皆さんの便り≪2018年≫






  ★こんにちは、楠根万博会の有志の皆さん。如何お過ごしでしょうか。

   1995年(平成7年)の阪神淡路大震災以降、大阪は幸運にも大きな自然災害から遠ざかっていましたが、今年(平成30
   年・2018年)になっ、6月18日午前7時58分頃、大阪府北部地震を皮切りに、9月4日台風21号が非常に強い勢力を
   保持したまま四国に上陸し、さらに神戸に再上陸し、関空に酷い水害が出ました。

   9月30日には、台風24号が午後8時頃に非常に強い勢力を維持して、和歌山県田辺市付近に上陸し、その後、近畿
   から東北を縦断し、北海道東部の沖合へと進み、やがて温帯低気圧に変わりました。平成最後の今年の大阪は、天災
   が続き、自然への畏敬の念を忘れてはいけないと、諭された思いです。

   11月になっても、20度を超える暖かな日が続きましたが、朝夕は冷え紅葉の便りを聞くようになりました。そんな11月11
   日(日)柳内君の企画案内の『大阪から京都へ、そして・・・』ハイキングシリーズの第二回・『京阪・枚方公園から八幡市
   まで』のコース、淀川河川敷きを約20Kmを歩きました。参加者は、柳内君、垣内さん、田畑さん、藤田清君、渡邊君、池
   上君、東堤君、阪本君と福井の九名です。

   京阪京橋駅を9時30分集合、枚方公園駅下車しました。大坂伏見を結ぶ三十石船に乗降する人々の船宿『鍵屋』を見
   学しました。江戸時代の生活用品がいくつも並べら、時代劇のセットではない、本物が持っている匂いを感じました。

   淀川河川敷きに出て、京都に向かって出発です。河川敷きは広く、さまざまなスポーツをする人々を多く見かけました。
   河川敷きの道は、アスファルトで舗装され、スポーツ用?の自転車が、ハイスピードで次々に私たちの横をすり抜けてゆ
   きます。

   台風によって倒れた木が幾つもあり、風のエネルギーの激しさを感じました。ところどころにコスモスやキリン草を始め西
   洋朝顔が咲き、季節はずれの蝶々も見かけました。吾々のように、のんびりハイキングしている人々には出逢いませんで
   したが、根気よく渡り鳥の撮影を狙っているアマチヤカメラマンの一団が、おしゃべりしながら秋の一日を楽しんでいまし   た。

   天候に恵まれ、暑くなく寒くなく、時より吹く風は、とても心地良く、最高のハイキング日和で、皆さんの日頃の精進のお
   陰に違いありません。山道は常時足元に神経を走らせ、高低差による体力の消耗が著しいが、この河川敷の道は、よそ
   見をしても踏み外すことがなく、まったく高低差がないので長距離でも体力維持が期待できます。ひとつ問題を上げるな
   らば、地面が土ではなくアスファルトのために、腰や膝(ひざ)に負担が大きいことがちょっと残念です。

   ハイキングの楽しみの一つは、いつもと違った景色、音、空気の中で、気持ちがリフレッシュするだけでなく、歩きながら
   気兼ねなく話すことだと思います。運動は、人を前向きな思考にさせるように感じます。だから、ちょっと暗い話題であっ
   ても、落ち込むことなく、違った視点から自分を眺めているような一面があるように感じます。

   対岸にサントリー山崎蒸溜所の建物が見え始めた頃、昼食タイムを望む声が上がりましたが、もう少し頑張って桂川、宇
   治川、木津川の三川が合流する中洲の公園まで歩きました。そこは、数え切れないほどのソメイヨシノの紅葉トンネルに
   なっており、ベンチに腰掛けてお弁当を広げました。ちょっと歩き疲れた身体に、郊外で食べるお弁当の何と美味いこと
   か。足腰の疲れも癒(いや)され、口数もちょっと増えました。

   そこから目と鼻の先にある『さくらであい館』に行き、エレベーターで展望台に上がり、360度の展望を楽しみました。眼
   下に三本の川が見下ろせ、少し離れてサントリー山崎蒸溜所も見通せました。その辺りが、436年前に羽柴秀吉と明智
   光秀の山崎の合戦が起こった現場なのだなぁーと、ふと頭をかすめました。

   京阪『八幡市駅』まで歩き、バスで通称・『流れ橋』(上津屋橋)に行きました。木津川の自然にとけ込み、時代劇などで
   頻繁に使われる橋です。案内板によると、日本最長級の木造の橋で、全長356.5m、幅3.3mとのことです。付近は茶畑
   でのどかな風景でした。もう少し水量があればと思いました。バスで京阪『八幡市駅』まで戻り、帰路につきました。私にと
   っては、久しぶりのハイキングで、ちょっと草臥(くたび)れました。体力の衰えを感じないではいられません。皆さんのお
   陰で、楽しいひとときになり、とても幸せな一日でした。ありがとうございました。

   2018/11/14 福井正敏


   ◆今日のハイキングは晴天下で楽しく過ごせて、ありがとうございました。参加者の皆様お疲れ様でした!流れ橋まで行
   けて良かったと思います。来年も引き続き!シリーズでハイキングを企画させて下さい。少し距離を短くし休憩をとるように
   します。また、来年行きましょう。宜しくお願いします。 柳内正明


   ◆こんばんは、阪本です。今日は、お世話になりました。今から、風呂で足腰のケアーをして明日に備えたいと思いま
   す。ちなみにスマホの万歩計は過去最高の31.506でした。阪本啓三





  ★楠根万博会の皆さん、こんにちは。如何お過ごしでしょうか。梅雨の季節になりましたね。柳内君企画ご案内による
  ハイキング、シリーズ『大阪から京都へ、そして・・・』の第一回『桜の宮から枚方まで』が、雨天により、5月13日から6
  月3日に変更になり、快晴に恵まれ行われました。福井は当日先約があり参加できず、とても残念でした。

  以下、柳内君のご報告です。参加者は、垣内さん 川畑さん藤田清君 山本君 渡邉君 柳内の6人です。桜ノ宮から枚
  方市駅まで 34400歩 25キロ歩きました。毛馬の閘門(こうもん)で少し休憩し、舟の航行を見ていました。毛馬の閘門
  は、大川と淀川の水位をゲート水門2つで調整し、舟を淀川と大川に入れています。スエズ運河と同じ構造です。また
  大雨の浸水対策に多くのポンプが設備されてました。昼食は守口の八雲付近でお弁当を食べました。山本君は途中
  の鳥飼大橋でリタイヤされました。後は、頑張って歩きました。赤川の鉄橋や工大のワンドや寝屋川水産センターや
  豊里大橋の平田の渡し跡が有りました。淀川河川敷公園は、アウトドアを楽しむ家族で賑わっていました。秋に第二回
  目をしますので、宜しくお願いします。ありがとうございました。2018/6/3 柳内正明






  ★こんにちは、楠根万博会の有志の皆さん。如何お過ごしでしょうか。今年(2018年:平成30年)は、例年になく桜の
  開花が早く、入学式の頃には葉桜になりました。朝夕はまだ涼しいですが、昼間は汗ばむ日もある今日この頃です。
  さて、4月22日(日)、今井君の企画案内で、大神神社(おおみわじんじゃ)の御神体である『三輪山』の入山登拝と、
  『山の辺の道』ハイキングに行きました。参加者は九名で今井君、池上君、岩井君、貴嶋君、藤田清君、渡邊君、川畑
  さん、田畑さん、福井です。

  『山の辺の道』ハイキングは平成24年4月8日以来、二回目です。前回は桜井から天理まで16Kmを歩きましたが、今
  回は大神神社(おおみわじんじゃと読みます。いわゆる三輪明神のことです)の御神体・標高467m『三輪山』の入山
  登拝をメインに、参加者の疲れ具合から、桜井から巻向までの行程になりました。

  JR京橋駅にAM8:30に集合し、約一時間で桜井駅を下車しました。さわやかな青空の下、20分ほど歩くと、大和川の
  支流・泊瀬川畔になり、なだらかな緑の稜線の三輪山が前方に見通せました。この泊瀬川畔一帯は、日本最古の交
  易の市・海柘榴市の史跡がありました。『仏教伝来之地碑』の石碑があり、説明の掲示板によると、552年第29代・欽
  明天皇に、百済・聖明王から仏像や経論を献上されたことが、日本書紀の記述にあるようです。いわゆる仏教の公伝
  です。

  さらに足を進めると、躑躅(つつじ)に囲まれた朱色の二重塔や鐘楼堂を境内に配置された平等寺がありました。聖徳
  太子創建と伝わる古刹で、かつては大神神社の神宮寺として栄えたようです。しかし明治維新、廃仏毀釈によって全
  廃しましたが、信仰者によってよみがえり、今は立派な寺院だと私は感じました。

  そこから目と鼻の距離に、樹木に包まれた大神神社がありました。観光客は多数見かけましたが、とても落ち着いた
  雰囲気で、日本最古の神社のひとつであることを納得させられます。大神神社の御神体である三輪山への入山登拝
  は、狭井神社(さいじんじゃ)で受付が行われていました。入山登拝受付時間は午前9時から午後2時まで、下山報告
  は午後4時迄です。代表者の住所・氏名・緊急連絡先(携帯電話の番号)を記入し、登拝料300円を納め、首に掛ける
  白いたすきと、竹の杖(つえ)をお借りし、自らお祓いをします。入山登拝の注意事項として@水分補給以外の飲食の
  禁止 A火気の使用禁止 Bカメラ等での撮影禁止の3点です。登拝はあくまでも「お参り」であり、観光や登山・ハイ
  キングではなく、神をうやまいつつしむ敬虔(けいけん)な心で、入山すると云うことです。

  私たちは11時に登拝を始めました。最初は緩やかな勾配でしたが、やがて厳しい勾配が頂上まで、途切れることなく
  続きました。森林のため太陽の光は、木漏れ日程度で、時折吹く風がとても心地良かったです。裸足で白装束の入山
  者をときどき見かけました。信仰心の強さが窺(うかが)えます。丁度一時間で頂上に到着しました。山頂に着くと達成
  感に満たされ嬉しい気分ですが、今回の三輪山はちょっと違っていました。30名以上の裸足の白装束の人々が、きち
  んと並んで手を合わせ、静かに神と交信をされているような姿に出くわしました。今まで経験したことのいない山頂の雰
  囲気に、あらためて御神体の山であることを認識させられました。

  下山すると、白いたすきと竹の杖を返却し、大和三山(耳成山、香具山、畝傍山)を見通せる展望台の近くで、お弁当を
  広げ昼食と休憩タイムをとりました。青空の下で食べるお弁当は、不思議なほど美味しいものです。
  山の辺の道は、観光客は少なく、とてものどかで、新芽新緑が日に日に濃くなり、躑躅(つつじ)や藤の花が咲き、さわ
  やかな風光る春を実感しました。玄賓庵(げんびんあん)を過ぎ、桧原神社に着きました。桧原神社は、拝殿がなく、珍
  しい三ツ鳥居(みつとりい)が山を背にして建っているだけです。祭神は天照大神で、この地を元伊勢とも呼ばれていま
  す。ここで最後の一息入れ、JR巻向駅に向かって、ラストスパートしました。JR巻向駅は、桜井から天理までの単線の
  無人駅で、のどかな雰囲気でした。天理から大和路線で久宝寺を経由して東線で放出に出て解散しました。天候に恵
  まれ、今井君を始め、皆さんのお陰で楽しいハイキングになりました。歩きながら、皆さんの経験や知識、日常の気付
  きなど、さまざまな話題が飛び出し、気兼ねなく話せる人々が居ることは、とても幸せなことだと感じます。また、機会を
  作って、ハイキングに行きましょう。

  帰宅して私たちが歩いた道を地図でたどってみると、いたるところに古墳が点在していることに驚きました。ちょっと調
  べてみたのですが、日本列島には古墳が約15万基あるようです。『皇室典範』によると、天皇・皇后・皇太后・太皇太
  后を葬るところを『陵』といい、その他の皇族の墓所を『墓』と定めて、宮内庁が管理し、『陵墓要覧』によると、天皇陵は
  111、ほか74陵で、墓は551のようです。陵墓と陵墓参考地の総数は約900になり、総て宮内庁の管理下にあり、基
  本的に研究者の立ち入りも不可能なのです。第9代・開化天皇から第40代・天武天皇の31代の陵のうち、ほぼ確実な
  のは2陵だけで、あの第15代・応神天皇、第16代・仁徳天皇も学問的には不確実のようです。古事記や日本書紀の
  記述を検証してゆくと、応神天皇は111歳、仁徳天皇は143歳になるようです。それを考えると、誰の御陵であるか不
  可実なことはうなづけます。また、巻向古墳や箸墓古墳が卑弥呼の墓ではないかと云われていますが、古事記や日本
  書紀には邪馬台国や卑弥呼の名前も該当する国や人物の記述がありません。総て夢とロマンの神話の世界なのかも
  しれません。
  今回のコースの詳しい行程と、各地点の風景などは、今井君がHP「ヤマレコ」に『三輪山(同窓会ハイキングは神宿る
  山を登る!)』と題して載せておられますので、ぜひご覧ください。アドレスは、以下の通りです。
  https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1435475.html



  ★福井君こんにちは。いつもお世話になります。今日は守口の自宅より自転車で門真の
  水郷、砂子水路と大東市御領の水郷に行って来ました。既にサクラは満開で、 少し葉桜
  になっていました。4月1日から砂子水路と御領水路公園に田舟が出ます。砂子水路と
  御領水路は、約500メートルの水路を、田舟で往復し、サクラを楽しめます。大阪で唯一
  の水郷です。料金も格安です。2018/3/27  柳内

  ◆こんにちは、柳内君。返信が遅くなって申し訳ありません。写真とメールありがとうござ
  います。地域のいろんな名所や観光地をご存知なのですね。大阪に水郷があるとは知り
  ませんでした。しかも、我々が暮らしている河内にあるなんて、知らないことが多く、ちょっ
  と恥ずかしいです。休日に限らず、日々いろいろと雑用に追われ、ゆっくり音楽を聴いた
  り、読書に勤(いそ)しむような、ゆったりしたまとまった時間が取れず残念で、柳内君が
  羨ましい限りです。私は貧乏暇なし状態が一生続く気がしますが、それも人生です。細切
  れの時間を有効活用しながら、これからも、柳内君を始め、皆さんと残りの人生を楽しん
             でゆきたいと思います。宜しくお願いします。2018/3/31 福井正敏


  
  ★福井君こんにちは。お世話になっております。お元気でしょうか。今日は穏やかな日和ですね。お昼過ぎ
  から鶴見緑地の河津桜を見に行って来ました。既に満開の状態で、辺りは多くのカメラマンや絵描きさんと
  お花見の人々で賑わっていました。河津桜の花の蜜を吸いにメジロが寄って行きます。御時間が有れば行
  ってみて下さい。鶴見緑地は四季折々の草花が咲きます。明日は、京都の淀駅の近くに淀水路公園が有
  り、河津桜が200本植えられ、菜の花とマッチして美しい情景です。2018/3/12 柳内正明

  ★福井君こんにちは。度々申し訳ありません。今日も河津桜を求めてやって来ました。京阪淀駅から大阪
  方面に向い約10分ほど歩くと淀水路公園が有ります。河津桜は約278本植樹されていました。辺は同年代
  のハイカーやカメラマンとお花見の人々で賑わっていました。今日は人が多いのでメジロは来ませんでし
  た。河津桜は、まだまだ楽しめますので、是非一度行ってみて下さい。来年の春に河津桜と伏見の酒倉と
  寺田屋、坂本龍馬巡りをしたいと思います。お弁当もたべれます。但し、日曜日は人が一杯かも?わかりま
  せん。2018/3/13 柳内正明  (注)写真の左右は鶴見緑地、中は淀水路公園の河津桜です。

  ★福井君こんにちは。また!メールします。度々申し訳ありません。今日は朝一に鶴見緑地花の谷に有る
  枝垂れ桜を見に来ました。既に? 七分咲きでした。園内は、雪柳や桃の花が咲いています。ソメイヨシノも
  近々開花すると思います。2018/0317 柳内


  ▼こんばんは、柳内君。桜の写真添付のメールありがとうございます。鶴見緑地の河津桜の満開情報、あ
  りがとうございます。鶴見緑地は毎週のように頻繁に行った時期がありましたが、木々や花の手入れや管
  理が、以前ほど行き届いていないような印象を持ってからは、あまり行かなくなりました。それでも、自転車
  で30分程度の距離に憩いの場があることは、私たちにとって幸せなことだと思っています。京阪『淀駅』近
  くに「淀水路公園」が有ることも、ピンクの河津桜と黄色の菜の花で、美しい風景が楽しめるとは知りません
  でした。もう30年以上昔ですが、星田で、白色の雪柳と、黄色の連翹(れんぎょう)と、ピンクのソメイヨシノ
  に感激したことがありました。花は心がなごみますね。また何か情報があれば、教えて下さいね。
  2018/3/12 福井正敏

  ▼柳内君、こんにちは。桜の写真ありがとうございます。精力的に、あちらこちらと春を満喫されているご様
  子、なによりです。吾が家の、本当に猫の額ほどの庭の稲田桃が3日前の14日に開花しました。翌日には
  椿も咲き始め、紫陽花の若葉の芽が次々と出て、ちょっと嬉しいです。3月は別れの月で、個人的にはあま
  り好きではないのですが、公園などで、いろんな花が咲き始め、気候が暖かく明るくなり、気持ちが晴れます
  ね。また、よろしくお願いします。2018/3/17 福井正敏



  
  ★あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いします。
  元旦も朝のウォーキングに行きました。7時20分過ぎに、生駒山から初日の出を拝みました。毎年、元旦    は第二寝屋川に架かる「新金吾郎橋」からご来光を見ています。知る人は知るちょっと穴場で、20名ほどの
  人が集まっていました。今年も天候に恵まれ、素晴らしい眺めの初日の出でした。今年も皆でハイキングや
  食事会など、いっぱい歩いて、いっぱいおしゃべりをして、互いに元気をわかちあいましょう。皆さんにとっ
  て、良き一年になりますように祈っています。  2018/1/1 福井正敏