更新日:2023年9月23日
宅建試験を独学で勉強する場合、「市販のテキストと問題集を購入し、机に広げて勉強する」というのが一般的な勉強方法かと思います。
しかし最近では、スマホで読めるテキストや、アプリ版の過去問題集なども出回るようになってきました。
そこで、このページでは、そのようなスマホを使って独学で勉強できるKindle版テキストについて、ご紹介していきたいと思います。
なお、過去問アプリについては、宅建のおすすめ過去問アプリ【スマホで独学!】のページでご紹介していますので、Kindle版テキストと過去問アプリを駆使すれば、スマホだけの独学で宅建試験の合格が目指せます!
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Kindle(キンドル)とは
Kindle(キンドル)というものについて、既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ご存じない方のために、まず最初に、「Kindle」というのが一体何なのか、ご説明しておきたいと思います。
Kindleというのは、Amazonが提供している電子書籍や、電子書籍を読むためのタブレット型の電子書籍リーダー(Kindle端末)などの電子書籍関連サービスのことをいいいます。
このKindleで提供されている電子書籍は、Kindle端末を購入しなくても、アプリをダウンロードすればスマホで読むこともできるようになっています。
Kindleで提供されている電子書籍は、1冊ずつ購入することもできますし、月額980円の利用料で、電子書籍200万冊以上が読み放題になるというサービスもあります。この読み放題のサービスを、Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)といいます。
なお、KindleUnlimitedに初めて登録する場合は、30日間の無料期間も用意されていますので、使いにくいと思った場合は、30日以内に解約すればお金はかかりません。
- Kindle(キンドル)とは、Amazonの電子書籍関連サービス(電子書籍・電子書籍リーダーなど)のこと。
- 専用端末(Kindle端末)がなくても、スマホにアプリを入れれば読める。
- Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)とは、月額980円の読み放題サービス。(30日間 無料)
ということで、Kindleの概要について、ご理解していただけたかと思いますので、Kindle版の宅建テキストについて、ご紹介していきたいと思います。
Kindle Unlimited【読み放題】で読める宅建テキスト
それではまず、読み放題のKindle Unlimitedの中から、おすすめの宅建テキストをご紹介します。
おすすめNo.1
宅建士合格講座テキスト
Kindle Unlimitedで、宅建試験の全範囲を解説するテキストとして提供されているのが、「宅建士合格講座テキスト」です。
「である調」で教科書的な記述ではありますが、図解などは適宜入っており、一応、図解や表の枠線などはフルカラーになっています。
ただし、文章そのものは、黒・赤の2色刷りで、デザイン的には、ひと昔前の予備校テキストといった雰囲気です。
やはり、読み放題のコンテンツですので、大手出版社が手間暇かけて編集した市販テキストのようなデザインを期待してはいけませんね。。
その他の特徴としては、章ごとに一問一答式の問題が収録されており、知識を確認しながら学習できるようになっています。
とにかく、月額980円の読み放題(最初の30日間は無料)で、宅建試験に合格するために必要な知識を一通り提供してくれるという意味で、スマホで学べる宅建テキストとしては、こちらが一番のおススメということになります。
※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。![]() |
宅建士合格講座テキスト 1 権利関係(2024年合格目標)![]() 著者: 合格TV 形式: Kindle版 発売日: 2023/9/20 価格: 1,250円(Kindle Unlimited会員は無料) |
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宅建士合格講座テキスト 2 宅建業法(2024年合格目標)![]() 著者: 合格TV 形式: Kindle版 発売日: 2023/9/20 価格: 1,250円(Kindle Unlimited会員は無料) |
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宅建士合格講座テキスト 3 法令上の制限、税その他(2024年合格目標)![]() 著者: 合格TV 形式: Kindle版 発売日: 2023/9/20 価格: 1,250円(Kindle Unlimited会員は無料) |
また、この宅建士合格講座テキストと同シリーズで、「宅建士試験 過去問題集 10年分」という年度別の過去問題集(解説付き)も、提供されています。
ただし、過去問がズラッと表示されるだけですので、スマホで解くのは、かなり解きにくいと思います。
このため、過去問については過去問アプリを活用することをおすすめします。
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2023宅建士試験 過去問題集 10年分(2023年受験用) 著者: gokaku.tv 形式: Kindle版 価格: 500円(Kindle Unlimited会員は無料) |
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Kindle Unlimited対象外の宅建テキスト
では次は、Kindle Unlimitedの対象となっていないテキスト、つまり、1冊ずつ購入する必要があるKindle版テキストについて、ご紹介したいと思います。
おすすめNo.1
宅建士 合格のトリセツ
まずご紹介するのは、LECの「宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト」です。上記の読み放題コンテンツとは違い、綺麗なフルカラーになっています。さすが大手出版社のテキストですね。
こちらは、単行本としても出版されているテキストで、単行本として購入すると3,300円ですが、Kindle版なら若干安く買えます。
図表・イラストも豊富ですし、フルカラーを駆使して覚えるべきポイントなどメリハリをつけて記載されています。
また、要所に過去問を掲載し、知識を確認しながら読み進められるようになっています。
初学者向けに、わかりやすい文章で、かつ、シンプルに記述されていますので、かなり良いテキストだと私は思います!
Kindle版テキストとしては、圧倒的ナンバーワンです!
※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。![]() |
宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト(2023年版) 著者: 友次正浩 (著), 東京リーガルマインド LEC総合研究所 (著) 形式: Kindle版 出版社: 東京リーガルマインド 発売日: 2022/10/20 価格: 3,200円 |
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おすすめNo.2
合格しようぜ!宅建士 基本テキスト
次にご紹介するのは、宅建ダイナマイト合格スクール代表の大澤茂雄先生が執筆しているテキスト「合格しようぜ!宅建士 基本テキスト」です。
大澤講師は、「世界一おもしろいぶっちぎり講師」と呼ばれている有名な講師ですね。(2019年に、ヒューマンアカデミー宅建講座の講師も担当されていました。)
このテキストは、黒・赤の2色刷りになっており、難しい法律用語は日常的な言葉に置き換えて、わかりやすく記述してあります。
さすが、世界一おもしろい ぶっちぎり講師と呼ばれる著者だけあって、テキストの記述もおもしろいです。
基本テキストとしては異例の「対話形式」という個性的な記述で、おもしろおかしく会話しながら、解説が進んでいきます。
さらに、このテキストには、35時間の音声講義も付属しています。私も講義を聴いてみましたが、たしかに、おもしろくてインパクトがありますね!この講師の講義なら、面白くない勉強でも、飽きずに続けられるのではないでしょうか。
ただし、やはり、対話形式のテキストということで、好みが分かれるところかもしれません。
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合格しようぜ!宅建士 基本テキスト(2023年版) 著者: 宅建ダイナマイト合格スクール 出版社: インプレス 発売日: 2022/10/18 形式: Kindle版 価格: 2,926円 |
おすすめNo.3
出る順宅建士 合格テキスト
次にご紹介するテキストは、LECの「出る順 宅建士 合格テキスト」です。印刷は、赤系の2色刷りになっています。
このテキストは、3冊(@権利関係 A宅建業法 B法令上の制限・税・その他)に分けて出版されていますので、それぞれ購入する必要があります。
このテキストの特徴は、とにかく情報量随一を誇るという点にあります。条文・判例知識まで完全網羅し、万全の知識を身に付け、どんな問題が出題されても答えられるハイレベルな実力を身に付けられるというのが、このテキストのセールスポイントです。
このため、3冊合計で約1,200ページという、宅建のテキストとしては最大のページ数になっています。他社のテキストは、500〜700ページ程度が主流のため、なんと約2倍のページ数です!
ただ、文字のフォントは大き目で読みやすくなっており、余裕を持ったレイアウトで、1ページ当たりの文字数は少なく抑えられています。
しかし、他の分量の少ないテキストでも十分合格できるわけですから、これほどまでの分量を、基本書として読み込む必要はないのではないかと思ってしまいますね。
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出る順宅建士 合格テキスト 1 権利関係(2023年版) 著者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所 形式: Kindle版 出版社: 東京リーガルマインド 発売日: 2022/12/15 価格: 2,400円 |
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出る順宅建士 合格テキスト 2 宅建業法(2023年版) 著者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所 形式: Kindle版 出版社: 東京リーガルマインド 発売日: 2022/12/30 価格: 2,000円 |
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出る順宅建士 合格テキスト 3 法令上の制限・税・その他(2023年版) 著者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所 形式: Kindle版 出版社: 東京リーガルマインド 発売日: 2023/1/5 価格: 3,000円 |
宅建のおすすめKindle版テキストまとめ
以上、スマホで学べる宅建のKindle版テキストについて、ご紹介してきました。
Kindle Unlimitedの月額読み放題のテキストについては、やはり、読み放題レベルのデザイン・編集のテキストではありますが、内容自体の質が悪いというわけではなさそうです。
一方、Kindle Unlimitedの対象外のテキスト(単行本のテキストとしても出版されているテキストのKindle版)については、さすが市販されているだけあって、デザイン・編集の面では、圧倒的にUnlimitedのものよりも優れています。
どちらを選ぶか、、ですね。
宅建テキストを、とにかく安く手に入れたいという目的なら、Unlimitedのもので構わないでしょうし、安さの問題ではなく、「スマホで読みたい」という目的なら、Unlimitedの対象外の、しっかりとしたテキストを購入した方がいいのではないかと思います。
ということで、当ページを参考に、スマホで独学による宅建試験の合格を目指してください!
なお、宅建の過去問アプリについては、宅建のおすすめ過去問アプリ【スマホで独学!】のページでご紹介していますので、そちらも併せてご覧ください。
また、Web講義・テキスト参照から過去問演習まで全てスマホアプリで学べるオンライン資格講座「スタディング」もおすすめです!(19,800円)
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