3日に一度でいいからつれづれに、日記を書いてみようと思った。
3日坊主でもいいから
つれづれに、日記を書こうと思った。
3行でいいからつれづれに、日記を書いてみようと思った。
フェルナンデス
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6/23
木村王位への挑戦権をかけて
リーグ白組無敗優勝の藤井7段と
紅組無敗優勝の永瀬2冠が今日激突だ。
がっぷり四つで
目を離せない状態になっている。
土曜日に師匠を破って3組優勝した
藤井7段は竜王戦の
決勝トーナメント出場が決まったが
左の山には6人いるのだが
右の山には藤井7段を含めて5人いる。
藤井7段が割と勝っている棋士が多いので
右の山は登れそうである。
左の山はだれが出てくるのか
羽生9段かはたまた永瀬2冠だろうか。
竜王挑戦権獲得の天王山は
3連戦なのだが
ここには出られそうな予感がしている。
2ヶ月休んだ将棋界は今忙しい。
永瀬2冠を破って渡辺三冠の持つ
棋聖位に挑戦中の藤井7段は
王位 竜王 に挑戦権をかけて挑み
棋聖の渡辺3冠は豊島名人(竜王)に挑戦中で
この豊島2冠は永瀬叡王に挑戦中である。
挑戦者が決まれば
この後王位戦 竜王戦へと続くのである。
連戦でトップ棋士の体調や戦意など
心配な向きもあるが3組決勝戦後の
師匠の杉本8段の言によれば連戦の
「藤井君の体調なども心配していましたが
今日指してみて大変楽しそうに
考えたりしていましたので安心しました。」
とのこと。
見るほうは実に楽しいばかりだ。
6/22
昨日は家内が四日市にいる三男のところへ
朝早く出かけたものだから
昼飯問題を抱えながら
ひとりで昼前に散歩に出た。
帰りにスーパーによって
盛り合わせ握り寿司と
高島製の小鮎のあめだきに
数の子の酒カス和えを買った。
昼からビールをやっつけようとの算段だ。
旧二条を馬代まで歩いて来ると
長男夫婦が車から手を振っている。
父の日ということで
鰻1匹とひれステーキを持ってきてくれた
のだった。
私は汗びっしょりだったので浴室で
シャワーを浴びて戻ってくると
長男が私のパソコンにダゾーンを
セットしてくれていた。
これで思いっきりサッカーが
見られるというものだ。
重ねてうれしい限りだ。
家内の帰り時間がわからないので
いくら遅くても一緒に夕飯を食べるべく
待つことにした。
そこでたくさん収録してある番組から
アクション映画を選んで見ることにした。
これが実に面白い。
見るのはこれで2回目だが
爆発する火薬の量が絶大なのと
死者が惜しげもなく生産されるので
楽しくてならない大好きな映画である。
しかし時間が7時になって
アベマTVで団体戦ながら
藤井君が非公式戦に出るので
映画は途中にしてパソコンに向かった。
先週は広瀬軍に負けてしまったのだが
この日は先鋒の増田6段が2連勝
次鋒の永瀬二冠は2勝1敗
大将の藤井7段は羽生9段になんと
2連勝。
これで予選通過が決定した。
そのうち家内も帰ってきて
二人でビールを飲んでのち
ごはんたっぷりに鰻1匹を4つに切って
ぎっしり乗せて食べることにした。
家内は鰻は好きでないので1切れも
いらないと言った。
脂の乗りもちょうどで本当にうまい鰻だ。
それにしてもタレがうまい。
鰻なしでも茶碗3杯程行けそうだ。
アクション映画にアベマ将棋
うまい鰻に
盆と正月がいっぺんに来た感じだ。
6/17
今朝がたは結構涼しくてさわやかな風が
あった。
それでいつもの時間に散歩に出たが
木陰は気持ちよく歩けた。
京都府のここ1ヶ月のコロナ感染者は
ずっと一人きりだったが
一昨日あたり3人出た。
東京から移動の陽性者と会食したらしい。
今や北九州市の福岡 札幌中心の北海道
東京 神奈川 埼玉 千葉の関東4都県
この合計6都道県以外はほぼ終息状態で
県をまたぐ不要不急の移動もOKだが
これら6都道県は移動はおろか
非常事態宣言を継続すべきところだ。
今まさに抑え込む必要を感じる。
自衛手段としてはこれらの地域からの
移動者とは注意して接触しなければならない。
逆に京の町で散歩ですれ違う人々に
密に無らない屋外でもまだ
きっちりマスクしている人が多い。
暑くなって
マスクの弊害のほうが多いと思うのだが
まじめな人が日本人には多い。
自分もずっと屋外ではノーマスクだが
自宅外の屋内に入るときのみマスクを着けている。
それだからだろうか道ですれ違う
マスクの女性が美人に見えて仕方がない。
夏のボディコンシャスな服に
手入れされた髪とバッチリの目の化粧。
たとえ団子鼻やぺちゃんこ鼻に
鼻の下がすごーく長かったり
口が裂けるように大きくても
マスクで隠されているのだもの。
ウイルスのためでなくひょっとして
美容のためのマスクかしら。
そんことを思いながら仁和寺から
帰るとジャパネットから髭剃りが届いていた。
先に買ったエアコンの価格から10%の
ポイントを貰ったので
少しお金を足して1万円ちょっとの
サービス品を注文していたのである。
早速頭の丸刈りをしたが驚いたのは
そのモーターの馬力の強さである。
ただすごすぎて剃刀の刃で
剃った毛を弾き飛ばすのが難点だ。
家内も参加して旧来の奴と2台で
仕上げた。
アイスランドの推理作家のアーナルデユルの
湿地 緑衣の女 厳寒の町と3冊読んで
あまりに面白くてさらに 湖の男 声と
2冊図書館に予約しておいたら
「仮名手本殺人事件」稲葉白菟(いなばはくと)
とともに取り置きOKのメールが来た。
この小説のアイスランド人の
名前が実に発音しにくい。
この名前はこの国の由来でもあるのだが
最初の入植者がアイルランド人で
言語は北ゲイル語圏での古語が
そのまま今日にも引き継がれている。
そして姓という観念がスコットランドにも
みられるようにないのである。
したがって名前が決まれば
誰の息子か(ソン)娘(ドウター)とつける。
父が多いが母の名前にそれぞれ
つけることもある。
私なら直幸・喜一ソン 姉なら
祥子・喜一ドウターとなり
何らかの理由で父でなく母方の名を貰い
直幸・正乃ソンあるいは祥子・正乃ドウター
となることもある。
そして本人及び父の名前も同じ場合は
祖父の名も続ける。
直幸・喜一ソン・弥三郎ソンとなる。
スコットランド地方では
息子がmac 孫がo' となるのと同じことだ。
図書館からの借り物はすべて読み終えて
すぐ借りに行くべきところを
予約本が幾冊か
取り置きしてもらえたタイミングで
借りに行こうと思い
読み終えた文庫本(おそらく1000冊は
優に超える)の中から引っ張り出してきたのが
10冊あまり。
中でも北村薫の夜の蝉 秋の花
六の宮の姫君 の3冊がまた面白く読めた
本は読み返せば
必ず新しい発見があるものである。
図書館からの通知を受けてバイクに乗って
図書館に行き書架から3冊予約本を3冊
計6冊を借りてきた。
いつものことながら
新しく読む本はやっぱり
胸がわくわくドキドキ
何が書いてあるのか楽しみで
好奇心が膨らみ
知の豊かさを満喫させてくれる。
ただしそれは読み始めるまでであって
駄文に出会えば
シュルシュルとしぼむ風船のようでもある。
6/13
緊急事態宣言は必要なかったのでは
という議論が専門家から出てきた。
「えっ」えっ」
というあちこちの首長の声が聞こえてくる。
その是非はずっと後から考察されようが
それが解除されて
溜まった将棋が一斉に指されている。
藤井7段など2日 4日 8日 10日 今日と
過密日程の中差しまくっている。
きょう勝てば20日に師匠と23日に
王位戦紅白優勝者対決挑戦者決定戦
25日にはB1級の順位戦と
まだまだ続く。
大変なことだが
同じように過密日程の人はいるので
何とか頑張ってもらいたいものである。
6/8
今日から待望の藤井7段の
棋聖位挑戦が始まった。
先手を引いた藤井7段は格調高く
矢倉戦に導いたが
渡辺明3冠も堂々と受けてたった。
フルで戦えば5番も熱戦が見られそうで
嬉しくて仕方がない。
この1つ前の挑戦権獲得の決勝戦では
「軍曹」の異名を持つ永瀬2冠との
激戦があった。
序中盤とずっと永瀬2冠の攻勢が続き
素人目には藤井危うしに思えたが
AIの形勢判断では微妙に
均衡を保っていたのが驚きで
藤井7段の差し回しは絶妙なもの
だったのだろう。
終盤藤井7段に誰もが気付かぬ
妙手の3六銀が出て
永瀬2冠は長考に沈み
その結果6九玉の大悪手を差してしまう。
AIの形勢判断は70対30という
藤井大有利に傾いたが
藤井7段はそこから実に3回も
8五桂という手を見逃して
形勢判断が48対52までに戻ってしまう
場面があった。
序中盤劣勢に見えた藤井7段が
この勝負に勝てば
100年の天才と呼ばれているが
まさに神の子と言っても良いとさえ
思ったが疲れ切った終盤は
やはり人の子であった。
妙手3六銀以下の永瀬2冠は
その毒気に当たったように
凡手の連続で逆転までは出来なかった。
それも含めて面白い勝負であった。
コロナの影響で日程が詰まり
渡辺明3冠はこの1日指しきりの
棋聖戦と並行に自身初めての
名人挑戦を並行して戦わねばならない。
これは持ち時間9時間の2日制で
大忙しで大変だろうが
彼にも頑張ってもらいたい。
6/1
今日から6月。
図書館が閉館になって予約図書のみの
貸し出しになって10冊選んだが
何処から引用してきたのか
今では分からなくなってしまったが
アイスランドの作家のアーナルデユル・
インドリダソンの小説を3冊も予約した。
すぐに「インド夜想曲」とともに
4冊確保の通知がメールであった。
取りに行こうと思っているうちに
今度は完全閉館になって
6月8日まで預かってくれることになった。
京都府の非常事態宣言が解除になって
5月23日から滞在が30分だけだが
貸し出しができる開館にこぎつけた。
今日からは更に取り払われた椅子も
一部戻して滞在が
1時間まで許されることになった。
それで先週の土曜日に書架から2冊と
予約図書を4冊の計6冊借りてきた。
いずれにしてもこの一連の
図書館閉館のことがなければ
アイスランドの推理作家の小説など
借りることは絶対になかったと思われる。
妙な縁だが読み始めるとこれがとてつもなく
面白い。
「湿地帯」というのを3日で読んだが
この小説の内容はともかく
アイスランドの事など
まるで知らない自分だった。
北欧で首都がレイキャビック
という事ぐらいしか知らなかった。
首都名を知っていたのは
ゴルバチョフとレーガンがこの地で
ウクライナやシリアのことで
会談したことがあったからだ。
長い間デンマークの一部で
大戦後に独立して火山の島で
人口は30万人で首都に
20万人が暮らしていることなど今回知った。
通貨はクローネだが言葉は
アイスランド語というものがあり
今回読んでいる小説は元は
アイルランド語で書かれているが
人口30万人の国では読者数は知れてくるが
英語やフランス語デンマーク語などに
訳されて評判になりこの本は
デンマーク語からの翻訳ものである。
それだから登場人物の名前が
なかなか馴染んでこない。
####デユルという名称が多いが
これはファーストネームで
この地ではセカンドネームで呼ばれることはなく
正式な場でもファーストネームが使われる。
30万人国家だからだろうか
それとも最初の移住した人々が
アイルランドやデンマークの
人だったからだろうか。
あと2冊。
「緑衣の女」「厳寒の町」楽しみである。
2020年