無駄な交換がなく、競争性のある改修費、それで安全が確保され、建物まで建築基準法違反にしないエレベーター
のリニューアル。
管理組合の立場で、どうすれば改修工事全般をまともに仕切れるか、ノウハウはお問い合わせください。
浪速マンション管理士事務所の機械式駐車場やエレベーターの専門家である、国土交通大臣認定昇降機等検査
員が手がけた実際の業務によるデータです。
エレベーターの不良検査や使用鋼材のデーター偽証及び維持管理点検不良による死傷者の発生。
マンションの機械式駐車場、エレベーターのリニューアルや管理は、管理会社やメーカーに任せっぱなしでは不安
です。 もとより管理会社では、構造も検査方法も理解できないまま、中間マージンの管理委託費だけでなくキック
バックも収入源としています。
管理費削減のためにも、管理会社への無駄な管理委託を取りやめ、管理組合から自主管理として、直接に業者に
管理委託されることをお勧めします。
業者への指導等は建設業界で実務経験20年近い、浪速マンション管理士事務所の昇降機等検査員が担当します。
マンションで日々使用されているエレベーターがどのような基準で維持管理されているか、また今後問題になる老朽
化について、浪速マンション管理士事務所の国土交通大臣認定昇降機等検査員が述べたいと思います。
1、検査方法
マンションでは建築基準法、JIS等に基づき1年に1回の検査が必要
2、月例点検
原則的には国の指導もあり毎月点検を実施している。FM契約(フルメンテ契約)とPOG契約(パーツ、オイル、
グリース等の部品供給契約)がある。
メーカー系の業者と独立系の専門業者の2社がある。それぞれ費用面や技術面での長所、短所がある。
3、マンションのエレベーターのリニューアル
老朽化した、故障が多い、理由がないが25年すんだら部品供給が不安定等、色んな理由でエレベーターを
リニューアル(改修、取替え)しますが、何分、見えないシャフトの中にあり、かつ余りにも特殊分野のため、
マンション管理組合や管理会社ではリニューアル(改修、取替え)方法や、価格について、理解が出来ないの
は仕方ないことですが、そのため損害を被るのはマンション管理組合であり又、区分所有者です。
多くの管理会社はバックマージンを要求して、一層エレベーターのリニューアル工事費を割高にしているにも
かかわらず、施工管理や検査等できるものではありません。
他と異なりマンションのエレベーターのリニューアルは次の問題点があり、当事務所ではそれぞれの解決策を
講じます。
エレベーターの専門家がコンサルタントするリニューアル
問 題 点 |
解 決 策 |
1) 競争性がないため、管理会社と業者の
言い値になる。 今のエレベーターメーカー
の独断場 |
公開募集で、当該エレベーター業者以外に他のメーカー
(中小も含む)も参加で、競争原理のもとで、大幅な値下
げが出来る。
設計担当が、無駄を省くため、1500万円が800万の事例もあり。 |
2) 管理会社へ中間マージンが支払われる。 |
管理組合からの直接発注のため不要。
ただし、エレベーターリニューアルのコンサルタント料が必要。
削減額の10%〜20%程度です。 |
3) 談合が当たり前の業界、割高になる。 |
談合できないシステムを採用 |
4) 管理会社は監督・検査が出来ないので、
施工品質は業者任せになる。
身内の検査では、小さな不良が見逃される。
見えないシャフトの中だけに、処置なし。 |
マンションのエレベーターリニューアルの監督・検査数、20年
間で、300基を越す昇降機等検査員が施工監理・検査いたし
ます。
建築士が監督・検査できる事例は聞き及んでいません。
建築士が検査できるとした、建築基準法の大きな問題点です。 |
5)エレベーターのリニューアルの仕方次第で、
マンションが違反建築物になる。 |
建築確認の経験が豊富ですので、違反建築物の心配不要。 |
結論 割高で施工品質が低いエレべーターのリニューアル → 大幅に割り安な施工品質も高いエレベーターのリニューアル |
*あるマンションの事例
複数台のエレベーターが25年経過しただけで、特に問題になる故障や不都合もないのに、部品供給
が不足で、故障時の対応に不安があるということで、1台当たり3,000万円の見積もりが提出されて
いる例がある。
メーカーと技術面で直に協議・交渉すれば、1台800万円程で、以前と同じ仕様にリニューアル(改修、
取替え)できることになりました。
メーカーは、これを機にかご内面や、ドアーの取りかえ、地震対策やその他の付加装置を計上してい
ましたが、それらはマンション管理組合側の要求でなく、単なる利益追求の過剰見積もりですね。
いずにしても、地震対策・停電対策その他の付加装置が必要としても、とても3,000万にはなりま
せん。
差額
・ 1台設置マンション 2,200万/35戸(最も多いマンション) 63万円/戸の持ち出し
・ 2台設置マンション 4,400万/100戸(平均戸数) 44万円/戸の持ち出し
・10台設置マンション 22,000万/1000戸(大規模マンション) 22万円/戸の持ち出し
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