10月生まれの偉人伝

この日生まれの偉人達
1日 ジュリー・アンドリュース(ミュージカル女優 イギリス 1935〜)
幼少の頃から舞台に立つが、12才からプロ歌手としてデビュー、1954年初渡米、ブロードウェイのThe boy friendの主役として注目をあびる。1964年「メリーポピンズ」で映画デビュー(アカデミー賞)。1965年「サウンドオブミュージック」が記録的ヒット。1982年「ビクター・ビクトリア」がオスカーにノミネート。1999年声帯の腫瘍除去手術の失敗による歌手生命の危機、リハビリの続行中。2000年エリザベス女王からDameの称号を受勲。
中江 兆民 (なかえ ちょうみん)  (本名 篤介(とくすけ))(1847〜1901)明治時代の思想家
2日 ガンジー(1869〜1948)
インドの独立を達成した偉大な政治家。精神的指導者。
非暴力主義に基づくインド人の人権擁護運動を続けた。第一次大戦中、反英不服従の全インド的民族運動を指導。一時退いていたが、第2時大戦後復帰、やがて国民会議派の反英闘争指導者として投獄される。1947年インドは独立したが、翌年ヒンズー教徒の青年に撃たれて死ぬ。
3日 タウンゼンド・ハリス(1804〜1878)
アメリカ合衆国の外交官。1849年に東洋貿易のため東南アジア、清国を旅行し1855年日本駐在総領事に任命された。ペリーとともに渡来し、通商条約の必要を説き、1958年に日米修好通商条約の調印に成功した。彼は、日本に好意的で、幕府の外交顧問を務めた。
4日 ミレー(画家)フランス
農民の子に生まれ、23歳の時画家の門に入る。パリでコレラがはやったため、1849年にバルビゾンむらに移る。農村生活に深い共感を抱き、農民が土に親しむ姿を神聖なものと考えて、多くの風景画を描いた。
代表作「晩鐘」「落穂拾い」
ジョセフ・フランシス・キートン(1895〜1966)アメリカの喜劇映画俳優
5日 ディドロ(思想家)
フランス(哲学者・文学者)
「百科全書」を編集。これは哲学・自然科学・芸術などの各分野にモンテスキュー、ボルテール・ルソーをはじめ優れた啓蒙思想家の寄稿を得、その協力により作られた。
それまでの人数の知識を集大成し、近代西欧思想史上の大事業となる。
6日 孫文(1866〜1925)
「中国革命の父」と呼ばれている。
中華民国の政治家。ハワイ、香港、ヨーロッパに留学。滞欧中「三民主義」を唱え、一九〇五年東京で中国革命同盟会総理となる。辛亥革命で臨時大総統に推されたが、袁世凱に政権を譲り、第二革命で日本に亡命して中華革命党を組織。一九一九年これを中国国民党に改称、三民主義を中心思想として革命を推進した。
トール・ヘイエルダール(1914〜2002)ノルウェーの人類学者、海洋探検家。
7日 ボーア(1885〜1962)
(物理学者)デンマーク
原子の構造についての研究で有名。現代の理論物理学の育ての親といわれる。ラザフォードが考えた原子模型を利用して、水素原子が出す光のスペクトルを説明し、原子のスペクトルの性質を明らかにした。
1922年ノーベル物理学賞を受賞。量子力学の発展に尽くした。
8日 クレッチマー(1888〜1910)
(精神病学者)ドイツ
体格と精神病の間に関係があることを見いだし、性格類型論を展開。他に天才、ヒステリー、妄想に関する研究がある。
主著「体格と性格」
冲中重雄(おきなかしげお)(1902-1992)
内科医学者
戦後に東京大学医学部に新設された第三内科の初代教授となり、その隆盛の基を築いた。東京大学での最終講義で、剖検(死後の病理解剖)によって確かめられた教授在任中の診断の正誤を発表し、誤診率が14%であったと発表して話題を呼ぶ。1961年学士院恩賜賞受賞、70年文化勲章受章。
吉村秀雄(ポップ吉村)「バイクのエンジンには、魂がこもるんだよ!」(1922〜1995)
9日 サンサーンス(1835-1921)
フランスの作曲家
五歳から作曲を始め、パリ音楽院を経てピアニスト、教会オルガニスト、さらに作曲家として声望を集め、フランスに交響曲運動を推進。オペラ「サムソンとデリラ」、五つのピアノ協奏曲、三つの交響曲をはじめ、古典主義とロマン主義を折衷した数多くの曲を残す。日本では「動物の謝肉祭」が有名。
ジョン・ウィンストン・レノン (ジョン・オノ・レノン)(1940〜1980)イギリスのポピュラー音楽家
10日 ナンセン(1861〜1930)ノルウェー
探検家、海洋学者、政治家
1888年グリーンランドを横断(東西に560km)、1893年北極探検に出発、1895年群氷に乗り上げ北緯86度14分に達しただけで引き返したが、3800mの深海の存在や深層温水層の存在を明らかにした。1905年ノルウェー独立のとき、外交官として活躍1922年ノーベル平和賞受賞。
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813〜1901)イタリアの歌劇作曲家
11日 モーリアック(1885〜1970)(作家フランス)
心理小説的手法で、人間の魂の暗部と苦悩を描き、神の恩寵を暗示する。
長編「愛の砂漠」「テレーズ=デケルー」等
12日 マクドナルド(1866〜1937)政治家イギリス(スコットランド生まれ)1911年労働党の党首となり、第一次世界大戦では反戦を主張する。24年労働党内閣を組織し、首相、外相となり、国際平和のため、国際協調策をとるが、世界恐慌対策に失敗、総辞職する。ロンドン軍縮会議、オタワ会議、ジュネーブ軍縮会議等で活躍する。
13日 マーガレット・サッチャー(1925〜)政治家イギリス
オックスフォード大学卒業後1959年に下院議員、75年に保守党の党首となり、79年の選挙に勝って首相となる。82年のフォークランド紛争での決断力やインフレ克服で支持が高かったが90年11月に辞任。
小林多喜二(こばやし たきじ)(1903〜1933)昭和初期の小説家
14日 D.アイゼンハワー(1890〜1969)政治家アメリカ
第一次世界大戦に出征し、その後近代戦の研究に専念。第2次大戦ではヨーロッパ方面連合軍最高司令官となり、ノルマンジー上陸作戦に成功、連合軍を勝利に導いた。退役後、コロンビア大学総長にも選ばれる。53年第34代大統領に就任し、57年再選される。
15日 ニーチェ(1844〜1900)哲学者・思想家ドイツ
大学在学中、哲学者ショーペンハウアーの影響を受け、又、音楽家ワーグナーと交わった。普仏戦争に従軍後終生健康をそこなった。神を否定し、人間の苦しみ、危険、深淵を説き、それをこえる超人の理想を教えた。「人間的な、あまりに人間的な」「ツァラツストラはかく語りき」などの著書がある。実存主義の先駆者
16日 オスカー・ワイルド(1854〜1900)
イギリス 劇作家、小説家、詩人
世紀末文学の代表的作家で、芸術のための芸術を提唱、イギリス伝来の風俗喜劇を復活したことでも知られる。
代表作、戯曲「サロメ」小説「ドリアン=グレーの肖像」童話集「幸福な王子」等
17日 アーサー・ミラー(1950〜)
アメリカの劇作家。ニューヨークに生まれ、現代アメリカの現実と資本主義の非人間性を批判した戯曲を書く。特に社会からも息子からも見捨てられる敗残の老セールスマンを描いた「セールスマンの死」は有名。
18日 ベルグソン(1859〜1941)
フランスの哲学者。
生の哲学の樹立者。真の実在は純粋持続であり、持続が弛緩(しかん)すれば生命が物質化するが、持続の緊張は生命の飛躍となり、創造的進化となり、直観によってのみとらえられる、とした。
著書「意識の直接的与件(時間と自由)」「創造的進化」「道徳と宗教との二源泉」。
19日 童門 冬二(1927〜)東京 小説家
初めは現代ものを手がけていたが、歴史小説に転じ「小説・上杉鷹山」が大ベストセラーとなり脚光を浴びる。戦国時代や幕末維新をテーマに登場人物をめぐる逸話を現代人にも通じる教訓話として描き出すのが特色。
「小説 毛利元就」「小説 徳川慶喜」「織田信長」等
アストゥリアス(1899-1974)
グアテマラの小説家、詩人、外交官
マヤの古代文化研究や幼年時代の体験をふまえて「グアテマラ伝説集」を発表、フランス、スペインで絶賛され,以後の「土着文化派」としての創作活動のスタートを切った。独裁者の圧制が人間を内面から抹殺していく過程を描いた「独裁者」等で1967年ノーベル文学賞を受賞。その後、創作のかたわら駐仏大使などをつとめた。
20日 ランボー(1854〜1891)フランス 詩人
ベルレーヌやマラルメと共に、フランス象徴派の代表的詩人。その異常な早熟ぶり、特異な詩才、独自の「見者」の詩法により20世紀の詩に深い影響を及ぼした。代表作「酔いどれ舟」「地獄の季節」等
坂口 安吾 (本名 坂口 炳五)(1906〜1955)小説家
21日 ノーベル(1833〜1996)スェーデン
ストックホルム生まれ1867年ダイナマイト、次いで最初の無煙火薬を発明、129種の特許をとり世界各地に15の爆薬工場を経営それらが戦争に使われるのを悲しんだ彼の遺言により遺産を元にノーベル賞が設定された。
江戸川 乱歩 (本名 平井 太郎)(1894〜1965)小説家
22日 リスト(1811〜1886)ハンガリー
ロマン派の時代において、新方向の音楽のために努力した作曲家であるとともに、ピアノ演奏の大家でもある。彼の交響詩は独自の世界を開いた。作品は「ハンガリー狂想曲」交響詩14曲の他、ピアノ曲、歌曲等多数。
ロバート・キャパ(本名 アンドレイ・フリードマン)(1913〜1954)戦争写真家
23日 華岡青洲(1760〜1835)
江戸末期紀伊に生まれる。1782年京都に出て、その後諸国を回り内外両家の医学をきわめた、85年紀州に帰り20余年診療に従事。手術にあたり「通仙散」と称する麻酔薬を使用し1806年乳がんの手術に成功。
土井晩翠(1871〜1952)詩人、英文学者
東大の学生の頃から、西洋の詩の形を取り入れた新体詩を発表、男性的な漢文調で理想主義的英雄主義を歌う。「荒城の月」は有名。昭和25年文化勲章受賞「天地有情」「暁鐘」等ホメロスの詩の翻訳もある。
西園寺公望(さいおんじきんもち)(1849〜1940)明治・大正・昭和初期の政治家・公爵
24日 レーウェンフック(1632〜1723)オランダ 博物学者
商業のかたわら、単レンズ顕微鏡を製作し、筋肉の横紋や昆虫の複眼などを観察、又、細菌、原生動物や動物の精子などを発見。
25日 ヨハンシュトラウス(1825〜1723)オーストリア 作曲家
「ワルツの父」の長男で「ワルツ王」と呼ばれ、数々のワルツの他、軽歌劇、ポルカ等の作品を残す。代表作は「美しく青きドナウ」「ウィーンの森の物語」「春の声」等多数。
パブロ・ピカソ(1881〜1973)フランスの画家。
26日 フランソワ.ミッテラン(1982〜1996)元フランス大統領 社会党
パリ大学卒業後弁護士となる。1946年下院議員に当選。社会党結成に参加、第一書記となる。81年、23年続いた保守政権を破り大統領に当選、社会主義政策を進める。又、ヨーロッパ統合を推進する。
27日 パガニーニ(1782〜1840)
イタリアのバイオリン奏者、作曲家(バイオリンの鬼神)
卓絶した技巧で知られる。11歳で公開演奏会に出たあと正規に作曲を学び、1799年以後イタリア各地で名声を博した。主要作品バイオリン協奏曲6曲、バイオリンとギターのソナタ12曲、他にバイオリン独奏曲多数
ジェームス・クック(キャプテン・クック)1728〜1779 探検家
早くから船乗りになり、3回にわたる大航海によって多くの島を発見。ニュージーランド、オーストラリア大陸、フィージー諸島、ハワイ諸島等多数。
ニューファンドランド沿岸の測量や、日食観測でも名声を博す。
28日 嘉納治五郎(かのうじごろう)(1860-1938)
教育者、体育家、柔道家
東京帝国大学卒。学習院教授。五高、一高、東京高等師範学校の校長などを歴任。講道館を設立し、古来の柔術を改良して柔道を創めた。日本のオリンピック大会参加に努力し、12年第5回ストックホルム大会に選手2名を率い初参加。 38年第 12回東京大会招致のため、国際オリンピック委員会カイロ総会に出席、誘致に成功しての帰途、太平洋上『氷川丸』船中で死去。その功績をたたえ,旭日大綬章が授与された。
29日 ハレー(1656〜1742)イギリス天文学者
ハリー彗星の発見者(物理学、数学、海洋学、気象学等に多くの業績がある)幼時から天文学、数学に興味を示した、オックスフォード大学教授となり、1719年以来グリニッジ天文台長をつとめる。王立協会会員となり、ニュートンらと交わり影響を与える。ニュートンの万有引力論により、ハリー彗星をはじめ多くの彗星の軌道を計算し、又、恒星の固有運動、月の永年加速度などを発見する。
30日 ドストエフスキー(1821〜1881)ロシア小説家
トルストイと共に19世紀ロシア写実主義文学を代表する世界的な作家。1846年「貧しき人々」で認められたが、革命事件に加わりシベリアに流される。モスクワに帰ってから、その経験を元に「死の家の記録」で文壇に返り咲き「罪と罰」「白痴」などの傑作を書く。
いずれも、人道主義の立場から人間の救いは愛と忍耐の中にあると説いた。
31日 蒋介石(1887〜1975)中華民国(台湾)軍人、政治家、元総統
孫文の下で辛亥革命に参加、孫文死後華北の軍閥を打ち、国民党政府を作り中国を統一。中国共産党と対立したが、日本の大陸侵攻で抗日統一戦線を結成、戦後共産党に敗退、台湾へ逃れ総統に就任。
マリー・ローランサン(Marie・Laurencin)(1885〜1956)フランスの画家

トップページに     今日生まれの偉人伝に   11月生まれの有名人に

偉人 誕生日  香寺町の紹介
この、香寺大好きは兵庫県神崎郡香寺町の情報を中心に、パソコンを細々と教えている私の情報をプラスしたホームページです。
今日生まれの偉人伝というメールマガジンに、エピソードをプラスしたページもありますので
興味のある方はぜひ見ていってください