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公共工事で長年の実績のある昇降機等検査員の工事監理や各種検査で安心・安全なエレベーターリニューアルができる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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老朽化したエレベーターのリニューアル。 構造を知らない管理会社、独占価格の製作・設置メーカー、聞きなれない新興メーカー。
どの企業が管理組合の立場で、無駄のない、安心な改修が出来るか。 文章に出来ない微妙な問題ですので、お問い合わせ下さい。
マンションのエレベーターリニューアル(取替え・改修)内容 (当事務所で企画・発注・監督・検査しました)
補完説明
このマンションのエレベーターは、管理組合の話によれば利用頻度が他のマンションに比べて特別に多く、築25年で長期修繕
計画どおり大規模修繕で主要機器類のリニューアル(取替え・改修)を行いました。
建築基準法との関係
エレベーターは建築基準法(同施行令)の定めるところにより、行政の確認申請を受け、製作施工しなければなりません。
特にマンションのエレベーターリニューアルの場合、その確認申請を受けた以降の法改正により、現行の法規制に抵触している
事が普通です(この事を既存不的確施設という)。
したがって、行政と事前に設計協議をして、詳細なリニューアルの仕方を決めなければ、とんでもない事になりかね
ません。(各行政により法規制の緩和内容が異なりますので、広範囲の実務経験がなければ安心できません)
建築基準法ではマンションのエレベーターはマンション本体(建築)の一部という解釈で、エレベーターをリニューアルする場合、建
築本体も、現行法規に改修しなければなりません。
建築年月(行政の確認申請の受理日)により、例えば、耐震改修、内装材仕様変更、建蔽率、容積率・・・の法の網がかか
ります。
いい加減な設計、施工業者に委託すれば、エレベーターリニューアルが完成したものの、マンションは違法建築物となり、最悪の
場合改善命令を受けることになりかねません。
リニューアル価格だけにとらわれることなく、マンション管理業界と、利害関係のない、エレベーターの専門家によるアドバイスが必
要です。
図中での要点
1、このマンションは昇降路のピット底が乾燥状態ですので、レールは再利用とし、耐震補強をした意味です。
2、マンション居住者の自転車乗り入れにより、傷みのある床敷板を取替え、かご本体は再利用としました。
3、この方式によるエレベーターのリニューアル(取替え・改修)の場合は、建築基準法の確認を必要といたしませんので、既存
不適格のまま施工できましたが、リニューアルの仕方や取替え若しくは新設の場合はマンション本体の建築及び設備につい
て、現行の建築基準法の適用を受けますので特にご注意ください。
エレベーターの工事費を上回る出費が必要なケースも十分考えられ、また昭和55年以前の旧耐震基準によるマンションの
場合、建物そのものが現行法規の新耐震基準に抵触していますので、エレベーターのリニューアル方法いかんによっては、
マンション全体の耐震補強を求められます。
建築確認や完成検査を受けない業者に施工させたら、マンションそのものの居住が建築基準法違反となるリスクが有りま
す。特にご注意ください。
ちなみに建築確認を受けたが、完成検査を受けている設置者は全国平均20%という驚くべき数値です。
私が現役時代、建築確認を受けていない工場の階上床に製造機器類を運ぶエレベーターの新設建築確認申請を受けま
したが、当然違法性を強く訴え、新設を断念していただきました。
偶然ですが、その1年ぐらい後に震度4近い地震があり、仮にエレベーターを設置していたら工場そのものが倒壊していた
ところだということで、オーナーからひどく感謝された経験があります。
この時のエレベーター業者は、設置を営業する立場だという事実に注目ください。
マンションのエレベーターのリニューアル、中層住宅の後付(新設工事)及び検査、維持管理並びに建築確認業務の実務
経験の豊富な浪速マンション管理士事務所にご相談ください。
4、構造の複雑なマンションのエレベーターの関連業務は、内容に精通した者でないとコンプライアンス違反行為を見抜けませ
ん。工事担当者の人柄がよいとか、名前の売れた企業だから安心といえない面が多々存在します。
マンションのエレベーターリニューアル図 (写真で見たい方はこちら)
新規取替 | 既存品使用 | 撤 去 | 新規取付 | 改 造 |
このマンションではエレベーターのリニューアルの際、管理組合と協議の後、以下の対策を実施し安全面と資産価値の
向上を行った
○巻上機取替え ブレーキを新替えし、マンションのエレベーターの事故防止につながる
○防犯カメラ取付け マンションの防犯対策のため、1階乗り場ドアーや管理組合事務所にモニター設置
○制御盤取替え インバーター制御により滑らかな運転管理が可能になる。電気料金の削減で管理費削減となる。
エレベーターのリニューアルで必ず交換する機材です。
○車椅子対策 マンション居住者の高齢化対策
○耐震補強 昇降路内のレールに対する耐震補強によりマンションのエレベーターの安全性が向上
○地震対策 ・マンションの被災時、最初に来る立てぶれのP波(80Gal)をキャッチして、最寄り階に自動停止、
一定時間経過後自動復運行開始する管制方式
・マンションの被災時、後から来る横ぶれのS波(初期微動震度・150Gal)をキャッチして、最寄
り階に自動停止、後の運行を取りやめる管制方式
・耐震補強できない時でも、マンションではエレベーターのリニューアル時に2種類の地震管制を設置
したいですね
巻上機取替え前 | 制御盤新旧 | 車椅子操作盤前加工 | 耐震補強前 | 地震感知器(P波) | ||
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巻上機撤去 | 防犯カメラ設置 | 車椅子操作盤取付 | 耐震補強後 | 地震感知器(S波) | ||
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エレベーターの専門家がコンサルタントするリニューアル |
マンションのエレベーターをリニューアルする場合の留意点 1、エレベーターのリニューアル方法いかんでは、違法エレベーターとなり使用できないこともあります。 2、それは、マンションのエレベーターに限らないことですが、マンションの場合は管理会社のお世話でエレベーターのリニューアル をする場合がほとんどなので、建築基準法を理解している管理会社やエレベーターメーカーであることが必須です。 3、浪速マンション管理士事務所の昇降機等検査員は、確認申請業務の実務経験と、エレベーターのリニューアルの実務経験が豊富 です。 4、マンションのエレベーターのリニューアルの場合、昇降路(シャフト)の中や、かご、乗降ロビーの各機材等の何を新替え、整備、 流用するのかの判断により、工事費がエレベーター一基当たり600万から1500万の開きがあります。 5、エレベーターをリニューアルする場合、工事中における高齢者や体の不自由な方の搬送問題があります。 リニューアルするエレベーターが1基の場合、搬送のノウハウがなければ、工事ができません。 私どもの昇降機等検査員がご指導いたします。 |
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