の誕生で、人類に知識と知恵の蓄積が始まりました。印刷機の発明で、知識と知恵が広がり、今ネットの時代に入って、データ(情報)となって世界中を掛け巡り溢れんばかりです。
一枚の写真の情報量は、多くの文字を必要とします。写真が映像になれば、莫大な情報量を秘めています。映画には、製作された時代、国家、民族、宗教、生活、文化、思想など、さまざまなものが凝縮されています。
物語(ストーリ)を紡ぎだすことは、豊富な知識と観察力を基にして、人間の想像力と創造力に構成力や集中力など多くの能力の集大成によるものでしょう。小説や映画などドラマは、若い力がなければ完成は難しいように思います。また、ノンフィクションは、研究と取材と努力なくして成立しないものです。
だから、多くの人々が関わって出来あがった書籍、写真、映像などは、私の知らない世界がいっぱい広がり、私には人類の宝に思えてなりません。それらに接することができることは、とても幸せなことです。私が感じたこの幸福を紹介するのが、《本と映画の森》です。
読んだ本と観た映画やドラマの中で、いろんな意味で心に響いた作品の中から、機会があれば読んだり観たりして欲しいことを基本的な基準にしています。
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