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【2023年】宅建の模試のおすすめは?日程・会場・料金等を徹底比較!

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宅建の模試おすすめ4選【2023年】
日程・会場・料金等を徹底比較!

更新日:2023年9月23日

宅建のおすすめ模試

 宅建試験が近づいてくると、いよいよ模試シーズンの到来ですね。

 宅建試験を受験予定の皆さんも、模試を受けようかどうしようか、受けるとしたらどこの模試にしようか、、と悩んでいることと思います。

 そこで、このページでは、各社で実施される宅建の模試について、日程や受験料などを比較したうえで、おすすめの模試をご紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてください!

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明(宅建士)

市役所に22年間勤めた元公務員。宅建、行政書士、司法書士、土地家屋調査士などの国家資格に合格し、15年以上にわたって当サイトで情報発信している。
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このページの目次

宅建模試を受験するメリット・デメリット

 独学で宅建試験を受験する場合でも、模試(模擬試験)は受験しておいた方がよいと言われることがありますが、これはなぜでしょうか。

模試のメリット

 まず、模試を受験することにより、学習の進み具合が確認でき、自身の苦手分野、弱点が把握できますし、順位が出ますので自分の実力を知ることができます。

 このように、自分の弱点や実力を把握することで、本試験に向けて集中的に知識を補強していくことができるわけです

 また、受験指導校が過去の出題傾向を分析したうえでの予想問題が出題されますので、その年の本試験に出題される可能性が高い問題を押さえることもできます。

 さらに、模試は本試験と同じ時間・形式で行われるため、解答の時間配分やマークシートの解答形式、本試験での緊張感に慣れるなどの効果も期待できますね。

模試を受験するメリット
  • 自分の苦手分野・弱点が把握できる
  • 受験生の中での自分の実力を知ることができる
  • 本試験の出題可能性が高い問題を押さえることができる
  • 解答の時間配分マークシートの解答形式本試験での緊張感に慣れることができる

模試のデメリット

 では逆に、模試を受験することにデメリットはあるのでしょうか。

 考えられるデメリットとしては、まず、金銭的な負担ですね。当然、模試を受験するには費用の負担(1回あたり3,000円〜5,000円程度)を伴いますので。

 また、時間的なロスというのもありますね。十分な勉強時間がなく、模試を受けられるような知識レベルに仕上がっていないような場合は、特にそう感じますよね。

模試を受験するデメリット
  • 金銭的な負担がある
  • 時間的なロスがある

 こういった、金銭的な負担や時間的なロスが気になる場合は、市販の模試を活用する方法もあります。

 ただし、市販模試では順位が出ませんので「受験生の中での自分の実力を知る」ことや、会場で受験するわけではありませんので「本試験の緊張感に慣れる」といった模試のメリットの一部は享受できませんが、その2点を除けば、市販模試でも概ねカバーできるかと思います。

 2回分や3回分の模試(予想問題集)が1,500円〜2,000円程度で販売されていますので、宅建のおすすめ市販模試(予想問題集)を参考にご覧ください。

 とはいえ、模試は受験するメリットの方が圧倒的に大きいと思いますので、できるだけ受験することをおすすめします!

資格スクエアが『未来問模試』を実施!

資格スクエアの模試

 未来問とは、資格スクエアが開発した「人工知能(AI)」が、今年度の出題を予測した模擬試験(1回分)です。

 資格スクエアでは、2018年から各種資格試験で未来問を提供しており、高い的中率が話題となっています。

※ 8/20、 9/17にZOOMで一斉受験が実施されましたが、それ以降も自宅でいつでも受験が可能です。

価格:2,200円

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宅建の模試を徹底比較!【2023年度】

 それでは、各予備校で実施される宅建の模試について、まずは概要から比較しておきたいと思います。

模試の比較一覧表

 それぞれの模試の日程や受験料等を一覧表に整理して比較すると、以下の表のようになります。

予備校名/受験場所/成績処理 模試名 日程
(2023年)
回数 受験料
LEC
会場(32)or自宅
成績処理あり
全日本宅建公開模試<基礎編> @7/19〜
A8/2〜
2回 6,380円
全日本宅建公開模試<実戦編> B8/23〜
C8/30〜
D9/6〜
3回 9,570円
ファイナル模試 E9/22〜 1回 2,750円
3大模試パック 上記@〜E 6回 15,400円
宅建士模試(LEC×総合資格学院 9/17〜 1回 5,500円
TAC
会場(29)or自宅
成績処理あり
全国公開模試 @9/27〜 1回 3,850円
日建学院
会場or自宅
成績処理あり
全国統一公開模擬試験 @10/1 1回 5,500円
フォーサイト
自宅
自己採点
模擬試験講座 @A随時 2回 10,800円

 上記の模試比較表からは、以下のことが読み取れます。

模試の比較ポイント
  • 会場受験 or 自宅受験
  • 成績処理の有無
  • 実施回数・日程
  • 費用(受験料)

会場受験 or 自宅受験

 LEC・TAC・日建学院は、会場受験も選択できますが、フォーサイト自宅受験のみとなります。

 本試験の緊張感を体験しておきたいという方は、会場で受験できるLEC・TAC・日建学院で受験するのがいいですね。

成績処理の有無

 そして、LEC・TAC・日建学院は、全国公開模試として実施されますので、成績処理がなされ、自分の順位や各問題ごとの受験生の正解率なども分析されます。

 一方、フォーサイトはそういった成績処理はされず、自己採点となります。

 このため、フォーサイトでは、模試の効果のひとつ「自分の実力を知る」という効果は少し薄らいでしまいますね。

実施回数・日程の比較

 模試の回数は、TAC・日建学院1回のみ、フォーサイト2回LEC7回(2回+3回+1回+1回)の実施となります。

 回数が多いLECは、実施時期に応じて、その時期に最適な模試が用意されますので、その中から自分に必要な模試を選んで受験することができます。

費用・受験料

 模試の1回あたりの費用は、LEC 3,000円前後、TAC 3,850円、日建学院 5,500円、フォーサイト 5,400円となっています。

 概ね1回あたり3,000円〜5,000円程度で受験できますので、模試を受験する効果を考えれば、金銭的な負担もそれほど大きくありませんね。


宅建のおすすめ模試

 それでは、各予備校が実施する宅建の模試について、順に詳しくご紹介していきます。

LECの模試

 LECでは、宅建の模試として、7・8月の「全日本宅建公開模試<基礎編>〔2回〕」、8・9月の「全日本宅建公開模試<実戦編>〔3回〕」、9月の「ファイナル模試〔1回〕」の「3大模試」が用意されています。

 それぞれの模試は、その受験時期に最適なレベルの問題が出題されるようになっています。

  • 7・8月:全日本宅建公開模試<基礎編>
    ⇒ 基礎的な問題を中心に出題
  • 8・9月:全日本宅建公開模試<実戦編>
    ⇒ 知識のレベルアップを図るため、過去問知識だけでは対応が難しいレベルの問題を織り交ぜて出題
  • 9月:ファイナル模試
    ⇒ 本試験レベルの問題+出題予想問題で最後の仕上げ

 さらに、総合資格学院とタッグを組んで、全国統一公開模擬試験「宅建士模試」も開催されます。

  • 9月:宅建士模試(LEC×総合資格学院)

 すべて受験できるのなら、それに越したことはありませんが、9月の「ファイナル模試」は、例年多くの方が受験するため「本気の」受験生が集結します。

 このため、どれかひとつだけ模試を受けるとすれば、このLECの「ファイナル模試」を受験されることをおすすめします!

 なお、解説講義は、Web配信かDVDのいずれかを選択できます(DVDの方が料金が高くなります)。

 成績表では、順位や得点分布はもちろん、問題ごとの正答率もわかるため、自身の弱点を把握し、復習に活かすことができるようになっています。

 会場は全国32会場で開催され、日程は会場により異なりますので、公式サイトでご確認ください。

 なお、自宅での受験もできますので、開催会場が近くにない場合は、自宅受験(通信)を選択してください。

LEC宅建の模試
⇒ LEC宅建模試 公式サイト
日程

【2023年】

※ 日程は会場により異なります。曜日は、水・木・金・土・日が用意されています。

全日本宅建公開模試<基礎編>
 @7月19日〜
 A8月2日〜

全日本宅建公開模試<実戦編>
 B8月23日〜
 C8月30日〜
 D9月6日〜

ファイナル模試
 E9月22日〜

宅建士模試LEC×総合資格学院
 ★9月17日〜

受講料

※ 以下の受講料は、すべて解説講義をWebで受ける場合の料金です。DVDで受ける場合は、若干料金が高くなります。

3大模試パック(上記日程の@〜E)
 [会場受験] 18,700円(全6回)
 [自宅受験] 15,400円(全6回)

全日本宅建公開模試<基礎編>(上記日程の@A)
 [会場受験] 7,370円(全2回)
 [自宅受験] 6,380円(全2回)

全日本宅建公開模試<実戦編>(上記日程のB〜D)
 [会場受験] 11,000円(全3回)
 [自宅受験] 9,570円(全3回)

ファイナル模試(上記日程のE)
 [会場受験] 3,300円(全1回)
 [自宅受験] 2,750円(全1回)

宅建士模試(LEC×総合資格学院)
 [会場・自宅] 5,500円(全1回)

公式サイト LEC宅建の模試公式サイト

TACの模試

 TACの宅建の模試は、例年10,000人以上が受験し、LECの模試と同様に、日本最大級の全国公開模試とされています。

 なお、解説講義はインターネット上で動画配信され、個人別成績表では、全国ランキングのほか、総合成績判定や科目別得点表示で苦手分野を特定し、復習方法などのアドバイスも教えてくれるようになっています。

 TACの宅建の模試は、全国公開模試として1回のみ実施されます。会場は、全国29会場で開催され、日程は会場により異なりますので、公式サイトでご確認ください。

 なお、自宅受験もできますので、開催会場が近くにない場合は、自宅受験(通信)を選択してください。

TAC宅建の模試
⇒ TAC 宅建模試 公式サイト
日程

【2023年】
全国公開模試
9月27日(水)〜10月1日(日)
※日程は会場により異なります。

受講料

[会場受験・自宅受験共通]
 3,850円(全1回)

公式サイト TAC宅建の模試公式サイト

日建学院の模試

 日建学院の宅建の模試も、全国の会場で実施されます。

 なお、自宅受験もできますので、開催会場が近くにない場合は、自宅受験(通信)を選択してください。

 受験者には、個人分析表が発行され、全国順位や各問題の正答率などが表示されますので、自身の実力や弱点の分析ができます。

※ ただし、日建学院開催の全国公開模試を自宅受験した場合は、分析表の発行はされず、Web採点と正答率表のみとなりますので、ご注意ください。

日建学院 宅建の模試
⇒ 日建学院 宅建模試 公式サイト
日程

【2023年】
全国統一公開模擬試験
 10月1日(日)

受講料

[会場受験・自宅受験共通]
 5,500円(全1回)

公式サイト 日建学位 宅建の模試公式サイト

フォーサイトの模試

 次は、通信講座専門校の「フォーサイト」による宅建の模試をご紹介します。

 フォーサイトは、通信講座専門校ですので、模試についても、自宅受験のみの実施となります。また、全国公開模試ではありませんので、特に受験日程も決められておらず、いつでも受験が可能です。

 この模試は、「基礎レベル」と「本試験レベル」の2種類の模擬試験が実施され、それぞれ、「理解度の確認」と「試験対応力の鍛錬」を行うことを目的とした模試となっています。

 この模試では、試験合否の分かれ道となる自分の弱点の発見・克服に重点を置き、多くの受験生が正解できる問題を解く力がしっかりと身についているかを確認し、基礎レベルの模試では8割以上、本試験レベルの模試では7割以上の得点が目標とされています。

 なお、採点は自己採点方式となりますので、ご注意ください。

 フォーサイト 宅建 模擬試験講座

フォーサイト宅建模試
⇒ フォーサイト宅建模試 公式サイト
日程

【2023年】
宅建 模擬試験講座

@基礎レベル 随時
A本試験レベル 随時

受講料

[自宅受験](全2回) 10,800円

公式サイト フォーサイト宅建模試公式サイト

宅建のおすすめ模試まとめ

 以上、宅建のおすすめ模試について、ご紹介してきました。

 模試を受験するメリットとして、的中問題というのはそれほど大きく期待すべきものではありませんが、模試を受験することで、自身の実力チェックや弱点の把握、そして解答の時間配分や本番のシミュレーションといった効果が得られます。

 ですので、宅建の模試は、なんらかの形で一度は受験しておいた方がよいと思います。

 安く済ませるなら予想問題集(予想模試)でも構いませんが、全国公開模試として、成績表で実力の確認ができるのは予備校の模試ですので、可能なら予備校の模試を受験しておくことをおススメします。

 一度だけ受験するなら、LECのファイナル模試を受験し、もう少し場数を踏んでおきたいなら、LEC又はTACの模試を数回加える、ぐらいでよいのではないでしょうか。

 なお、日程を気にせずに受験したい場合や、試験直前期になって模試を受けそびれたことに気づいた場合には、いつでも気軽に受験できるフォーサイトの模試が便利ですね。

宅建のおすすめ模試
  • 一度だけ受験LECのファイナル模試
  • 場数を踏んでおきたいLEC又はTACの模試を数回追加
  • 日程を気にせず受験したい ⇒ フォーサイト

 それでは、模試の結果に一喜一憂することなく、模試で得られた経験を活かして、本試験で力を発揮できるよう頑張ってください!


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