5月生まれの偉人伝

今日生まれの偉人達
1日 円山応挙(まるやまおうきょ)(1733〜1795) 画家 円山派の祖
初め石田幽汀に狩野派を学ぶ。のち眼鏡絵(めがねえ)の制作などを通して西洋画の透視図法を学ぶ一方で中国の写生画を研究、写実性と日本の伝統的な装飾画様式を融合した新様式を確立した、天下の名人といわれた。又、最初に足のない幽霊を描いたことでも有名。
2日 ベンジャミン・マクレーン・スポック(1903〜1998)小児科医 社会運動家
小児科・精神科医として活動。海軍に従軍中の1946年「スポック博士の育児書」を発表。ほぼ10年ごとに改訂をくりかえし、30以上の言語に翻訳され、5000万部が売れるベストセラーとなった。それまでの育児書と異なり、児童心理から育児を考える、親切でわかりよいのが特徴で、米国中の家庭で常備薬的な存在となった。
3日 赤羽末吉(あかばすえきち) (1910〜1990) 絵本作家
ほぼ独学で画風を確立し、51歳で「かさじぞう」で絵本界へデビュー。遅いス夕ートにもかかわらず、80歳で亡くなるまでの30年間に、80冊を越える絵本を制作した。「スーホの白い馬」は、小学校の国語の教科書に掲載されており。国際アンデルセン賞絵画賞をはじめ、国内外で数多くの賞を受賞。
4日 オードリー・ヘップバーン(1929〜1993)アメリカ 映画女優
ベルギー・ブリュッセルに生まれる。ロンドンでバレーを習い、1952年にウィリアム・ワイラー監督に抜擢され、「ローマの休日」に初主演。この映画で、アカデミー賞を取り、妖精のような美貌から多くのファンを虜にし、この後も、多くのヒット作を世に送る、晩年は、ユニセフ親善大使として、貧しい子どもたちへの社会福祉活動に貢献した。
トマス・ハクスリー(1825〜1895)イギリスの生物学者,科学啓蒙家。
「ダーウィンのブルドッグ」と自称して、C.ダーウィンの進化論を擁護し,その普及に努めた。
5日 小林一茶(1763〜1827)俳人
一四歳の時、江戸に奉公に出され。のち俳諧を学ぶ。全国各地に俳諧行脚の生活を送った後、晩年故郷に帰る。人間の喜びや悲しみを、誰も真似のできない独特の調子で十七字にあらわし、生涯に2万句もの俳句を残しています。「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」「めでたさも 中位なり おらが春」
金田一京助(きんだいちきょうすけ)(1882〜1971)わが国最初の本格的アイヌ語研究者
6日 ラビンドラナース・タゴール(1861〜1941)インド 詩人 思想家。
正規の学校教育を放棄し、カーストの因習を改革する運動をはじめていた父の影響を受けながら、家庭で徹底した英才教育を受け、早くも8歳の頃から抒情詩をつくるようになった。インドの近代化を促すとともに、東西文化の融合につとめ、ベンガル語と英語で作品を発表。1914年、抒情詩集「ギーターンジャリ」でノーベル文学賞を受賞。
ジグムント・フロイト(Sigmund Freud)(1856〜1939)精神分析の祖
7日 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840〜1893)ロシア 作曲家
法律学校に学び、法務省に就職したが、その後ロシア音楽協会の音楽教室 (のちに音楽院)に入学、卒業後は国民楽派的傾向の作品を書いた。代表作はピアノ協奏曲第一番、バレー組曲「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」など。93年「交響曲第6番」を初演、その1週間後コレラにかかり他界。その作品は「悲愴」と名づけられた。
本居宣長 (もとおり のりなが)(1730〜1801)江戸時代中期の国学者
8日 ジャン・アンリ・デュナン(1828〜1910)スイス 社会事業家 国際赤十字社の創立者
イタリア統一戦争時に、戦場に行きあわせた彼は、「みんな同じ人間どうし」という合い言葉のもとに、町の人々と共にに、敵・味方の区別なく傷ついた兵士を助けた。旅を終えスイスに帰った彼は、傷病者救護の中立的民間国際機構の必要を提唱し、赤十字社の創立に尽力した。1901年、第1回ノーベル平和賞受賞。
9日 サー・ジェイムズ・マシュー・バリー(1860〜1937)イギリスの劇作家・小説家。
ノッティンガムで2年間ジャーナリストとして働いたのち、ロンドンに出、小説で好評を博し、さらに劇作に進出。代表的戯曲は、風刺的風習喜劇「あっぱれクライトン」永遠の童心を扱った幻想的作品「ピーター・パン」「親愛なるブルータス」など。都会的な機知と感傷、軽妙な風刺のいり交じる喜劇を書いた。
10日 小泉信三(1888〜1966)経済学者
慶應義塾を卒業して海外に留学、経済学、社会学を勉強。帰国して慶應義塾大学教授になり、経済学者として多くの本を書く。1933年慶応義塾の塾長に選ばれ、終戦後の1947年にしりぞいた後、東宮御所教育参与として皇太子明仁親王(現天皇)の教育にあたりました。1959年に文化勲章を受章。
11日 アーヴィング・バーリン(1888〜1989)アメリカ ポピュラーソングの作詞・作曲家
ロシアに生まれ、1893年に渡米し、さまざまな職業に従事した。見よう見まねで作曲を試み、1911年「アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド」が大ヒット、以後 1500曲以上の作詞、作曲を行なった。最大のヒット曲に日本でも有名な「ホワイト・クリスマス」、又、ミュージカルの名作に「アニーよ銃をとれ」がある。
カール・フリードリッヒ・ヒエロニュムス・フォン・ミュンヒハウゼン
( 1720-97)ドイツ軍人、狩猟家、冒険家
ほら男爵として有名なかれは実在の実在の人物で、ボーデンヴェルダーで生まれた由緒ある貴族の出身です。
12日 フローレンス・ナイチンゲール(1820〜1910)イギリスの看護婦
貴族の家に生まれるが、当時評判の悪い職業に思われていた看護の仕事を選び、クリミア戦争において38名のボランティアの女性を組織して、戦地に向かい献身的に傷病兵を看護し、赤十字運動の機運を生んだ。1860年看護学校を開設、看護婦の地位を高め、看護学という体系をつくりあげた。
青木昆陽(あおき こんよう)(1698〜1769)江戸時代の蘭学者・儒学者
13日 ロナルド・ロス(1857〜1932)イギリス、医師
インド生れで、母国で医学を学んだのちインドに戻り、マラリアの研究に着手した。マラリア原虫がハマダラカによって媒介されることを発見してマラリア撲滅の突破口を開いた。(マラリアはそれまで、腸内の中毒で起こると教えられていた。)その功績により 1902年のノーベル生理学・医学賞を受賞。
マリア・テレジア(1717〜1780)
フランス王ルイ16世の妃マリ・アントアネットの母。 
オーストリア大公。ハンガリーおよびボヘミアの女王を兼ねた。
14日 ロバート・オーエン(1771〜1858)イギリス 社会思想家 空想社会主義者 協同組合運動の創始者
紡績工場経営者として成功し、労働者の福祉を目指した大工場を経営。その後、私財を投じて、アメリカに共産社会を建設したが失敗。労働者階級自身の闘争や組織の能力を信じなかったが、社会の矛盾を経済関係から具体的に解決しようとする進歩した考えをしめし、工場法、協同組合、労働組合のさきがけをなした
斎藤 茂吉(さいとう もきち)(1882〜1953)
歌人、医学博士
15日 市川房枝(1893〜1981)婦人運動家 政治家
小学校教員、新聞記者を経て、1919年、日本労働総同盟婦人部に入る。翌年、平塚らいてう(雷鳥)と新婦人協会を設立、1924年には婦人選挙権獲得同盟をつくり、婦人運動のりーダーとして活躍した。戦後は婦人有権者同盟を組織、1953年以後は、参議院に無所属で当選を重ね、女子差別撤廃と政治浄化のためにたたかった。
ピエール・キュリー(1859〜1906)フランス 物理学者
マリー・キュリー(キュリー夫人)の夫
16日 ディビッド・エドワード・ヒューズ(1831〜1900)イギリス 電気技術者
音の伝達・拡大に関心を持ち、音楽教授の職を辞して、電気技術者として活躍。高速の印刷電信機を発明し、成功を収めた後、1878年には炭素棒を二つの炭素塊の間に緩く挟んだ接触抵抗型送話器を発明。これはエジソンの送話器の性能をもしのぐ「マイクロホン」としてベル電話会社に買い取られ、今日の電話の原型となる。
野副鉄男(のぞえ てつお)(1902〜1996)
化学者
17日 エドワード・ジェンナー(1749〜1823)イギリスの医師、博物学者、種痘の発見者
牛痘にかかった農婦は痘瘡 (天然痘) にはかからないという経験に基づいて研究を進め、ジェームス・フィップスという8歳の男児の腕に牛痘にかかった人の手の水疱からとった膿を接種した。その後この少年に真性痘瘡毒を接種したが発病はなく、牛痘で痘瘡が予防できることを証明した。
18日 バートランド・ラッセル(Bertrand Russell)(1872〜1970)イギリス 哲学者 数学者 評論家
初め数学者として出発し、「プリンキピア・マテマティカ」(ホワイトヘッドと共著) を著わし、今日の記号論理学・分析哲学の基礎を築き、政治・教育・文化の各分野で広範な著作活動を展開するとともに、核兵器反対運動を指導し、個人の尊厳擁護と世界平和のために貢献した。1950年ノーベル文学賞受賞。
19日 西田幾多郎(にしだ きたろう)(1870〜1945)哲学者
哲学者。石川県出身。日常経験としての純粋経験と坐禅の体験とを融合して、主観・客観が分離する以前の原初的な純粋経験という独自の立場を創造し、その主体を人格とした。晩年、日本的な「無」の哲学を主張した。京都にある「哲学の道」は、彼ががこの道を好んで散策したことから名づけられたという。
20日 E・ブフナー(Eduard Buchner)(1860〜1917)ドイツ 生化学者
兄ハンス(衛生・免疫学者)の助言で発酵の研究に進み、酵母をすりつぶして細胞構造を破壊してもなお発酵作用が失われないことを見つけ、発酵が化学反応であることを立証した。1907年ノーベル化学賞を受賞。第一次世界大戦にドイツ陸軍少佐として従軍し、ルーマニアにおいて戦死した。
オノレ・ド・バルザック(1799〜1850)フランスの小説家
21日 アンリ・ルソー(Henri Rousseau)(1844〜1910)フランス 素朴派の代表的画家
素朴派の代表的画家。パリ市入市税関に勤めるかたわら、独学で風俗画や空想的な原生林風景画などに素朴で独創的な作風を示し、ピカソ、アポリネールらによって高く評価された。また音楽にもすぐれ、彼の作曲したワルツ『クレマンス』はフランス音楽アカデミー賞を得た。代表作「眠るジプシー女」「蛇使いの女」等。
22日 坪内逍遥(1859〜1935)小説家・劇作家・評論家・翻訳家・教育家・文学博士。
東大卒業とともに東京専門学校(早大の前身)の教授となる。明治18年「小説神髄」を発表して、小説は写実主義を主にして人情を描くのが目的であると唱え、この理論にしたがって「当世書生気質」を発表して、写実主義小説の先駆をなした。昭和3年、日本ではじめてシェークスピアの全集40巻を個人で完訳。
サー・アーサー・コナン・ドイル(Sir Arthur Conan Doyle)(1857〜1930)イギリスの推理小説作家
エジンバラ生まれ。医師として開業後、ホームズものの最初の作品『緋色の習作』を発表し、その後『ストランド・マガジン』にホームズものが連載され大評判となる。
リヒャルト・ワーグナー(1813〜1883) ドイツの作曲家・歌劇作者
23日 カール・フォン・リンネ(Carl von linne)(1707〜1778)スウェーデン 博物学者
既成の知識を体系化して植物の分類を整理。花粉が雌しべについて種子ができる植物の生殖法に注目し、雄しべ、雌しべの数の差異といった形態を基準に種、属、目、綱に分類するという分類学の基本的な体系を考え出した。この分類方法は博物学の対象とするものすべてに取り入れられ、分類学の父と言われる。また、二名法を確立した。
オットー・リリエンタール( Otto Lilienthal)(1848〜1896)ドイツ航空界のパイオニア
24日 ミハイル・アレクサンドロビチ・ショーロホフ(1905〜1984)ソ連 小説家
中学に在学中、国内戦が起こり、赤衛軍に加わってドン地方を転戦。その体験を文学作品として表現するために作家になる。コザック社会の移り変わりを描いた代表作の「静かなドン」や、農村集団化を主題とする長編「開かれた処女地」を書く。ほかに短編「人間の運命」「子馬」などがある。1965年ノーベル文学賞を受賞。
25日 浜田 広介(1893〜1973)童話作家 近代日本における幼年童話の創始者
早稲田大学在学中に「黄金の稲束」が「大阪朝日新聞」の懸賞童話に当選。愛情と善意の世界を詩情豊かに表現し、作品は一般に「ひろすけ童話」と愛称され、1000編余りの作品を残しました。代表的な作品としては「花びらのたび」や、「むく鳥のゆめ」、「龍の目のなみだ」、「泣いた赤おに」など
26日 谷川徹三 (1895〜1989) 哲学者 評論家
同志社、龍谷、法政の各大学で教鞭をとり、法政大学の総長をつとめた。ヒューマニストとして広い知識と穏やかな意見を持ち、哲学と文学、芸術の接点を求めて文芸評論、文明批判に独自の領域を開きなど数多くの著作を発表した。また、宮沢賢治の世界を広く紹介した事でも知られている。
27日 ジョルジュ・ルオー(Geoges Rouaul)(1871〜1958)フランス 画家
家具職人の子としてパリに生まれた。彼の絵は宗教的な情熱にあふれ、太く黒い線や輝く色彩で、キリストや、貧しい売春婦、ピエロ、聖書的な風景を描いた。後年は黄色を強調し絵の具の盛り上げによって、豪快な表現に達している。作品には「うすをひくサムソン」「プーロー夫妻」「赤鼻のピエロ」「郊外のキリスト」等がある。
28日 スタンリー・B・プルジナー (Stanley B. Prusiner)(1942〜) アメリカ 生理学者 
自分の患者がクロイツフェルト・ヤコブ病による痴呆症で死亡したのをきっかけに、脳の奇病の研究を始め、1982年、脳の異常の原因物質となるプリオンを発見。この先駆的業績によって、アルツハイマー病などの痴呆性疾患の発病メカニズムを解明する糸口が得られた。1997年ノーベル生理学・医学賞を受賞。
29日 ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ(John Fitzgerald Kennedy)アメリカ合衆国第三五代大統領
下院議員、上院議員を経て、1961年43歳で大統領に就任し、アメリカの威信回復を目ざして、「ニューフロンティア精神」を提唱。部分的核実験停止条約を結び、米ソ両国間の緊張の緩和をもたらした。1963年、公民権政策をめぐり南部の反感が高まるなか、テキサス州ダラスに遊説中、暗殺された。
30日 ベニー・グッドマン(Goodman・Benny)(1909〜1986)アメリカ クラリネット、サックス奏者 楽団指揮者
10歳の頃からクラリネットを学び、11歳でデビュー、1934年には自己の楽団を結成。NBCラジオに出演して全米にわたる人気を獲得し、「キング・オブ・スイング」と呼ばれる。スイング・ジャズ・オーケストラとして有名になり、1938年にはカーネギー・ホールで史上最初のジャズコンサートを行う。
ダンテ・アリギエーリ(1265〜1321)イタリアの大詩人 イタリア国民文学の父 詩聖
フィレンツェの国政に関与して追放され、放浪生活を送る。終生の理想の女性ベアトリーチェを主人公として人類救済の道を示す叙事詩「神曲」を著した。
31日 ウォールト・ホイットマン(Walt Whitman)(1819〜1892)アメリカ 詩人
アメリカの詩人。小学校を中退して、医師の使い走り、給仕、印刷工、新聞の編集員などになり、その間に聖書、古典やシェークスピアの作品群を勉強した。伝統的詩型に従わず、愛と連帯、人格主義の思想をうたった。作品、詩集「草の葉」、散文「民主主義展望」など。アメリカが生んだ最初の民衆詩人。

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偉人 誕生日  香寺町の紹介
この、香寺大好きは兵庫県神崎郡香寺町の情報を中心に、パソコンを細々と教えている私の情報をプラスしたホームページです。
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