更新日:2022年10月31日
宅建試験が近づいてくると、いよいよ模試シーズンの到来ですね。
宅建試験を受験予定の皆さんも、模試を受けようかどうしようか、受けるとしたらどこの模試にしようか、、と悩んでいることと思います。
そこで、このページでは、各社で実施される宅建の模試について、日程や受験料などを予備校ごとに整理してご紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてください!
【執筆者】 |
![]() 執筆者紹介 |
- 模試を受験するメリット・デメリット
- 宅建模試の比較一覧表
- 宅建のおすすめ模試
- LECの宅建の模試(会場or自宅)2022年試験向け
@7/20〜 A8/3〜 B8/24〜 C8/31〜 D9/7〜 E9/21〜 ★9/18〜 - TACの宅建の模試(会場or自宅) 2022年試験向け
@9/28〜 - 日建学院の宅建の模試(会場or自宅) 2022年試験向け
@10/2 - フォーサイトの宅建の模試(自宅のみ) 2022年試験向け
@A随時(※A9/11にライブ配信あり)
- LECの宅建の模試(会場or自宅)2022年試験向け
- 宅建のおすすめ模試まとめ
- 宅建のおすすめ通信講座はこちら
- 独学で合格を目指す場合はこちら⇒宅建の独学におすすめのテキスト【人気テキスト徹底比較!】
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模試を受験するメリット・デメリット
独学で宅建試験を受験する場合でも、模試(模擬試験)は受験しておいた方がよいと言われることがありますが、これはなぜでしょうか。
模試を受験するメリット
まず、模試を受験することにより、自分の学習の進み具合の確認ができ、自分の苦手分野、弱点を把握することができますし、順位が出ますので自分の実力を知ることができます。
このように、自分の弱点や実力を把握することで、本試験に向けて集中的に補強していくことができます。
また、受験指導校が過去の出題傾向を分析したうえでの予想問題が出題されるため、その年の本試験に出題される可能性が高い問題を押さえることもできます。
さらに、模試は本試験と同じ時間・形式で行われるため、解答の時間配分やマークシートの解答形式、本試験での緊張感に慣れることなどの効果も期待できますね。
- 自分の苦手分野・弱点を把握することができる
- 受験生の中での自分の実力を知ることができる
- 本試験の出題可能性が高い問題を押さえることができる
- 解答の時間配分やマークシートの解答形式、本試験での緊張感に慣れることができる
模試を受験するデメリット
では逆に、模試を受験することにデメリットはあるのでしょうか。
考えられるデメリットとしては、まず、金銭的な負担ですね。当然、模試を受験するには費用の負担(1回あたり3,000円〜5,000円程度)を伴いますので。
ただし、費用対効果を考えると、かなり安価な価格設定になっていると思います。
次に、時間的なロスというのもありますね。十分な勉強時間がなく、模試を受けられるような知識レベルに仕上がっていないような場合は、特にそう感じますよね。
- 金銭的な負担がある
- 時間的なロスがある
こういった、金銭的な負担や時間的なロスが気になる場合は、市販の問題集を活用するという方法もあります。
2回分や3回分の模試(予想問題集)が1,500円〜2,000円程度で販売されていますので、「宅建のおすすめ問題集(予想問題集)」を参考にご覧ください。
ということで、こういったデメリットもあるものの、模試は、受験するメリットの方が圧倒的に大きいと思いますので、できるだけ受験することをおすすめします!
宅建模試の比較一覧表【2022年度】
それでは、各予備校で実施される宅建の模試について、まずは概要から比較しておきたいと思います。
それぞれの模試の日程や受験料等を一覧表に整理して比較すると、以下の表のようになります。
予備校名/受験場所/成績処理 | 模試名 | 日程 (2022年) |
回数 | 受験料 |
---|---|---|---|---|
LEC![]() 会場or自宅 成績処理あり |
全日本宅建公開模試<基礎編> | @ A |
2回 | |
全日本宅建公開模試<実戦編> | B C D |
3回 | ||
ファイナル模試 | E |
1回 | ||
3大模試パック | 上記@〜E | 6回 | ||
宅建士模試(LEC×総合資格学院) | 1回 | |||
TAC![]() 会場or自宅 成績処理あり |
全国公開模試 | @ |
1回 | |
日建学院![]() 会場or自宅 成績処理あり |
全国統一公開模擬試験 | @ |
1回 | |
フォーサイト![]() 自宅 自己採点 |
模擬試験講座 | @随時 A随時 ※ |
2回 |
宅建のおすすめ模試
それでは、各予備校が実施する宅建の模試について、順に詳しくご紹介していきます。
LECの模試
LECでは、宅建の模試として、7・8月の「全日本宅建公開模試<基礎編>〔2回〕」、8・9月の「全日本宅建公開模試<実戦編>〔3回〕」、9月の「ファイナル模試〔1回〕」の「3大模試」が用意されています。
それぞれの模試は、その受験時期に最適なレベルの問題が出題されるようになっています。
- 7・8月:全日本宅建公開模試<基礎編>
⇒ 基礎的な問題が中心に出題 - 8・9月:全日本宅建公開模試<実戦編>
⇒ 知識のレベルアップを図るため、過去問知識だけでは対応が難しいレベルの問題が織り交ぜて出題 - 9月:ファイナル模試
⇒ 本試験レベルの問題+出題予想問題で最後の仕上げ
さらに今年は、総合資格学院とタッグを組んで、全国統一公開模擬試験「宅建士模試」も開催される予定です。
すべて受験できるのなら、それに越したことはありませんが、最後の「ファイナル模試」は、例年多くの方が受験するため「本気の」受験生が集結します。
このため、どれかひとつだけ模試を受けるとすれば、このLECの「ファイナル模試」を受験されることをおすすめします!
なお、解説講義は、Web配信かDVDのいずれかを選択できます(DVDの方が料金が高くなります)。
成績表では、順位や得点分布はもちろん、問題ごとの正答率もわかるため、自身の弱点を把握し、復習に活かすことができるようになっています。
会場は全国30会場で開催され、日程は会場により異なりますので、公式サイトでご確認ください。
なお、自宅での受験もできますので、開催会場が近くにない場合は、自宅受験(通信)を選択してください。
![]() ⇒ LEC宅建模試 公式サイト |
|
日程 |
【2022年】 ※ 日程は会場により異なります。曜日は、水・木・金・土・日が用意されています。 全日本宅建公開模試<基礎編> 全日本宅建公開模試<実戦編> ファイナル模試 宅建士模試(LEC×総合資格学院) |
受講料 |
※ 以下の受講料は、すべて解説講義をWebで受ける場合の料金です。DVDで受ける場合は、若干料金が高くなります。 ・3大模試パック(上記日程の@〜E) ・全日本宅建公開模試<基礎編>(上記日程の@A) ・全日本宅建公開模試<実戦編>(上記日程のB〜D) ・ファイナル模試(上記日程のE) ・宅建士模試(LEC×総合資格学院) |
公式サイト | ![]() |
TACの模試
TACの宅建の模試は、例年10,000人以上が受験し、LECの模試と同様に、日本最大級の全国公開模試とされています。
なお、解説講義はインターネット上で動画配信され、個人別成績表では、全国ランキングのほか、総合成績判定や科目別得点表示で苦手分野を特定し、復習方法などのアドバイスも教えてくれるようになっています。
TACの宅建の模試は、全国公開模試として1回のみ実施されます。会場は、全国31会場で開催され、日程は会場により異なりますので、公式サイトでご確認ください。
なお、自宅受験もできますので、開催会場が近くにない場合は、自宅受験(通信)を選択してください。
![]() ⇒ TAC 宅建模試 公式サイト |
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日程 |
【2022年】 |
受講料 |
[会場受験・自宅受験共通] |
公式サイト | ![]() |
日建学院の模試
日建学院の宅建の模試も、全国の会場で実施されます。
なお、自宅受験もできますので、開催会場が近くにない場合は、自宅受験(通信)を選択してください。
受験者には、個人分析表が発行され、全国順位や各問題の正答率などが表示されますので、自身の実力や弱点の分析ができます。
※ ただし、日建学院開催の全国公開模試を自宅受験した場合は、分析表の発行はされず、Web採点と正答率表のみとなりますので、ご注意ください。
![]() ⇒ 日建学院 宅建模試 公式サイト |
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日程 |
【2022年】 |
受講料 |
[会場受験・自宅受験共通] |
公式サイト | ![]() |
フォーサイトの模試
次は、通信講座専門校の「フォーサイト」による宅建の模試をご紹介します。
フォーサイトは、通信講座専門校ですので、模試についても、自宅受験のみの実施となります。また、全国公開模試ではありませんので、特に受験日程も決められておらず、いつでも受験が可能です。
※ ただし、全2回中の2回目の模試は、ライブ配信により、全国一斉模試の形式で参加することも可能になっています。
この模試は、「基礎レベル」と「本試験レベル」の2種類の模擬試験が実施され、それぞれ、「理解度の確認」と「試験対応力の鍛錬」を行うことを目的とした模試となっています。
この模試では、試験合否の分かれ道となる自分の弱点の発見・克服に重点を置き、多くの受験生が正解できる問題を解く力がしっかりと身についているかを確認し、基礎レベルの模試では8割以上、本試験レベルの模試では7割以上の得点が目標とされています。
なお、ライブ配信動画により、解説講義も受けることができますが、採点は自己採点方式となりますので、ご注意ください。
■ フォーサイト 宅建 模擬試験講座
![]() ⇒ フォーサイト宅建模試 公式サイト |
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日程 |
2022年度 宅建 模擬試験講座 |
受講料 |
[自宅受験](全2回) |
公式サイト | ![]() |
宅建のおすすめ模試まとめ
以上、宅建のおすすめ模試について、ご紹介してきました。
模試を受験するメリットとして、的中問題というのはそれほど大きく期待すべきものではありませんが、模試を受験することで、自身の実力チェックや弱点の把握、そして解答の時間配分や本番のシミュレーションといった効果が得られます。
ですので、宅建の模試は、なんらかの形で一度は受験しておいた方がよいと思います。
安く済ませるなら予想問題集(予想模試)でも構いませんが、全国公開模試として、成績表で実力の確認ができるのは予備校の模試ですので、可能なら予備校の模試を受験しておくことをおススメします。
一度だけ受験するなら、LECのファイナル模試を受験し、もう少し場数を踏んでおきたいなら、TAC又はLECの模試を数回加える、ぐらいでよいのではないでしょうか。
なお、日程を気にせずに受験したい場合や、試験直前期になって模試を受けそびれたことに気づいた場合には、いつでも気軽に受験できるフォーサイトの模試が便利ですね。
- 一度だけ受験 ⇒ LECのファイナル模試
- 場数を踏んでおきたい ⇒ TAC又はLECの模試を数回追加
- 日程を気にせず受験したい ⇒ フォーサイト
それでは、模試の結果に一喜一憂することなく、模試で得られた経験を活かして、本試験で力を発揮できるよう頑張ってください!
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