更新日:2023年6月1日
宅建の通信講座は、各予備校それぞれに特徴があるため、どの講座を受講すればいいのかとても悩むと思います。
そこで、宅建試験をはじめ、数々の国家資格に合格してきた管理人が、10年以上にわたってリサーチを続けている人気19社の宅建通信講座について、それぞれの特徴を比較し、おすすめの宅建講座をランキング形式でご紹介します!
初心者におすすめの講座のほか、学習スタイル別・目的別のおすすめ通信講座や選び方のポイント、通学できる予備校などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
【執筆者】 |
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おすすめ宅建通信講座ベスト3!
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- 宅建通信講座おすすめランキング
- No.1:アガルート
わかりやすい講義と充実のサポート! - No.2:フォーサイト
効率性の徹底追及と驚異の合格率! - No.3:スタディング
全ての学習がスマホのみで完結! - No.4:ユーキャン
- No.5:資格スクエア
- No.6:クレアール
- No.7:スタケン
- No.8:LEC
- No.9:日建学院
- No.10:資格の大原
- No.11:TAC
- No.12〜:四谷学院、L・A、キャリカレ、宅建学院、e-pla、総合資格学院
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- 初心者向け宅建通信講座を学習スタイル別におすすめ!
- 予備校の通学スクールでも学べる宅建通信講座
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- 【ランキングの基準】宅建通信講座の選び方
- 宅建の通信講座を使った勉強法
- 宅建試験に関するよくある質問
宅建通信講座おすすめランキング
通信講座といえば、ユーキャン!と思い浮かべる方が多いかと思いますが、ユーキャンは、どちらかといえば趣味や実用講座のイメージが強いですね。
宅建のような法律系・不動産系の国家資格では、やはり専門的な資格予備校で学びたいところです。
では、資格予備校といえば、LEC・TAC・大原といった大手予備校が頭に浮かびますが、それは通学スクールの話です。
法律系・不動産系の国家資格を専門的に指導し、なおかつ、通信講座で実績を伸ばしているのは、アガルート・フォーサイト・スタディングの3社を筆頭にしたオンライン講座です。そして、老舗の資格予備校クレアールが続きます。
ということで、以下のランキングでは、宅建通信講座の人気19社について、私が重視する以下の5項目で比較・評価し、初心者向けの宅建講座をおすすめ順にご紹介していきます。
- 講義・講師(講義のわかりやすさ、講義時間数、講義スタイル)
- 教材(テキスト・問題集、eラーニング)
- 合格実績(合格率、合格者数、合格者の声)
- サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
- 受講料(安さ、返金制度など)
※ ランキングの基準の詳細は、当ページ内の宅建通信講座のおすすめな選び方【ランキングの基準】をご参照ください。
ランキング/通信教育講座・予備校名 | |
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初心者向け宅建講座の比較項目 |
※ 教育訓練給付金の対象には、 |
アガルート![]() ![]() ⇒ アガルート宅建通信講座 公式サイト
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アガルート宅建講座の比較項目 |
費用(受講料)
宅建試験 入門総合カリキュラム【2023年試験向け】 ★テキスト無しコース(製本テキストなしで、講義動画とデジタルブックのみで学習するコース)
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講義時間数/講義スタイル
インプット講義:46時間 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説 |
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教材(テキスト・問題集)
【テキスト】フルカラー冊子版テキスト※Web版もあり 【問題集】冊子版問題集※Web版もあり |
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教材(eラーニング)
講義受講、テキスト・問題集参照(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
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合格率・合格実績
2022年度試験において、受講生の59.5%が合格という優れた合格実績(全国平均17.0%の3.50倍) |
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サポート体制
・Facebookグループによる質問対応(回数無制限、講師が直接回答) |
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アガルート通信講座の評価・評判 |
総合評価
![]() 宅建通信講座のおすすめNo.1は、アガルートです! 最近は、ウサギ先輩とカメ後輩のテレビCMでお馴染みですね。 アガルートの宅建オンライン講座は、元 大手予備校講師の最強コンビによるわかりやすい講義が最大の強みです! テキストも、冊子版のフルカラーテキストを使用! 講義動画では、画面にテキストを映し出し、重要ポイントをマーカーしながら解説してくれるので、とってもわかりやすいです。 eラーニングに問題演習機能はありませんが、テキスト・問題集ともにスマホで閲覧できる「デジタルブック」が備わっていますので、オンラインで全ての学習を完結させることも可能です。 また、Facebookを使ったスピーディーで回数無制限の質問対応という他社にはないサポート体制も魅力ですね。しかも、講師が直接回答してくれます。 そしてなんと、これほど盛り込んだ講座内容で、リーズナブルな価格を実現し、合格者には受講料の全額返金(又は合格祝い金1万円)までもらえます! さらに、受講生の59.5%が合格という優れた合格実績! わかりやすい講義と充実のサポートで、しっかり理解しながら勉強したい方には、アガルートがおすすめです! |
評判・口コミ
アガルート本社営業の方にインタビューしました!⇒アガルートにインタビュー!【宅建講座】 |
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公式サイト ![]() |
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↓学習経験者向けコースはこちら↓![]() 不動産資格の女王と呼ばれる人気の美人講師が担当! |
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フォーサイト![]() ⇒ フォーサイト宅建通信講座 公式サイト
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フォーサイト宅建講座の比較項目 |
費用(受講料)
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講義時間数/講義スタイル
インプット講義 :12時間 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説 |
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教材(テキスト・問題集)
【テキスト】フルカラー冊子版テキスト※Web版もあり 【問題集】冊子版問題集※Web版もあり |
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教材(eラーニング)
講義受講、テキスト・問題集参照、問題演習、学習プラン作成など (スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)。 ※専用アプリで動画をダウンロードしておけば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講可能 |
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合格率・合格実績
2022年度試験において、受講生の75.0%が合格の驚異の合格率!(全国平均17.0%の4.41倍) 872名の合格者を輩出 |
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サポート体制
メールによる質問対応(回数制限あり⇒バリューセット3:20回、バリューセット2:15回、バリューセット1:10回) |
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フォーサイト通信講座の評価・評判 |
総合評価
![]() フォーサイトの宅建講座では、徹底的に無駄を省き、イラスト・図解が豊富な洗練されたフルカラーテキストが使用されます! そして、効率性を追求したコンパクトな講義!他社に比べると講義時間数が短いですが、テキストがわかりやすいため十分に理解できます。 さらに、バーチャル講師(美少女・イケメンVTuber)の講義も選べるようになりました。 また、講義の受講からテキスト参照、ゲーム感覚で取り組める確認テスト、一問一答式の単語カード、学習プランの作成など、充実した機能を備えた次世代eラーニングシステムを標準装備! そして何より、受講生の75.0%が合格、872名もの合格者を輩出する驚異の合格実績を誇り、なんと!「不合格」の場合には全額返金保証! 優れた教材で、効率的に合格を目指すなら、フォーサイトがおすすめです! |
評判・口コミ
ユーキャンとの比較記事はこちら⇒【フォーサイトvsユーキャン】優れた教材で学べる宅建講座を徹底比較! |
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公式サイト
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スタディング![]() ⇒ スタディング宅建通信講座 公式サイト
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スタディング宅建講座の比較項目 |
費用(受講料)
宅建士合格コース(スタンダード)【2023年試験向け】
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講義時間数/講義スタイル
インプット講義 :32時間 講義は通信講座専用に収録。大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 |
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教材(テキスト・問題集)
【テキスト】フルカラーWebテキスト 【問題集】Web問題集 |
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教材(eラーニング)
すべての教材をオンラインで利用する形態(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) 講義受講、テキスト参照、問題演習など ※専用アプリで動画をダウンロードしておけば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講可能 |
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合格率・合格実績
公式サイトに、2022年度試験において、854名もの「合格者の声」の掲載あり |
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サポート体制
質問対応なし ※ 学習レポート機能により、学習した時間や進捗状況が自動的に集計され、グラフと数値で確認可能 ※ 勉強仲間機能(SNS)により、受講生同士で励まし合ってモチベーション維持 |
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スタディング通信講座の評価・評判 |
総合評価
![]() スタディングのオンライン宅建講座は、スマホのみで学習できるため、まとまった学習時間を確保できない方でも安心して受講できます!しかも、ダントツの圧倒的な低価格! 講義は、受験指導界のカリスマ講師「竹原 健」先生が担当しますので、低価格だからといって講義の質が劣るなどという心配は一切無用です! サポート体制(質問対応)が用意されていないのが唯一の弱点ですが、講義の受講から過去問演習まで、画面に沿って学習を進めればいいように学習システムが組まれています。 この革新的なeラーニングシステムによりスマホのみで学習を完結させることができるため、机に向かって学習する時間が確保できない方には、超おすすめのオンライン講座です! ※オプションで冊子版テキストを購入すれば、机に向かってテキストに書き込みながら学習することも可能です! |
評判・口コミ
スタケンとの比較記事はこちら⇒【スタディングvsスタケン】スマホで学べる宅建オンライン講座を徹底比較! |
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公式サイト
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ユーキャン![]() ⇒ ユーキャン宅建通信講座 公式サイト
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ユーキャン宅建講座の比較項目 |
費用(受講料)
ユーキャンの宅地建物取引士講座【2023年試験向け】
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講義時間数/講義スタイル
インプット講義 :30時間 講義は通信講座専用に収録。大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 |
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教材(テキスト・問題集)
【テキスト】フルカラー冊子版テキスト※Web版もあり 【問題集】冊子版問題集※Web版もあり |
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教材(eラーニング)
動画講義、テキスト・問題集参照、問題演習、学習プラン作成(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
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合格率・合格実績
2021年度試験において、1,776名の合格者を輩出(2020年は924名、2019年は1,369名など、過去10年間で累計15,405名の合格者を輩出) |
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サポート体制
・メール、郵便による質問対応(回数無制限。1日3問まで) |
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ユーキャン通信講座の評価・評判 |
総合評価
![]() ユーキャンの宅建講座は、フルカラーテキストにリニューアルされ、解説動画も一挙に充実させるなど、大きくバージョンアップしました! ユーキャンは、教材制作のプロフェッショナルですから、テキストのわかりやすさはナンバーワンと言っても過言ではありません。 eラーニングも、講義動画だけでなく、テキスト参照や問題演習、進捗管理まで全てに対応! 「ユーキャン」というブランド名だけで安心できてしまうのもユーキャンのスゴさでしたが、リニューアルにより、名実ともにトップクラスの宅建講座になりましたね。 ただし、ユーキャンは、あくまでも「教材」をベースとした通信教育会社ですので、テキストをベースに学習を進めながら、理解を補うために解説動画を提供するというスタンスに変わりはないと感じます。 このため、講義そのものは他社に比べると弱い感は否めませんが、優れた教材を中心とした自己学習に加え、講師の解説講義もしっかり提供されますので、宅建の学習はユーキャンに任せておけば安心です! |
評判・口コミ
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公式サイト
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資格スクエア![]() ⇒ 資格スクエア宅建通信講座 公式サイト
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資格スクエア宅建講座の比較項目 |
費用(受講料)
宅建パーフェクト講座【2023年試験向け】
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講義時間数/講義スタイル
インプット講義 :確認中 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説 |
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教材(テキスト・問題集)
【テキスト】フルカラー冊子版テキスト※PDFあり 【問題集】Web問題集・過去問アプリ |
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教材(eラーニング)
講義受講、PDF版テキスト、問題演習(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
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合格率・合格実績
2023年新規開講のため、公表なし ※ただし、民法を担当する森Tは、法律資格の専門校「伊藤塾」で数々の合格者輩出してきた講師歴20年を超える実績 |
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サポート体制
・メールによる質問対応(回数無制限) |
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資格スクエア通信講座の評価・評判 |
総合評価
![]() 資格スクエアの宅建講座は、2021年度を最後に休講中でしたが、行政書士講座の人気講師”森T”こと森広志講師とタッグを組むことで、2023年、見事にリニューアルし、復活を遂げました! 講師歴20年を超える”森T”は、コメディアンのような面白い講義で、とにかく”固い”法律を”やわらかく”説明してくれるのが特徴です! 宅建試験の中で、最も難解かつ最重要科目のひとつである「民法」を面白おかしく解説し、得意科目に仕上げてくれます! 民法以外の科目は、リニューアル前の宅建講座を担当していた田中祐介講師が引き続き担当。田中講師も、わかりやすい講義には定評があり、宅建のほか、行政書士、司法書士試験にも合格するなど資格試験に精通した講師ですのでご安心ください。 テキストは、冊子版のフルカラーテキストに加え、PDF版も配付されますし、問題集は、WEB問題集・過去問アプリで解きまくることができますので、スキマ時間も有効活用できますね。 さらに、講義画面からワンクリックで送信できるワンクリック質問機能や、他の受講生の質疑を自由に参照できるみんなの質問機能など充実したサポート体制を備えています。 2023年に開講したばかりで合格実績がまだない点、そして、受講料がやや高額というのが欠点ではありますが、これだけ充実した講師陣・教材・サポート体制を備えていますので、お値段以上の講座です! |
評判・口コミ
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公式サイト
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クレアール![]() ⇒ クレアール宅建通信講座 公式サイト
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クレアール宅建講座の比較項目 |
費用(受講料)
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講義時間数/講義スタイル
インプット講義 :67時間 講義は通信講座専用に収録。画面にスライドを表示して解説 |
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教材(テキスト・問題集)
【テキスト】2色刷冊子版テキスト※PDFあり 【問題集】冊子版問題集※PDFあり |
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教材(eラーニング)
講義受講、問題演習、PDF化されたテキスト(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
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合格率・合格実績
公表なし。公式サイトには、2021年度試験について31名の「合格者の声」の掲載あり |
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サポート体制
メール、FAX(質問用紙)による質問対応(回数無制限) |
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クレアール通信講座の評価・評判 |
総合評価
![]() クレアールの宅建講座は、非常識合格法(合格必要得点範囲の絞り込み)が最大のセールスポイントとされています。 しかし、私が見る限り、講師歴20年のエキスパート講師による100時間を超える丁寧な講義がクレアールの最大の魅力です。 そして、カリキュラムは「パラレル学習法」が採用されており、インプット講義2単元(30分×2)ごとに、アウトプット講義1単元(30分)を繰り返しながら実践的な知識を身につけることができます。 また、eラーニング「一問一答WEBテスト」により、スキマ時間を活用した問題演習も可能です。 クレアールは、お買い得価格なうえに、合格者にはお祝い金ももらえますので、”とにかく安く”、”とにかく丁寧”な講座を求める方におすすめです。 |
評判・口コミ
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公式サイト
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スタケン![]() ⇒ スタケン 宅建通信講座 公式サイト ![]()
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スタケン宅建講座の比較項目 |
費用(受講料)
スタケン 宅建講座(プラチナ)【2023年試験向け】
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講義時間数/講義スタイル
インプット講義 :確認中 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説 |
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教材(テキスト・問題集)
【テキスト】2色刷冊子版テキスト(住宅新報出版「パーフェクト宅建士」を使用) 【問題集】Web問題集 |
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教材(eラーニング)
講義受講、問題演習 |
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合格率・合格実績
公式サイトには、2021年度試験において、7名の「合格者の声」の掲載あり |
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サポート体制
質問対応なし ※ 最上級プランの「プレミアム」(65,780円)に申し込めば、月1回のZOOM相談会(全9回)に参加可能 ※ 掲示板機能(コニュニティーボード)により、受講生同士で質問し合ったり、情報交換が可能 |
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スタケン通信講座の評価・評判 |
総合評価
![]() スタケンのオンライン宅建講座は、総合資格学院などで講師を務めてきたベテラン講師が、市販テキスト「パーフェクト宅建士」に沿って、さわやかな喋りでわかりやすい講義を展開してくれます。 2023年度向け講座から、新たにZOOM講義(9月・10月に5回)が採り入れられ、リアルな講義にも参加できるようになりました。 市販テキストを使用するため、通信講座のメリットのひとつ”オリジナル教材”が欠けているのは残念なところですが、その分、お求めやすい価格になっています。 また、標準で問題演習機能も付いていますので、スマホで10年分の過去問を一問一答や四肢択一の形式で解くこともできます。 なお、講義画面にテキストが表示されますので手元にテキストがなくても講義は受講できますが、スマホでテキストを参照する機能はありません。 このため、復習や問題演習の際にテキストを確認したい場合は、冊子版テキストを使用することになりますので、”スマホを中心に学習できるオンライン講座”という位置づけになるかと思います。 スタケンは、お求めやすい価格で購入できますので、シンプルに、「プロの講義を受講したい」、「スマホで問題演習がしたい」という方に気軽に購入していただきたい講座ですね。 |
評判・口コミ
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公式サイト
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LEC![]() ⇒ LEC宅建通信講座 公式サイト
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LEC宅建講座の比較項目 |
費用(受講料)
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講義時間数/講義スタイル
インプット講義 :105時間 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説 |
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教材(テキスト・問題集)
【テキスト】2色刷冊子版テキスト(LEC市販の「出る順宅建士合格テキスト」+オリジナルテキスト) 【問題集】冊子版問題集 |
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教材(eラーニング)
【受講形態でWebを選択した場合】 |
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合格率・合格実績
2021年度試験において、受講生の71.3%が合格と公式サイトに掲載されていますが、対象者はLECの公開模試を全て受験し、その正答率が6割以上だった受講生のみを集計したものとなっています。(対象者443名中316名が合格) |
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サポート体制
メールによる質問対応(教えてチューター)(回数制限あり⇒40回) |
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LEC通信講座の評価・評判 |
総合評価
![]() LECは、法律系資格を中心とした業界最大手の資格予備校として、数多くの合格者を輩出し続けています。 LECの宅建講座は、人気のエース講師「水野健」先生を筆頭にした実力派講師陣、ノウハウが集約された教材、練り上げられたカリキュラム、優れた合格実績など、どれを見ても業界トップクラスです。 受講料は高額となりますが、試験に向けて万全の態勢を整えるのなら、LECを選択するという方法もあると思います。 |
評判・口コミ
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公式サイト
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日建学院![]() ⇒ 日建学院 宅建通信講座 公式サイト |
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日建学院宅建講座の比較項目 |
費用(受講料)
※「通信合格コース(38,000円)」は、講義なしの自己学習コースですので間違えないようにご注意ください。
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講義時間数/講義スタイル
約120時間 講義は通信講座専用に収録。大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 |
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教材(テキスト・問題集)
【テキスト】2色刷冊子版テキスト 【問題集】冊子版問題集 |
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教材(eラーニング)
講義受講(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
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合格率・合格実績
2022年度試験において、2,319名の合格者を輩出 |
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サポート体制
メール・FAXによる質問対応(回数無制限) |
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日建学院通信講座の評価・評判 |
総合評価
![]() 日建学院は、建築関係の資格を中心に、全国47都道府県を網羅した通学スクールを展開していますが、併せて、通信講座も提供しています。 日建学院は、宅建みやざき塾で人気の「宮嵜晋矢」講師を筆頭にした充実した講師陣と、練り上げられた映像講義が最大の魅力です。 ただし、受講料がやや高めという点と、あくまでも「通学講座」がメインであり、2,319名の合格者というのも通学生が中心と考えられることから、通信講座としての実績は未知数といえます。 |
評判・口コミ
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公式サイト
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資格の大原![]() ⇒ 資格の大原 宅建通信講座 公式サイト ![]() |
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大原宅建講座の比較項目 |
費用(受講料)
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講義時間数/講義スタイル
インプット講義 :100時間 講義は、通学講座を収録。黒板の前に立ち、板書しながら解説 |
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教材(テキスト・問題集)
【テキスト】2色刷冊子版テキスト 【問題集】冊子版問題集 |
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教材(eラーニング)
【受講形態でWebを選択した場合】 |
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合格率・合格実績
ここ数年は公表なし(2017年度試験で、531名の合格者を輩出) |
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サポート体制
メールによる質問対応(回数制限あり⇒30回) |
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大原通信講座の評価・評判 |
総合評価
![]() 大原は、さすが大手予備校だけあって、満足度の高い講義やオリジナル教材など、宅建試験に合格するには十分な講座が提供されます。 ただし、簿記、税理士、公認会計士などの会計系資格や公務員試験を中心とした講座展開を行っているため、法律系・不動産系資格では存在感が少し薄いように感じます。 通学スクールとして通うなら、LECやTACと並べて検討対象になりますが、宅建試験の通信講座を選ぶにあたって、敢えて大原を選択する必要はないのではないかと思います。 |
評判・口コミ
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公式サイト
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TAC![]() ⇒ TAC宅建通信講座 公式サイト |
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TAC宅建講座の比較項目 |
費用(受講料)
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講義時間数/講義スタイル
インプット講義 :100時間 講義は通学講座を収録。黒板の前に立ち、板書して解説 |
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教材(テキスト・問題集)
【テキスト】白黒冊子版テキスト 【問題集】冊子版問題集 |
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教材(eラーニング)
【受講形態でWebを選択した場合】 |
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合格率・合格実績
2021年度試験において、1,063名の合格者を輩出(2020年度は911名) |
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サポート体制
メール・FAXによる質問対応(回数無制限) |
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TAC通信講座の評価・評判 |
総合評価
![]() TACは、もともと会計系の資格で開校した予備校で、宅建試験に関しては、いわゆる名物講師が不在ということもあり、目立った推しポイントが少なく感じます。 とはいえ、信頼できる実績や、プロフェッショナル講師陣、ノウハウを凝縮した教材、戦略的カリキュラムなど優れた講座が提供される予備校であることは間違いありません。 ただし、もっと低価格の講座で十分に合格できるわけですから「通信講座」を検討する場合は、やはり通信講座専門校(アガルート、ユーキャン、スタディングなど)の中で検討するのがベターかと思います。 |
評判・口コミ
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公式サイト
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四谷学院 |
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費用(受講料)
![]() 宅建講座 [Web通信] 82,800円 |
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講義時間数
12時間(アニメ動画) |
テキスト
フルカラー(冊子) |
eラーニング
講義受講、Web問題集、学習プラン作成 |
合格実績
64.4%(2019〜2021年の平均) |
サポート体制
メール(回数無制限。担任サポートスタッフ) |
総合評価
65点 ![]() |
一言コメント
「55段階学習システム」で有名ですが特に意味はなく、カリキュラムに沿って、10分程度のアニメ動画を視聴し、対応したテキストを読み、Web問題集を解く、を繰り返す。アニメ動画は他社にない特徴ですが、実質的にはテキストは自己学習になる点に注意。 |
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評判・口コミ
四谷学院の宅建通信講座を徹底レビュー!【評判・口コミ】 |
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L・A <エル・エー> |
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費用(受講料)
宅建 速学合格コース【2023年向け】 [Web通信] 早期割引→ 49,500円 |
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講義時間数
75時間 |
テキスト
2色刷(冊子)(市販「パーフェクト宅建士」シリーズ使用) |
eラーニング
講義受講 |
合格実績
33%(2019年度) 合格者の声に合格年度の記載なし(過去からの累計で78名) |
サポート体制
メール・郵送(回数無制限) |
総合評価
60点 ![]() |
一言コメント
市販テキストを使用することでコストを抑え、プロの講義を提供するのが「授業屋」であるエルエーの神髄。丁寧な授業には安定感があるが、通信講座のメリットのひとつ”オリジナル教材”が欠けてしまうのは残念。 |
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評判・口コミ
エルエー宅建通信講座を徹底レビュー!【評判・口コミ】 |
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キャリカレ |
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費用(受講料)
宅地建物取引士 合格指導講座 [Web通信] 2023年6月14日13:59まで→33,100円 ※「不合格者」全額返金! |
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講義時間数
33時間 |
テキスト
2色刷(冊子) |
eラーニング
講義受講 |
合格実績
公表なし 合格者の声もほぼなし(年に数名) 「70%の合格率」との記載があるが、担当講師の通学スクールでの実績 |
サポート体制
メール(専属サポーター) |
総合評価
60点 ![]() |
一言コメント
受講料は安価で、不合格の場合は全額返金を受けられる点と、専属サポーターによるサポート体制は魅力的ですが、講座内容自体には特筆すべき点はなく、特に合格実績に関しては信頼できる情報がほとんどありません。 |
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評判・口コミ
キャリカレの宅建通信講座を徹底レビュー!【評判・口コミ】 |
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宅建学院 |
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費用(受講料)
![]() 宅建超完璧講座【2023年試験向け】 [DVD通信] 115,500円 |
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講義時間数
93時間 |
テキスト
2色刷(冊子)(らくらく宅建塾使用) |
eラーニング
なし(DVDのみ) |
合格実績
公表なし |
サポート体制
質問専用ホットライン(電話・FAX) |
総合評価
60点 ![]() |
一言コメント
独学者のバイブル「らくらく宅建塾」をテキストとして使用するDVD通信講座。独学者向けのテキストのため、通信講座のメリットが薄らぐように感じます。らくらく宅建塾が気に入った方は検討の余地あり。 |
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e-pla(イープラ)宅建 |
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費用(受講料)
宅建通信講座(公開模試付属)【2022年向け】 [Web通信] [Web+DVD通信] |
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講義時間数
7時間 |
テキスト
2色刷(冊子)(市販テキスト「パーフェクト宅建士」使用) |
eラーニング
講義受講 |
合格実績
公表なし |
サポート体制
質問サポートあり(回数制限あり) |
総合評価
60点 ![]() |
一言コメント
市販テキストに7時間の講義を提供するだけ講座です。 |
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総合資格学院 |
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費用(受講料)
宅建通信講座【2022年向け】 [Web通信] |
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講義時間数
ほぼなし |
テキスト
2色刷(冊子)(学院著書の市販「必勝合格宅建士テキスト」使用) |
eラーニング
講義受講 |
合格実績
公表なし 合格者の声もなし |
サポート体制
メール ※電話カウンセリング1回のみあり |
総合評価
55点 ![]() |
一言コメント
市販テキストとその付属DVDによる学習がメインで、あとは模試を受けるのみ。通信講座としての中身はほとんどありません。 |
人気の宅建通信講座を徹底比較!
以上、宅建の通信講座をおすすめ順にご紹介してきました。
次は、各講座を比較しやすいように、項目別に整理してご紹介していきたいと思います。
宅建講座の比較一覧表
まずは、宅建講座のおすすめ上位10社を一覧表に整理しましたので、比較検討にご活用ください。
この一覧表では、以下の項目を掲載しています。
- 初心者向けの主力コース、受講料、返金制度
- 講義時間、担当講師、講義スタイル
- テキスト、問題集、eラーニング
- 合格率、サポート体制、総合評価
※ この表は、上下・左右にスクロールできます。
(おすすめ順位) 通信講座 |
初心者向け 主力コース |
費用 |
返金制度 | 講義時間 | 講師 | 講義スタイル | テキスト | 問題集 | eラーニング | 合格率・実績 | サポート体制 | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
No.1 アガルート ![]() |
宅建試験 入門総合カリキュラム【2023年向け】 | 43,824円 |
合格者全額返金 or 合格お祝い金1万円 | in:46時間 out:26時間 合計:72時間 |
-元LECのベテラン講師- 小林美也子講師 |
画面にテキストを表示して解説 | フルカラー(冊子+Web) | 冊子+Web | 講義 テキスト・問題集 |
59.5%の合格率 (2022年) |
・Facebookによる質問対応(回数無制限) ・月1回ホームルーム |
90点 |
No.2 フォーサイト ![]() |
宅地建物取引士スピード合格講座(バリューセット3)【2023年向け】 | 69,800円 |
「不合格者」全額返金 教育訓練給付金の対象講座 |
in:12時間 out:6時間 合計:18時間 |
-業界トップクラスの合格率を生み出す- 窪田 義幸 講師 |
画面にテキストを表示して解説 | フルカラー(冊子+Web) | 冊子+Web | 講義 テキスト・問題集 問題演習 |
75.0%の合格率 872名の合格者を輩出 (2022年) |
メールによる質問対応(回数制限あり バリューセット3:20回) | 90点 |
No.3 スタディング ![]() |
宅建士合格コース(スタンダード)【2023年向け】 | 19,800円 | 合格お祝い金3千円(Amazonギフト券) | in:32時間 out:- 合計:32時間 |
-受験指導界のカリスマ講師- 竹原健講師 |
大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 | フルカラー(Web) ※オプションで冊子版も |
Web | 講義 テキスト・問題集 問題演習 |
813名の合格者の声 (2022年) |
質問対応なし ※勉強仲間機能(SNS)あり |
90点 |
No.4 ユーキャン ![]() |
ユーキャンの宅建士短期合格講座【2023年向け】 | 63,000円 | 教育訓練給付金の対象講座 | in:30時間 out:30時間 合計:60時間 |
5名の講師で分担 | 大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 | フルカラー(冊子+Web) | 冊子+Web | 講義 テキスト・問題集 問題演習 |
1,776名の合格者を輩出 (2021年度) |
・メール、郵送による質問対応(回数無制限) ・7回の添削課題 |
90点 |
No.5 資格スクエア ![]() |
宅建パーフェクト講座【2023年向け】 | 77,000円 | 合格お祝い金5千円 | in:確認中 out:確認中 合計:確認中 |
-圧倒的にわかりやすい講義- ”森T”こと森広志講師(民法) 田中祐介講師(民法以外) |
画面にテキストを表示して解説 | フルカラー(冊子+PDF) | Web+アプリ | 講義 テキスト 問題演習 |
2023年新規開講のため公表なし | ・メールによる質問対応(回数無制限) ・月1回、ZOOM相談会 |
80点 |
No.6 クレアール ![]() |
宅地建物取引士 完全合格パーフェクトコース【2023年向け】 | 45,448円 |
合格お祝い金8千円 教育訓練給付金の対象講座 |
in:67時間 out:58時間 合計:125時間 |
-受験界のエキスパート- 石川 秀才 講師 |
画面にスライドを表示して解説 | 2色刷(冊子+PDF) | 冊子+PDF | 講義 PDFテキスト・問題集 問題演習 |
31名の合格者の声 (2021年) |
メール・FAXによる質問対応(回数無制限) | 75点 |
No.7 スタケン ![]() ![]() |
スタケン宅建講座(プラチナ)【2023年向け】 ※2023年2月リリース予定 |
43,780円 | 合格者全額返金 | in:確認中 out:確認中 合計:確認中 |
-不動産コンサルティングのスペシャリスト- 渡邉 宏 講師 |
画面にテキストを表示して解説 | 2色刷(冊子) | Web | 講義 問題演習 |
7名の合格者の声 (2021年) |
質問対応なし ※掲示板機能あり ※プレミアムプラン(65,780円)では、月1回のZOOM相談会(全9回)あり |
70点 |
No.8 LEC ![]() |
宅地建物取引士 プレミアム合格フルコース【2023年向け】 | 154,000円 | 教育訓練給付金の対象講座 | in:105時間 out:90時間 合計:195時間 |
-宅建受験界のエース講師- 水野 健 講師 |
画面にテキストを表示して解説 | 2色刷(冊子) | 冊子 | 講義 | 公開模試を全て受験し、正答率6割以上の受講生の合格率71.3%(2021年) | メールによる質問対応(回数制限あり:40回) | 70点 |
No.9 日建学院 ![]() |
宅建士) 重点Webコース【2023年向け】 | 110,000円 | 教育訓練給付金の対象講座 | 合計:120時間 | -宅建みやざき塾- 宮嵜 晋矢 講師 |
大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 | 2色刷(冊子) | 冊子 | 講義 | 2,319名の合格者を輩出 (2022年) |
メール、FAXによる質問対応(回数無制限) | 70点 |
No.10 資格の大原 ![]() ![]() |
宅建士 合格コース・入門パック【2023年向け】 | 156,800円 | 教育訓練給付金の対象講座 | in:100時間 out:35時間 合計:135時間 |
満足度の高い講義 | 黒板の前に立ち、板書して解説 | 2色刷(冊子) | 冊子 | 講義 | 公表なし | メールによる質問対応(回数制限あり:30回) | 65点 |
※ 教育訓練給付金の対象講座は、要件を満たせば受講料の20%が給付されます。⇒教育訓練給付制度とは【通信講座の受講料がキャッシュバック!】
では、上記の比較一覧表のなかから、費用の安さや合格率の高さ、サポートの充実度などをピックアップして、項目別に人気の宅建通信教育講座を比較していきたいと思います。
費用の安さを比較
自分に合った、より良い通信講座を選ぼうと思っても、どうしても金銭的に厳しい場合もありますよね。
いくら講座内容が良くても、手が出せないような価格では購入できませんからね。。ここは、ご自身の財布と相談が必要になってきます。
大手予備校と通信教育講座の費用の違い
受講料に関しては、LEC・TAC・大原などの大手資格予備校は教室運営のコストがかかるため、15万円前後という高額な受講料となっています。
一方、スタディング・アガルート・フォーサイトなどの通信教育講座は教室運営のコストがかからないため、2万円〜6万円と非常に低価格です。
LEC・TAC・大原などの大手予備校は受講料は高額ですが、知名度も実績もあり、優れた資格講座であることは、わかりきっています。
しかし、スタディング・アガルート・フォーサイトなどの通信教育講座は、受講料は安く、知名度も低いですが、果たして大手資格予備校よりも劣っているのでしょうか?
そんなことはありません。価格が高いか安いかは、教室運営をしているかどうか(地代家賃、人件費など)で違いが出てくるだけです。
つまり、講義、教材、カリキュラム、サポートなど、それぞれの講座内容で比較し、それが同じレベルなら、迷わず安い方を選べば良い。というのが私の考え方です。
通信教育講座は、大手資格予備校に遜色のない合格実績を築き上げているわけですから、通信講座を選ぶ際には、敢えて大手資格予備校から選ぶ必要はありません。通信教育講座の中から安心して選んでください。
料金を安い順に比較
ということで、料金が安い順に、宅建講座を並べてみました。
ただし、安いだけで質を伴わないものをご紹介する必要もありませんので、当ページのおすすめ上位6社に絞り、その中でも各社の初心者向けの主力講座(オールインワンのパック講座)で比較しています。
通信講座名 | コース名 | 講義時間 | 費用 |
スタディング![]() |
宅建士合格コース<スタンダード>(2023年試験) | 32時間 | 19,800円 合格お祝い金3千円(Amazonギフト券) |
アガルート![]() |
宅建入門総合カリキュラム(2023年試験) | 72時間 | 期間限定20%OFF→ 43,824円 合格者全額返金or お祝い金1万円 |
クレアール![]() |
完全合格パーフェクトコース(2023年試験) | 125時間 | 6月4日まで→ 45,448円 合格お祝い金8千円 |
ユーキャン | 宅地建物取引士講座(2023年試験) | 60時間 | 63,000円 |
フォーサイト | 宅建スピード合格講座バリューセット3(2023年試験) | 18時間 | セット価格→ 69,800円 不合格者全額返金 |
資格スクエア | 宅建パーフェクト講座【2023年試験】 | 確認中 | 77,000円 合格お祝い金5千円 |
ご覧のとおり、価格の安さでいえば、スタディングがダントツの最安値ですね。
次いでクレアール、アガルートの順になっています。
これらはいずれも、当ページのおすすめ上位でご紹介している講座ですので、安いからといって講座の質が低いなどということは、一切ありません。
スタディングは、質問サポートをつけないことや、製本版テキストをつけないことで、この安さを実現していますので、質問サポートが不要な方、スマホだけで勉強しようとしている方には、超おススメですね!
クレアールは、特に人気講師やすぐれた教材があるわけではありませんが、丁寧な講義が魅力です。大手予備校並みの充実の講義がこの安さで受講できるわけですから、安さと丁寧さを求める方に、おすすめです!
アガルートは、元大手予備校講師のわかりやすい講義、フルカラーテキスト、充実のサポートなど、すべてが揃ってこのお値段です。私としては、一番のおすすめです!
- スタディングがダントツの圧倒的低価格!
- スタディングは、質問サポートが不要な方、スマホだけで勉強したい方におすすめ!
- クレアールは、安さと丁寧さを求める方におすすめ!
- アガルートは、すべてが揃ってこのお値段!一番のおすすめ!
なお、 宅建の通信講座19社の受講料について、安い順ランキング!宅建通信講座を費用で徹底比較!のページで徹底比較していますので、興味のある方はそちらもご覧ください。
合格率の高さを比較
絶対に合格したい、合格できないと困る、なにがなんでも合格したい、という場合は、とにかく「合格率・合格実績」が高い講座を選ぶという方法もあります。
ただし、合格率や合格実績については、会社によって公表方法が異なるため、同列で比較することは難しいのが現状です。
各社で公表している合格実績について、おすすめの上位6社で比較してみると、以下の表のようになります。
通信講座名 | 合格率・合格者数・合格者の声 |
フォーサイト![]() |
受講生の合格率75.0%(2022年度) 872名の合格者を輩出(2022年度) |
アガルート![]() |
受講生の合格率59.5%(2022年度) |
ユーキャン![]() |
1,776名の合格者を輩出(2021年度) |
スタディング![]() |
813名の合格者の声を掲載(2022年度) |
クレアール![]() |
31名の合格者の声を掲載(2021年度) |
資格スクエア | 2023年新規開講 |
このように、合格実績として、「合格率」を公表している会社と、「合格者数」を公表している会社、そして、「合格者の声」をホームページに掲載している会社、とそれぞれ公表方法が異なっています。
合格率を公表する講座が少ないのは、通信講座の特性上、把握するのが難しいというのが理由としてあります。
とはいえ、フォーサイトとアガルートにおいては、アンケート調査によって把握できるよう企業努力を行い、合格率を公表しています。
やはり、合格率というのが受験生にとっては一番知りたい情報ですからね。
さらにフォーサイトは、合格率・合格者数いずれもトップクラスの実績を叩き出していますので、合格実績で選ぶなら、フォーサイトがナンバーワンです!
- 合格率を公表しているのは、フォーサイト・アガルートのみ
- フォーサイトは、合格率・合格者数いずれもトップクラスの実績
- 合格にこだわる方には、フォーサイトがおすすめ!
サポートの充実度を比較
独学と違って、サポートが受けられるというのも、通信講座のメリットのひとつですね。
通信講座のサポートは、勉強中に疑問点が湧いてきたときに、それを解消してくれるのはもちろんのことですが、勉強のモチベーションアップにも効果的です。
特に、勉強するのが苦手で挫折しがちな人は、サポートが充実した通信講座を選ぶのがおすすめです。
そこで、おすすめ通信講座の上位5社のサポート体制を比較し、サポートが充実している順に並べると、以下の表のようになります。
通信講座名 | サポート内容 |
アガルート![]() |
・Facebookグループによるスピーディーで回数無制限の質問対応(講師が直接回答)、他の受講生の質疑応答も見れるので、質問するまでもなく解決できることも多い。 ・毎月1回のホームルーム(毎月のアンケートに基づくYoutubeを使った動画配信) |
資格スクエア![]() |
・メールによる回数無制限の質問対応、他の受講生の質疑応答も見れる。 ・毎月1回のZOOM相談会 |
ユーキャン![]() |
・メール、郵便による回数無制限の質問対応(1日3問まで) ・7回の添削課題あり |
クレアール![]() |
メール、FAXによる回数無制限の質問対応 |
フォーサイト |
メールによる質問対応(回数制限あり⇒バリューセット3:20回、バリューセット2:15回、バリューセット1:10回) |
スタディング |
質問対応なし ※ 学習レポート機能により、学習した時間や進捗状況が自動的に集計され、グラフと数値で確認可能 ※ 勉強仲間機能(SNS)により、受講生同士で励まし合ってモチベーション維持 |
ご覧のとおり、サポートの充実度でいえば、アガルートが圧倒的で、次いで資格スクエア、ユーキャン、クレアールと続きますね。
スタディングは、圧倒的な低価格ですので、質問サポートがないのは、やむを得ないのかもしれません。その代わり、システム面で受講生をサポートできるように工夫がなされていますね。
とにかく、サポートで選ぶなら、アガルートがナンバーワンです!
- サポートの充実度は、アガルートが圧倒的!
- 次いで、資格スクエア・ユーキャン・クレアール
- サポートで選ぶなら、アガルートがおすすめ!
DVDで学べる講座を比較
次は、スマホで勉強するのとは真逆に、自宅のインターネット環境が悪いなど、オンライン講座・WEB講座ではなく、DVD講座を探している方もいらっしゃるかもしれませんね。
DVDで学べる通信講座は、最近は減少傾向にありますが、当サイトの上位10社の中では、下記の5社がDVD通信に対応しています。
いずれもWEB通信に比べると、DVD通信の方が10,000円前後ほど割高になりますが、それはやむを得ませんね。
この4社の中では、フォーサイト・クレアール以外は大手予備校のため受講料が一気に跳ね上がり、15万円を超えてきます。
ですので、DVD通信講座としての検討対象は、フォーサイトかクレアールのいずれかになりますね。
DVD通信講座 | コース名/受講料 |
フォーサイト![]() |
[Web通信] |
クレアール![]() |
[Web通信] |
LEC |
[Web通信] 154,000円 |
大原 |
[Web通信]156,800円 |
TAC |
[Web通信] 165,000円 |
- 大手予備校はDVD通信に対応しているが15万円を超える
- DVD講座なら、フォーサイト or クレアールがおすすめ!
スマホだけで学べるオンライン講座を比較
宅建試験の勉強をしたいけれど、どうしても仕事で忙しく、机に向かってまとまった勉強時間が確保できないという社会人の方も多いと思います。
このような方は、いかにスキマ時間を有効活用して勉強できるか、というのがポイントになってきます。
ということで、ここではスマホだけで勉強できるオンライン講座をご紹介したいと思います。
スマホ学習に特化したオンライン講座
スマホ学習に特化したオンライン講座の代表格は、「スタディング」と「スタケン」ですね。
オンライン講座名/受講料 | スマホ対応 |
スタディング 宅建士合格コース<スタンダード> 19,800円 |
講義視聴、テキスト参照、問題演習、進捗管理 |
スタケン 宅建講座 43,780円 |
講義視聴、(テキスト参照)、問題演習、進捗管理 ※テキストは、講義動画で表示 |
スタディングは、そもそもスマホだけで勉強するオンライン講座です。
講義視聴からテキスト参照、問題演習(アプリ)まで、すべてスマホのみで完結させられます。(オプションで冊子版テキストも購入可能)
スタケンは、スマホを中心に学習することを想定したオンライン講座です。
講義視聴や問題演習(アプリ)がスマホで可能ですが、テキストを参照する機能がないので、復習の際は、冊子版テキスト(市販のパーフェクト宅建士)を読む必要があります。とはいえ講義中は、テキストが画面に映し出されますので、手元にテキストがなくてもOKです。
スタディングとスタケンについては、スマホで学べる宅建オンライン講座を徹底比較!【スタディングvsスタケン】のページで徹底比較していますので、詳しくはそちらをご覧ください。
優れたeラーニング機能を備えたオンライン講座
次は、原則として冊子版の教材を使用しながらも、すべての教材がスマホでも利用できる優れたeラーニング機能を構築しているフォーサイトとユーキャンです。
オンライン講座名/受講料 | スマホ対応 |
フォーサイト 宅建スピード合格講座(バリューセット3) 69,800円 |
講義視聴、テキスト参照、問題演習、進捗管理 |
ユーキャンの宅地建物取引士講座 63,000円 |
講義視聴、テキスト参照、問題演習、進捗管理 |
フォーサイトもユーキャンも、講義視聴からテキスト参照、問題演習(アプリ)まで、すべてスマホで利用できるようになっています。
さらにそのうえ、フルカラーの冊子版テキストまで付いていますので、オールマイティな勉強ができますね。
もともとは、フォーサイトが特許取得のeラーニングシステムで業界をリードしていましたが、ユーキャンもそれに追いつき、同等の機能を備えるにまで至りました。
フォーサイトとユーキャンについては、優れた教材で学べる宅建講座を徹底比較!【フォーサイトvsユーキャン】 のページで徹底比較していますので、詳しくはそちらをご参照ください。
スキマ時間に耳学できる要点濃縮リスニング講座
ここで、ちょっと変わり種の要点濃縮リスニング講座『GYUTTO-LEARNING』ご紹介します。
上記でご紹介したオンライン講座は、スキマ時間に勉強できるとはいえ、スマホを手に持って、スマホの画面を見る必要があります。
昼休みに勉強したり、電車で席に座れた場合などは問題なく勉強できると思いますが、電車で座れなかった場合や車通勤の場合、徒歩通勤の場合などは、スマホ画面を見るのはけっこう難しいですよね。
このように、スマホ画面を見れないときに活躍するのが、リスニング講座です。
リスニング講座なら、手はフリーになりますし、目で見る必要もありませんので、何か別のことをしながらでも勉強できてしまいます。
電車通勤はもちろんのこと、車通勤や徒歩通勤でも使えます。
さらに、講義の音声とは違って、重要知識のみを1行程度の短い文章に凝縮して読み上げてくれますので、とても効率的に知識を詰め込んでいくことができるんです。
総合的な勉強をする教材ではなく、あくまでも”重要知識の暗記”に特化した教材になりますので、独学に付加して利用するか、もしくは他の資格講座と併用するような使い方が効果的ですね。
サブスク方式で、月額980円というわずかな負担ですので、スキマ時間を有効活用したい方は、利用してみてはいかがでしょうか。
\宅建試験2023年度版リリース!/
⇒濃縮リスニング講座『GYUTTO-LEARNING』
直前期3ヶ月前からの短期集中講座を比較
宅建試験まで、もう時間がないけれど、なんとかして今年の試験に合格したい!といった場合の最後の頼みの綱、初心者向けの「短期集中講座」といったものも用意されています。
宅建の通信講座は、一般に半年前後の学習期間でカリキュラムが組まれていますが、これを必要最小限まで徹底的に圧縮し、学習期間をたったの3ヶ月にまで凝縮した短期集中の通信講座です。
効率的な講義や、良質な問題演習など工夫を凝らし、短期間で合格へと導いてくれる講座となっていますので、おすすめの短期集中講座をピックアップしてご紹介します。
No.1:宅建士ウルトラ合格ライトコース|LEC![]() ⇒LEC宅建士講座 公式サイト |
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LEC短期集中宅建講座 |
通信講座名・受講料
究極の短期集中学習コース!3ヶ月で合格を目指す!
宅建士 ウルトラ合格ライトコース 【2023年試験向け】 |
カリキュラム(概要)
インプット講義(45時間) アウトプット演習講義(15時間) 模試(4回) |
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管理人コメント
LECの「ウルトラ合格ライトコース」では、“合格に必要な知識”を凝縮した「ウルトラ速習35時間完成講座」で、まずはインプットを済ませます。 その後に「ウルトラ演習解きまくり講座」で良質な問題演習で知識の定着と解答力を養成し、4回の模試で本試験に向けた総仕上げを行うというカリキュラムで、最短3ヶ月の短期合格を実現します! |
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公式サイト
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No.2:宅建士まるかじり本科生|TAC![]() ⇒TAC 公式サイト |
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TAC 短期集中講座 |
通信講座名・受講料
たったの2ヶ月で合格を目指す!
宅建士 まるかじり本科生【2023年向け】 |
カリキュラム(概要)
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管理人コメント
TACの「まるかじり本科生」は、最短時間で合格を勝ち取るTAC市販の書籍「やさしい宅建士シリーズ」の著者である相川眞一講師が、その書籍を使用して、超短期間で合格へと導く講座になっています。 たったの2ヶ月で合格を目指せる講座は、「まるかじり本科生」しかありません! |
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公式サイト
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No.3:宅建士合格コース<スタンダード>|スタディング![]() ⇒ スタディング宅建WEB講座 公式サイト |
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スタディング短期集中宅建講座 |
通信講座名・受講料
スマホのみでスキマ時間の全てを勉強時間に変えて、 短期合格を目指す!
宅建士合格コース<スタンダード>【2023年向け】 |
カリキュラム(概要)
インプット講義(約32時間) Web問題集(自己学習) 模試(1回) |
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管理人コメント
スタディングの宅建士講座は、講義の受講から過去問演習まですべての学習をスマホのみで完結させることができます。 このため、自宅での学習時間に加え、普段の生活でスマホを触っている時間のすべてを勉強時間に変えることができますので、超短期合格も狙えます! |
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公式サイト
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学習経験者向け中上級講座を比較
以上は、初心者向けのおすすめ宅建講座でした。では、初心者ではない場合はどうすればいいのでしょうか。
宅建試験に独学でチャレンジしたけれど残念ながら落ちてしまった場合など、2年目にリベンジを目指す際は、イチから改めて学習をやり直すのではなく、基礎知識をザッと再確認したい!得点力を付けたい!応用力を養成したい!と思うはずです。
そんな場合に役立つのが、学習経験者向け(中上級者)向けの通信講座です!
学習経験者の場合は、初心者と同じように基礎からじっくりと学習をやり直すというのは効率的ではありませんので、基礎知識をサッと復習しながら、問題演習を中心とした学習で得点力を養うという学習方法が効果的です。
中上級講座では、インプットとアウトプットを均等に進めるコースや、アウトプット中心のコースなどが用意されていますので、おすすめの3つの講座をピックアップしてご紹介します。
No.1:宅建試験 演習総合カリキュラム|アガルート![]() ⇒アガルート 宅建試験講座 公式サイト |
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アガルート学習経験者向け宅建講座 |
通信講座名・受講料
学習経験者向けに最適化されたインプット講義と問題演習の平行学習!
宅建試験 演習総合カリキュラム 【2023年向け】 ★テキスト無しコース(製本テキストなしで、講義動画とデジタルブックのみで学習するコース) |
カリキュラム(概要)
インプット・アウトプット平行講義(45時間) 総まとめ講義(12時間) 答練・模試(3回) |
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管理人コメント
アガルートの「演習総合カリキュラム」は、「インプット講義」と「過去問演習・解説」を平行して行う「演習総合講義」を中心として、直前答練、総まとめ講座、模擬試験というインプット・アウトプットの全ての講座を盛り込み、学習経験者が知識の底上げと解答力を養成するには、最適な講座です! |
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公式サイト
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No.2:宅建士 再チャレンジ合格フルコース|LEC![]() ⇒LEC 宅地建物取引士講座 公式サイト |
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LEC学習経験者向け宅建講座 |
通信講座名・受講料
徹底的な基礎固め+圧倒的な演習量で得点力を磨く!
宅建士 再チャレンジ合格フルコース【2023年向け】 |
カリキュラム(概要)
インプット講義(111時間) 答練・模試(15回) 直前講義(18時間) |
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管理人コメント
この講座は、基礎知識のインプットから徹底的にやり直したうえで、応用論点・頻出論点の演習を中心とした学習経験者向けコースで、圧倒的な演習量を誇り、本試験を突破するための出題パターンと解法テクニックを習得していくための講座です! 学習時間に余裕があり、絶対の絶対に合格したい!という方におススメです。 |
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公式サイト
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No.3:宅建士 答練本科生|TAC![]() ⇒TAC 宅建士講座 公式サイト |
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TAC学習経験者向け宅建講座 |
通信講座名・受講料
とにかく問題演習!アウトプット完全制覇コース!
宅建士 答練本科生【2023年向け】 |
カリキュラム(概要)
答練・模試(25回) |
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管理人コメント
問題演習不足を痛感している学習経験者が、とにかく問題演習をこなし、本試験での得点力を高めるためのアウトプット完全制覇コースです! |
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公式サイト
![]() |
模試を比較
模試というのは、通信講座のパック講座を受講すれば、そこに含まれているケースが多いですが、独学を中心に学習を進めながら、模試だけ予備校を活用するといった方法もあります。
独学であっても、予備校の模試(模擬試験)だけは受験しておいた方がいいと言われますが、これには以下のような理由があります。
- 自分の苦手分野・弱点を把握することができる
- 受験生の中での自分の実力を知ることができる
- 本試験の出題可能性が高い問題を押さえることができる
- 解答の時間配分やマークシートの解答形式、本試験での緊張感に慣れることができる
ただし、金銭的な負担や時間的なロスといったデメリットもないわけではありませんが、模試は、受験するメリットの方が圧倒的に大きいと思いますので、できるだけ受験することをおすすめします!
※ 2023年度の日程がまだ公表されていない模試については、2022年度の日程を見え消しで表示しています。
予備校名/受験場所/成績処理 | 模試名 | 日程 (2023年) |
回数 | 受験料 |
---|---|---|---|---|
LEC![]() 会場or自宅 成績処理あり |
全日本宅建公開模試<基礎編> | @7/19〜 A8/2〜 |
2回 | ※未販売 |
全日本宅建公開模試<実戦編> | B8/23〜 C8/30〜 D9/6〜 |
3回 | ※未販売 |
|
ファイナル模試 | E9/22〜 | 1回 | ※未販売 |
|
3大模試パック | 上記@〜E | 6回 | 15,400円 | |
宅建士模試(LEC×総合資格学院) | 9/17〜 | 1回 | 5,500円 | |
TAC![]() 会場or自宅 成績処理あり |
全国公開模試 | @ |
1回 | |
日建学院![]() 会場or自宅 成績処理あり |
全国統一公開模擬試験 | @ |
1回 | |
フォーサイト![]() 自宅 自己採点 |
模擬試験講座 | @随時 A随時 ※ |
2回 |
詳しくは宅建のおすすめ模試のページでご紹介していますので、そちらをご参照ください。
初心者向け宅建通信講座を学習スタイル別におすすめ!
初心者の方は、上記でご紹介したおすすめランキングのうち、上位3社から選んでいただければ間違いないかと思います。
ただし、その3社から選ぶにしても、通信講座には、受講料や講義、テキスト、カリキュラム、サポートなど様々な要素があり、こっちの講座は講義は良いけれどテキストがちょっと、、こっちの講座はテキストは良いけれどカリキュラムがちょっと、、など結局どれを選べばいいのかわからない、、と途方に暮れてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、こういった方のために、初心者向けのおすすめ宅建講座を学習スタイルで比較してご紹介したいと思いますので、参考にしてみてください。
理解重視の方には講義・サポートが充実したアガルート
まずは、宅建試験の勉強は、基本的に机に向かって勉強しようと考えている方へのおすすめ通信講座からご紹介します。
机に向かって勉強する場合におすすめの宅建講座は2つあり、まずは、「理解重視」で勉強したい方へのおすすめ講座です。
- 机に向かって「理解重視で」勉強したい方には、アガルート!
- 約70時間の充実した講義!
- 大手資格予備校LECと大原でそれぞれ長年講師を務めた最強コンビによる丁寧な指導!
- スピーディーな質問対応や月1回のホームルームで疑問を解消!
- 視覚的に理解しやすいフルカラーテキスト!
アガルートは、総講義時間約70時間の充実した講義で、大手資格予備校LECと大原でそれぞれ長年講師を務めた最強コンビに丁寧に教えてもらうという学習スタイルになります。
さらに、Facebookを使ったスピーディーな質問対応や、月1回のホームルームなど、受講生に伴走する充実したサポート体制により、疑問を残さず勉強を進めることができます。
このため、机に向かって”理解重視”で勉強したい方に最適です!
テキストも、視覚的に理解しやすいフルカラーテキストが使用されます!
宅建の試験勉強では、どうしても暗記が必要になりますが、単純に暗記するのは苦痛でしかありません。
しかし、しっかりと理解しながら勉強すれば簡単に記憶することができますので、「理解重視」の勉強は、王道の勉強法といえます。
効率重視の方にはコンパクトな講義・テキストのフォーサイト
次は、机に向かって「効率重視」で勉強したい方へのおすすめ宅建講座です。
- 机に向かって「効率重視」で勉強するならフォーサイト!
- コンパクトな講義!
- 凝縮されたフルカラーテキスト!
- 次世代eラーニングでスキマ時間を有効活用!
フォーサイトは、総講義時間18時間というコンパクトな講義と、無駄を徹底的に省き、イラスト・図解により凝縮されたフルカラーテキストを使って学習を進めるというスタイルになります。
このため、机に向かって”効率的に”勉強したい方に最適です!
さらに、次世代eラーニングシステムで、スキマ時間を効率的に使って勉強することも可能です!
通信講座名/受講料 |
フォーサイト 宅建スピード合格講座(バリューセット3)【2023年試験向け】 |
講義時間数 |
18時間 |
テキスト |
フルカラー(冊子版+Web版) |
公式サイト | ![]() |
スキマ時間に勉強する方にはスマホ特化のスタディング
次は、机に向かってまとまった勉強時間を確保することができないため、スキマ時間などにスマホを使って勉強しようと考えている方におすすめのオンライン講座です。
- スキマ時間に「スマホ」で勉強するならスタディング!
- カリスマ講師のコンパクトな講義!
- アプリ(Web問題集)でサクサク勉強できる!
- すべての学習をスマホだけで完結できる!
スタディングは、ヒューマンアカデミーやクレアールなどで受験指導歴20年以上のカリスマ講師(竹原 健 先生)による総講義時間32時間というコンパクトな講義と、Web問題集でサクサク問題演習を進めることができます。
そしてなんと、すべての学習をスマホだけで完結させることができますので、スキマ時間を使った学習スタイルに最適です!
通信講座名/受講料 |
スタディング 宅建士合格コース(スタンダード)【2023年試験向け】 |
講義時間数 |
32時間 |
テキスト |
フルカラー(Web版) |
公式サイト | ![]() |
学習スタイル別の宅建講座 比較一覧表
以上、学習スタイル別の初心者におすすめの宅建講座をまとめると、以下のようになりますね。
- 「理解重視」で机に向かって勉強⇒ アガルート宅建講座
- 「効率重視」で机に向かって勉強⇒ フォーサイト宅建講座
- 「スマホ」でスキマ時間に勉強⇒ スタディング宅建講座
ここで、各通信講座のポイントを簡潔に整理した表を掲載しますので、比較検討の参考にしてください。
比較項目 | 【理解重視】 アガルート |
【効率重視】 フォーサイト |
【スマホ特化】 スタディング |
---|---|---|---|
受講料 | 宅建試験 入門総合カリキュラム【2023年向け】 43,824円 ※合格者全額返金 or お祝い金1万円! ★テキスト無しコース ⇒ 26,224円 ※合格者全額返金 or お祝い金5千円! |
宅建スピード合格講座(バリューセット3)【2023年向け】 69,800円 ※「不合格者」全額返金! |
宅建士合格コース(スタンダード)【2023年向け】 19,800円 |
講義時間 | 72時間 | 18時間 | 32時間 |
講師 | -元LECのベテラン講師- 小林美也子講師 -元 資格の大原のベテラン講師- 林裕太講師 |
-業界トップクラスの驚異の合格率を生み出す- 窪田義幸講師 |
-受験指導界のカリスマ講師- 竹原健講師 |
講義 | テキストを画面に表示してマーカーしながら解説 | テキストを画面に表示してマーカーしながら解説 | 大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 |
テキスト | フルカラー(冊子+Web) | フルカラー(冊子+Web) | フルカラー(Web) |
問題集 | 冊子+Web | 冊子+Web | Web |
eラーニング | 講義 テキスト・問題集 |
講義 テキスト・問題集 問題演習 学習プラン作成 |
講義 テキスト 問題演習 |
合格実績 | 受講生の合格率59.5%(全国平均17.0%の3.50倍)(2022年) | 受講生の合格率75.0%(全国平均17.0%の4.41倍)、872名が合格(2022年) | 813名の合格者の声(2022年) |
サポート体制 | ・Facebook(回数無制限) ・毎月1回のホームルーム |
Web(制限あり:20回まで) | 質問対応なし |
総合評価 | 90点![]() |
90点![]() |
90点![]() |
公式サイト | ![]() アガルート宅建講座 |
![]() フォーサイト宅建講座 |
![]() スタディング宅建講座 |
予備校の通学スクールでも学べる宅建通信講座
通信講座を受講すれば、時間や場所を問わず、いつでもどこでも勉強できますが、逆に、家でひとりで勉強するとすぐに挫折してしまう、、、という方などは、予備校の通学スクールに通うという選択肢も出てくるかと思います。
通学スクールは、独学や通信講座と違って、わざわざ予備校まで通う必要がありますが、逆に言えば、そこに行きさえすれば強制的に勉強できますので、さぼらずに集中して勉強することができ、勉強のペースを作ることができるというメリットがあります。
また、通学できるなら通学したいけれど、毎週必ず通えるかどうか不安、、、という場合は、大手予備校なら、通える日は通学し、都合が悪い日は別途WEB通信で受講する、ということもできます。
つまり、自分の都合に応じて、通信と通学をハイブリッドで受講する形態ですね。
大手予備校では、いずれも「通学講座」を申し込めば、欠席した日のためのWEBフォローが標準で用意されていますので、このような自由な受講が可能です。
それでは、通学スクールでも学べる宅建のおすすめ予備校をランキング形式でご紹介していきます。
No.1:LEC東京リーガルマインド|全国49校舎
LECは、とにかく法律系資格を中心に長年にわたり培ってきたLEC独自のノウハウが最大のセールスポイントです。
人気の実力派講師陣、ノウハウが集約された教材、研究し尽くされたカリキュラム、優れた合格実績など、どれを見ても、業界トップクラスです。
通える範囲にLECがあるようでしたら、宅建の予備校としては、LECを一番におススメします!
No.2:日建学院|全国150校舎
日建学院は、2,820名もの合格者を輩出するという圧倒的な合格実績を誇っています。さすが、全国47都道府県を網羅しているだけのことはあります。
そして、通学教室においても、講師が前で教鞭をとるのではなく、映像講義を視聴する形態で統一しているというのも特徴的ですね。
教室講義の臨場感は少ないかもしれませんが、その一方で、全員が最強の講師陣&最高の映像講義を受講することができるというメリットがあるわけです。
他社に比べると、受講料は高額になりますが、高い合格実績に裏付けられた、講義・教材・カリキュラムなど、疑う余地はありませんね。
主要コース/受講料 |
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校舎数 |
全国150校(直営校114校、提携校36校) 2022.6.20時点 |
通学スクールの受講スタイル |
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公式サイト |
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No.3:資格の学校TAC|全国34校舎
TACは、会計系の資格学校からスタートしたとはいえ、今では法律系も不動産系も、あらゆる資格で実績を積み重ねています。
ただし、全体的にLECに比べると価格が高めに設定されているほか、宅建試験に関しては、いわゆる名物講師・看板講師と呼ばれるような人気講師が不在ということもあり、目立った推しポイントが少ないように感じます。
とはいえ、毎年1,000人を超える合格者を輩出するという驚異の合格実績を誇り、エキスパート講師陣による講義・ノウハウを凝縮した教材・戦略的カリキュラムなど優れた講座が提供される予備校であることは間違いありません。
主要コース/受講料 |
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校舎数 |
全国34校舎(本校22校、提携校12) 2022.6.20時点 |
通学スクールの受講スタイル |
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公式サイト |
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No.4:資格スクール大栄|全国123校舎
資格スクール大栄は、教室型の講義ではなく、オンデマンド講座という形態をとっていることから、一人ひとりに合わせたオーダーメイドのサポートを提供していく、というのが最大の特長です。
いつでも自由に登校でき、オーダーメイドのFor You答練、個別にサポートするキャリアナビゲーター、個別に質問相談できるLOCSなど、とにかく充実したサポートを受けることができます。
目の前の講師から直接授業を受けることができないことはデメリットではなく、個別にサポートできるというメリットになる、という発想の転換ですね。
資格スクール大栄は、全国各地に校舎がありますので、一度資料請求をしてみてください。
主要コース/受講料 |
宅建士 For You合格完成コース |
校舎数 |
全国123校(本校84校、提携校39校) 2022.6.20時点 |
通学スクールの受講スタイル |
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公式サイト |
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No.5:資格の大原|全国48校舎
資格の大原は、簿記などの会計系資格の予備校としてスタートし、現在では法律系資格や不動産系資格なども手掛けていますが、会計系資格の予備校というイメージがかなり強いですね。
会計系資格では高い実績を誇っていますが、法律系・不動産系では存在感が少し薄いように感じます。
とはいえ、満足度の高い講義や40問正解を目指す合格カリキュラムなど 、宅建試験に合格するには十分な講座が提供されます。
主要コース/受講料 |
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校舎数 |
全国48校舎 2022.6.20時点 |
通学スクールの受講スタイル |
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公式サイト |
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宅建の予備校については、宅建の学校・予備校おすすめランキング!【通学スクールを探そう!】のページを用意していますので、詳しくはそちらをご参照ください。
独学でも宅建試験は合格できる?通信講座のメリット・デメリット
そもそも宅建試験は、独学でも合格できるのでしょうか。
独学でも合格可能だが多くのデメリット(壁)がある
宅建試験は、独学でも合格することは可能です。私自身も、宅建試験には独学で合格しました。
ただし、独学には数多くのデメリット(壁)があります。
- 自力でテキストを読み進めないといけない。
- 教材を自分でひとつずつ選ばないといけない。
- 自分で勉強方法やスケジュールを考えないといけない。
- わからなくても質問できない。
- モチベーションを維持するのが大変。
などなど、挙げればキリがないほど数多くの壁(デメリット)が存在していますので、それを自力で乗り越えないといけません。
通信講座なら独学のデメリットを全て払拭できる!
しかし、通信講座を利用すれば、下記のように、独学のデメリットをすべて払拭することができますので、独学に自信がない方・不安な方は、通信講座を積極的に利用するのがおすすめです。
項目 | 独学のデメリット(壁) | 通信講座で払拭! |
---|---|---|
講義 |
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教材 |
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カリキュラム |
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サポート |
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このように、通信講座を利用することで、独学のデメリットがすべて打ち消されることがわかりますね。
通信講座のメリット5つとデメリット1つ
これがつまり、「通信講座のメリット」ということになります。
- プロの講義を受講することができる
- オリジナルの教材一式が提供される
- 効率的なカリキュラムで勉強できる
- サポートが受けられる
このように、通信講座には多くのメリットがある一方で、デメリットがあるとすれば、コストがかかることぐらいです。
- コストがかかる
もちろん、独学に自信がある方や、金銭的に独学を選ばざるを得ない方は、独学でももちろん問題ありません。
しかし、独学が不安な方は、通信講座を受講することで、独学のデメリットを全て払拭できますので、通信講座を受講するのがおすすめです!
【ランキングの基準】宅建通信講座の選び方
それでは次は、宅建通信講座のおすすめな選び方について、ご紹介したいと思います。
これはつまり、当ページのおすすめランキングの基準にもなっているもので、以下の5項目で評価しています。
- 講義・講師(講義のわかりやすさ、講義時間数、講義スタイル)
- 教材(テキスト・問題集、eラーニングなど)
- 合格実績(合格率、合格者数、合格者の声など)
- サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
- 受講料(安さ、返金制度など)
それでは順に、各項目について解説していきます。
選び方@:講義・講師(講義のわかりやすさ・講義時間数・講義スタイル)
宅建通信講座を受講する最大のメリットは「講義」です。
つまり、講義・講師は通信講座を選ぶ際に、最も重要な要素のひとつと言えますね。
講義のわかりやすさ
わかりやすい講義かどうかのポイントは、大きく分けて以下の2点です。
- 重要度に応じてメリハリをつけたうえで、噛み砕いて解説してくれるか
- 受講生のやる気を起こさせる熱意や、聞き手を惹き付けて退屈させない話術も重要
カリスマ講師と呼ばれるような講師や高い実績を築き上げている講師は、こういった特徴を備えていますよね。
少なくとも、聞いていて退屈するような講義やメリハリのない講義、淡々とテキストを読み上げるだけのような講義は、あまりおすすめできませんね。
この辺りは、サンプル講義を聴いたうえで判断してみてください。
講義時間数
講義時間数の関係でいうと、以下の2つに分かれます。
- コンパクトに要点を絞った講義(20時間程度のものもある)
- 丁寧で充実した講義(100時間を超えるものもある)
これは、どちらが良いとは一概には言えません。コンパクトさを売りにする場合もありますし、丁寧さを売りにする場合も、いずれもあり得ます。
解説講義は要点だけで、あとは自分でテキストを読めば理解できるような方は、コンパクトな講義が効率的ですね。
一方、自分でテキストを読むのが苦手な方は、丁寧な講義でしっかりと教えてもらいながら勉強できる方がいいですね。
また、スキマ時間を活用するなら、テーマごとに短時間で刻んで収録してある講義が便利です。(通学講座も開講している資格予備校は、1講義2時間30分のものがあるため注意)
講義スタイル
また、講義スタイルも、講義のわかりやすさに影響を与えますので注意が必要です。
講義スタイルには、以下の3種類があります。
- テキストを画面に映し出して解説
- スライドを画面に表示して解説
- ホワイトボードや黒板に板書しながら解説
個人的には、テキストを画面に映し出して解説するスタイルが、一番わかりやすいと感じますね。
知識はすべてテキストに集約していくわけですから、テキストに基づく解説の方がメモ書きもしやすいですし、記憶にも残りやすいと思います。
テキストとは別のスライドを使う場合は、確かにその時はわかりやすいですが、そのスライドを印刷してテキストに貼り付けたり、全部メモ書きしたり、色々と手間がかかるので私はあまり好きではありません。
選び方A:教材(テキスト・問題集・eラーニング)
通信講座は、教材(テキスト)に基づいて講師が解説(eラーニングの講義)しますし、復習の際も教材(テキスト・問題集・eラーニングの問題演習)を使います。そして、知識を集約していくのは教材(テキスト)です。
ということで、教材は、勉強の始まりから終わりまで、常に使い続けるものですので、上記の講義と並んで、最も重要な要素のひとつです。
テキスト選びのポイントは、次の3点です。
- フルカラーに越したことはないが、できれば2色刷り以上を
- 無駄を省いた効率的なテキストになっているか
- メリハリをつけた記述(解説と暗記事項の区別、図表・イラスト)がなされているか
フルカラーにこだわる必要はありませんが、フルカラーは、とっつきやすく、記憶に残りやすいといったメリットがあります。
とはいえ、2色刷りや配色の少ないテキストは、マーカーを引きやすいというメリットもありますので、サンプルテキストを見て、自分が使いやすいと感じるものを選ぶのがいいですね。
また、eラーニングに関しては、どこの講座も、動画講義はスマホでも受講できるようになっています。
さらに、スキマ時間をフルに活用したい場合は、eラーニングが問題演習にも対応したものを選んだ方がいいですね。
選び方B:合格実績(合格率・合格者数・合格者の声など)
通信講座の合格実績としては、合格率や合格者数を公表している講座もありますし、そのような具体的な数字は出さず、合格者の声をホームページに掲載している場合もあります。
- 合格率を公表
- 合格者の人数を公表
- 合格者の声を掲載
このように、それぞれ把握できる指標が異なりますので、合格実績を同列で比較するのは難しいのが実状です。
ですので、合格実績に捉われ過ぎる必要はありませんし、合格実績だけで講座の良し悪しを判断できるものでもありません。
とはいえ、高い合格率が公表されていることや、合格者数(合格者の声)が多いことは、安心して受講できる材料になるのは確かですので、把握できる範囲で確認しておくべきですね。
選び方C:サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
質問サポートなどのフォロー制度は、通信講座を受講する大きなメリットのひとつですね。
まずは、質問サポートの有無、質問回数の制限の有無がチェックポイントです。
- 質問サポートがあるか
- 回数無制限で質問できるか
そこからさらに、サポートに力を入れている講座は、SNSやYoutube動画配信、添削課題など様々な工夫がなされています。
独学で挫折しがちな人は、サポートが充実した講座を選ぶのがおすすめです。
ただし、基本的に、質問サポートなどのフォロー体制は、マンパワーを要するものが多く、人件費に関わってきますので、受講料の安さに影響してきます。
ですので、サポートを取るか、安さを取るか、どちらを取るかの判断も必要になってきますね。
選び方D:受講料(安さ・返金制度など)
最終的に、その通信講座を申し込むかどうかの決め手になってくるのが、受講料ですね。
上記の@〜Cは、その講座の中身ですが、その中身と料金とを比較検討しながら講座を選ぶことになります。
安いに越したことはありませんが、安ければいいというものでもありません。
宅建通信講座の受講料(初心者向けの主力講座)は、通信教育講座では、4万円〜8万円あたりが相場です。
通学スクールも開講している大手予備校では、10万円を超えてきますので、通信講座を受講するなら、通信教育講座で選ぶのがおすすめです。
- 通信教育講座の相場:4万円〜8万円
- 大手予備校の相場:10万円〜20万円
料金が安いものは、安い理由(質問サポートがないなど)をきちんと把握したうえで、購入すべきですね。
逆に、高いものは、独自性が高いもの、優れた教材、優れた講師、充実のサポートなど、それぞれの理由に納得したうえで購入すべきです。
また、料金そのものは少し高めの設定になっていても、合格者(又は不合格者)への全額返金制度が用意されている場合は、費用負担が帳消しできる可能性もあります。
通信講座のおすすめな選び方まとめ
以上、宅建通信講座のおすすめな選び方(おすすめランキングの基準)をご紹介しました。
当ページのおすすめランキングでは、これらのポイントを踏まえてランク付けしていますので、上位でご紹介している通信講座なら、どれを選んでも安心して受講していただけるはずです!
宅建の通信講座を使った勉強法
宅建の通信講座について、どの講座を受講するかが決まれば、その講座を信頼して勉強を進めていきましょう!
カリキュラムに沿って勉強を進める
通信講座には、カリキュラムが決まっていますので、そのカリキュラムに沿って勉強を進めていくことになります。
カリキュラムは、テキストを参照しながらインプット講義を受け、問題集を解きながらアウトプット講義を受け(アウトプット講義がない講座もあります)、最後の仕上げに模擬試験を受ける(模擬試験がない講座もあります)、というのが基本的なパターンです。
通信講座といえども復習は必須
とはいえ、講義を受けっぱなし、問題集を解きっぱなしでは、知識は身に付きませんので、復習は必須です。
これは、独学であろうと通信講座であろうと同じです。講義を一度聴いただけでは理解できない部分もありますよね。テキストを自分で読んで復習しましょう。
問題集を一度解いただけでは、解けるようになりませんよね。間違えた問題、知識が曖昧な問題にはチェックを入れておいて、繰り返し解くようにしましょう。
通信講座は生活スタイルに合わせて勉強できる
勉強は、自宅で机に向かってテキストを広げて、パソコン・タブレットなどで講義を受講するというのが基本形になりますが、スマホを使って外出先などのスキマ時間に勉強することも可能です。
ですので、自分の生活スタイルに合わせて、勉強時間を確保しながら勉強を進めていけばいいと思います。
私自身は、独学で勉強していたときは、夜、仕事から帰ってきてから机に向かって勉強していましたが、通信講座を受講して勉強した際は、朝食を食べながら講義を聴いたり、仕事の昼休みの時間にスマホで問題を解いたりしながら勉強していました。
このように、スマホで講義を聴いたり、問題演習をしたりすることができるというのも、通信講座の大きなメリットのひとつですね。
実際のところ、ちょっとしたスキマ時間があれば、すぐにスマホをいじりますよね。そのスキマ時間の全てを勉強時間に変えることができるわけです。
では、自分に合った通信講座を使って、ぜひ宅建試験の合格を掴み取ってください!
宅建試験に関するよくある質問
それでは最後に、宅建試験や通信講座を受講するうえでのよくある質問についてご紹介します。
宅建試験はいつある?
宅建試験は、毎年1回、10月の第3日曜日に実施されます。
2023年度(令和5年度)宅建試験の日程は、以下のとおりです。
受付期間 | <インターネット申し込み> 令和5年7月3日(月)9:30〜7月19日(水)21:59 ⇒一般財団法人 不動産適正取引推進機構 ![]() |
<郵送申し込み> 令和5年7月3日(月)〜7月31日(月) ※消印有効 |
|
試験日時 | 令和5年10月15日(日)13時〜15時(2時間) ※登録講習修了者(5問免除者)は、13時10分〜15時(1時間50分) |
合格発表 | 令和5年11月21日(火) |
受験料 | 8,200円 ※令和3年度までは7,000円でしたが、令和4年度以降、8,200円に改定されています。 |
- 宅建試験の詳細はこちら⇒宅建試験【試験日・申し込み・試験内容】
宅建試験に受験資格はある?
宅建試験には、年齢、性別、学歴などの制約はありませんので、どなたでも受験できます。
ただし、受験資格ではありませんが、カンニングや替玉受験といった不正な手段で受験した者は、3年以内の期間を定めて受験を禁止される場合がありますので、この場合は受験することはできません。
宅建試験はどんな問題が出題される?
次は、宅建試験の試験科目・出題形式についてご紹介します。
試験科目は大きく分けて4科目
宅建試験は、大きく分けて、@宅建業法 A権利関係(民法等) B法令上の制限 C税・その他の4科目が出題されます。
試験科目ごとの出題数は、次のとおりです。
試験科目 | 出題数 |
---|---|
宅建業法 【宅地建物取引業法、住宅瑕疵担保履行法】 |
20問 |
権利関係 【民法、借地借家法、区分所有法、不動産登記法】 |
14問 |
法令上の制限 【都市計画法、建築基準法、国土利用計画法、農地法など】 |
8問 |
税・その他 【税法、地価公示法、不動産鑑定評価基準、統計、土地・建物など】 |
8問 |
合計 | 50問 |
四肢択一式で50問の出題
そして、すべて四肢択一式のマークシート方式で、合計50問が出題されます。
ただし、登録講習修了者は試験の一部が免除され、45問のみの出題となります。
宅建試験はどれぐらい難しい?合格率は?
次は、宅建試験の難易度についてご紹介します。
合格率は15%程度
宅建試験の合格率は、このグラフのとおり、例年、おおむね15%程度で推移しており、国家資格としては標準的な難易度と言えます。
人気資格で比較すると、例えば、行政書士の合格率は10%、社労士は6%ですので、こういった法律系資格の中では、比較的取りやすい資格といえますね。
- 難易度の詳細はこちら⇒宅建試験の難易度・合格率
合格点は7割前後
宅建試験は、「何点取れば合格」というのがあらかじめ決められているような絶対評価方式ではなく、「上位何%(又は上位何人)に入れば合格」という”相対評価方式”が採用されています。
このため、何点取れば合格できるのかというは、試験が実施されない限りわかりませんが、例年50点満点中31点〜38点の間で合格点は推移していますので、おおむね7割前後の正解が、合格点の目安となってきます。
- 合格点の詳細はこちら⇒宅建試験の合格点(合格ライン)予想
宅建の通信講座を受講した場合、勉強は何時間すればいい?
通信講座を受講したからといって、合格に必要な勉強時間が極端に短くなるわけではありません。
初心者が宅建試験に合格するには、一般的に300時間の勉強時間が必要と言われています。
しかしこれは、効率的に勉強できた場合の話ですので、独学で非効率に勉強すると500時間以上の勉強が必要になることも考えられます。
ですので、通信講座を受講すれば、最大限に効率化された300時間の勉強時間で合格できる可能性が高まる、と考えるのが妥当ですね。
- 勉強時間の詳細はこちら⇒宅建試験の合格に必要な勉強時間
宅建の通信講座は何ヶ月前から受講すればいい?
宅建講座を何ヶ月前から受講すべきかは、トータルで300時間の勉強時間を確保できるよう逆算する必要があります。
1日に3時間の勉強できる方であれば、3ヶ月強の期間になりますし、1日に2時間の方なら5ヶ月程度、1日に1時間しか勉強できない方であれば、10ヶ月程度の期間が必要になると考えて、そこから逆算して講座の受講を始めていただければと思います。
ただし、余裕を持って勉強できるよう、早めに始める方がいいですね。
1日の勉強時間 | 要する勉強期間 |
3時間 | 3ヶ月強 |
2時間 | 5ヶ月 |
1時間 | 10ヶ月 |
通信講座を受講するにはパソコンが必要?
通信講座の講義視聴などは、どこの講座もパソコンのほか、スマホ・タブレットにも対応していますので、パソコンはなくても大丈夫です。
ただし、スマホは画面が小さいので、自宅で勉強する際は、画面の大きなタブレット又はパソコンがある方が勉強しやすいですね。
宅建試験はどこで受験できる?
宅建試験は、全国の各都道府県ごとに実施され、原則として、申込時点で居住している(住民票を置いている)都道府県での受験となります。
ただし、学生や単身赴任等の事情で、住民票とは別のところに居住している場合は、現に居住している都道府県で受験することも可能です。
- 試験会場・注意点の詳細はこちら⇒宅建試験の試験会場や注意点
宅建と一緒に持っておくと良い資格は?
宅建は、不動産系資格の筆頭資格であり、法律系資格の登竜門とも言われる資格です。
このため、宅建に関連する資格は数多くあり、宅建の勉強を始めると、次から次へと挑戦意欲も沸いてきますね!
やはり相性が良いのは不動産系資格です。次に、試験範囲の関連性が高い法律系資格、そして、実務上の関係性がある金融・労務系資格もあります。
相性が良い不動産系資格 | 管理業務主任者、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、土地家屋調査士・測量士補 |
試験範囲の関連性が高い法律系資格 | 行政書士、司法書士 |
実務上の関係性が強い金融・労務系資格 | ファイナンシャルプランナー、社労士 |
宅建からのダブルライセンス・トリプルライセンスについては、宅建からダブルライセンスに挑戦しよう!【おすすめ関連資格8選】のページでご紹介していますので、詳しくはそちらをご参照ください。
宅建の資格を取ると何ができる?
最後に、そもそも宅建とはどんな仕事をする資格なのか、改めて確認しておきたいと思います。
宅建とは、正式には『宅地建物取引士』といい、土地や建物に関する専門的な知識を持った不動産取引のプロフェッショナルです。
この宅建士は、宅建業者の事務所ごとに、一定の割合で設置することが義務付けられており、3つの独占業務があるため、不動産取引においてとても重要な役割を担っています。
詳しくは、下記の関連記事で解説していますので、そちらをご参照ください。
サイト名 | 内容 |
国土交通省(宅建業、宅建試験) | 宅建業を所管する省庁である「国土交通省」の宅建業や宅建試験のページです。 |
一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 一般財団法人 不動産適正取引推進機構(指定試験機関として国土交通大臣の指定を受け、都道府県知事より試験事務の委任を受けて宅建試験を実施)のホームページです。宅建試験の案内や試験結果などの情報が掲載されています。 |