更新日:2022年10月19日
宅建の試験日まで、あと3ヶ月しかない!もう無理!?でも、なんとかして今年の試験に合格したい!といった場合の最後の頼みの綱、「短期集中講座(速習講座)」なるものが資格予備校で用意されています。
宅建の通信講座は、一般的に半年程度の学習期間でカリキュラムが組まれていますが、これを必要最小限まで徹底的に圧縮し、学習期間をたったの3ヶ月にまで凝縮した短期集中講座について、ご紹介したいと思います。
【執筆者】 |
![]() 執筆者紹介 |
- 宅建の短期集中講座おすすめ3選【3ヶ月で合格!】
- 短期集中講座 No.1:LEC(2022年向け)
究極の短期集中学習コース!3ヶ月で合格を目指す! - 短期集中講座 No.2:TAC(2022年向け)
たったの2ヶ月で宅建試験の合格を目指す! - 短期集中講座 No.3:スタディング(2023年向け)
スマホのみでスキマ時間の全てを勉強時間に変えて、3ヶ月合格!
- 短期集中講座 No.1:LEC(2022年向け)
- 宅建の短期集中講座の詳細解説
- 3ヶ月で宅建に合格するための勉強時間・スケジュール
3ヶ月で合格!宅建の短期集中講座おすすめ3選
それでは、宅建の短期集中講座について、おすすめ順にご紹介していきます。
短期集中講座 No.1
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LECの短期集中講座 |
通信講座名・受講料究極の短期集中学習コース!3ヶ月で合格を目指す!
宅建士 ウルトラ合格ライトコース 【2022年試験向け】 |
カリキュラム(講義時間)
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管理人コメントLECの「ウルトラ合格ライトコース」では、“合格に必要な知識”を凝縮した「ウルトラ速習35時間完成講座」で、まずはインプットを済ませます。 その後に「ウルトラ演習解きまくり講座」で良質な問題演習で知識の定着と解答力を養成し、4回の模試で本試験に向けた総仕上げを行うというカリキュラムで、最短3ヶ月の短期合格を実現します! |
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公式サイト ・ 管理人による詳細解説![]() ![]() |
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短期集中講座 No.2
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TAC 短期集中講座 |
通信講座名・受講料たったの2ヶ月で合格を目指す!
宅建士 まるかじり本科生【2022年向け】 |
カリキュラム(概要)
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管理人コメントTACの「まるかじり本科生」は、最短時間で合格を勝ち取るTAC市販の書籍「やさしい宅建士シリーズ」の著者である相川眞一講師が、その書籍を使用して、超短期間で合格へと導く講座になっています。 たったの2ヶ月で合格を目指せる講座は、「まるかじり本科生」しかありません! |
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短期集中講座 No.3
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スタディングの短期集中講座 |
通信講座名・受講料スマホのみでスキマ時間の全てを勉強時間に変えて、 短期合格を目指す!
宅建士合格コース スタンダード【2023年向け】 |
カリキュラム(講義時間)
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管理人コメントスタディングの宅建士講座は、特に「短期集中講座」として提供されているわけではありませんが、他社の短期集中講座と同等に短期合格を狙えるコースになっていますので、ここでご紹介したいと思います。 スタディングは、講義の受講から過去問演習まですべての学習をスマホのみで完結させることができることが最大のセールスポイントです。 このため、自宅での学習時間に加え、普段の生活でスマホを触っている時間のすべてを勉強時間に変えることができますので、3ヶ月の短期合格も狙えます! |
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公式サイト ・ 管理人による詳細解説![]() ![]() |
- 初心者向けの標準的な講座は宅建通信講座を徹底比較!のページでご紹介しています。
最短3ヶ月で合格を目指す!
LEC宅建士ウルトラ合格ライトコース
宅建の短期集中講座おすすめNo.1は、業界最大手の資格予備校LECです。
究極の短期集中学習コース!3ヶ月で合格を目指す!
LECでは、速習・短期学習者向けのコースとして、まさに残りあとわずかという時期に、まったくの初学者を対象に、最短3ヶ月での合格を目指す講座「宅建士 ウルトラ合格ライトコース」が用意されています。
宅建試験の短期合格を目指すには、絞り込んだ最小限のインプット学習と良質な問題演習で知識の定着を図り、総合的な問題演習で解答力を養成する必要があります。
LECの「ウルトラ合格ライトコースは、まさにこの最短合格に必要なカリキュラムが凝縮されたコースになっています。
試験傾向の分析に基づいた“合格に必要な知識”を凝縮したインプット講座の後に、良質な問題演習で知識の定着と解答力を養成し、4回の模試で本試験に向けた総仕上げを行うというカリキュラムになっていますので、最短3ヶ月の短期合格を目指すには最適な講座です!
最短3ヶ月合格を実現する「ウルトラ合格ライトコース」
それでは、この「宅建士 ウルトラ合格ライトコース」について詳しく見ていきたいと思います。
カリキュラム・講義時間
このコースでは、まず、導入として「短期合格を目指す宅建スタートダッシュ講座」で基礎的知識に触れてから、「ウルトラ速習35時間完成講座」で、合格に必要な知識を凝縮してインプットしていきます。
そして、「ウルトラ演習解きまくり講座」で「〇×問題」の演習を通して知識の定着と解答力を養成し、8月からの直前期に4回の模擬試験で最後の総仕上げを行うというカリキュラムになっています。
- スタートダッシュ講座・ウルトラ速習35時間完成講座(45時間)
- ウルトラ演習解きまくり講座(15時間)
- 模試(4回)
講義・講師
「短期合格を目指す宅建スタートダッシュ講座」と「ウルトラ速習35時間完成講座」は、水野 健 講師が、「ウルトラ演習解きまくり講座」は、友次 正浩 講師が収録担当講師となっており、いずれもLEC自慢の実力派講師が担当しています。
特に、水野講師は、「超効率的合格理論で法律初学者も一気に合格へ!”理論性”と”気迫”の講義」をキャッチコピーとしており、非常に元気のある講義で、受講生を引っ張っていってくれます。また、長年の宅建受験指導や不動産経営者としての実務経験から、身近な事例や表現でわかりやすく面白く説明してくれるのが特徴です。
教材
教材は、LECが出版しているテキストと問題集が使用されます。(いずれも別売)
〔別売〕どこでも宅建士 とらの巻(2022年版)
2,420円
〔別売〕出る順宅建士ウォーク問過去問題集(2022年版)
【権利関係】1,760円
【宅建業法】1,760円
【法令上の制限・税・その他】1,980円
まとめ表
![]() ⇒LEC宅建短期集中講座 |
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講座名/受講料 |
宅建士 ウルトラ合格ライトコース【2022年試験向け】 |
カリキュラム |
【インプット講義】(約40時間) 【アウトプット演習講義】(約15時間) 【模試】(全4回) |
講師 | @A:水野 健 講師 B:友次 正浩 講師 |
サポート | ※有料オプション⇒インターネットフォローシステムによる質問対応(11,000円/上限20回) |
公式サイト | ![]() |
たったの2ヶ月で合格を目指す!
TAC宅建士まるかじり本科生
次に宅建士の短期集中講座としてご紹介するのは、不動産系の資格の分野では特に定評があるTACです。
TACは、1980年に公認会計士・税理士講座を開講して以来、宅建士、行政書士など各種の資格講座を開講している業界最大規模の資格予備校です。
TACの短期集中講座として、たったの2ヶ月で合格を目指す「まるかじり本科生」という講座が用意されています。
この講座は、開講28年を迎えたTAC定番の講座であり、試験範囲を100論点に絞ったTAC市販の書籍「まるかじり宅建士最短合格テキスト」と「まるかじり宅建士逆転合格ゼミ」の著者である相川眞一講師が、その書籍を使用して、超短期間で合格へと導く講座になっています。
たったの2ヶ月で宅建試験の合格を目指せるのは、この「まるかじり本科生」しかありません!
それでは、この「宅建士 まるかじり本科生」について詳しく見ていきたいと思います。
カリキュラム
カリキュラムは、まず、「まるかじり講義(約40時間)」と、これと並行した自己学習(まるかじりミニテスト、過去問ドリル)で、50点満点中30点程度の点数が取れる実力を身に付けます。
そして、各種答練〔基礎テスト(1回)、ハイレベル答練(1回)、逆転合格ゼミ答練(1回)、全国公開模試(1回)、まるかじり的中答練(1回)〕とファイナルチェックゼミで、40点前後を取れるレベルにまで引き上げていくカリキュラムとなっています。
講義・講師
講師は、「宅建士 まるかじりシリーズ」著者である相川眞一講師が自ら担当します。
講義は、Web通信とDVD通信のいずれかから選択することができ、このうちWeb通信を選択した場合は、講義動画をWebで受講することができます(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)。
また、音声ダウンロードも可能なため、携帯音楽プレイヤー等で講義を聴くこともできます。
なお、講義動画は、7段階に速度調節が可能で、0.8倍速から2倍速まで調整して再生することが可能となっています。
教材
教材は、メインテキスト「まるかじり宅建士最短合格テキスト」のほか、講座オリジナルの過去問ドリルや各種答練の冊子などが使用されます。
- まるかじり宅建士最短合格テキスト ・・・TAC出版の市販教材
- まるかじり過去問ドリル
- その他、テストやレジュメ、各種答練の問題、解説冊子など
講座概要
![]() ⇒TAC 公式サイト |
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講座名/受講料 | 宅建士 まるかじり本科生【2022年試験向け】 [Web通信] [DVD通信] |
カリキュラム |
【インプット講義】(約40時間) 【問題演習】(自己学習) 【答練・模試】(全5回) 【直前講義】(約3時間) |
講師 | 相川眞一講師 |
サポート | インターネットフォローシステム(i-support)・FAX(質問カード)による質問対応 |
公式サイト | ![]() |
スマホだけで3ヶ月合格!
スタディング宅建士合格コース
次にご紹介するのは、スマホだけで学べるオンライン講座「スタディング」です。
スキマ時間の全てを勉強時間に変えて3ヶ月合格!
スタディングの宅建士講座は、特に「短期集中講座」として提供されているわけではありませんが、そのカリキュラムは、他社の短期集中講座と同等に短期合格を狙えるコースになっており、実際にも3ヶ月のスピード合格実績がありますので、ここでご紹介したいと思います。
スタディングは、受験指導界のカリスマ「竹原 健」講師の講義を受講することができるうえに、スマホやタブレットで、スキマ時間を使って、場所と時間を選ばずに効率的に勉強できるというのが最大の特長です。
講義動画はもちろんのこと、テキスト参照や過去問演習など、全ての学習内容をスマホ等で利用する形態となっており、画面に沿って学習を進めればいいように学習システムが組まれています。
このため、自宅での学習時間に加え、普段の生活でスマホを触っている時間のすべてを勉強時間に変えてしまうことができますので、超短期合格も十分に狙えます!
また、受講料についても、ITを活用した革新的な学習システム・運営システムを開発し、運営コストを大幅に削減した結果、おどろきの圧倒的な低価格となっています。
さらに、他社にはない特徴として、もし仮に、今年の試験に残念ながら合格できなかったとしても、来年向けのコースに無料で更新できてしまうという嬉しい特典もついています!
3ヶ月のスピード合格実績あり!スタディング宅建士合格コース
それでは、このスタディングの「宅建士合格コース」について詳しく見ていきたいと思います。
カリキュラム(講義時間)・教材
スタディングでは、カリキュラムのすべてをスマホ(又は、パソコン、タブレット)を使って学習する形態となっています。
教材は、「基本講座」、「スマート問題集」、「セレクト過去問集」の3つで構成されています。
「基本講座(約32時間)」は、講義動画の視聴とWebテキストで構成されており、この講義は、テキストなしでスマホだけで分かるように、テレビ番組のようなスタジオで、重要なポイントをスライドで示しながら説明していくスタイルです。
また、1講義は30分程度で、さらに、その1講義が5分〜10分ごとに区切ってありますので、いつでもどんなスキマ時間でも講義を聴くことができます。
「スマート問題集」は、基本講座で学んだ内容を記憶に定着させるための一問一答式のオンライン問題集で、基本講座の一講座が終わるごとに出題されるようになっています。
出題された問題に対し、「〇」か「×」のいずれかをクリック(タップ)すると、即座に正解か不正解かが判定され、解説が表示されるシステムになっていますので、サクサク問題演習を進めることができます。
また、復習のための講義へのリンクが貼られていますので、講義を聴き直したり、Webテキストを確認することもできるほか、復習モードという機能があり、「前回間違えた問題」や「要復習にチェックした問題」だけに絞って復習できる機能も備えていますので、とても便利です。
「セレクト過去問集」は、宅建試験の過去問から、よく出題される問題をテーマ別に厳選したオンライン過去問題集で、基本講座の一定の区切りのところで出題されるようになっています。機能としては、基本的にはスマート問題集と同様です。
※ なお、これらのカリキュラムとは別に、過去13年分の全ての過去問をテーマ別に収録したオンライン問題集「13年分テーマ別過去問集」も利用できますので、過去問演習を集中的に取り組みたい場合に使用すると効果的です。
- 基本講座(約32時間)
- スマート問題集・セレクト過去問集(自己学習)
- 模試(1回)
講義・講師
スタディングの講師は、他の資格予備校でも講師を務めるなど大活躍中の「竹原 健」先生(ヒューマンアカデミーやクレアールなど、数多くの学校等で、宅建士をはじめ、行政書士、マンション管理士などの資格試験の受験指導歴20年のカリスマ講師)が担当していますので、低価格だからといって講義の質が劣るなどという心配は一切ありません。
講義は、大画面の前に立ってスライドを画面に映しながら講義を進める形態です。
このスライドは、Webテキストの内容をほぼ網羅していますので、講義を聴きながら別途テキストを参照する必要はありません。このため、Webテキストについては、講義を聴き終わったあとに、サーっと再確認しながら補足的な知識を確認していくような使い方になります。
まとめ表
![]() ⇒ スタディング宅建短期集中講座 |
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講座名/受講料 | 宅建士合格コース スタンダード【2023年試験向け】 [Web]19,800円 |
カリキュラム |
【インプット講義】 【アウトプット】 |
講師 | 竹原 健 講師 |
サポート | 質問サポートなし ※学習レポート機能により、学習した時間や進捗状況が自動的に集計され、グラフと数値で確認可能 ※勉強仲間機能(SNS)により、受講生同士で励まし合ってモチベーション維持 |
公式サイト | ![]() |
3ヶ月で宅建に合格するための勉強時間・スケジュール
以上、3ヶ月で合格が目指せる短期集中講座をご紹介してきました。
では、宅建試験に3ヶ月で合格するためには、実際のところ、どれぐらい勉強すればいいのでしょうか。
3ヶ月といっても、人それぞれ勉強できる時間には差があるかと思います。
3ヶ月で300時間の勉強時間が必要
そもそも宅建試験に合格するためには、一般的に、300時間の勉強時間が必要と言われています。
これを3ヶ月(90日)で達成しようとした場合は、1日に3時間以上の勉強時間が必要になってきます。
短期集中講座だからと言って極端に短くなるわけではない
この勉強時間は、短期集中講座を利用した場合であっても、極端に短くなるわけではありません。
300時間の勉強時間というのは、最大限に効率的に勉強できた場合の勉強時間ですので、独学で、非効率な勉強方法で勉強してしまった場合には、500時間以上の勉強時間が必要になることも十分に考えられます。
300時間での合格可能性が高まり、さらに短縮の可能性も出てくる
ですので、短期集中講座で勉強すれば、最大限に効率化された300時間の勉強時間で合格できる可能性が高まる、と考えるのが妥当ではないでしょうか。
そして、うまくいけば、さらに短時間(200時間程度)で合格できる可能性も出てくるかもしれませんね。
ということで、こういった短期集中講座を利用する場合であっても、最低でも毎日2時間〜3時間以上は勉強する必要がある、という点は認識しておいていただきたいと思います。
3ヶ月間の勉強スケジュール
3ヶ月で300時間というのは、社会人がフルタイムで働きながら勉強する場合、平日と土日で勉強時間に差が出るはずですので、1週間で25時間の勉強をする必要があると考えた方がわかりやすいですね。(25時間×4週×3ヶ月=300時間)
平日と土日に勉強時間を割り振ると、例えば、下記のようになってきます。
1週間の勉強時間 | |
(例1)平日2時間のスケジュール | (平日)2時間×5日=10時間 (土日)7.5時間×2日=15時間 1週間合計 25時間 |
(例2)平日3時間のスケジュール | (平日)3時間×5日=15時間 (土日)5時間×2日=10時間 1週間合計 25時間 |
つまり、平日に2時間なら、土日は7時間30分。平日に3時間なら土日は5時間ということになります。
私自身もいつも働きながら勉強していましたが、これは正直言って、ハードです。。
しかし、平日の2時間は、そこそこ頑張れば、なんとかなりますよね。平日3時間も、かなり頑張ればできないことはありません。
平日にそれだけ頑張れる人なら、土日の5時間や7.5時間も、きっとできるはずです。
勉強は、長期間になればなるほど大変ですが、3ヶ月という短期決戦ですので、瞬発力で乗り切ろうと思えば乗り切れる期間です。
ぜひ、当ページを参考に、3ヶ月合格を実現してください!
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