TACの「わかって合格(うか)る宅建士」シリーズのテキスト、問題集について、管理人が実際に購入したうえで徹底レビューします!

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宅建士(宅地建物取引士)のテキスト
「わかって合格(うか)る宅建士」シリーズのテキスト、問題集を徹底解説!
【理解重視の正統派テキスト!】

更新日:2020年11月7日

管理人が購入した「わかって合格る宅建士」シリーズのテキスト、問題集4冊の写真

 TACから出版されている宅建士のテキスト「わかって合格(うか)る宅建士」は、宅建の正統派テキストとして、生講義スタイルで、初学者が、理由付けや趣旨などから法の理解を深めることができるテキストになっています。

 このテキストは、フルカラーで見やすさも兼ね備えていますし、さらに、度重なる改訂により、レイアウトも工夫されメリハリもついてきました。

 このため、TACの3シリーズ(「みんなが欲しかった!」「スッキリ」、「わかって合格る」)の中では、一番におススメできるテキストです!

 この「わかって合格(うか)る宅建士」シリーズは、基本テキストのほか過去問や一問一答問題集などもラインナップされていますので、このページでは、私自身も実際に購入して中身を読んだうえで、それらのラインナップについて、それぞれ詳しくご紹介していきたいと思います。

執筆者 大西雅明
市役所に22年間勤めた元公務員。在職中に、宅建士、行政書士、マンション管理士、土地家屋調査士などの資格試験に合格し、10年以上にわたって当サイトで情報発信している。

執筆者 大西雅明のプロフィール写真(宅建士、行政書士、マンション管理士、土地家屋調査士などの合格証書)
執筆者紹介

宅建テキスト「わかって合格る宅建士」シリーズ(TAC)のラインナップ

 TACが出版している「わかって合格(うか)る宅建士」シリーズは、以下のようなラインナップが揃えられています。他のシリーズよりも、問題集の種類が多いことが特徴的ですね。

 一般的に、基本テキスト分野別過去問題集必須のラインナップですが、「わかって合格る宅建士」シリーズでは、その他に、年度別過去問題集と一問一答問題集もあり、全部で4種類がラインナップされています。

 ただし、必ずしも全ての教材を購入する必要はありませんので、やはり、基本テキストと分野別過去問題集は必須として、あとは、一問一答問題集あたりを、必要に応じて購入すればよいのではないかと思います。(どんな場合に購入するのが効果的かについては、後述します。)

わかって合格る宅建士 基本テキスト
- 宅建の基本テキスト -

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
宅建テキスト わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト(2020年度)

著者: TAC宅建士講座
出版社: TAC出版
発売日: 2019/12/26
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm
ページ数: 744ページ

価格:
3,300円(送料無料)
※2021年度版の予約販売開始(12/22発売予定)

わかって合格る宅建士 分野別過去問題集
- 宅建の分野別過去問題集 -

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
宅建分野別問題集 わかって合格(うか)る宅建士 分野別過去問題集(2020年度)

著者: TAC宅建士講座
出版社: TAC出版
発売日: 2019/12/26
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm
ページ数: 654ページ

価格:
2,750円(送料無料)
※2021年度版の予約販売開始(12/22発売予定)

わかって合格る宅建士 過去問12年PLUS
- 宅建の年度別過去問題集 -

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
宅建年度別問題集 わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス)(2020年度)

著者: TAC宅建士講座
出版社: TAC出版
発売日: 2020/2/27
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm
ページ数: 836ページ

価格:
2,860円(送料無料)

わかって合格る宅建士 一問一答セレクト600
- 宅建の一問一答問題集 -

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
宅建一問一答問題集 わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600(2020年度)

著者: TAC宅建士講座
出版社: TAC出版
発売日: 2020/1/26
サイズ: 18.2 x 12.2 x 2.7 cm
ページ数: 456ページ

価格:
1,980円(送料無料)

 それでは、「わかって合格る宅建士」シリーズのラインナップについて、順に見ていきたいと思います。

「わかって合格る宅建士 基本テキスト」を徹底解説【理解重視の正統派テキスト!】
 - 宅建の基本テキスト -

 まずは、「わかって合格(うか)る宅建士」シリーズの基本テキスト「わかって合格る宅建士 基本テキスト」からご紹介します。

 このテキストは、TACの宅建士講座の主任講師を務める木曽計行(きそ かずゆき)先生が執筆したテキストで、TAC合格のノウハウを惜しみなく投入したテキストとされており、生講義スタイルの「ですます」調の、かみくだいた解説で理解できる(わかる)から、合格できる(うかる)、というコンセプトのテキストになっています。

このテキストの著者は、以前は「木曽計行」講師のみでしたが、現在は、共著として「木曽計行」講師と「木曽洋子」講師の2名となっています。

そして、TAC出版の公式サイトでは、著者は、「木曽洋子」講師として紹介されています。

また、TACの資格講座の公式サイトを見ると、これまで載っていた講師一覧から「木曽計行」講師の名前が消えています、、これは一体、、まさか・・・

 まず、見た目の特徴としては、フルカラー(2018年版からフルカラーにリニューアル)で、分野ごとに4分冊にセパレートできるようになっています。

 フルカラー分冊というのは、最近流行りの定番ですね。フルカラーですので、とても読みやすいですし、分冊できるのも持ち運びに便利です。

 また、付属の赤シートで重要なキーワードを隠して暗記することもできます。

 このテキストは、講義形式の解説で、「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」や「宅建士 合格のトリセツ」など、とっつきやすいタイプのテキストとは異なり、しっかりと理由付けや趣旨などを解説してくれますので、正統派のテキストの部類に入ると思います。

 このため、コンセプトどおり、初学者でもきちんと理解しながら学習を進めていくことができると思います。

わかって合格る宅建士 基本テキスト サンプル画像
出典:Amazon

 フルカラー化される前は、固めの講義でズラズラダラダラとした記述でしたが、その後レイアウトにも工夫が重ねられ、かなり改善されてメリハリもついてきましたので、TACの3シリーズ(「みんなが欲しかった」、「わかって合格る」、「スッキリ」)の中では、一番におススメできるテキストになったと思います。

 なお、このテキストのその他特徴として、以下のようなものがあります。

  • 過去12年間の出題箇所にアンダーラインを引き、出題年度を併記
  • 本試験で狙われる超重要ポイントと法改正箇所にアイコン表示
  • 本試験で狙われる事例を“ケーススタディ形式”でしっかり解説し、要点は、「試験に出る!POINT整理」として図表で整理
  • 巻末に「厳選過去問プレミアム50」として本試験形式の出題予想模試を掲載
※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト(2020年度)

著者: TAC宅建士講座
出版社: TAC出版
発売日: 2019/12/26
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm
ページ数: 744ページ

価格:
3,300円(送料無料)
※2021年度版の予約販売開始(12/22発売予定)
ポイント!
  • フルカラーで、4分冊にセパレート
  • 赤シート対応
  • 生講義スタイルで、理解できる(わかる)から、合格できる(うかる)というコンセプト
  • しっかりとした解説で正統派テキスト。初学者でも理解しながら学習できる
  • レイアウトに工夫が重ねられ、メリハリがついてきた
  • TACの3シリーズで最もおススメ

【関連記事】

「わかって合格る宅建士 分野別過去問題集」を徹底解説
 - 宅建の分野別過去問題集 -

 次は、分野別過去問題集「わかって合格る宅建士 分野別過去問題集」です。

 こちらも、分野別に4分冊にバラして使用できるようになっています。

 この問題集は、超定番の重要過去問305問に厳選して、分野別に収録した過去問題集です。この305問という収録数は、他社や他シリーズの標準的な分野別過去問題集とほぼ同等の収録数になっています。(250〜300問程度が主流。らくらく宅建塾シリーズとスッキリわかる宅建士シリーズは例外的に600問程度あり)。

 ページの構成は、左ページに問題、右ページに解答・解説という構成になっています。

また、解説ページの下端に、その問題を解くうえでのポイント(出題の意図や解答テクニックなど)が整理してあります。

 印刷は赤系の2色刷りですが、なぜか赤シートには対応していません(〇×の答えは黒字印刷)。このため、左ページの問題を解きながら、右ページの答えが目に入ってしまうという難点がありますので、自分なりにシオリを挟んで答えを隠すなどの工夫が必要かと思います。

 なお、テキストとのリンクについては、「わかって合格る宅建士 基本テキスト」の該当する章項番号を明記する形でリンクされています。

宅建問題集 わかって合格(うか)る宅建士 分野別過去問題集(2020年度)
※2021年度版の予約販売開始(12/22発売予定)
著者・編集

TAC宅建士講座
出版社

TAC出版
収録内容

305問(超定番の重要過去問を厳選)
出題形式

4肢択一式
掲載順

科目・分野別
ページ構成

左ページに問題、右ページに解答・解説
テキストとの関連付け

『わかって合格る宅建士 基本テキスト』にリンク(該当の章項番号を明記)
目隠しシート対応

---
ページ数

654ページ
価格

2,750円

【関連記事】

「わかって合格る宅建士 過去問12年PLUS」を徹底解説
 - 宅建の年度別過去問題集 -

 次は、年度別過去問題集「わかって合格る宅建士 過去問12年PLUS」です。

 この過去問題集は、過去12年分の過去問を、年度別に収録した過去問題集です。

 年度別の過去問題集というのは、一般に、過去問学習として使用することは稀だと思います。私が宅建試験の受験勉強をした際も、使用しませんでしたし、実際のところ、年度別過去問題集を出版しているシリーズも少ないです。

 それに、分野別過去問題集に比べると、解説がシンプルで、ポイント整理などの工夫もありませんので、年度別過去問題集をメインの問題集として使用するようなことは絶対にしてはいけません。

 ということで、この年度別過去問題集をわざわざ購入する必要はないのではないかと思います。

 なお、ページ構成は、本の前半分が問題、後ろ半分が解説となっており、問題部分と解説部分とに2分冊できるようになっています。解説ページは文字ばかりですが、一応、2色刷りになっており、重要なキーワードは赤字で印刷されています。

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
宅建年度別問題集 わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス)(2020年度)

著者: TAC宅建士講座
出版社: TAC出版
発売日: 2020/2/27
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm
ページ数: 836ページ

価格:
2,860円(送料無料)

<参考>年度別過去問題集が効果的なケース

 年度別過去問題集の使用方法として考えられるのは、例えば、試しに1年分の過去問を解いてみて、どれぐらい得点できるかを試してみるといった使い方や、本試験の時間配分を確認するといった使い方ぐらいかと思います。

 しかし、そのような使い方をするとしても、それなら予想問題集(模試)を解いた方が、これから受験する年度の予想問題を解くことができますので、意味があるように思います。

【関連記事】

「わかって合格る宅建士 一問一答セレクト600」を徹底解説
 - 宅建の一問一答問題集 -

 次は、一問一答問題集「わかって合格る宅建士 一問一答セレクト600」です。

 この問題集は、一問一答式、つまり、過去問は4肢択一式ですが、この4つの選択肢をバラバラにして、そのひとつの選択肢に対して〇か×かを判断する、というタイプの問題集になります。

 収録問題は、膨大な過去問の中から、頻出論点・重要知識を厳選した約600肢となっています。

 また、コンパクトサイズ(B6判より少し小さいぐらい。一般的なテキストはA5判)ですので、持ち運びにも便利です。

 ページの構成は、左側のページに問題、右側のページに解答・解説となっています。印刷は赤系の2色刷りで、答えと解説の重要語句が赤字になっているため、赤シートに対応しているのかと思いきや、残念ながら、赤シートでは文字は消えません。。。

 それと、基本テキストとのリンクについては、各テーマごとに大雑把に記載されていますが、問題が肢別に綺麗に並んでいますので、テキストを参照するうえでは不自由はないと思います。

 なお、基本的に、問題集としては分野別過去問題集があれば十分ですので、別途、このような一問一答問題集を購入する必要性は低いと思います。

宅建問題集 わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600(2020年度)
著者・編集

TAC宅建士講座
出版社

TAC出版
収録内容

600肢(頻出・重要知識を厳選)
出題形式

一問一答式
掲載順

科目・分野別
ページ構成

左ページに問題、右ページに解答・解説
テキストとの関連付け

『わかって合格る宅建士 基本テキスト』にリンク(該当の章項番号を明記)
目隠しシート対応

---
ページ数

456ページ
価格

1,980円

<参考>一問一答問題集が効果的なケース

 一問一答問題集の良いところは、ひとつの論点をひとつの選択肢だけで学習できるため、4肢択一式で学習するよりも効率的に学習できるというメリットがあります。

 それともう1点は、1問を解くごとに解答を見ることができるため、スピーディーにサクサクと問題演習を進めていくことができるという2点のメリットがあると考えています。

 私も、個人的には一問一答問題集は好きで、他の資格試験(管理業務主任者試験)を受験する際、勉強期間があまり確保できなかったため、一問一答問題集のみで済ませたこともありました。

 ただし、合格に必要なすべての論点を網羅しているタイプの一問一答問題集であれば、それだけで構わないのですが、この「セレクト600」に関しては、600肢だけでは少し不安ですので、使い道は限定されてしまうかと思います。

 例えば、通常の勉強時間とは別に、スキマ時間を活用して問題を解くような使い方なら、一問一答の方が使いやすいですね。

 また、試験までに過去問を全部解くような時間がなく、間に合わないと切羽詰まった際に、この一問一答問題集で、イチかバチか勝負を賭けるという使い方もあるかと思います。

「わかって合格る宅建士」シリーズの徹底解説まとめ

 以上のように、TACの「わかって合格(うか)る宅建士」シリーズをご紹介してきました。

 このラインナップの中で、「わかって合格る宅建士 基本テキスト」については、正統派のテキストとして、初学者が、理由付けや趣旨などから法の理解を深めることができるテキストになっていますし、フルカラーで見やすさも兼ね備えています。そして、度重なる見直しにより、レイアウトも工夫され、メリハリもついてきました。

 その他の問題集については、特別に評価すべきポイントはなく、いたって標準的な問題集のように思いますが、これは、どのシリーズでも言えることで、問題集で特別な特色を打ち出すことはあまりありませんので、特に問題はないと思います。

 宅建の教材を選ぶ際は、それぞれ独自の特色を打ち出している「基本テキスト」を基準に選ぶべきだと思いますので、「わかって合格る宅建士」シリーズは、おススメできるシリーズだと思いますし、買って損はないシリーズだと思います。

 ただ、私としての一番のおススメは、徹底的に噛み砕いたわかりやすい解説の「らくらく宅建塾」であり、フルカラーテキストでいえば、図解・イラストを中心としながらもシンプルでわかりやすい解説のLEC「宅建士 合格のトリセツ」です。

 それぞれ、以下のページでご紹介していますので、興味のある方はご参照いただければと思います。

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