マンション損害保険の裏話|マンション火災保険の見極め
 
  マンションの地震保険(損害保険)に加入されて、仮に地震に被災された場合、その被害の状況により支払われる保険金が大きく変わるので、被害j状況調査時に立会い被害か所の指摘が必要。 
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浪速マンション管理士事務所 
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マンション管理士の大規模修繕の監理
【大規模修繕工事の注意点】
・手抜を無くして終の棲家にできる。
・実際に補修が必要な劣化があって
 初めて大規模修繕をすれば良い。
・管理会社主導の談合高値、手抜き
 容認に注意が必要。
・施工業者の募集には、複数の募集
 ルートで談合を防げる。
・マンションに特化したコンサルタント
 の手抜き容認に注意。
・手抜きがし難い工事監理が必要。
・塗装の塗り回数不足が多い手抜き。
・検査は中間と竣工時の2回必要。
・管理会社とコンサルタントのキック
 バックを無くす方法を講じれる。
・管理組合役員が業者とつるむ事例。
 
 
全国で第1号機の照明器具  
【エレベーターのリニューアル】
・管理組合側が素人なのでメーカーの
 いい加減さが目立つ。
・見えないシャフト(昇降路)内では、問
 題のある施工が少なくない。
・現場溶接の悪さが一般的。
 溶接長さや厚み不足、溶接個所に不
 純物混入が多い。
・ボルトナットの施工方法も悪い。

 ナットからのボルトの飛び出し不足、
 緩み止め用の有効な印(アイマーク)
 がないケースもほとんど。
・地震時に揺れ対策用のワイヤーが無
 い場合は停止しやすい。
・過積載センサーの検査がルーズな場
 合がある。
 
エレベーターリニューアルは管理組合の検査が必要
マンション管理士大規模修繕  半世紀経過後も新品同様 エレベーターリニューアルの検査 
超高層の梁の露筋
【新築時の欠陥工事や施工不良対策】

・手抜き、施工不良、欠陥工事はアフ
 ターサービスで補修させなければ。

・アフターサービス点検は必ず実施。
・アフターサービス点検は管理会社に
 させない。 なぜなら、管理会社は事
 業主の傘下だから。
・補修後の再発箇所は10年間の補修
 請求が出来る。民法の債権の時効は
 10年。
・廊下やバルコニーの天井からの漏水
 も品確法で屋内扱いの10年間保証。
・不法行為を立証すれば、時効は20
 年間。
・補修請求は文章で、理事長から事業
 主の購入時の契約相手へ行う。
・新築工事がいい加減なら補修も同様
 
 

【マンション管理も改革が必要】
千里万博での経験を活かし翌年の
1971年に世に出したステンレス性
の外灯。
当時、府営公園に設置されている外
灯のケースは地域によって全設置台
数の半分から全数が悪戯で破損さ
れていたが、この外灯は半世紀近く
経った現在でも維持管理不要の新
品同様です。
大阪府堺市の大泉緑地に全国1号
機が設置されています。
特許を取得していないため今や全
国津々浦々に設置されています。
適正なマンション管理の実現には、
この様な効果的な改革が必要です。
   

【管理会社からの不利益を防ぐ方法】 
・管理委託費は事業主の自由設定で
 20パーセント以上の削減は可能

・削減してもしなくても業務品質は変わ
 らないのを正すのが顧問契約。
・議事録は信用できない場合が普通。
・不要不急の修繕をしたがるのが一般
 的。それも競争性のない高値。
・事業主の不利になるアフターサービス
 点検や大規模修繕時の劣化診断は
 信用してはいけない。
・大規模修繕時の所場代を出させない。
・一生涯の不利益損害額は年間10万円
 、60年間で600万円となる。

・技術と法律部門で業界と対等以上に
 渡り合える技術系マンション管理士に
 よる顧問契約で不利益を防ぐ。 
管理会社との揉め事は尽きない
 超高層の最悪の欠陥工事 管理会社からの不利益を解決 
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 弊所の業務用チラシ
 
 最近の有益情報
 最新のサイト更新情報 
 2年目アフターサービス点検が重要
 失敗しない大規模修繕工事の法則
 保証期間切れ欠陥工事の追求
 大規模修繕工事を成功させる(前編)
 怪しい見積もりの数量と単価の審査
 法定のマンション管理士が誕生
 財務状況を好転させる裏話
 マンション管理士ツイッターで呟く
 投資(収益)マンションの管理を救う
 ワンストップサービスを目指す専門家
 役立つワンポイントアドバイス集
 マンション管理士がマンションを救う
 マンションのスラム化を防ぐ
 稼げる技術系マンション管理士とは
 多彩な専門家の集い(大阪府)
 皆さんからの相談・質問と回答
 業界の好きにさせない大規模修繕
 マンションの安全な選び方
 技術系のマンション管理士の裏話
 新管理方式でマンションはどうなるか
 大規模修繕のフローを公開
 「マンション管理士安心便り」を発行
 大規模修繕の見積書事例を公表
 マンション管理士賠償責任保険加入
 顧問契約業務語録 
 業界と利害のない専門家による各業務
 顧問(アドバイザー)業務要領 を紹介 
      
 サ イ ト 履 歴
 [最近の主要な更新履歴]  
  有資格者が教えるエレベーター
  リニューアルの知識

  管理費削減無料算定開始
  施工不良・欠陥工事対策
  管理会社変更への謀略を防ぐ
 お 問 い 合 わ せ と 回 答
 [最近の履歴]
 ・駐車場不足で悩んでいます
 ・違法マンションを購入しないために
 
 マンション問題解決への提言
 [最近の履歴]  
 ・第三者委託方式について
 ・業界の経営不振について 
 
  
 相談者コーナー
 革新的な考えの理事
欠陥工事を無償補修
  大阪府大阪市旭区 
        理事をなさっているNS様      
 
  
無料相談の詳細はこちら     
 ・メールでの無料相談により屋上スラブの施
 工不良による漏水の原因が究明でき、修繕
 の対象だった箇所を施工会社に無償で改
 修させることができました。
 今後、マンションの管理運営上の問題を解
 決するためにマンション管理士さんと顧問
 契約をしたいと思っています。
 
 おおらかな理事長
管理委託料の31%削減実現 
  大阪府大阪市港区
       理事長をなさっているYM様        
  
管理組合の支援詳細はこちら  
 ・管理会社に支払う業務委託費や修繕費が
 割高で 、業務内容にも不満があり、5社の
 参加による談合ができない価格競争で 、
 結果的に31%の削減ができました。 
 管理会社の変更後は、緊張感とマンション
 管理士の無料の継続監査で 従来より理事
 会の運営がスムーズになりました。
 
 
 注目すべきニュース
大手のマンション管理会社の3人の社員が長年に渡り多額のお金を横領・・・横領事件はこちら 
無関心な役員なら、簡単に詐取できるのでご注意
 
  総合目次 >マンションの保険の裏話
マンションの保険の裏話(管理規約との整合がなければ保険金がまともに支払われない)

                                 
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損害保険の現実と対策 これがマンションの損害保険の実態だ 
マンションの保険の裏話 損害保険の用語
これで無駄な保険料を払わずに済む マンション保険の色々


 マンション損害保険(地震特約)で被災時の支払い保険金が診断の仕方で10倍増える。
(下記の事項は、変更が多いので最新版でご確認ください)

 平成24年2月23日(木)19時30分から放映されたNHK番組「クローズアップ現代」での内容です。

 ○大型地震時によるマンションの被災時に、建物の損壊状況は
「全損」、「半損」、「一部損」に区分けされる。
  
 ○それぞれの損害の額の種別は、
「50%以上」、「20以上〜50%未満」、「3%〜20%未満」と区分

   けされている。

 ○支払い保険金は、それぞれ
「時価額が限度」、「時価額の50%が限度」、「時価額の5%が限度」

   マンション損害保険には次の問題が指摘できる

 @20%を境に支払い保険金が
10倍変わる・・・主要構造部(内容が複雑)のクラックが1箇所増えれば

   支払い保険金が
10倍変わる。

 A番組に登場する被災状況の診断判定者は損害保険会社の社員のようです。

 B被災状況の診断結果とそれによる支払い保険金額は一方通行の通知書のみ。

 C損害保険会社から言い切られたら、マンション管理組合の素人役員には打つ手がない場合が多い。

 Dマンション管理組合の立場の保険と技術に通じた専門家が立ち会う必要がある。・・・これで保険会社の

   診断がどれだけ変わるかお考え下さい。


 E当事務所では幾つかのマンション損害保険の紹介ができ、管理規約に準拠した定款の精査や、被災時

   の検査の立会いができます。 みすみす損をすることは有りません。

 
 Fマンションの保険会社から支払われる保険金の対象は、主要構造部といわれる部位ですが、この定義

  を事前に抑えておかねば、被災しても大きな期待はずれになる。

  詳細は浪速マンション管理士事務所の技術系マンション管理士にお問い合わせください。



 
マンションの保険各社には多様な商品がありますが、下記のホームページを開く前にマンションの損害保険の

 現実と対策
をお読み頂くことをお勧めします。

 管理会社がマンションの保険代理店をしている場合、保険内容を深く知っているものは少ない様です。

 マンションの保険の裏話の一例を紹介します。

 エレベーターの点検委託管理での部品の修理分が保険適用できるのはご存知ですか。

 他にも、排水ポンプの修理、凍結した配管の修理・・・・・

 時効にかかっていないものは、請求できる余地が有ります。

 一方、保険期間により、保険料に無視できない差があり、契約の各事項の例えば、建築面積が壁芯か壁面

 かの違い、保険金額が新価か時価か、比例配分かどうか・・・・・・という具合に複雑です。

 それをマンション管理組合や、入居者に周知していないような、マンション保険は取りやめて、良心的な保険

 の代理店を選択すべきです。

 もっとも無駄な保険の加入事例に、火災保険の保険金設定額があります。

 火災時にこれだけの住戸が罹災するか? 考えれば分かることです。

 その場合に、共用部に相当する壁・柱・梁の主要構造部がRC造り(鉄筋コンクリート)かSRC造り(鉄骨・鉄筋

 コンクリート)又は単なるS造り(鉄骨)の違いを考えなければなりません。

 火災時にどれだけこれらの材料が影響を受けるか?

 建築図や建築基準法を参考に検討を要します。

 耐火構造、準耐火構造か? 耐火時間は階ごとに何時間か?・・・・そこまでの検討が必要になるのです。

 鉄骨造りの小規模マンションでしたら、火災時の火焔による影響は甚大なものになります。

 これらの諸条件を考え、安全側に考える事です。

 しかし、全住戸を対象としている無駄は避けるべきでしょう。

 他にも色々周知されていないマンションの保険の上手な契約方法をご教示いたします。

 マンション販売業者の系列下の管理会社が代理店をしていることが多いですが、良心的になれない事例が

 目につきます。

 保険適用できる設備等の修繕を、関連業者に施工させ、バックマージンを得る事が少なく有りません。

 千里ニュータウンの某マンションで、疑問点のある修繕伝票が有り、マンション保険の代理店をしている管理会

 社のフロントに修繕記録の提示をお願いしたら、「有りません」 という返事が帰ってくる始末です。

 保険適用できる修繕を、関係業者に言い値で発注している疑いが濃厚でした。

 その場で、浪速マンション管理士事務所の業務提携先のマンション保険会社の担当兼マンション管理士に、同

 様の条件で、もっと安価なマンション保険に加入する方法の有無を確認すれば、即答でより安価で、かつオプシ

 ョンつきの好条件の商品説明があり、即座にその場で仮契約の運びとなる状況でした。

 知らなければ、マンション財務は悪徳管理会社に食い物にされ続けるところでした。

 一方、マンションの保険を掛ける対象には専有部分と共用部分が有りますが、保険の種類には火災保険・地震

 保険・個人損害賠償保険・施設賠償責任保険・・・という具合に多数あるわけです。

 マンションの損害保険の話をする前に、難解な用語を習得していなければ、代理店に適当に不利な保険に加入

 させられても、それすら理解できなく、その後保険金支払い対象の修繕等があってもまったく眼中になく、また代

 理店の管理会社も故意か能力がないのか分かりませんが、知らん振りで保険会社の収益アップに貢献することに

 なる。



 マンションの損害保険を考えるに当たって、もっとも大事な3つの用語を抜粋いたします。


 【再調達価額】

  マンション損害保険の対象と同等の物を新たに建築あるいは購入するために必要な金額。この再調達価額か

  ら経過年数や使用損耗による減価を差引いた額が時価(額)。時価(額)を基準にして保険金を算出する保険

  が多いが、火災保険の価額協定保険や新価保険などにおいては、再調達価額を基準にして保険金を算出する。

 【時価】

  同等の物を新たに建築あるいは購入するのに必要な金額から、使用による消耗分を控除して算出した金額。

  建物、家財とも時価は年々下がっていく。通常、火災保険は時価で保険金を計算する。

  マンションの火災保険に加入する際は、契約当時の時価いっぱいで契約するのがおすすめ。

 【ソルベンシーマージン比率】

  保険会社の支払余力。大災害や株の大暴落など、通常の予測を超えて発生するリスクに対応できる支払余力

  を有しているかどうかを判断するための行政監督上の指標の一つがソルベンシーマージン比率。200%を下回

  ると金融庁の早期是正措置の対象になる。

  しかしこれは形式的な話です。

  実際のマンションの保険を検討する時は、もっと深い裏話が有ります。

 

   マンション損害保険(地震特約付き) : 被災時の支払い保険金が診断の仕方で10倍変わる

 2012年2月23日(木)PM7時30分から放映されたNHK番組「クローズアップ現代」での内容です。

 (1)大型地震の被災時に、建物の損壊状況は
「全損」、「半損」、「一部損」に区分けされる。
  
 (2)それぞれの損害の額の種別は、「50%以上」、「20以上〜50%未満」、「3%〜20%未満」と区分

   けされている。

 (3)支払い保険金は、それぞれ「時価額が限度」、「時価額の50%が限度」、「時価額の5%が限度」



 
上記の一般的なマンション損害保険(地震特約)には次の問題が指摘できる

 (1)20%を境に支払い保険金が10倍変わる・・・主要構造部(内容が複雑)のクラックが1箇所増えれば

   支払い保険金が10倍変わる。

 (2)番組に登場する被災状況の診断判定者は損害保険会社の社員のようです。

 (3)被災状況の診断結果とそれによる支払い保険金額は一方通行の通知書のみ。

 (4)損害保険から、言い切られたら、マンション管理組合の素人役員には打つ手がない場合が多い。

 (5)マンション管理組合の立場の保険と技術に通じた専門家が立ち会う必要がある。・・・これで保険会社の

   診断がどれだけ変わるかお考え下さい。

 (6)浪速マンション管理士事務所では幾つかのマンション損害保険の紹介ができ、管理規約に準拠した定款

    の精査や、被災時の検査の立会いができます。 みすみす損をすることは有りません。

 (7)被災時にマンション保険会社から保険金が支払われる対象は、主要構造部といわれる部位ですが、この

   定義を事前に抑えておかねば、被災しても大きな期待はずれになる。

   詳細は浪速マンション管理士事務所にお問い合わせください。



1、マンション保険の用語の難しさ
 
 マンションの保険(損害保険)でひとつ間違えば、将来に大きな後悔を残すと思う用語を列記します。

 実は私も、旧住宅金融公庫のマンション保険の加入時に、深く研究もしなかった為に、21年後に反省することになっ

 たのです。

 マンション保険での注意用語(詳細はお問い合わせください)

 ・新価、再調達価格、時価

 ・比例配分

 ・保険適用期間による保険金

 ・壁芯基準、上塗り基準

 ・専用部分、共用部分

2、マンションの保険実態を知ってもらうために

 
マンションの保険は、一般的なジャンルですので、マンション管理組合の役員さんにもよく御存知の方が多いと思

 います。

 整理の意味で、基本的なところは、このホームページの以下の箇所を参照してください。 

 〇マンションの居住者や者(建物・設備)に対する保険にはご存知のとおり、生命保険や医療保険そして損害保険
  
   とあります。

 〇マンション保険のうち損害保険には以下のものがあります。

   ・火災保険(地震保険をオプション契約)

   ・施設賠償責任保険  共用部分の給排水管、エレベーター、外壁タイルの故障や破損及びそれによる物的

                  損害や人的損害を補償

   ・個人賠償損害保険  専有部分の給排水管のトラブルや、ベランダからの落下物による物的損害や人的損

                  害を補償

 〇トップページの 「関係リンク集」から「マンション保険の色々」と「マンション管理の損害保険用語」です。 

  
 このページでは損害保険に限定して、基本的な事項は割愛し、もっと実務的なところを紹介したいと思います。

 マンション管理段階における被災時に、判明する保険契約の不適正な事例は少なくありません。適正な契約をす

 ることで、無駄な保険料の

 支出が減り、管理費削減にもなり、被災時の保険適用もでき、ひいては大規模修繕費の
確保にもつながるという

 ことをご理解ください。


3、マンションでの保険の対象物をどれにするか

   1)マンションの専有部と共用部の確認が必要       

     国土交通省のマンション標準管理規約を参考にしますので、実際はご自身のマンションの管理規約を参

     照してください

     @マンションの専有部  

        ・入り口の扉の内側のペンキと鍵内部は専有

        ・天井や壁のクロス

        ・床のフローリング         

     Aマンションの共用部

        ・バルコニー(共用部を専用使用している)

        ・ガラス戸

        ・入り口の扉本体

        ・外壁、天井、床の躯体部



   2)マンションの壁の上塗り基準と壁心基準

        ご自身のマンションの管理規約の制定内容の確認と保険会社の契約約款との整合性が必要です。

        マンションの保険加入を機に、管理規約の変更が必要なことも考えられます。
        
        区分所有法では、集会での区分所有者と議決権の各4分の3以上の賛同が必要です。

        具体的には浪速マンション管理士事務所にお問い合わせください。

      @上塗り基準

        マンションの躯体のコンクリートの内側の壁仕上げ材やクロス(これらを上塗り部と称している)を専有

        部とする基準です。

        そうするとコンクリート部は共用部となり、保険料の増額となります。

      A躯体のコンクリートのセンター(住戸間や対廊下間の)から内側を専有部とする

        共用部が少なくなるので、保険料は安くなるが、専有部での新たな問題が起こりうる。



4、保険金額算定の根拠となる設定額と割合

      @マンションの時価額を保険金額の基準とする

        築後の減価償却した、残りの価値ですので注意がいる。

      Aマンションを新たに修復する再調達価格(新価)

        災害で損傷を受けた部位を現時点において、再構築する場合の価格。

        約定付保割合といって再調達価格に30〜100%(10%刻み)を乗ずることになります

        契約金額=再調達価格×30〜100%(約定付保割合)

      Bマンションが災害で全損、半損、一部損になった時

        全  損  保険金額×100%(時価限度)

        半  損  保険金額× 50%(時価の50%が限度)

        一部損  保険金額×  5%(時価の 5%が限度)



5、マンションの保険における再調達価格の評価に関すこと

   評価には概観法と取得価格法があります
  
   概観法 

       建物の延べ床面積×保険会社の新築費単価

         ここでも上塗り基準か壁芯基準により単価が5割近く異なりますので注意が要る
   
   取得価格法

       新築価格×保険会社の建築費倍数 

         ここでも何をもってマンションの新築価格とするか、保険会社の決めるものか、本人の資料か、又は

         施工会社からの確認か、複雑で問題が多い。



6、エレベーターの点検管理方法とマンションの保険のかねあい

   エレベーターの点検管理委託のフルメンテ契約かPOG契約かにより保険対象の有無が変わるので、総合判

   断が必要。

   エレベーターの修繕内容が点検整備の無償対象かそれとも有償か、有償なら損害保険の補償範囲でないの

   かのチェックが必要。

   点検管理委託とマンション損害保険の両方に無駄な契約がないようにし、管理費削減をしましょう。

   大手の技術者に確認した、自社製品技術への理解度と独立系のメンテナンス業者の全メーカーの製品技術
  
   への理解度への実態をお教えいたします。

   マンションのエレベーターのリニューアル、新設、管理については、浪速マンション管理士事務所のマンショ

   ン管理士兼昇降機検査資格者にご相談ください。(無料問い合わせ・相談をご利用ください



7、管理組合の備品がリースか買い取りか

   
エントランス設置の郵便受け機材や防犯テレビ等の契約がリースとか買取の場合。

   マンション損害保険の保険金対象の有無が異なるので要注意。

   無駄な契約にならないようにし、管理費削減を図りましょう。

   具体的には当事務所のマンション管理士にお問い合わせをしてください。



下記の画像をクリックすればリンク先に移行します
欠陥工事への提案
 欠陥工事や不良工事なの
 に経年劣化と誤魔化され
 て大規模修繕に含まれな
 い様に20年間の損害賠
 償請求を検討できる。
 
騙されない大規模修繕工事
 公共工事の元検査官が
 大規模修繕の談合高値・
 ・いわれのない現金授与
 ・管理会社の丸投げ・手
 抜き容認を改善させる。
 
不適正な管理費を削減
 マンション管理会社の阻
 害活動を阻止し、割高な
 管理委託費を大幅に削
 減し組合員の経済的負
 担を軽減する
大規模修繕の談合
 大規模修繕工事で談合
 高値と手抜工事を防ぐ方
 法を元大阪府の入札経験
 が豊富な検査員が教示。
欠陥工事か経年劣化か
 大規模修繕工事のコンサ
 ルタントの選択を間違えれ
 ば、欠陥工事まで経年劣
 化になってしまう
安くて安心なエレベーター
 有資格の実務経験豊な専
 門家が管理組合の立場で
 エレベーターリニューアル
 の指導や検査を行う。
マンション関連記事
 マスコミに掲載されるの
 は氷山の一角で、かつ
 ソフトな文面。
 事実を読み取るべき
スラム化寸前のマンションを救う
 末は財政破綻かスラム化
 が待っている無関心な投
 資マンションを救う専門家
正しいマンション保険
 知らない為に目暗印。
 過大な保険金設定と間
 違いのオプション設定を
 教示します。
知らなければ損する話
 マンション管理士(技術
 系)がどんな不利益を被
 っているか、無関心な方
 に教示
適正なマンション管理に変わる
 マンション管理士(技術
 系)が善良な組合員の
 ために、多様な不利益
 を防ぐ具体的な手法を
 公開
管理会社の業務監査で適正化
 選択の余地の無かった
 マンション管理会社から
 不利益を被っていないか
顧問・理事長代行活用
 技術系マンション管理士
 が管理会社や専門業者
 を指導し、多様な不利益
 を改善し、役員の負担を
 大幅に軽減する。
中古マンションの勧め
 マンション管理士(技術系)
 が管理状態を調査できるメ
 リットがある中古マンション
 の選定を教示する
 
   
   
   
 マンション保険の加入時の注意事項

 ・マンション購入時には販売会社のセットしているマンションの損害保険、火災保険、地震保険に加入するのが精一杯でしょう。

 ・それは専有部でも共用部でもしかりです。

 ・購入後の落ち着いた時に、マンションの損害保険、火災保険、地震保険を比較勉強を開始してください。

 ・こういうものの、一般の方は殆ど徒労に終わることが普通です。

 ・なぜか、それは管理会社が代理店なんですが、保険会社の社員でも同じですが、マンション管理を知らない事 が最大の原因です。

 ・もっとも、管理会社の代理店の場合、自社のマンション保険のことさえ熟知していないと聞き及んでいます

 ・マンション保険というものは、マンション管理適正化法、建物区分所有法、そして馴染んでおるべき管理規約と整合した商品でなければ、割高若しくは無駄な

  保険料になったり、有事の時に予定した保険金が支払われない厳しいことになります。

 ・マンションの保険に精通し、かつマンション管理関係規準に明るく倫理観を持ち合わせていることが求められます。

 ・あくまでも管理組合や区分所有者の目線で業務できるかがポイントです。

 マンションの保険について

 1、大規模修繕工事向けの瑕疵担保責任保険に加入が必須

   マンションの大規模修繕工事において、引渡し後に瑕疵が発生した場合に、工事業者が補修工事に要した損害を保険金として支払うもので、仮に工事業者

   が倒産した場合(手抜き工事を行う業者ほどよくあることです)に、被害者であるマンションからの請求で保険金が支払われる。

   重要なことは、大規模修繕の発注時にこの保険に加入することを条件とし、本契約までに保険証券の原本確認を行いコピーを「大規模修繕工事請負契約書」

   に添付し割り印をするのです。

   
 2、適正なマンションの損害保険、火災保険、地震保険で保険金を請求しているか

   管理費削減の診断調査時に、割高な商品のマンションの保険であったり、また建築や設備の小修繕が保険金支払い対象にもかかわらず、請求事務すらしな

   いフロントがいることが少なくない。

   併せて管理組合の理事長及び他役員もそのことすら、意識外であったのが普通なのには驚きを禁じえない。

   ひどい場合、管理規約との整合性が取れていないマンション保険に加入しているケースも見受けられる。

   管理会社の多くは、マンション保険の代理店を営んでいるが、彼ら自身が保険商品と管理規約との整合性 の意味を理解していないケースも少なくありません。

   したがって、そういうマンションの保険に加入していても、期待した保険金が支払いされないこともありえますのでご注意下さい。


 3、住宅瑕疵担保履行法により、販売会社が倒産時でも安心

   平成17年に発覚した構造偽装問題では、建て替えを含む大規模な補修工事が必要になったが、販売会社が倒産したため、マンション購入者が多額の費用

   負担を抱え込むことになった経緯を踏まえ、販売会社が倒産した場合でも、補償金が受けられる「住宅瑕疵担保履行法」が、平成21年10月1日から施行して

   います。

 

                                                                                 このページのトップへ

                                                                              


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