【見てわかるテキスト!】
更新日:2023年5月22日
「みんなが欲しかった!宅建士の教科書(TAC)」は、最近、”一番人気”のテキストとしてベストセラーになっています。
このテキストは、フルカラーで、イラストや図解を中心とした構成になっており、初学者にとっては、とっつきやすいテキストです。
しかし、私としては、説明が少なく、それぞれの理由や趣旨などを深く理解できないため、初学者が独学でイチから学習していくには厳しいように感じてしまいます。。それもそのはず、そもそもこのテキストは、「読んでわかる」よりも「見てわかる」をコンセプトとして作成されているからです。
私としては、あまりおススメできるテキストではありませんが、人それぞれ、好みや向き不向きがありますので、このページでは、「みんなが欲しかった!宅建士シリーズ」の教科書のほか、過去問や入門テキストなどの各ラインナップについて、実際に購入して中身を読んだうえで、それぞれ詳しくレビューしていきたいと思います。
評判・口コミのひとつとして是非参考にしてください!
【執筆者】 |
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「みんなが欲しかった!宅建士」シリーズ(TAC)のラインナップ
TACが出版している「みんなが欲しかった!宅建士」シリーズは、以下のように多彩なラインナップが揃えられています。
一般的に、基本テキストと分野別過去問題集が必須のラインナップですが、「みんなが欲しかった!宅建士」シリーズでは、その他に、年度別過去問題集、入門テキスト、予想問題集と、全部で5種類がラインナップされており、「勉強の質と効率が劇的にアップする工夫満載」のシリーズとしてTACから出版されています。
はっきり言って、これほど多くの教材を揃えるのは大変ですし、無駄が多いと思いますので、やはり、基本テキストと分野別過去問題集は必須として、あとは、一問一答問題集、入門テキスト、予想問題集あたりを、必要に応じて購入すればよいのではないかと思います。(どんな場合に購入するのが効果的かについては、後述します。)
※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
基本テキスト
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みんなが欲しかった! 宅建士の教科書(2023年度)![]() 著者: 滝澤 ななみ 出版社: TAC出版 発売日: 2022/10/19 ページ数: 652ページ サイズ: 21 x 14.8 x 3 cm 価格: 3,300円 |
分野別過去問題集
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みんなが欲しかった! 宅建士の問題集(2023年度)![]() 著者: 滝澤 ななみ 出版社: TAC出版 発売日: 2022/10/19 ページ数: 668ページ サイズ: 21 x 14.8 x 3 cm 価格: 2,750円 |
一問一答問題集
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みんなが欲しかった! 宅建士の一問一答問題集(2023年度版)![]() 著者: 滝澤 ななみ 出版社: TAC出版 発売日: 2022/12/21 ページ数: 516ページ サイズ: 18.2 x 12.8 x 2.5 cm 価格: 1,980円 |
年度別過去問題集
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みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集(2023年度)![]() 著者: 滝澤 ななみ 出版社: TAC出版 発売日: 2023/1/22 ページ数: 928ページ サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm 価格: 2,860円 |
入門テキスト
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みんなが欲しかった! 宅建士合格へのはじめの一歩(2023年度版)![]() 著者: 滝澤 ななみ 出版社: TAC出版 発売日: 2022/9/23 ページ数: 280ページ サイズ: 21 x 14.8 x 1 cm 価格: 1,650円 |
予想問題集(模試)
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みんなが欲しかった! 宅建士の直前予想問題集(2022年度) <予想問題×4回分><解説講義付き> 著者: TAC出版編集部 出版社: TAC出版 発売日: 2022/6/15 サイズ: 18.2 x 1.5 x 25.7 cm 価格: 1,760円 ※2023年度版の予約販売中(6/9発売予定) |
それでは、「みんなが欲しかった!宅建士」シリーズのラインナップについて、順に見ていきたいと思います。
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みんなが欲しかった!宅建士の教科書をレビュー【見てわかるテキスト!】
まずは、「みんなが欲しかった!宅建士」シリーズの基本テキストで、最近、一番人気のテキストとしてよく紹介されているテキスト「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」からご紹介します。
まず、見た目の特徴として、フルカラーで読みやすいという点と、3分冊にセパレートできるようになっていて持ち運びがしやすいという点が挙げられます。
フルカラー印刷で、イラストや図解も多く、見やすくてとっつきやすいかもしれませんが、私が読んだ印象としては、いわゆる教科書のようなテキストに書いてある内容をそのままカラフルな体裁に置き直しただけのもの、又は、結論だけを整理して並べたもの、のように感じます。
このため、説明が少なく、それぞれの理由や意味などの内容を深く理解できないため、理解した上での記憶というのが難しいように思います。
このテキストのコンセプトとして、「読んでわかる」よりも、「見てわかる」を目指しているとのことですので、要するに、要点整理テキストに近いということになります。
覚えるべき要点を並べて、そこに注釈で説明を入れていく構成になっているため、何もわからない初学者が一から勉強をしていくには、厳しいかと思います。
出典:Amazon
なお、このテキストのその他特徴として、以下のようなものが挙げられます。
- 「巻頭企画」として、理解しにくい「用途地域」と「補助的地域地区」について、イメージしやすいよう写真を掲載
- 理解度を確認できるよう、随所に「例題」として、一問一答式の過去問を掲載。そしてこの「例題」については、スマホで確認可能
- 「ひとこと」として、本文を理解するためのヒントや用語の意味、応用知識など補足情報を掲載
- 書籍の中で迷わないよう、例題と本文の行き来や、学習済みの項目や後で詳しく学習する項目などをアイコンでマーク
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みんなが欲しかった! 宅建士の教科書(2023年度)![]() 著者: 滝澤 ななみ 出版社: TAC出版 発売日: 2022/10/19 ページ数: 652ページ サイズ: 21 x 14.8 x 3 cm 価格: 3,300円 |
- 最近の一番人気のテキスト
- フルカラーで、3分冊にセパレート
- イラストや図解が豊富で、見やすくて取っつきやすい
- 読むのではなく「見てわかる」を目指したテキスト
- 説明が少なく、理由や意味など深く理解できない?
- 初学者には厳しいのではないか?
みんなが欲しかった!宅建士の問題集をレビュー
次は、分野別過去問題集「みんなが欲しかった!宅建士の問題集」です。「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」の該当する章項番号を明記する形でリンクされています。
この問題集は、分野別に3分冊にセパレートして使用できるようになっており、宅建試験のこれまでの過去問から重要な問題約300問(4肢択一式)を厳選し、分野別に収録した問題集です。
ページの構成は、左ページに問題、右ページに解答・解説という構成です。
解説ページでは、周辺知識の整理や、関連問題の掲載などがしっかりとなされています。このような工夫に関しては、他社の問題集よりも充実していますね。
なお、印刷は2色刷り(赤系)で、付属の赤シートで解答や重要ポイントを隠せるようになっています。
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みんなが欲しかった! 宅建士の問題集(2023年度)![]() 2022/10/19発売 |
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著者・編集
滝澤 ななみ |
出版社
TAC出版 |
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収録内容
約300問(過去10数年分の過去問から厳選) |
出題形式
4肢択一式 |
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掲載順
科目・分野別 |
ページ構成
左ページに問題、右ページに解答・解説 |
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テキストとの関連付け
『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』にリンク(問題ごとに、該当の章項番号を明記) |
目隠しシート対応
付属の赤シートで解答や重要ポイントを隠せる |
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ページ数
668ページ |
価格
2,750円 |
みんなが欲しかった!宅建士の一問一答問題集をレビュー!
次は、一問一答問題集「みんなが欲しかった!宅建士の一問一答問題集」です。(2023年版が初版)
収録問題は、「宅建士の教科書」で学んだ基礎知識を確認するための851肢が収録されています。
他社の一問一答では、「重要な問題・合格に必要な知識を厳選収録」といった表現ですが、こちらのみん欲しは、表現が違いますね。
あくまでも教科書で解説した重要な基礎知識を再確認するためのもの、というコンセプトがはっきりと打ち出されています。ですので、収録問題も、過去問ではなくオリジナル問題です。
とはいえ、合格に必要な重要知識を基本テキストで解説するわけですから、意味合いとしては、大きな違いはないと思います。
ページの構成は、左側のページに問題、右側のページに解答・解説となっています。印刷は赤系の2色刷りで、解説の重要語句が赤字になっていますが、答えは〇のみ赤字で×は黒字ですので、赤シートには対応していません。
サイズは、B6判のコンパクトサイズになっています。
それと、基本テキストとのリンクについては、1肢ごとに「章項名」を記載する形でのリンクになっています。
解説はシンプルに一言で記載するような形ですので、サクサク進められそうですね。
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みんなが欲しかった! 宅建士の一問一答問題集(2023年度版)![]() 2022/12/21発売 |
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著者・編集
滝澤 ななみ |
出版社
TAC出版 |
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収録内容
851肢(「宅建士の教科書」の基礎知識を確認するため) |
出題形式
一問一答式 |
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掲載順
科目・分野別 |
ページ構成
左ページに問題、右ページに解答・解説 |
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テキストとの関連付け
『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』にリンク(該当の章項番号を明記) |
目隠しシート対応
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ページ数
516ページ |
価格
1,980円 |
<参考>みんなが欲しかった!一問一答問題集の活用法
一問一答問題集の良いところは、ひとつの論点をひとつの選択肢だけで学習できるため、4肢択一式で学習するよりも効率的に学習できるという点と、もうひとつは、1問を解くごとに解答を見ることができるため、スピーディーにサクサクと問題演習を進めていくことができるという2点のメリットがあると考えています。
私も、個人的には一問一答問題集は好きで、他の資格試験を受験する際、勉強期間があまり確保できなかったため、一問一答問題集のみで済ませたことがありました。
ただし、合格に必要なすべての論点を網羅しているタイプの一問一答問題集であれば、それだけで構わないのですが、この一問一答問題集に関しては、すべてを網羅しているわけではなく、基礎知識のみをピックアップしたものになっているため、使い道は限定されてしまうかと思います。
例えば、通常の勉強時間とは別に、スキマ時間を活用して問題を解くような使い方なら、一問一答の方が使いやすいですね。
みんなが欲しかった!宅建士の12年過去問題集をレビュー
次は、年度別過去問題集「みんなが欲しかった!宅建士の12年過去問題集」です。
この過去問題集は、過去12年分の過去問を、年度別に合格基準点が高い順、つまり、問題が易しかった年度順に収録している過去問題集です。
年度別の過去問題集というのは、一般に、過去問学習として使用することは稀だと思います。私が宅建試験の受験勉強をした際も、使用しませんでしたし、実際のところ、年度別過去問題集を出版しているシリーズはあまり多くありません。
ちなみに、この問題集は、「問題がやさしかった年度順」に収録されているわけですが、あまり意味はないですよね、、、おそらく、何かひとつぐらい特徴を打ち出さないと、そもそも誰も買ってくれないと考えたのでしょうか。。
それと、分野別過去問題集に比べると、解説が非常にシンプルで、周辺知識の整理などの特段の工夫はほとんどありませんので、年度別過去問題集をメインの問題集として使用するようなことは絶対にしてはいけません。
ということで、この年度別過去問題集をわざわざ購入する必要はないのではないかと思います。
※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。 ![]() |
みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集(2023年度)![]() 著者: 滝澤 ななみ 出版社: TAC出版 発売日: 2023/1/22 ページ数: 928ページ サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm 価格: 2,860円 |
<参考>みんなが欲しかった!12年過去問題集の活用法
年度別過去問題集の使用方法として考えられるのは、例えば、試しに1年分の過去問を解いてみて、どれぐらい得点できるかを試してみるといった使い方や、本試験の時間配分を確認するといった使い方ぐらいかと思います。
しかし、そのような使い方をするとしても、それなら予想問題集(模試)を解いた方が、これから受験する年度の予想問題を解くことができますので、意味があるように思います。
みんなが欲しかった!宅建士合格へのはじめの一歩をレビュー
次は、入門テキスト「みんなが欲しかった!宅建士合格へのはじめの一歩」です。
入門テキストというのは、宅建試験の本格的な学習を始める前の導入としての役割を果たすテキストです。
まず、この入門テキストは、フルカラーで読みやすくなっていることが特徴です。そして、入門書として、基礎的な知識をピックアップしてコンパクトにまとめられていますので、宅建試験全体のイメージをつかむことができるようになっています。
しかし、、、基本テキストの「宅建士の教科書」から単に抜粋してコピペしただけで、初学者向けにイチから書き下ろしたようなものではありませんので、わざわざ読むのは時間のムダだと思いますね。
それに、そもそも「基本テキスト」自体、完全な初学者がイチから学習を始められるように作成されていますので、敢えて「入門テキスト」を読む必要性はないと思います。
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みんなが欲しかった! 宅建士合格へのはじめの一歩(2023年度版)![]() 著者: 滝澤 ななみ 出版社: TAC出版 発売日: 2022/9/23 ページ数: 280ページ サイズ: 21 x 14.8 x 1 cm 価格: 1,650円 |
<参考>みんなが欲しかった!合格へのはじめの一歩の活用法
基本的には入門テキストは不要と考えますが、それでも、次のような場合には、このような入門テキストで大まかなイメージを掴んでおけば、独学でもスムーズに本格的な学習に入っていくことができると思います。
- もう何年も勉強なんてしたことがない
- 法律の学習なんてしたことがない
- 「基本テキスト」を読むことに拒絶反応を示してしまう
このような場合に、入門テキストを利用すると効果的だと思います。
とりあえず、一旦、基本テキストから始めてみて、読み進めるのがちょっと辛いな、、、と思った場合に、入門テキストを購入してみる、という順序でよいのではないかと思います。
ちなみに、入門テキストと同様の役割を果たすものとして、「マンガテキスト」というものが存在しています。入門テキストとしては、あまり良いテキストが見当たりませんので、どちらかといえば、マンガテキストを読んだ方がよいと思います。
マンガテキストについては、宅建の入門におすすめのマンガテキスト【人気宅建マンガ徹底比較!】のページでご紹介していますので、興味のある方は、ご参照ください。
みんなが欲しかった!宅建士の直前予想問題集をレビュー
次は、予想問題集「みんなが欲しかった!宅建士の直前予想問題集」です。
この問題集は、4回分の本試験予想問題が収録された予想問題集になっています。
その他の特徴として、合格に必須の知識をまとめた「Aランク知識完全おさらいブック」が巻頭カラーで収録されています。しかし、これもやはり「宅建士の教科書」の板書部分を抜粋してきただけですので、結局は、読みなれた「宅建士の教科書」をしっかりと復習した方がよいのではないかと思います。
※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。![]() |
みんなが欲しかった! 宅建士の直前予想問題集(2022年度) <予想問題×4回分><解説講義付き> 著者: TAC出版編集部 出版社: TAC出版 発売日: 2022/6/15 サイズ: 18.2 x 1.5 x 25.7 cm 価格: 1,760円 ※2023年度版の予約販売中(6/9発売予定) |
<参考>みんなが欲しかった!直前予想問題集の活用法
宅建試験を受験する場合は、独学の場合であっても、予備校の模試だけは受験しておいた方がよいと言われることがあります。これには、次のような目的があると考えられます。
- 解答の時間配分やマークシートの解答形式、緊張感など本試験に慣れる。
- 自分の知識に穴がないか確認し、本試験に向けた最後の仕上げとして、弱点の補強をする。
- 過去の出題傾向を分析したうえでの予想問題が出題されるため、その年の本試験に出題される可能性が高い問題を押さえる。
このような資格予備校が実施する模試を受験することも一つの方法ですが、それに代替するものとして、「予想問題集」を購入し、解いてみるという方法もあります。
【関連記事】
- 各社の予想問題集については、宅建のおすすめ過去問→「予想問題集」でご紹介しています。
- 資格予備校の模擬試験(模試)については、宅建のおすすめの模試のページでご紹介しています。
みんなが欲しかった!宅建士シリーズの使い方 ・勉強法
「みんなが欲しかった!宅建士」シリーズは、多彩なラインナップが揃えられていますが、全部揃えるような必要性はまったくありません。
上述したように、基本テキスト「宅建士の教科書」と、分野別問題集「宅建士の問題集」があれば十分です。
基本テキストと分野別問題集を使った勉強法については、宅建は独学で合格できる!おすすめ勉強法のページで解説していますので、そちらを参考にしてください。
あとは、ご自身の必要に応じて、一問一答問題集や入門テキスト、予想問題集(模試)あたりの購入を検討いただければと思います。
みんなが欲しかった!シリーズの「基本テキストと分野別過去問題集」以外のラインナップの活用方法をまとめると、以下のようになります。
- スキマ時間を活用して勉強したい場合に効果的なもの
⇒ 一問一答問題集 - 基本テキストが難しくて読み進められない場合に効果的なもの
⇒ 合格へのはじめの一歩 - 直前期に追加すると効果的なもの
⇒ 直前予想問題集
私がおススメする各教材の使い方は、このような形になりますが、原則は、あくまでも基本テキストと分野別過去問題集、ということを忘れずに教材を選んでいただければと思います。
「みんなが欲しかった!宅建士シリーズ」の徹底レビューまとめ
以上、TACの「みんなが欲しかった!宅建士」シリーズをご紹介してきました。
この中でも特に、基本テキスト「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」については、おそらく売上ナンバーワンのテキストになっているようですが、私の読んだ印象としては、決して初学者にわかりやすいテキストとは言えないように思います。。
これはおそらくですが、宅建のテキストとしてフルカラーを導入した時期が早く、センセーショナルなデビューを飾ったことから、”初学者がとっつきやすい”というイメージが生まれ、そのイメージで色んなところで紹介され、売れるようになったのではないか、、と私は想像しています。
また、様々なラインナップが取り揃えられていますが、基本テキスト「宅建士の教科書」からの抜粋がとても多いという印象です。それだけ「宅建士の教科書」が好評だからでしょうね。
しかし、私としては、「宅建士の教科書」は基本テキストとしておススメできません。「見てわかる」を目指していることから、読んでもわからないのです。。
フルカラーのテキストとして、私のおススメは、LECの「宅建士合格のトリセツ 基本テキスト」です。「宅建士 合格のトリセツ」シリーズを徹底レビュー!のページでご紹介していますので、もしよろしければ、そちらをご覧いただければと思います。
【関連記事】
- 各社のテキストの比較はこちら⇒宅建のおすすめ人気テキスト【徹底比較!】
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独学が不安な方は、宅建おすすめ通信講座ランキングのページをご参照ください。 |