世界の妙法化=一天四海皆帰妙法=世界平和
 
撰時抄
『彼々の国々の悪王悪比丘等をせめらるるならば、前代未聞の大闘諍一閻浮提に起こるべし。其の時日 月所照の四天下の一切衆生(それ等の国々に起こる天変地夭等に)、或いは国ををしみ或いは身ををしむゆえに、一切の佛菩薩にいのりをかくともしるしなくば、彼のにくみつる一人の小僧を信じて、無量の大僧等八萬の大王等、一切の萬民皆頭を地につけ掌を合わせて南無妙法蓮華経ととなうべし。例せば神力品の十神力の時、十方世界の一切衆生一人もなく娑婆世界に向って、大音声をはなちて南無釈迦牟尼佛南無釈迦牟尼佛、南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経と一同にさけびしがごとし。』
 
 国家の自我覚醒をした国、その国に本門戒壇が立ち、その僧等が一閻浮提の各所に広宣流布する。すると公正なる真理を悦び願う人達は『南無妙法蓮華経』に帰するであろう。しかし悦ばず民族的自我執着、慣習的宗教執着する国家や民族は、ついには本門戒壇国をあだとし、理論闘争から始まって、ついには軍事力を以て戒壇国を亡ぼそうとするであろう。爾の時、妙法化した戒壇国=大梵天王・帝釈等が護る戒壇国を亡ぼそうとする国々に天変地夭の七難が頻來するに至り、この現証に戒壇国の正義に諸国自ずから服するに至って、世界の永久絶対平和は、ここにはじめて現出する、これ即ち『世界の妙法化=一天四海皆帰妙法』であり世界の佛界化である。
国家の妙法化=一国同帰=立正安国

三大秘法抄
『戒壇とは、王法佛法に冥し、佛法王法に合して、王臣一同に三秘密の法を持ちて、有徳王、覚徳比丘の乃往を、末法濁悪の未来に移さん時、勅宣並びに御教書を申し下るして、霊山浄土に似たらん最勝の地を尋ねて戒壇を建立すべきものか。時をまつべき耳。事の戒法と申すは是也。三国並びに一閻浮提の人、 懺悔滅罪の戒法のみならず、大梵天王、帝釈等も來下して踏みたまうべき戒壇也。』

 国家にも「国家我」というのがある。そのうわべの対立の国家我を捨てて、宇宙的真理・世界的真理を護るために、その国を有徳王の如く死んでも悔いはないという誓願を王臣一同が起した時に、その国家の法律として定め、そして建てられた国家、即ち国家の妙法化=国家の最高の価値の実現なのである。
個人の妙法化=人間の最高の価値

 我等末代の凡夫は、日蓮聖人に従い奉って、堅く南無妙法蓮華経は佛種なり佛の血脈なりと信じ、『うわべの浅い対立の自我を捨てて真の自我たる妙法蓮華経に帰ります。』と『妙法蓮華経』に『南無』し、『此の世の仮の名は何の某、我が真実の名は南無妙法蓮華経なり』
と『真の自我覚醒』をして、日蓮聖人の聖訓の如く信じて、自行化他にいそしむならば、本化地涌の菩薩の流類と化し、本佛の愛子となり、上行等の四大菩薩に「たすけられ」「かしずかれ」るにいたると言われています。
 諸法実相鈔
『地獄は地獄のすがたを見せたるが実相なり、餓鬼と変ぜば地獄の実相に非ず、佛は佛のすがた、凡夫は凡夫の姿、萬法のすがたが妙法蓮華経の当體なり。』
『されば法界のすがた妙法蓮華経の五字にかわる事なし。』
『下 地獄より 上 佛界までの十界の依正の当體、悉く一法ものこさず妙法蓮華経のすがたなり。』
 十二因縁御書
『凡そ成佛とは、我が身を知るを佛に成るとは申すなり。我が身を知るとは、本よりの佛なりと知るを云うなり。』
『我等が心は法華経なり。法華経は我等が心なり。』
『法華経を知らざるは即ち我が身を知らざるなり。』
 当體義鈔
『十界の依正、即ち妙法蓮華経の当體なり』
『正直に方便を捨てて但法華経を信じ、南無妙法蓮華経と唱ふる人は・・・・・・・・・・・倶體倶用、無作三身の本門寿量の当體蓮華の佛とは日蓮が弟子檀那等の中の事なり。』

        本化妙宗    

本化妙宗の世界統一主義 

本化妙宗はあなたの宗旨です。
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南無妙法蓮華経









      一天四皆海帰妙法







知恩報恩
「我れ釈尊の遺法をまなび、佛法に肩を入れしより已来、
知恩をもて最とし、報恩をもて前とす。
世に四恩あり。之を知るを人倫となづけ、知らざるを畜生とす。
予父母の後世を助け、国家の恩徳を報ぜんと思うが故に
身命を捨つる事、敢て他事にあらず、唯だ知恩を旨とする計りなり。」
日蓮聖人「聖愚問答鈔」



   『生死一大事血脈鈔』本化聖典新釈(山川智應先生著)  

『三大秘法抄』本化聖典新釈(山川智應先生著)

「信心」(山川智應先生の機関誌信心第一巻第一号)

日蓮聖人の理想せられたる「人」と「人生」
             (山川智應先生の機関誌信心第一巻第三号)


日蓮聖人の宗教の概説


本化妙宗の霊魂論の正義を示す

佛教は無霊魂説である

文学博士山川智應先生の霊魂説に対する破邪と顕正を掲載してあります。

本化妙宗聯盟第二代学頭・高橋智遍先生の「無霊魂説」を附記


日蓮聖人の「聖霊」とは、また識神とは

本化妙宗の正邪の判断基準

究極の東洋思想=宇宙を一大生命体と観る法華経思想

本化妙宗の大徹底せる生命観

  【一】 本化妙宗の徹底生命観・「法華経の思想を現代化する生命の四大属性論」 

   現東京大学(旧東京帝国大学)において、法華経の研究で最初に文学博士号をとられた山川智應先生

  の昭和27年現NHKの朝の宗教の時間に放送されたものに山川先生が手を加えられたものです。何度

  となく拝読下され法華経思想の現代釈を自らの生命観としてとらえて頂ければと思っております


  【二】 昭和二十五年三月号「シュワイツアー博士と私」(下)で詳説された

           
「私の生命四大属性論」(同化慾を詳説)


 本 化 妙 宗 宗 綱 

 本化妙宗は如来出世の本懐として本佛釈尊金口の宣示する所、末法救護の憲教

して
本化聖祖色読の唱導する所、已に出で今出で当に出でんとする宗見学見、種々の妄想邪謂

を打破して
法界唯一乗の妙義を高揚し人類の思想道徳を統一して
常寂光明の真世界

を現出せんが為に建立伝弘せられたる
閻浮統一の名教なり。


まことの法華経信仰

文学博士山川智應著「本化妙宗信條」要義より(五則十條)


 
本化妙宗の正しい信を示した五つの原則(五則)

 
本化妙宗の正しい信仰の要する十の箇條(十條)

日蓮聖人の教義(総説)


田中智学先生の名著「日蓮聖人の教義」から掲載させて頂いております。

初心者の方が日蓮聖人の教えを学び、本化妙宗とは如何なるものか

を学んで頂くに最適な教材だと思います。


  【1】本化妙宗の教判(五綱教判総説)

五綱教判各論

●五大綱判(宗教の五義とも宗教の五綱ともいう)

(一)教・・・・・・・・・・・・・釈尊一代の経教の権実浅深を知って本懐の教を取る

(二)機・・・・・・・・・・・・・・・衆生の機根機類を辨へて濁末の機は何なるを知る

(三)時・・・・・・・・・時代時應の進退を究めて末法救護の教法の何なるを知る

(四)国・・・・・・・・・・・・・・・・国土應應の親疎を攷へて国性相応の大利を興す

(五)序・・・・・・・・・・・教法教義の発展をたずねて最勝決定の正義を建立する


    【2】本化妙宗の宗旨(三大秘法総説)

(三大秘法各論リンク)
 本門本尊  本門題目  本門戒壇

●三大秘法(宗旨の三秘とも宗旨三箇の大事ともいふ)

(一)本門の本尊・・・・・「心」に約して法界の霊元たる本佛の正體を顕示する妙行の正境

(二)本門の戒壇・・・・・「身」に約して法界の霊元たる本佛の妙相を成就する妙行の規律

三)本門の題目・・・・「所作」に約して法界の霊元たる本佛の正智を発揮する妙行の力用

3】本化妙宗の信

【4】
本化妙宗の行


【5】本化妙宗の願業と妙益

【6】本化妙宗の世界統一主義


立正安国論.jtd へのリンク

類纂高祖遺文録「立正安国論」略解題


「この書は徴有る文也。是れ偏に日蓮の力に非ず、法華経の真文、感応の至す所なる歟。」

と日蓮聖人が仰せの如き「立正安国論」、全文ふりがな付き、注釈を入れてあります。

至心味読下さらんことを願っています。


開目抄.jtd へのリンク

類纂高祖遺文録「開目抄」略解題

本書は本化妙宗の教相と日蓮聖人自身の霊格を開顕せられた御書として有名である。

『我が身法華経の行者に非ざる乎。此の疑ひ此書の肝心、一期の

大事なれば、處處に之を書く上、疑を強くして答へをかまふべし。』


(注釈が入れてあります)

観心本尊抄.jtd へのリンク(聖文対照口語意訳)
(ルビの誤読訂正致しました。2010.11.24)
類纂高祖遺文録「観心本尊抄」略解題


  観心本尊抄は、日蓮聖人の著述の中でも、聖人の宗教の真実を初めて語られた、最重要なる最高

の御書であることは、古来何人も異論のないところです。この観心本尊抄の口語意訳は、東京帝国大

学(現東京大学)文学博士山川智應先生が日蓮聖人開宗700年の佳歳に際して、日蓮聖人を帰敬し

奉る僧俗男女諸氏、並に崇敬心、求道心又は研究心を以て、本御書を拝読し奉らんとする人々の為に

公刊するものであることを仰せになられ、昭和27年に非売品として発刊されたものです。其の意を受け

継ぎこのホームページでより多くの方々に拝読して頂きたいとの思いで掲載することに致しました。

後日、補注等も掲載したいと思っておりますので参考にして頂ければと思います。


補注 「四十五字法體段」

補注「受持譲与三十三字」

法華経の特色教義 

山川智應先生の「法華経十講」より法華経二十八品の解説を掲載しています。


 法華経各論(リンクのあるのは解説済みです。)

第一序品第二方便品第三譬喩品第四信解品第五薬草喩品第六授記品第七化城喩品

第八五百弟子受記品第九授学無学人記品第十法師品第十一見宝塔品第十二提婆達多品

第十三勧持品第十四安楽行品第十五従地涌出品

   第十六如来寿量品(総論一部:平成24年4月28日記)・第十七分別功徳品・

第十八随喜功徳品・第十九法師功徳品・第二十常不軽菩薩品・

第二十一如来神力品・第二十二嘱累品第・二十三薬王菩薩本事品・第二十四妙音菩薩品・

第二十五観世音菩薩普門品・第二十六陀羅尼品第二十七妙荘厳王本事品・第二十八普賢菩薩勧發品




        国心聯盟(日本の国とは如何なる国か)


              【妙法五字の光明にてらされて、本有の尊形となる。】


 

 文責:宜發院日憲