3日に一度でいいからつれづれに、日記を書いてみようと思った。
3日坊主でもいいから
つれづれに、日記を書こうと思った。
3行でいいからつれづれに、日記を書いてみようと思った。
フェルナンデス
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7/23
昨日の王位戦第3局は藤井2冠が勝って
通算2勝1敗となった。
1日目を終えて豊島竜王の封じ手は
5四銀であればAIの評価値は
豊島有利のままであったが
封じ手は駒台の銀を使う
5四銀打ちであったために
瞬く間に50対50のイーブンに戻った。
ただしその後も双方が指すたびに
指したほうの評価が下がる
不思議なシーソー状態になった。
その後に藤井2冠が良くなったまま
見事な挟撃体制を築き勝利したのであった。
しかしその中で豊島竜王にも5八銀という
AI が推奨する手があって
それを指せば豊島竜王が
大いに有利になるはずであった。
その手は前回で書いたそっぽの手ではなく
素人目にも指せそうな手であった。
しかし人間の豊島竜王には指せなかった。
それゆえに局後に代表記者が豊島竜王に
「5八銀はどうでしたか」と質問しても
豊島竜王は考えませんでしたと答えて
「その手が良い手でしたか?」と反問した。
これは大変礼を欠いた質問であった。
自分で発見した手ならまだしも
AIが示した最善手など
素人がさも分かったように口にすることは
良くないことである。
対戦中ずっと評価値は出ており
50対50から始まるが
微妙に片方がよくなったり悪くなったりする。
一見その局面がそうであるかのように
思いがちだがそうではないのだ。
その局面から数手先あるいは数十手先に
現れる人間には難解な手を含めての
現在評価なのである。
素人の私たちはそれを見誤ってはいけない。
普通の棋士ならすぐ指しそうな場面で
しかも結果的に普通の手を指した場面でも
藤井2冠は長考をする。
その先に現れる最善手を探しているのである。
AI は初手から詰みまで計算している。
詰将棋選手権王者である藤井2冠もまた
その道の世界王者なのである。
それゆえにしばしばAI 越えと言われるような
絶妙手を指すのである。
AIの評価値を我々は参考にしても
一向にかまわないが
その意味するところを勘違いしないように
しないと
前出の記者の様な失礼な物言いになる。
王位戦は来月半ばまでお休みで
次の日曜日から今度は藤井2冠が
豊島叡王及び竜王に挑戦する叡王戦が始まる。
これは今年度からは
1日指しきりの持ち時間4時間の
5番勝負になったのでまた違ったふたりが
見られるので大いに楽しみである。
8冠ある大棋戦のうち
名人戦と王座戦を除いて
藤井さんが持つ棋聖と王位のほか
叡王戦は挑戦が始まり
竜王戦は矢代7段と永瀬王座を破れば挑戦
王将戦はあとふたり倒せばリーグ入りで
棋王戦は決勝トーナメントにあり
相当高い確率ですべてうまくいけば
6冠も夢ではない。
従って静かに藤井2冠を応援したいのである。
7/16
もはや東京五輪の意義などどうでもよいが
酷暑の真夏のしかも変な日本時間に
開催される各競技は
IOCが米国NBCからの
高額な放映権料獲得のための産物でしかない。
そしてバッハが取ってつけたように
急に平和主義者を標榜して
副官は長崎にそして本人は広島に行くという。
今日がその日らしいが
このバッハが核兵器に反対し
核による軍拡を憂いて
核保有国に対して断固たる廃棄を
訴えたことなどないだろう。
普通に暮らす市民のいる場所(軍事基地でない)に
瞬時に幾万もの人が死ぬであろう
原子爆弾を落とした米国を憎み
命令したトルーマンを非難している人ではない。
このコロナ禍で金儲けのために
五輪を開くことの免罪符のように
急な平和主義者を演じるに過ぎない。
こんな輩を広島や長崎の知事たちが
県民の民意を無視して大歓迎とは
これがまたびっくりで大顰蹙ものである。
どうしてこうも日本の馬鹿為政者たちは
半数以上の国民が反対する五輪を強行し
半数以上の県民が反対するバッハ来県を
歓迎するのだろうか。
五輪はするのに飲食店は閉店させて
開店せずには生き残れない飲食店を
無理無理取り締まるために
法的根拠を明示することもできず
売り上げが落ちて疲弊する酒卸店に
取引止めろと言い
関係の金融機関から飲食店に圧力を
かけるように画策して
非難を浴びて撤回したものの
官僚からの馬鹿提言で政府内で
了承したはずなのに
まるで西村ひとりの独断専行のように
結論付けようと知らんぷりの
政府と与党であった。
国民や県民また市民と離反しながら
自分たちの思い込みに突進しながら
無反省ばかりか責任さえ取りきらない
今日の為政者たちにはあきれるばかりだ。
百万回唱えても虚しいばかりだが
馬鹿な国民は馬鹿な政府しか持てない。
7/15
昨日の王位戦第2局2日目の結果は
藤井王位の大逆転勝ちだった。
昨日も書いたが1局目も同じく
序盤戦でもうすでに豊島優位にあって
そのあとずっと少しずつ優位を拡大されていく
まるでいつもの藤井王位のようである。
現代将棋の生中継ではAIの評価値が
ずっと表示されており
見る将には大変便利だが
それがまた素人がまるで自分では
判断が付かないにもかかわらず
数値というものによって
形勢が分かったような気にさせてくれるので
困ったものでもあるのだが
時に計算高いAIのみが知りえるもので
人間には到底
名人上手でさえ指せない手を
推奨してくることが時々ある。
昨日もやはりそういう場面があり
AIが言う藤井30%豊島70%の局面で
AIは豊島の最善手を9一角成としたが
人間の豊島にはそんな手は指せない。
豊島は普通に4四歩と指した。
その瞬間評価値は藤井有利豊島不利に
変わってしまった。
先日のベスト4に残った竜王挑戦権争いでは
山崎8段と50対50の終盤戦で
山崎8段の最善手を8五桂としその手で
がぜん山崎有利になるという場面で
やはり人間には指せない手であって
違う手を指した山崎8段は
不利になりAIみたいに最終盤に強い
藤井2冠は長手数の即詰めに追い込んで
間違うことはなかった。
それと同じく豊島竜王にもその難解な手は
再び数手先でも出現するが
人間には到底指せるわけもなく
やはり藤井王位が長手数の即詰に追い込んだ。
小学校6年生から5連覇中(1回休みあり)の
全日本詰将棋選手権者ならではの
藤井2冠の終盤力の凄さゆえの賜物である。
叡王戦5局と次回王位戦第3局に向けて
またひょっとすれば豊島竜王への
挑戦権も取ればそこで7局あるので
ぜひとも序盤研究で
さらなる高みを目指して
ラスボス豊島の呪縛を解いて欲しい。
それを期待させる昨日の勝利であった。
そして驚くべきことが1つあった。
最終盤で豊島陣営にある藤井王位の駒が
2つ 5九龍と3九銀が
斜めに歪んでいるのである。
プロになるような棋士は幼い頃から駒は
升目の中央にまっすぐ置くことを
教えられてそれを実践している。
藤井2冠も然りいつもはきっちり置いている。
それが歪んだ2つの駒を見てびっくりしたのだ。
こんなことは初めてだから。
8時間の持ち時間でふたりで16時間。
そのほとんどをずっと苦しんでいた
藤井2冠が終盤でやっと即詰みを見つけて
ほっとして楽になったために
歪んだ駒を直せなかったようだ。
如何にその苦痛が長くて
それから解放された時の緊張からの緩和。
藤井2冠の人間らしい1面を
この駒の置き方で知ることが出来た。
7/14
権威機関の発表はまだ無いものの
今日の天気図からは梅雨前線が消えて
昨日の四国中国に続いて
近畿も梅雨は明けたと思う。
この澄んで涼やかな早朝の空気感も
それを裏付けている。
相当投打ともに調子の落ちた阪神も
昨日巨人も負けたおかげで
きょう前期最終線に負けても
辛うじて今夜巨人がどうであれ
前半戦リーグ1位で通過することが決まった。
いわば前期優勝で誠にめでたい。
この1ヶ月の休養期間に
疲れを癒し調子を取り戻してほしいものだ。
それにしても昨日の王位戦1日目の
藤井2冠は絶不調である。
第1局で豊島竜王に完膚なきまでに
攻め潰されたのは記憶に新しいが
今回の第2局までの短期間に
渡辺名人を退けた棋聖戦第3局も
久保九段とのB1組の順位戦も
ベスト4進出の竜王挑戦トーナメントも
その強さが圧巻だっただけに
大いに期待した2戦目だったが
期待がすぼんでいく昨日の序盤戦であった。
なぜ豊島にだけ弱いのか。
ずっと考えてみる。
それにしても昨日の北海道での戦いでは
昼食メニューもおやつも
藤井2冠と豊島竜王とも同じメニューであった。
嗜好が似ていて将棋の思考まで似ているのか
別の言い方をすれば読みが合うというのか
ゆえに藤井独特のはずの読みが
経験豊富な豊島竜王に看破されてしまうのか。
得意の中終盤ではとにかく差がついてしまって
しばしばある力業の逆転もままならず
序盤の構想時点で
はっきり差が付いてしまうように思われる。
あるいは序盤研究では
豊島竜王にはっきり劣っているのだろうか。
結果はともかくこの二人は王位戦と叡王戦で
沢山戦うので藤井将棋がさらなる高みに
上り詰めることを期待するばかりである。
あとふたり倒せば竜王位にも挑戦出来て
難敵の豊島竜王にまた将棋を教えてもらえる。
やはり藤井2冠がさらに強くなるためには
これを乗り越えるほかないのであるから
応援するほうもそこをしっかり見据えて
1つの勝敗にばかり目を奪われず
真の応援者真の見る将になろうと思う。
ワクチンを2回打ったことに力を得て
腰痛持ちでもある家内は昨日早朝に
四日市の3男のところへ
事前に食料や夏物の衣類は宅急便で送ったが
何が詰まっているのか
両手に2つのバックをもって
出かけて行った。
衣類整理や洗濯に大掃除など
大忙しだったろうが
いつもよりは早めに帰ってきたが
お客がいたので休むことなくすぐ店に出てきた。
しんどくてもやはり末っ子の
30歳は過ぎてはいても可愛いのだろう。
新幹線を使ってのせわしない
ピストン訪問であった。
五輪は中止や延長は検討されず
東京への緊急事態宣言発令で
都と周辺3県の無観客興業が決まった。
残る5県のうち北海道と福島県が
無観客を決めて茨城県は児童生徒のみで
自転車の静岡県とサッカーの宮城県が
有観客で開催という強気である。
宮城では仙台市長と医療関係機関が
無観客を訴えたが知事は知らん顔で
無視である。
静岡では安心安全が担保されると強気だが
既に五輪関係者に複数の陽性者が出ており
いい加減なことで合言葉のみが虚しい。
この2県には首都圏からは勿論
全国から多数の人流が見込まれて
交通飲食宿泊などの沢山の場面で
コロナ感染拡大の機会が増大する。
強気の2知事だが万一感染者が増えた時
どんな言い訳をするのか
今から考えさせられる。
他方自民党政府は公明党とともに
ワクチン接種の拡大と五輪の成功で
秋の総選挙は乗り越えられると踏んでいたが
97%無観客五輪が
どうなるかはまだわからないが
ワクチンのほうが危ういことになっている。
大規模接種会場で使う
モデルナが想定通り来ないことは
はっきりしたが
ファイザー製は
既に9千万回分が配布されていて
接種報告が5千万回分だけという
不思議なミステリーに陥っている。
4千万回分はどこに行ったのか
政府も地方自治体も分からないのである。
しかし各地ではワクチンが足らず
高齢者でも1回だけで2回目はいつになるか
まだわからないという人がたくさん出てきて
1回目もキャンセルさせられる人が
続出である。
高齢者分も打ち終わらぬうちに
職域接種に突入しておきながら
ワクチン不足の露呈とは
このええ加減さには今更ながらというも
今もってこの体たらくは
計画性のなさや実態把握の下手さなど
驚きを通り越してあきれ果てるばかりだ。
流行地への優先配分など
「田舎を無視するのか!」などは無視して
為政者としてすべきことがあるのに
90%を比例配分後の10%はわんこそば式って
逆に言われるがまま
1日100万回分などと接種スピードばかりに
気を取られて
精査もなくじゃんじゃん配って
今日のワクチン不足を招いたのである。
政府の馬鹿無策ぶりは目に余るが
政府は2流でも官僚は1流と言われた時代が
懐かしい。
今や官僚は馬鹿の集まりでしかない。
国民のためでなく
政治家のために忖度業務を遂行して
大事な書類を隠蔽したり改ざんしたり
自ら作った給付制度を悪用して
税金を搾取したり
役所一丸で時短営業中の飲食店を
深夜まで使いまわし挙句に感染。
責任者出てこい!!!
とばかりに言いたくなってしまう。
直近の世論調査で不支持が53%。
支持が37%と出たが
そんなに支持があるなんて
鉄板とはいえびっくりポンである。
いかほどの利益が
それらの人々に
自公から提供されているのだろうか?
7/4
金曜日に診察があり
心電図や胸部X線撮影や
四肢に血圧計を付ける検査など
いつもの尿や血液以外の検査があった。
したくもない検査だが
病院とのお付き合いなので
仕方なく付き合った。
勿論お金もいるが病院との交際費の
範囲と考えると仕方がない。
余分な検査で何もないと言われても
別にうれしくもない。
予約が当日取れなくて
次の水曜日には頸動脈の
エコー検査も残っている。
動脈に付着している油分などを調べるのだ。
ただではないし時間もかかるが
交際範囲と考えて我慢である。
ところで血液検査では
直前に1万歩歩いて大汗をかいたせいで
水分不足は否めなくて
糖や血圧関係は成績が良かったが
腎臓系や尿酸値が成績悪かった。
「腎臓内科も受診してもらおうかな」と
医師が言うので以前の経験から
「薬も出ず塩分減らせと言われるだけなので」
受診したくない旨のことを言ったら
「考えます」とだけ言われた。
次回の検査前には大汗をかく激しい暑い中の
散歩はやめなければならない。
薬を飲んでいるのに尿酸値が上がるなんて
この運動のはっきりした結果であるもの。
病院通いも結構気を遣う仕事ではある。
次回9月の診察日前のカレンダーには
激しい大汗ををかくような運動は避けて
塩分を減らした食事とたっぷりの水分補給を
することと書いておいた。
糖関係と血圧関係は多少犠牲にしても
悪い数字を減らすための方策である。
こちらの医師は1回から2回だけ
専門医師に診てもらおうとの考えだが
受け取った専門医師は
患者を絶対離さないのである。
それに巻き込まれたら
患者として追い込まれて
検査回数が増えてお説教されて
暗い気持ちにさせられて
つまらない人生に追い込まれていくのである。
それを未然に防ぐための方策である。
藤井聡太さんが棋聖をストレート勝ちで
防衛した。
渡辺名人に付け入るスキを
全く与えなかったのである。
他方豊島竜王には王位戦で完敗。
対戦成績を1勝7敗としてしまった。
ぜひとも巻き返しをしてほしいが
普段の実力が出せるように
何かわからぬものながら
吹っ切ってほしいものである。
今週はB1級の順位戦を久保9段と
土曜日には竜王戦決勝トーナメントを
山崎8段と戦わねばならない。
どちらも大切な将棋なので
頑張って貰いたい。
そしてまた来週には豊島竜王との
王位防衛第2戦が待っている。
大忙しだが健闘を祈るばかりだ。
五輪のために入国する選手団に
ぽつりぽつり
コロナ陽性者が出ている。
検疫での2週間隔離を五輪では
免除するために防疫という意味では
頼りないことになっている。
色々な変異株の祭典という意味で
まさに記念すべき世紀の祭典である。
IOCと米国TVの金儲けのために
日本国民は危険にさらされるのである。
7/1
今日から7月。
コロナに振り回されながら
今年も半分過ぎてしまった。
ワクチンを2回打った残り半年は
少しは前向きなものになるだろうか。
多分6割を超える人々が
ワクチン接種を済まして
いわゆる集団免疫を獲得するまでは
何も変わらないだろう。
タイトル戦は番勝負なので
1度負けたくらいではどうと言うことはない。
とはいうものの昨日の王位戦第1局では
藤井聡太王位の負け方がひどすぎた。
いいところが全くなく負けたからだ。
それが相性からくるものなのか
何かのトラウマからくるものなのか
よくわからないので
余計に心配である。
1度きりの不調で終わらせて
互角の戦いをしてほしい。
そのうえでの勝敗は言うまい。
このあと豊島竜王とは
11番勝負が残されているので
平常の藤井聡太2冠がぜひ見たいものである。
2020年