このサイトでは、私が独学で取得した宅建(宅地建物取引士)の資格に関し、独学で合格するための勉強方法やおすすめのテキスト・問題集のほか、独学が不安な方のためにおすすめの通信講座や予備校などについてもご紹介していきたいと思います。
※ 当サイトは、2007年に開設して以来、2022年現在も、常に最新情報に更新し続けています。
宅建は、例年、受験者数が20万人を超える国内最大級の国家資格で、マンモス資格と呼ばれるほど非常に人気のある資格です。
その一方で、合格率は約15%ほどあり、国家資格の中では、比較的取得しやすい資格でもあります。
私も、完全な初学者の状態から、約半年間の独学で宅建試験に合格することができました。
このサイトでは、私の経験をもとに、これから宅建の資格取得を目指す皆さんに役立つ情報を発信していきたいと思いますので、是非参考にしてください。
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宅建とは?
まずはじめに、宅建とは何なのか、どんな資格なのか、といった資格の概要からご紹介していきたいと思います。
宅建の正式名称は『宅地建物取引士』
宅建(又は宅建士)とは、正式には『宅地建物取引士』といいます。
この宅建士は、土地や建物に関する専門的な知識を持った不動産取引のプロフェッショナルとして、土地や建物の売買又は貸借といった不動産取引を安全・円滑に実現することを業務としています。
宅建士は、法律の規定により、宅地建物取引業者(宅建業者。いわゆる不動産屋さんですね。)の事務所ごとに、従業員5人に1人以上の割合で設置することが義務付けられています。
また、不動産取引の際に、宅建士にしかできない3つの独占業務【@重要事項の説明、A重要事項説明書への記名・押印、B契約書(37条書面)への記名・押印】があるため、不動産取引において宅建士はとても重要な役割を担っています。
- 正式名称は、「宅地建物取引士」 ⇒略して宅建士(又は宅建)
- 土地・建物に関する専門知識を持った不動産取引のプロフェッショナル
- 宅建業者の事務所ごとに、従業員5人に1人以上の割合で設置
- 3つの独占業務がある【@重要事項の説明、A重要事項説明書への記名・押印、B契約書(37条書面)への記名・押印】
- 独占業務の詳細は⇒ 宅建士の仕事内容【3つの独占業務】
宅建は不動産業の筆頭資格/法律資格の登竜門
宅建は、不動産業に関連する4大資格において最も人気のある筆頭資格です。
その難易度は、@マンション管理士(合格率約8%) A宅建士(合格率約15%) B管理業務主任者(合格率約20%) C賃貸不動産経営管理士(合格率約30%)の順になっていますが、これらの不動産系資格の中では、まず宅建から始めるとよいと言われています。
また、宅建の資格は、他の様々な法律系資格の試験科目に含まれる「民法」という重要な科目を学習しますので、法律系資格の登竜門として扱われており、宅建の資格を取得してから、行政書士や司法書士などの法律系資格にステップアップして挑戦する方もいらっしゃいます。
まさに私もその一人で、最初に宅建の資格を取ってから、行政書士→管理業務主任者→マンション管理士→賃貸不動産経営管理士→司法書士、と順に挑戦していきました。
宅建から宅建士へ
現在、「宅建」と「宅建士」という二つの言葉が存在していますが、これは平成27年4月の法改正により、「宅地建物取引主任者」が「宅地建物取引士」に変更されたことによるものです。
この法改正により宅建が士業の仲間入りを果たしたことで、「宅建」という言葉はすべて「宅建士」に置き換わるのかと思いましたが、長年の名残で、「宅建」も「宅建士」も併存し続けるという状況になっています。
現在では、すべて「宅建士」で統一するか、又は、微妙なニュアンスの違いから、宅建の試験や宅建の資格を指す場合に「宅建」と呼び、宅建の資格を持っている人や士業としての宅建士を指す場合に「宅建士」と呼ぶような使い分けになっているイメージですね。
宅建の資格試験情報
次は、宅建の資格試験の日程や受験資格、試験内容、試験会場などの概要や、合格率・偏差値、合格点といった難易度など、宅建の資格試験に関する情報について、下記のページでご紹介します。
宅建の試験日・受験資格その他概要
宅建の難易度
宅建の資格を独学で取得するには?
宅建の資格取得は独学でも目指せます。私がおすすめする勉強法や合格に必要な勉強時間、そして、おすすめのテキストや過去問などについて、下記のページでご紹介します。
独学の勉強法
過去問・テキスト・アプリ
宅建の資格を通信講座・予備校を使って取得するには?
宅建の資格は独学でも目指せますが、やはり独学では不安という方もいらっしゃると思いますし、実際に独学で挑戦して挫折してしまった方もいらっしゃるかと思います。
そこで、おすすめの通信講座や予備校などについて、下記のページでご紹介しますので是非参考にしてください。
宅建士の仕事内容・登録実務講習・資格登録
宅建試験に合格した後、登録実務講習や法定講習、そして資格登録の手続を経て、宅建士として仕事ができるようになります。
下記のページでは、これらの手続や宅建士の仕事内容などをご紹介します。
サイト名 | 内容 |
国土交通省(宅建業、宅建試験) | 宅建業を所管する省庁である「国土交通省」の宅建業や宅建試験のページです。 |
一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 一般財団法人 不動産適正取引推進機構(指定試験機関として国土交通大臣の指定を受け、都道府県知事より試験事務の委任を受けて宅建試験を実施)のホームページです。宅建試験の案内や試験結果などの情報が掲載されています。 |