home・・biography・・films・・bandstand・・golden-groups・・soul-on・・tresure-chest・・zousui
The Stylistics
The Dramatics
L. J. Raynolds
The Chi-Lites
William Hurt
The Delfonics
Harold Melvin's
Blue Notes
Cuba Gooding Sir.
Major Harris
本作は70年代に活躍したグループのリバイバル・コンサートの模様を収録したものです。DVDですから充分一枚に収まる収録時間なのですがなぜか3枚に分けてリリースされました。2002年1月1日から全米で15以上の会場(アリゾナ・アトランタ・カリフォルニア・フロリダ・ワシントン・デトロイト・ラスベガス・ルイジアナ・オハイオ・メリーランドなど)で開催されたもので、第1回目の好評にお応えして行われた2回目のライブの模様を収録したものです。チケットは27.50~37.50ドル。スィート・ソウル・ファンにはうれしいライブと言えます。ちなみに収録はされてないけれど、会場によってはThe Manhattans featuring Gerald AlstonとかThe Persuaders・The Intruders等も登場しています、見たいなぁ~それ。3枚を通して圧倒的に収録曲数の多いのがThe Stylisticsです。ヒットが多かったグループなので仕方の無いところですが、もうちょっと他のグループのも収録して欲しかったです。ではThe Dramaticsを見ましょう。メンバーはRon Banks・L. J. Reynolds・Willie Ford・Lenny Mayes・Winzell Kellyの5人というなかなかうれしい構成で、やはり注目はL. J.です。渋いボーカルは健在です。しかもIn the rainを歌ってくれます(雷の音が急に切れるんですけど)。他にもヒット曲のオンパレードとなっています。、もちろんWhatcha see is whatca getも聞かせます、もう何てカッコイイんでしょう。甘茶ファンにはThe Chi-Litesがいかがでしょう。残念ながらEgine Recoredが抜けたあとのメンバーでMarshall Tompson・Robert Leser・Anthony Watson・Tera Hendersonの4人。最初の2人がオリジナル・メンバーで舞台でも前面に立って歌います。衣装もなかなかカッコイイしOh girlのイントロ「ぷぷぅ~」っていうのたまりませ。これって70年代のエキスポライブを彷彿とさせてくれました(これは全員オリジナルメンバーでのライブでした、ご存知ですか)。続いてThe Delfonicsです。もちろんWilliam Hartです。メンバーはGarfield Fleming・John Johnson。デルフォといえばLa la meansです、まぁTell meが聞けるとは思ってませんが、この声もう涙ちょちょぎれ、ソファぐちょぐちょしかないでしょう。次にMelvin's Blue Notesが登場します。もちろんTeddy Pendaglas・Harold Melvinはすでに故人となっていますので、そのお姿も拝むことはできませんが、新しいリードシンガーの人かなり似てるというか、意識してるというか、いい感じで、声量も十分。往年の大ヒットが続々登場しました。大人のムードです。お次のCuba Gooding.Sr.はThe Main Ingredientにいたシンガーさんです。アーロンネビルのヒット曲で沸せてくれました。最後にMajor Harrisの紹介を。47年2月9日にリッチモンド(バージニア州)生まれ。おばあちゃんはボードビルで働き、父はプロのギタリスト。母は聖歌隊のリーダーという音楽一家に育ち、兄弟のJoe JeffersonはThe Spinnersのヒット曲の多くを作ったフィラデルフィアのソングライター、従兄弟のNorman Harrisはギタリスト・プロデューサー・ソングライターなんていう、もうこの道行くしかないよね、的な環境に育った人です。彼はThe Charmersというグループに参加後、The Teenagersにも参加していたそうです。のちにThe Jarmelsを結成・解散後Laurie・Okehからソロシングルをリリースしています。Philly Grove(Nat Turner設立)でもレコーディングしています。やがてRandy Cainの抜けたThe Delfonicsに加入しますが、こちらも74年に解散。W.M.O.T. (We Men of Talent) プロダクションとソロシンガーとして契約しAtlanticからアルバムをリリースし、75年にLove won't let me waitでポップチャート第5位のヒットを放ちました。その後The Blue MagicのMargie JosephとともにThe Delfonicsを結成しています。ということで現在はThe Delfonicsと呼ばれるグループは2つあって、1つは前出のWilliam Hartのグループ、もう1つがMajor Harris・Margie Joseph・Randy Cainのグループです。ということでいかがでした?見たくなったでしょ。甘茶ファンならぜひご覧下さいね。最後に各巻も曲目を書いておきます。