3月生まれの偉人伝

今日生まれの偉人達
1日 フレデリック・フランソワ・ショパン(1810〜1849)ポーランド 作曲家
7歳で「二つのポロネーズ」を作曲。8歳のときにワルシャワで公開演奏をし才能をあらわし、モーツァルトの再来と騒がれる。パリに出て独奏者として活躍しながら、ポロネーズ、夜想曲、円舞曲など数々の繊細、華麗なピアノの名曲を作り、「ピアノの詩人」と呼ばれた。
芥川龍之介 (あくたがわ りゅうのすけ)(1892〜1927)大正時代の小説家
2日 ミハエル・ゴルバチョフ(1931〜)旧ソ連 大統領 政治家
農民の子として生まれ貧しい暮らしの中、労働勲章を受け、農民の子としては異例のモスクワ大学への推薦入学が認められ、法学部に入学。在学中、ライサと出会い結婚。1985年、書記長に就任して、情報公開等のペレストロイカと呼ばれる改革を進め、民主化を目指した。90年には大統領制を取り入れ、初代大統領に就任。ノーベル平和賞を受賞。
米内光政(よない みつまさ)(1880〜1948)海軍軍人、政治家。
海軍大将から海軍大臣を経て、昭和15年に総理大臣に就任。日独伊三国同盟締結に反対したが、陸軍の策謀にあい半年で辞職した。太平洋戦争末期には、平和論を持って戦争終結と戦後処理に尽力した。
3日 グラハム・ベル(1847〜1922)アメリカ 技術者 発明家
助手のワトソンの協力を得、初めて微弱な音の伝達に成功し、電流により音声を送る磁石式電話機を発明しました。「Mr. Watson, come here, I want you.」(ワトソン君、用があるから、ちょっと来てくれないか)という言葉を、隣の部屋で明らかに聞くことができ、アメリカでは、この日を電話記念日とし、記念の言葉としています。
大田蜀山人 (おおたしょくさんじん 本名 直次郎)(1749〜1823)江戸時代中期の文人、狂歌師
4日 賀茂真淵(かものまぶち)(1697〜1769)江戸時代中期の国学者、歌人。
荷田春満(かだのあずままろ)に学び、50歳のとき将軍吉宗の第二子、田安宗武に仕えて国文学を教えました。万葉集を主とする古典の文献学的研究を行ない、古道の復活を唱道。また万葉調の歌にすぐれた。門弟に本居宣長、加藤千蔭など。主著「万葉考」「国意考」など。
アントニオ・ビバルディ(1678〜1740)イタリアの作曲家・バイオリン奏者
バイオリン奏者をしていた父に音楽の手ほどきをうけ、弱冠15歳で聖職につき、25歳で早くも司祭となり、作曲家としての活動に専念するようになった1703年(25歳)から、1741年に亡くなるまでの間、750曲という膨大な数の作品が生み出されました。最も有名なのが協奏曲集「四季」ですが、バイオリンのための協奏曲だけでもじつに300曲近くが残されています。
有島武郎(ありしまたけお)1878〜1923小説家,評論家。
5日 ゲラルドゥス・メルカトル(1512〜1594)地図学者
航海の安全のため、大洋でもコンパスだけで航海できないものだろうかと考え、円筒図法をベースにして、緯線間隔を緯線の拡大率に合わせて徐々に広げていくメルカトル図法を考案。その地図は、徐々に航海者の間で支持を得て、近代以降、ほとんどの海図がメルカトル図法で描かれるようになりました。
6日 ミケランジェロ(1475〜1564)イタリア・ルネッサンスの総合芸術家(彫刻家、画家、建築家、詩人)
彫刻・絵画・建築の諸分野に優れ、彫刻では「ダビデ」を、絵画ではシスティナ礼拝堂の天井画および「最後の審判」などの大作を残した。さらに建築家としてサン‐ピエトロ大聖堂の設計などにあたったほか、多くの詩作も残した。生涯独身を通し死の直前まで製作を続けた。
7日 モーリス・ラヴェル(1875〜1937)フランス 作曲家
14歳でパリ音楽院に入学し、在学中からすでに有名な「なき王女のためのパヴァーヌ」「水の戯れ」等の作品を書く。優雅で、明るい楽曲構成や編曲法で、近代音楽に独自の世界を開いた。代表作は「ボレロ」のほか、ピアノ曲「夜のガスパール」、バレー曲「ダフニスとクローエ」など。1932年自動車事故が原因で、廃人同様になり世を去った。
中江藤樹(なかえとうじゅ 名は原、字は惟命、通称は与右衛門) 1608−1648 江戸時代前期の儒学者。日本陽明学派の祖
8日 オットー・ハーン(1879〜1968)ドイツ 化学者
ラジオトリウム、ラジオアクチニウム、メソトリウムを発見。リーゼ・マイトナー(女性)と共に、新しい同位元素プロトアクチニウムを発見しました。又、中性子をあてることによりウランに核分裂が起きることを発見し、核分裂生成物を最初に科学的に紹介しました。1944年に、ノーベル化学賞を受賞しています。
9日 ユーリ・ガガーリン(1934〜1968)旧ソ連 宇宙飛行士
1961年4月12日打ち上げられた人工衛星船「ボストーク1号」により人類初の宇宙飛行に成功し、「地球は青かった」という有名な言葉を残す。その後、少佐に進み、世界各国を親善使節として歴訪、1962年に来日している、帰国後は宇宙飛行士の養成、訓練に努め、1968年自ら操縦する戦闘機が墜落し亡くなった。
10日 石井桃子(1907〜)児童文学者 編集者 小説家 翻訳家
「くまのプーさん」を翻訳出版、「ノンちゃん雲にのる」(1951年第一回文部大臣賞受賞)「三月ひなのつき」「ちいさなねこ」等、数々の絵本や童話を出版し、1953年日本の児童文学の発展に尽くしたことにより菊池寛賞を受けます。1996年「石井桃子奨学研修助成金」を開設し、子どもと本の世界で働く人を援助しています。
山下清1922〜1971画家
11日 和辻哲郎(1889〜1960)哲学者
哲学者として倫理学の方面に大きな業績を挙げ、西洋哲学、仏教、美術、日本思想史などの分野でも「風土」「古寺巡礼」をはじめ、多くの著書を残した。「古寺巡礼」は大正七年、29歳の時の奈良巡行の体験を紀行文としてまとめたもので、「自叙伝の試み」は、文学的香りも高い郷土史でもある。1955年(昭和30年)文化勲章を受けています。
12日 江崎玲於奈(1925〜)物理学者
1957年トンネルダイオード(エサキダイオード)を発明、日本学士院賞、ノーベル物理学賞、文化勲章を受ける。1969年の人工超格子の提唱は、世界における半導体研究者の約半数がこれに従事するといわれるほど、大きく発展する。この功績により、日本国際賞を受賞。このほか米国物理学会国際賞、米国IEEE協会最高栄誉賞など多数受賞
ニコライ・ワシリエヴィチ・ゴーゴリ(1809〜1852)ロシアの小説家で劇作家
13日 高村光太郎(1883〜1956)彫刻家 詩人
東京美術学校卒業後、欧米に遊学。ロダンの影響を受ける。制作のかたわら評論・詩作に携わり「美について」「造形美論」などの著書がある。代表作「手」「黒田清輝像」。又、詩集では、「道程」及び、最愛の人である智恵子の死後発刊した詩集「智恵子抄」は有名。十和田湖畔記念碑の「裸婦像」が最後の作品になった。
ヘボン( ジェームズ・カーティス・ヘップバーン James Curtis Hepburn)(1815〜1911)アメリカの宣教師、医師、語学者
14日 アルベルト・アインシュタイン(1879〜1955)ドイツ→アメリカ 理論物理学者
26歳のときに、「波」であると考えられていた光が、「粒子」であるとした論文を発表。同じ年、「光速度不変の原理」と「相対性の原理」からなる「特殊相対性理論」を発表。更に物理原理として完成度を高めた「一般相対性理論」を完成、ここで示された理論からの予測「光も重力によって曲げられる」は、見事に証明され、「天才」といわれた。ノーベル物理学賞を受賞。
15日 ベーリング(1854〜1917)ドイツ 細菌学者 免疫学者
コッホの指導を受け血清による免疫を研究、北里柴三郎と協力し、ジフテリア菌の培養液を濾過して細菌を除いた毒をふくむ濾過液(致死量以下)を動物に注射して、細菌の毒素を無毒にすることができる免疫血清を作り、血清療法の基礎を作る。「ジフテリア治療血清の創始」の功績により第一回ノーベル賞を受賞。
16日 ジョージ・サイモン・オーム(1789〜1854)ドイツ 物理学者
有名な「オームの法則」(電気抵抗は導線の長さに比例し、断面積に反比例する)を発表するが。ドイツの学会では認められず、職も追われるが、8年後、ロンドンの王立学会で認められ、欧米の物理学者たちがオームの業績をたたえるようになり、その名声は高まった。オームの没後27年後、電気抵抗の単位に名前の「オーム」が採用された。
17日 ゴットリーフ・ダイムラー(1834〜1900)ドイツ 機械技術者 発明家
小型の高速ガソリンエンジンを発明し、オートバイ、自動車の原型を製造した。彼の発明は、ガソリンエンジン時代の幕開きとなり。彼は90年にダイムラー自動車会社(現ダイムラー・ベンツ)をカンシュタットに創立した。
18日 ルドルフ・ディーゼル(1858〜1913)ドイツ 機械技術者 ディーゼルエンジンの発明者
熱効率の高い機関の実現に関心を持ち、蒸気の代わりにアンモニアを使う機関の発想を経て、翌年、ディーゼルエンジンの理論的考察を発表、94年、初めて安定したディーゼルエンジンの運転に成功した。名声は高まったが、1913年イギリスへ渡る途中の船から姿を消す。(イギリス海峡に投身自殺したものとされている。)
19日 デイビッド・リビングストン(1813〜1873)イギリス 宣教師 探検家 地理学者 博物学者
当時暗黒大陸と言われていたアフリカ奥地へ二度も探検し、ザンベジ川やビクトリア湖を発見すると共に、数百人の黒人奴隷を解放しました。ナイル川の水源地を探るために三度目の探検に出かけた時、5年間も消息を断つが、探検家スタンリーによって発見された。熱病にかかり、スタンリーと別れてのち北ローデシアのチタンボで赤痢のため亡くなった。
20日 イプセン(1828〜1906)ノルウェーの劇作家。
詩「プランド」「ペール・ギュント」を書いて有名になり。世界戯曲「皇帝とガリレア人」の大作を書き上げ、ドイツをはじめヨーロッパ各地を歩き、その後「人形の家」を書いて世界にその名が知られるようになる。1906年に死去しました。その盛大な葬儀は国王のそれにもおとらないほどで、ノルウェーの国民は彼の死を心から悲しんだと言われている。
21日 ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685〜1750)ドイツ 作曲家
きわめて多数の宗教曲、器楽曲ソナタ、協奏曲、管弦楽組曲を書いて、多声的対位法音楽を完成。又、ヘンデルと共にバロック音楽の最後を飾る音楽史上最大の音楽家の1人であり、又、「音楽の父」と言われ、ブラームス、ベートーベンとともに、「ドイツ三B」といわれた。
モデスト・ムソルグスキー 1839〜1881ロシアの作曲家
22日 中山晋平(1887〜1952)作曲家 童謡作曲家
東京音楽学校を卒業後、「芸術座」の劇中歌を作曲し、「カチューシャの唄」「ゴンドラの唄」などを次々とヒットさせ作曲家として歩み始める。その後、抱月の死を機に童謡の世界へと入り、野口雨情らと共に流行歌、新民謡や「砂山」「しょうじょう寺の狸囃子」「せくらべ」「てるてる坊主」「しゃぼんだま」などの童謡を書き、日本のフォスターとも呼ばれています。
23日 黒澤明(1910〜1998) 映画監督
「羅生門」がヴェネチア国際映画祭でグランプリをとり、一躍“世界のクロサワ”として脚光を浴びる。その後、数々の海外映画祭での受賞を積み重ねて、国籍を越えた巨匠としての名声を不動のものとした。「現代ハリウッドの蔭の改革者」(ジョージ・ルーカス)とも呼ばれる黒澤明が生涯に生み出した30作は、今も、世界中の映画作家に多大な影響を与え続けています。
北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)(1883〜1959)陶芸家、書家
「この世の中を少しずつでも美しくして行きたい。私の仕事は、そのささやかな表れである。」
24日 ウィリアム・モリス(1834〜1896)装飾芸術家・詩人・物語作家・社会主義運動家
中世を礼讃し、手仕事による装飾美術を日常生活の中に生かすことを提唱。壁紙やテキスタイル、ステンドグラス、家具、書籍など様々なデザインを手がけ、その後のアーツ・アンド・クラフツ運動をはじめ、20世紀の世界のデザイン界に幅広い影響を与えた。また、晩年は社会主義運動にも参加した。著に、物語詩「地上楽園」など。
25日 樋口一葉(1872〜1896)小説家 (本名 夏子)
「大つごもり」「にごりえ」「わかれ道」「たけくらべ」等を次々に発表(森鴎外からも絶賛される)、文壇から高い評価を得たが、過労から発病、1929年に没した。24歳の若さでした。貧困の体験、社会的正義、下層の人々への共感が作品の芯をなしています。
26日 エルンスト・エンゲル(1821〜1896) ドイツ 統計学者。
一つの家族が貧しいほど、総支出のなかのいよいよ多くのものが食費に当てられなければならないことを発見し、これはそののち多くの家計調査によって確証され、「エンゲルの法則」といわれた。そして家計支出額の中に占める食費の比率が「エンゲル係数」と呼ばれている。その他、社会統計学の進捗に大きな業績を残した。
27日 ウィルヘルム・コンラート・レントゲン(1845〜1923)ドイツ 物理学者 X線の発明者
1895年、クルックス管で陰極線の実験をしていた時、その近くにあったシアン化白金バリウムを塗った板が蛍光を出していたのを観察、不透明な物体をも通す放射線を発見し、これをエックス線(未知なる線)と名づけた。この研究で1901年第一回ノーベル物理学賞を受賞。今日の医療診断には欠かせないばかりではなく、物理・工業の発展に大変役立っている。
28日 マクシム・ゴーリキー(1868〜1936)ロシア 小説家 劇作家
最下層での苦しい生活体験を通じ労働者階級の立場にたった作品を残した。プロレタリア文学に大きく貢献。一九世紀ロシア文学とソビエト文学の橋渡しの役割を果たした。代表作は「母」「クリム‐サムギンの生涯」「幼年時代」「イタリア物語」「どん底」など。
29日 イライヒュー(エリフ)・トムソン(1853〜1937) アメリカ 電気工学者 発明家
反発交流電動機、三相交流発電機をはじめ700種以上の発明を行った。その後、電気会社を設立。エジソンの会社と合併、ゼネラル・エレクトリック会社となり、その付属研究所所長に就任した。電気工学関係の研究と発明に一生を捧げ、電気技術の発展に大きく貢献した。
30日 ビンセント・バン・ゴッホ(Vincent van Gogh) (1853〜1890)オランダの画家。
印象派と日本の浮世絵の影響を受け、大胆なタッチで、律動的な線条と明るく激しい色調の独特の画風を確立した。後半生は、しばしば精神病の発作に悩まされ、精神病院に入院しながらも多くの作品を残したが、拳銃で自分の腹を撃ち自殺した。代表作は「ひまわり」「はね橋」「星月夜」など。
フランシスコ・ゴヤ(1746〜1827)スペインの画家、版画家
31日 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732〜1809) オーストリア 作曲家。
ウィーン古典派時代の音楽様式の発展をうながし、とくに交響曲の発展に貢献した。生涯に104曲もの交響曲を残し「交響曲の父」又、古典音楽の完成に大きな貢献をし、「古典派音楽」の父とも呼ばれています。ナポレオン軍のオーストリア侵攻に対抗して書いた「皇帝賛歌」は、のちにオーストリア国歌そして現在のドイツ国歌となります。
朝永振一郎(ともなが しんいちろう)1906〜1979昭和初期の物理学者

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偉人 誕生日  香寺町の紹介
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