Rock, rhythm and Doo Wop

Rock, Rhythm and DOOWOP

2002年制作/RHINO-R2-976033
(DVD)120分

・Little Richard
・The Rays
・The Contours
・Little Anthony and The Imperials
・Bobby Lweis
・The Shep's Limelights
・Jerry Butler
・Lloyd Price
・The Five Satins ほか

Litlle Richard

Little Richard

 The Rays

The Rays

The Magnificents

The Magnificents

The Coutours

The Contours

Little Anthony and The Imperials

The Imperials

The Midnighters

The Midnighters

Bobby Lewis

Bobby Lewis

Shep's Lime Lites

Shep's Lime Lites

Jerry Butler

Jerry Butler

Lloyd Price

Lloyd Price

The Five Satins

Fred Parris

The Five Satins

The Five Satins

もとはCDの企画で、本作も同じジャケで発売されました。曲目リストはR&B関係のみ掲載してます。他にも白人グループやポップス・カントリーからも何人かが出演していて全編Doo Wopというわけではありません。会場はピッツバーグのベネディアムセンター。日本版は未発売です。ライブは約2時間、オマケとして出演者のインタビューが収録されています。ではさっそく。Little RichardはKeep a knockin'を聞かせてくれます。ヒットしてから50年以上経っていますが、R&Rはやっぱり永遠です。次はThe RaysがShiouettesを歌います。このグループの映像もなかなか見る機会がありません。あのDoo Wopコンサートにも出演してなかったのですが、これでようやく拝見する事ができました。リードの人もすっかりいい体格になってますが、メンバーはどうでしょうね。気になったのがバックの一番右の人がDoo Wopコンサートに出演していたThe Magnifisentsのシンガーではないでしょうか。結構あり得る話でしょ、気になる気になる。さてMotownからThe Contoursです。さてメンバーの方はオリジナルが何人いるんでしょう。リードはなかなか声も似ていますね~、会場もおおいに湧きます。さて本作のハイライトが次のLittle Anthony and The Imperialsです。演奏曲も5曲と最多です。彼等はほぼ現役と考えていいくらいに長い事活動を続けています。Tears on my pillowという名作も聞けるし、Harts so badまで見られるなんてほんとにシアワセであります。メンバーもほぼ第二期のオリジナルメンバーです。当然ながら皆さんずいぶん高齢になっていますが、ずっと音楽を続けている姿は美しいではありませんか。さてさてお次はBobby LewisのTossin' and turninn'です。私はこの曲KingのオムニバスLPで知ってカッコいいダンスナンバーだな~…とすごく好きだった曲で、こんな所で出会えるなんてうれしい。次はThe Shep's Limelightsが登場です。もちろんJames Shepperdはすでに故人となっているのでお姿を拝見することは叶いませんが、残ったメンバーがこの名前で活動を続けています。ちなみにJames ShepperdはあのEd Sulliven Showに出演したことがあり、もしかしたらそのフィルムがいつか拝見できるかもしれないです。ということでこのメンバーもほぼオリジナルと思ってよさそうです。名曲Daddy's homeを歌うリードもなかなか雰囲気が似ていていい感じです。さてDoo Wopコンサートでも司会をしていたJerry Butlerさんがここでも司会を担当、そしてHe will break your heartを歌ってくれます。彼のいたThe Impressionsというグループはほんとに渋い歌が多いですね。彼が抜けてからも数多くアルバムを発表していますが、Gipsy womanとかSad girl and boyなんてのが大好きです。続いてミスターパーソナリティことLloyd Priceが登場。この人の歌も明るくて元気がでる作品が多く、本作でもStrggae Leeを歌います。Little Richardと同じSpecilityに在籍後ABCに移籍して大スターになったシンガーですが、Speciality時代の方がやはり人気があります。Otis Clay系の顔がステキっす。さていよいよ本作の最大の見どころThe Five Satinsが満を持しての登場です。もちろんFred Parrisがあの声でやさしく包んでくれます。I'll be seeing youはライブでは必ずといっていいほど取り上げる曲で、アカペラで歌う事もしばしばでした。そして、そしてやっぱりこの曲In the still of the nightです。もうこの曲を聞けずしてなにがDoo Wopか!であります。このカラフルなステージ衣装、どうですか。ということでまたまたライノからのうれしい映像でありました。ほんとにほんとにこのあたりが、残念ながらDoo Wop最後の映像となりそうです。次のブームがくる頃には大半のグループのオリジナルメンバーは天国で歌っているかも知れません。ということで、私があの世に行ったらとことん彼等のステージを見たいと思っている今日このごろでありました。

Keep a knockin' - Little Richard
Silhouettes - The Rays
Do you love me - The Contours
Tears on my pillow - Little Anthony and The Imperials
Shimmy Shimmy ko ko bop - Little Anthony and The Imperials
Two kinds of people in the world - Little Anthony and The Imperials
Hurt so bad - Little Anthony and The Imperials
Coing out of my head - Little Anthony and The Imperials
Tossin' and turnin' - Bobby Lweis
Daddy's home - The Shep's Limelights
He will break your heart - Jerry Butler
Strggae lee - Lloyd Price
To the aisle - The Five Satins
In the still of the night - The Five Satins