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【技術系マンション管理士のワンポイントアドバイス】 マンション販売時における、管理段階での管理費や修繕積立金の金額設定は、管理費は事業主系のマンション管理会社の利益確保のためにい目 に設定し、修繕積立金はマンションの販売戦略上、低い目に設定していることが多いので油断してはならない。 マンション売買契約約款や、重要事項説明書、管理委託契約書のコピーを事前にもらって、自宅で隅みから隅の読み切りをしましょう。 疑問点を放置してはいけません。 納得いくまで確認しましょう 。特にマンションのローンが不成立時の白紙撤回とか工事中の火災等の事故時の危険 負担(いまだに買主負担があある)については重要ですので注意してください。 マンションの建て替え問題が発生する時期には、居住者の年齢構成も高くなり、収入状況も厳しくなってくるものです。 当然に購入時ほど無理はできません。 一番の問題はやはり、資金問題です。 マンションの敷地に余裕が無い場合とか、初めから階高の高いマンションは、容積率に余裕がありませんので、保留床(現戸数を上回る戸数)とか保留 敷地(空き地)が無いケースが多い。 したがって自己資金がないと建て替えが困難となります。 そこで、唯一の解決策として、皆様に是非提案したいことがあります。 それはマンション管理会社の見直しによる管理委託費の削減と、不要不急の修繕 費の適正執行、談合高値の手抜容認の大規模工事に競争性を取り入れることです。 そして、余剰となった費用を建て替えの原資として利用できるのです。 管理費と修繕積立金の毎月合計(25,000円)の30%削減として試算します。 一住戸あたり25,000円×30%×12月×50年=4,500,000円 いつまでも、業者に不当利益の供出をする愚行をやめ、賢いマンション管理を即刻実施してください。 |
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