構造を知らないと思われる管理会社、割高な設置メーカー、聞きなれない新興メーカー。

誰が管理組合の目線で、無駄のない、安心な設置が出来るか。　文章に出来ない微妙な問題ですので、

お問い合わせ下さい。

　　マンションを購入した時はまだまだ元気ですが、それなりの年齢に達すると階段が辛くなる方が増加します。

　　実は私も、若い時の登山やスキー（１ｍほどのジャンプをしてひっくり返っただけですが）で無理をして、６０を前に

　　しての予備軍です。

　　まして家族で歩行困難な方がおられたら、マンションの日々の生活が厳しいものになります。

　　８０歳の私の母は現役のひざ疾患ですので、人ごとではありません。

　　高齢化社会を向かえ、万が一にもそのような立場になればマンションにエレベーターが必要となることでしょう。

　　浪速マンション管理士事務所でお手伝いさせていただいた中層マンションの後付エレベーターの実況写真が下記

　　のものです。

　　エレベーターを設置するためには、建築基準法に準拠しなければなりませんし、取り付け方如何では、マンション

　　本体が違法状態となります。

　　それはエレベーターは法的には建築物（マンション本体）となりますので、設置方法によって旧の建築基準法適用

　　のマンションも現行建築基準法をクリアーしなければならないからです。

　　建築基準法に基づく建築確認申請は特定行政庁（審査する官庁）により、運用が多少異なりますから特に注意が

　　必要です。

　　浪速マンション管理士事務所の昇降機等検査員は、建築確認申請の実務経験あり建築基準法に明るくご安心願

　　えます。　

　　取り付けに際して、これ以外にもマンションの地盤強度が問題になります。軟弱地盤なら基礎杭に費用がかさむこ

　　とにもなります。

　　簡単なことではないので、慎重な検討が必要です。

　　後付けのエレベーター設置費用についても真に競争性のある入札方式（管理会社に中間マージンを必要とせず、

　　業者の参加は公募により談合できない入札方式）を導入すれば、格段に安くなります。

　　一方、工事監理や検査は浪速マンション管理士事務所の昇降機等検査員（最近の検査だけでも１００台を超えて
　
　　います）にお任せください。

　　
　　中層マンションにエレベーターを設置する費用や、工法、留意点は直接連絡くだされば、実績に基づきご説明いた
　
　　します。当然この段階は無料相談の範囲です。
　　



　　　　　　　　　　　　　　私が監督・検査した高齢化対策の後付けエレベーター

施工前のマンション 　５階程度の場合、エレベーター 　 がないケースが多い。 　建築基準法との整合性が必要。	耐震ために杭打ち中 　地盤の強さにより、支持 　 若しくは摩擦杭を打つ。 　 工事費が増加する。	昇降路基礎部 　杭の頭部処理をして鉄鋼の基 　 礎部の鉄筋枠を設け、生コンク 　 リートを打設。	昇降路仮組中 　鉄骨構造の昇降路の垂直・水 　平を確実にする。 　エレベーターの精度は１mm程度
マンションに建て込み 　クレーンにより、マンションの躯 　体に緊結し、垂直・水平の調整 　を行う。	エレベーターかご組み立て中 　居住者が乗るものをカゴと言 　うが、今回は地上で組み立て 　た。	昇降路にかごを搬入 　　４人乗りのエレベーターカゴ 　　をクレーンで吊り、昇降路の 　　中に設置する。	・中層マンションに 　エレベーター設置完了 　　これで、高齢者等の方々の 　　笑顔が見れる。
エレベーター入り口部 　階段や廊下前に接続されるが、 　建物本体とは構造的には縁を 　切った形になる必要がある。	昇降路内の底部 　新築マンションのエレベーター 　より浅いピット深さとなる。 　国土交通大臣認定工法。	昇降路内のおもりとレール 　エレベーターのかごとバランスを 　取るためのおもりをカウンターバ 　ランスという。	エレベーターのかご上 　設置後に維持管理をするために、 　折りたたみ式の手すりがある。 　この上で私は検査をする。