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マンションでのエレベーター・機械式駐車場・各設備の日常の修繕、臨時の改修工事、定期の大規模修繕で割高な工事費を払わされ、なおかつ新築 時の不良箇所まで自ら修繕させられているマンション管理の実態。 その原因はどこに有るか、またどうすれば解決できるか説明します。 原因 マンションの建物本体・エレベーター・機械式駐車場・各設備の不良工事や欠陥工事による劣化か経年劣化かの判断は、専門家でなければ理解でき ないのが普通ですが、マンション管理組合の立場で不良工事や欠陥工事と指摘できる専門家は殆どいません。 ここに、建設業の特にマンション建築の問題点があります。 簡単に言えば、コンクリート、鉄筋、防水の施工品質を中心に不良工事が後を絶たない。 もっと過激な言い方をすれば、専門家が不良工事と認識していながらの施工を行っているわけです。 多くの業者でなく、一部の業者と言いたいところですが、無料相談で現場に行けば、ほとんどのマンションで不良箇所が目立ちます。 一方、エレベーター、機械式駐車場、立体式駐車場、電気設備、給排水設備の話になりますが、この分野は建築物に比べて材料が工場製作である点 で材料での不良や欠陥工事は少なく、施工面の不良工事や中には欠陥工事も少なくない。 特に給排水管でその傾向が多いようです。 実施に顧問先で新築後23年間で8度の給排水管の毀損事故が有りました。 私が顧問契約を受託した時に、数年前から1住戸で排水不良のトラブルが有り、一向に改善されないということで、管理会社の責任能力を超えておるトラ ブルとして、工事業者を管理組合の直発注とし、弊所で工事監理を行い、結果、住戸下で3箇所の排水管毀損を発見。 原因は新築工事での工事仕様書や一般的な施工方法を無視した、いわゆる不法行為として判断し、事業主へ「民法第709条の不法行為に基づく損害賠 償請求を行っております。 築23年目で初めて問題解決した訳です。 どうすれば、それが可能か? よくお考えください。 これらの不良工事や欠陥工事は、エレベーター・機械式駐車場・各設備・そして建築では普通に有ることです。 しかし、エレベーター、機械式駐車場、各設備に至っては、日常目に触れない場所に重要要素があるため、一般の方には理解できず建築士でも苦手意識 が有ります。 解決法 事業主、エレベーター・機械式駐車場・各設備の施工業者、管理会社と利害関係のない第三者のオールランドな専門家を活用することです。 利害関係が有れば、まして同じ企業が受注すれば隠蔽に走るのは当然の結果です。 そんなマンション管理組合なら、相当割高な工事費を払わされているでしょう。 法律では防げない現実から貴方のマンションを守るため、法律や技術に明るく業界に通じた専門家の活用を考えるべきでしょう。 それも、事業主・工事を請ける建設業界・マンション管理会社と利害関係がないことが大事です。 建築士の多くは業界から業務を受託しており、どこまで突っ込んでものが言えるか、社会通念上の常識でしょう。 マンション管理士もこれらの業界の社員も少なくなく、また”マンション管理会社さん”のパートナーという立場の方も少なくない。 浪速マンション管理士事務所はワンストップサービス(法律、会計、保険、建築、エレベーター、機械式駐車場、電気設備、給排水設備、外構の問題点 を全てお受けするサービス)を心がけております。 プロフィール 当事務所のマンション管理士は、昇降機検査資格者(機械式駐車場やエレベーターの専門家)であり、かつ電気設備や給排水設備の専門家です。 またマンションの劣化状態を診断できる特殊建築物等調査資格者、大規模修繕工事の設計・工事監理ができるマンション維持修繕技術者、マンション の環境、衛生面の指導ができる建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)、その他関連する多くの資格を有しております。 当然、業界とは利害関係がなく、なんの遠慮もなくマンションの区分所有者の立場で業務ができます。 |
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