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独学で簿記の資格取得を目指す皆さんに役立つ情報を発信します!

独学で資格取得 - 目指せ!簿記検定 -
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簿記とは?簿記の資格を解説

 日商簿記検定は、会計資格のひとつであり、会計資格には、日商簿記検定のほか、全商簿記検定・税理士試験・公認会計士試験・ビジネス会計検定など数多くの資格試験があります。

 この中で、日商簿記検定最も受験者数が多く、知名度も高いため、学校の推薦入試や企業への就職活動など、その資格取得は大いに役立つはずです。

 また、簿記3級は、年間3回の統一試験及び随時実施しているネット試験があり、受験できる機会も多いため手軽にチャレンジできますし、合格率も約40%ありますので比較的取得しやすい資格でもあります。

 この「日商簿記検定」について、資格の概要資格試験情報、そして独学で合格するための勉強法やおすすめのテキスト・問題集についてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明

市役所に22年間勤めた元公務員。簿記2級、宅建士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士などの資格試験に合格し、15年以上にわたって当サイトで情報発信している。
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執筆者紹介

【アドバイザー】公認会計士 濱谷慶史

2014年に公認会計士として開業し、監査法人に勤務。3年後、税理士・公認会計士として独立開業を果たす。⇒アドバイザー紹介

簿記とは?

簿記とは

 簿記とは、「帳簿記入」の略で、経済活動を認識・測定・記録することをいいます。

 簿記の資格が活躍するフィールドは広く、また、簿記検定は税理士・公認会計士試験の登竜門でもあります。

 このような特徴を持つ簿記の資格について、以下で詳しく解説していきます。

簿記とは
  • 簿記とは帳簿記入の略で、経済活動を認識・測定・記録すること
  • 簿記の資格が活躍するフィールドは広い
  • 簿記検定は税理士・公認会計士資格試験の登竜門

簿記とは帳簿記入の略で、経済活動を認識・測定・記録すること

 簿記は、帳簿記入の略語(英:Bookkeeping)といわれています。

 定義としては、簡単に説明すると、「経済活動を認識・測定・記録する」ことですが、例えば、会社が商品を仕入れたときに、取引を明らかにするうえで以下の論点が生じます。

  • いつ計上するか
  • いくらで計上するか
  • どの単位で計上するか
  • どのように表示するか

 これらを一定のルール(会計基準等)に基づき整理するツールが簿記であるといえます。

 一定のルールで記録することで、企業がどのような活動を実施したのか理解することが可能となります。

 また、同じルールで記録することで、例えば企業同士の経営成績をフェアに比較することも可能になります。

 簿記は、記入方法により単式簿記複式簿記に区分され、さらに、業種によって商業簿記、工業簿記、農業簿記、銀行簿記等に区分されますが、基本的に日商簿記検定においては「複式簿記」と「商業簿記・工業簿記」の組み合わせを前提としています。

簿記資格が活躍するフィールドは広い

 当サイトで主に紹介する日商簿記検定は、数ある資格の中でもトップクラスの受験生及び知名度があり、日商簿記試験に合格していれば、学校の推薦入試や企業等の就職活動で大いに有利になるものです。

 単純に簿記と聞くと地味な帳簿の作成というイメージが浮かぶかもしれませんが、簿記を学ぶことによって、一般的な企業等のお金の流れを理解し、また企業取引についての理解を深めることが可能です。

 ですので、経理・財務部門は勿論のこと、例えば営業マンでも案件の収支や業績見込みを立てる上で役立つため、実務においても有用性・汎用性が高く、幅広く役立つ資格といえます。

簿記検定は税理士・公認会計士試験の登竜門

 会計系の上位資格として、税理士試験・公認会計士試験がありますが、これらの資格を目指す方の多くが、最初に目指す検定試験でもあります。

 上位資格を目指すか否かの判断基準として受験してみるのもアリですね。

簿記検定の資格試験

 日商簿記検定3級・2級は、年間3回の統一試験(ペーパーテスト)と、随時実施しているネット試験があります。

試験日(統一試験・ネット試験)

 統一試験の試験日は、簿記3級・2級共通で、下表のとおり、6月・11月・2月年3回実施されます。

試験 例年の日程 2023年度の日程
6月試験 6月第2日曜日 2023年6月11日(日)
11月試験 11月第3日曜日 2023年11月19日(日)
2月試験 2月第4日曜日 2024年2月25日(日)

日商簿記検定(公式サイト)

 また、ネット試験は、各テストセンターごとに随時実施されています。

試験内容(簿記3級・2級)

 簿記3級の出題範囲は、「商業簿記」です。試験問題は、大問として第1問から第3問までの計3問が出題され、制限時間は60分間です。

 そして、簿記2級の出題範囲は、「商業簿記」と「工業簿記」です。試験問題は、大問として第1問から第5問までの計5問が出題され、制限時間は90分間です。

 2級・3級いずれも、70%以上を正解すれば合格となります。

難易度(簿記3級・2級)

 簿記3級の難易度は、約40%の合格率ですので、比較的易しい試験といえます。

 一方、簿記2級合格率は20%程度しかありませんので、やや難しい難易度になっています。

独学で簿記の資格を取得するには?勉強時間と勉強法

 簿記3級の資格取得は独学でも目指せます。

 簿記3級に合格するために必要な勉強時間は、一般に50〜100時間程度と言われています。

 仮に、1日2時間の勉強をするなら、1〜2ヶ月程度の勉強期間になりますね。

 私の場合は、1日に約1時間で3ヶ月(約60時間)の独学で合格できました。

 おすすめの勉強法なども含め、下記のページでご紹介していますので、ご参照ください。

簿記の資格に独学で合格するためのテキスト・問題集

 簿記3級・2級に独学で合格するためには、テキスト1冊と問題集1冊、模試1冊があれば大丈夫です。

 あと、ネット試験を受ける場合は、ネット模試を解いて解答方法に慣れておくことが必須です。

 私がおすすめするテキスト・問題集について、下記のページでご紹介しますので参考にしてください。

簿記の資格のおすすめ通信講座は?

 簿記の資格は独学でも目指せますが、やはり独学では不安という方もいらっしゃると思いますし、実際に独学で挑戦して挫折してしまった方もいらっしゃるかと思います。

 そんな方には、通信講座がおすすめです。

 下記のページでは、各社の簿記通信講座を徹底的に比較して、おすすめ通信講座をランキング形式でご紹介していますので、参考にしてください。

 
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