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The Velvets
The Midnighters
The Drifters
Billy Pinkey
The Teenagers
The Dubs
The Edsels
Shirley Alston
The Cadets
The Dells
本作は、前回が好評だったDoo Wop 50ライヴに引き続き翌2000年に開催された公演を収録したものです。司会も同じくJerry Butlerが続投。出演グループは、昨年とはまったく違うグループというのもうれしいところです。ビデオリリース時はVol.1とVol.2に分かれていました(後年両方をDVD一枚に収めてリリースされています)。トップバッターは日本でも大ヒットしたTonightのThe Velvetsです。リードシンガーはオリジナルの人とよく似ていました。次はHank Ballad and The Midnightersです。Doo Wopとは違いますが、大ヒットを連発したグループだけあって拍手喝采、もちろんWalk with me annieです。続いてThe TokensのLion sleeps toniteでみなさん総立ち、スタンディングオベーションです。私が子供の頃に聞いた時は「なんとも不思議な曲だなー」という印象でした。続いて2組のThe Driftersの登場です。Charlie ThomasはThere goes my baby・This magic momentを歌います。ドリフターズ中期のヒット曲です。この人もかなり長い間The Driftersとして活動していました。そしてWhite christmasを歌うBill Pinkneyは最も初期のオリジナル・メンバーのベースシンガーで、もう見れるだけでもスゴです。あぁClyde McPhatterが生きてたらなぁー…なんてね。ドリフターズを名乗るグループは今も数組のグループがあって、ちょうどThe Plattersと同じような手法ですね。続いてGeeからはThe Teenagersの登場です。オリジナルメンバーはHerman SantiagoとJimmy Merchantのみ(他のオリジナルメンバーは故人となっています)で、リードはTimothy Wilsonがとっています。公演地によってはLewis Lymon(彼も同じく死去しています)も参加していました、すごいすね。次はThe Dubsです。いい声はそのままです。もともと5人編成でしたが、今回は4人となっています。左の2人はオリジナルメンバーのようです。彼等のコーラスはなかなか複雑で高度ですね~。Don't ask me to be lonely・Could this be magicが聞けます。どっちも名曲、いいです。このThe Dubsもリードシンガーが異なるグループが2組あってどちらも後継グループです。The Rainbowsは白人5人編成。The EdselsはRama lama ding dongです。この曲は有名ですね。The Velvetsタイプのグループで、歌唱力もあってオススメです。今巻のハイライトその1です。The ShirellsのリードシンガーShirley Alstonが登場します。この人も長い事歌っており、アノ声とあまりうまくない歌声(これがよかった)も健在です。3人編成でのステージですがあとの2人はかなり若い人たちで現The Shirellesとして歌ってるメンバーと思われます。The CadetsがStranded in the jungle・Why don't you write me ?で勝負にでます。どっちも素敵ですが、特に2曲目に歌うゆったりとしたバラードは永遠の名曲だと思っているのは私だけでしょうか。オリジナルは5人編成でしたが、今回は4人でステージに立ちましたが、一人を除いてオリジナルメンバーでの出演です。今回の大穴グループ、要チェックでした。彼らはまたThe Jacksという名前でも活躍したグループで、のちにThe CadetsとThe Flairsに分裂します。それからメンバーのDub JonesはThe Coastersに加入しています。そちらも気にしておいて下さい。さてこの巻の最高のハイライト、グレイト・アンド・ダイナマイト・ボーカル・グループのThe Dellsが本作のラストとして満を持しての登場です。ぜひ。見て・聞いていただき、感動に打ち震えていただきたいです。彼等は現役バリバリ、Marvin Juniorの渋い声はもう鳥肌モノです。これを読んでも、写真見ても、なかなか伝わらないですが、とにかくオススメ。これを見るためだけでも入手する価値はあります。それでは Vol.2へまいりましょう。