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【技術系マンション管理士のワンポイントアドバイス】 〇マンションの建設から購入・管理・建て替えの一生涯において、購入者である区分所有者は、事業主・施工会社・管理会社・建て替えコンサルや代行業者 から、相当な不利益を受けている。 その事例を幾つか掲載してみます。 ・購入者サイドの工事監理者がいないため、手抜きや欠陥工事が少なくない。 ・入居後にそれらの不具合が表面化しても、事業主の傘下の管理会社に隠ぺいされてしまう。 ・欠陥工事よるタイルの落下、外壁塗装の塗り回数の誤魔化し、給排水管の施工不良による破損で排水困難、時間雨量15ミリでバルコニーから部屋内へ の浸水、・・・・。 これらの不法性の立証を法的に技術的に行う事が出来ないため、長期間、不安な日々を過ごしている。 ・アフターサービス点検も管理会社の適当な不具合をピックアップして完了してしまい、多くの不具合箇所は放置され建物の劣化が促進し、大規模修繕工事 で自らのお金で補修せざるを得ない。 ・管理会社の行う数ある不適正な業務の内、精々改善できるのは議事録程度。 後の多くは基本的に素人の方では無理である。 ・大規模修繕工事の談合高値の手抜容認も改善できない。 ・不要不急の修繕の執行も止める手段を持たない。 ・建て替え決議の会場に区分所有者と称する見知らぬ者たちが多く参加しているのに、それを指摘できない。 結果的に「なりすまし区分所有者」であった。 |
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