1月生まれの偉人伝

今日生まれの偉人達
1日 豊臣秀吉(1536〜1598)安土桃山時代の武将

織田信長に仕え、才知と実行力で武功を立てる。中国の毛利氏と交戦中、信長の本能寺の変を知り、軍を返して明智光秀を山崎に破り、1590年天下統一を達成する。この間、関白となり豊臣と名乗る。検地、刀狩を行う、桃山文化を生み出した。1591年征韓令を下すが果たせず、病没する。
ピエール・ド・クーベルタン(1863〜1937)フランスの教育家、近代オリンピックの創始者
2日 道元(1200〜1253)曹洞宗(禅宗)の開祖 鎌倉時代前期

3才で父、8才で母と死別し、世をはかなんで13才で出家し、比叡山に入ったが満足できず下山、臨済宗の建仁寺に栄西を訪ね高弟明全に学ぶ。世間的な評判や利益を捨て、権力に近づかず、すべてを投げうって座禅することによって悟りに達することを説いた
3日 キケロ(紀元前106〜紀元前43)古代ローマの政治家、哲学者

ローマ随一の雄弁家として成功し、ローマの指導的弁護士になる「カティリナ陰謀弾劾演説」が有名。又、政治家として法務官となり執政官に選ばれ「祖国の父」としてローマ市民から慕われた。しかしカエサルの時代に追放される。カエサルの死後、ローマに帰って祖国の再建に尽くすがアントニウスに反対し、追放され殺される。
4日 ニュートン(1642〜1727)イギリス 数学者、物理学者、天文学者

「万有引力」「光の分析」「微積分法」を発見。「反射望遠鏡」を発明し、「ニュートンリング」を発見、「光と色の新理論」を発表。力学、天文学研究では1687年自然哲学の数学的原理「プリンキピア」を発表。物理学の中に数学的方法を取り入れ、近代科学の祖といわれた、。一生結婚せず、神学への関心も深かった。
天体の運動はいくらでも計算できるが、人の気持ちはとても計算できない。(ニュートン)
ルイ・ブライユ(1809〜1852)フランスの盲目の教育家
5日 夏目漱石(1867〜1916)小説家、英文学者

1905年雑誌「ホトトギス」に小説「我輩は猫である」を発表し、作家生活に入る。独自の新鮮な人生観で文名をあげ、「虞美人草」「三四郎」「それから」「心」「道草」などを次々発表「明暗」を執筆中死亡する。ヨーロッパ近代小説の手法で、人間の高度な倫理を追及する態度は、近代日本文学に大きな影響を与えた。
ああ、苦しい、今、死にたくない。(夏目漱石最後の言葉)
6日 ジャンヌ・ダルク(1412〜1431)フランス、愛国的少女

百年戦争で祖国フランスが、イギリス軍に侵入された時「フランスを救え」という神の声におされ、軍隊を指揮し1429年オルレアン城を包囲していたイギリス軍を破るが、王側近達の恨みをかい、陰謀によって、イギリスへ売り渡され、宗教裁判にかけられ異端者として火刑に処せられる。
ドイツ、イタリア、ギリシャ、スペインなどの国々では、キリストが自己を顕示したことを記念する日でかつてクリスマス以上に重要な聖なる日でした。
ハインリッヒ・シュリーマン1822〜1890ドイツの考古学者。
7日 前島密(1835〜1919)政治家

明治新政府に仕え、民部省の役人となり、1871年駅逓頭(えきていのかみ)となり、飛脚部屋を買収して郵便を官業に統一し、郵便切手、全国均一料金制を採用するなど、日本の近代的な郵便制度創設に尽くした。
8日 堀口大学(1892〜1981)詩人、仏文学者

外交官であった父に同行、青春の大部分を海外で過ごし、フランス象徴詩の影響を受ける。温かい人間性を基盤とする彼の作品は、第5詩集「人間の歌」において、一つの頂点を極めた。他にも活躍は多方面に渡るが、特に訳詩、翻訳家としても優れた業績を残し、昭和詩の発展に大きな啓発を与えた。1979年文化勲章受章。
一説によると、堀口の実家が東大の赤門の前にあったので、大学と名づけたそうです。
9日 シモーヌ・ド・ボーボワール(1908〜1986)フランス 女流小説家、思想家

小説「招かれた女」を発表し、作家生活に入り、実存主義の観点に立つ、画期的な女性論「第2の性」を出版し、世界的な反響を呼び、20世紀後半の女性解放運動では指導的役割を果たした。21才のときサルトルと出会い、その後50年間既成道徳にしばられないパートナーシップを結んだ。
10日 島村 抱月(1871〜1918)明治大正期の文芸評論家、新劇指導者

新劇運動に加わり、ヨーロッパ近代劇を取り入れることに努めた。女優松井須磨子と共に「芸術座」をつくる、新劇の普及に尽くし、大衆文化に大きな役割を果たす。大正7年48才で病死、その2ヵ月後須磨子が後追い自殺をし、芸術座は解散される
島村抱月が亡くなった2ヵ月後、松井須磨子は、同じ場所、同じ時刻に後を追ったそうです。
高山樗牛 (たかやま ちょぎゅう 本名 林次郎)(1871〜1902)明治時代の文芸評論家
11日 伊能忠敬(1745〜1818)江戸時代の地理学者

50才の頃、家業を長男に譲り西洋暦法と測量術を学び、数年後には測量家の第一人者となる。蝦夷地(北海道)の測量を行い、更に日本全国の測量を徒歩で行い、「大日本沿海輿(よ)地全図」「輿地実測録」を完成させた。
12日 ヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチ(1746〜1827)スイス、教育家、教育学者(男性)

人間愛に基づく教育を行い、貧民学校、孤児院などを建てて貧困と孤独に迷う子の教育に努めた。教員養成のため、ジュネーブ近くにイヴェルドン学園を開き、その後20年間全ヨーロッパの教育の中心地となる。
彼の墓には「すべてを他人(ひと)のためにし、己には何ものも求めず」と書かれているそうです。
13日 狩野永徳(かのうえいとく)1543〜1590 安土桃山時代の画家

織田信長、豊臣秀吉に仕え、絵師として活躍、信長が安土城を築いたとき、多くの障壁画の製作に手腕を発揮し画壇の第一人者となった。後に、秀吉の聚楽第や大坂城にも絵を書く。金の地に、濃い鮮やかな色を主にした豪華で重みのある絵は時代を代表するものである。
シャルル・ペロー(1628〜1703)詩人・評論家。
14日 シュバイツァー(1875〜1965)ドイツ 神学者、哲学者、医師、音楽家

アフリカへの医療伝道を決意し、医学を学び、看護婦であった夫人とともにフランスの植民地であったガボンに渡り、黒人の教育と医療に尽くす。彼の献身は「密林の聖人」と尊ばれ、1952年ノーベル平和賞受賞。
新島 襄(にいじま じょう 本名 七五三 しめた)(1843〜1890)明治時代の教育家
15日 マーティン・ルーサー・キング(キング牧師)1929〜1968アメリカ、牧師、人種差別撤廃運動家(男性)

バス内での人種差別に抗議して、公営バスボイコットを非暴力直接行動により成功させる。南部キリスト教指導会議(SCLC)を創設。黒人の公民権を求めるワシントン大行進を行い、その歴史的な名演説の中で「私には夢がある」と訴えた。1964年ノーベル平和賞を受賞。1968年狙撃され暗殺された。
西条八十 (さいじょう やそ)(1892〜1970)詩人
16日 アンドレ・ミシュラン(1853〜1931)
フランス、タイヤメーカーミシュラン社長の兄として経営に参加
エコール・サントラル・ド・パリで技師の資格を取り、ボーザールの建築科に入学。5年間内務省で国土地図作成に携わり、パリで鉄骨メーカ設立などに携わった後、弟が経営する会社に参加。技師としての教育を受けた兄のアンドレは、コミュニケーション能力に優れ、広報面で大きな役割を果たし、兄弟で協力しタイヤの発展に寄与した。
17日 ベンジャミン・フランクリン(1706〜1790)
アメリカ、政治家、外交官、出版業者、文筆家、科学者、<代表的アメリカ人>と呼ばれる

ボストンの貧しいローソク屋の17人兄弟の15番目に生まれ、雷が電気の現象であると考え、雷雨の日に凧をあげて空中放電を確かめ避雷針を発明した。文化の振興にも多くの功績がある。政治家としても活躍しかし、生涯「印刷業者フランクリン」と自称した。
ロイド・ジョージ (1863〜1945)イギリスの政治家
18日 シャルル・モンテスキュー(1689〜1755)フランス 法学者、文学者、啓蒙思想家 (男性)

イギリスの議会制度、政治思想をフランスに紹介する。「ペルシャ人の手紙」を匿名で発表、フランスの風俗、制度を鋭く批判した。20年を費やしてまとめた「法の精神」を匿名で発表。彼は、ほとんど盲目に近かったと言われている。彼の死後発見されたノートには、「人類を愛することは神を愛することである」という言葉があった。
19日 ジェイムズ・ワット(1736〜1819)イギリス 蒸気機関の改良、機械技術者

従来の3分の一の石炭で同じ仕事ができる画期的な蒸気機関を開発、更に改良を重ね、ピストン運動から、ついに回転運動ができる蒸気機関を作り上げることに成功し、それらは産業革命の原動力となる。動力や電力の単位をワットというのは、彼の名を記念したものである。
森鴎外(もりおうがい 本名 林太郎 りんたろう)(1862〜1922)明治大正時代の小説家、翻訳家、軍医
20日 アンドレ・マリー・アンペール(1775〜1836)フランス 物理学者 (男性)(1月22日説もある)

電流と磁界の向きとの関係を明らかにした「右ネジの法則」や、電流の相互作用を体形づけた「アンペールの法則」などを発見。その業績により「電気のニュートン」とも言われている。電流の実用単位アンペア(A)は、没後45年もたった1881年に彼の名を記念して採用されたものである。
21日 上杉謙信(1530〜1578)戦国時代の武将

越後(新潟県)の守護、後に関東管領となる。文武両道にたけた人で、和歌、茶道、謡曲のたしなみも深かった。信仰に厚く、また、民政にもよく心を用いた名将として伝えられている。甲斐の武田信玄との川中島の戦いや、敵国の甲斐の住民に塩を送ったという逸話は有名である。京都に登ろうとしたが、病死してしまう。生涯独身であった。
22日 大塩平八郎(1793-1837)江戸後期の儒学者(陽明学派)

1837年の天保の飢饉の時、自分の5万冊の蔵書を売り払って貧窮する民衆1万人に金1朱ずつ与えたり、大商人や奉行所に対して庶民の窮状を訴えましたが、まったく聞き入れられず、救済手段がとらないことに怒り、翌年同志を集めて騒ぎをおこすが一日で鎮圧され自害した。(大塩平八郎の乱)
フランシス・ベーコン(1561〜1626)イギリス 政治家・哲学者
23日 エドゥアール・マネ(1832〜1883)フランス、画家、印象派の父

ヨーロッパ各地の美術館を訪れ、過去の巨匠の研究をし、独自の様式を形成した。フランス風のしゃれた筆遣いで、写実と外光を見事にとらえた作品はピサロやモネら若い画家たちをひきつけ後の印象派誕生など絵画の革新に指導的役割を果たすことになる。「アブサンを飲む人」「草の上の食事」「オランピア」「笛を吹く少年」等
スタンダール (Stendhal)本名 マリー・アンリ・ベール(Marie Henri Beyle)(1783〜1842)外交官、作家
24日 ボーマルシェ(1732〜1799)フランス(男性)

劇作家、発明家、音楽教師、国王秘書従士、裁判官、事業家、スパイ、武器商人、著作権獲得運動家、出版者、投資家
オペラ、フィガロ三部作(セビリアの理髪師、フィガロの結婚、罪ある母)を書いたことで有名になる(作曲はロッシーニ、モーツァルト、ミヨー)大衆の間に爆発的にヒットし、フランス革命に至る一つのきっかけとなったとも言われている。
25日 湯川秀樹(1907〜1981)理論物理学者

1934年陽子と中性子との間を往復する新粒子の存在を予言した「中間子論」を発表。1937年、米国の物理学者が、浸透する宇宙線分子を捕らえる装置の写真撮影中に中間子の存在を発見。一躍世界の注目を集める。1943年文化勲章受章。1949年11月3日、先の「中間子論」の功績で日本人初のノーベル物理学賞を受賞。
北原白秋(本名 隆吉)1885〜1942明治・大正・昭和前期の詩人
26日 盛田昭夫(1921〜1999)ソニー創業者、日本を代表する国際派経済人

戦後、井深氏とともに東京日本橋の白木屋デパート3階にソニーの前身である東京通信工業を設立し。「大会社のできないことをやり、技術の力で祖国復興に役立てよう」と誓う。米誌タイムのビジネスの世界で20世紀最も影響のあった経済人20人に日本人としてはただ一人選ばれている。
27日 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756〜1791)オーストリア、作曲家

ザルツブルグで生まれる。父から厳しい音楽教育を受け幼い頃から大変な神童ぶりを発揮していた交響曲約50曲、歌劇、宗教音楽、管弦楽曲等々、900曲をこえる数多くの作品があり、ハイドンと共に、発展途上にあった古典派の音楽様式を完成した功績は大きい。
ルイス・キャロル (本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジスン)(1832〜1898)童話作家、数学者
28日 サー・ヘンリー・モルトン・スタンリー(1841〜1904)イギリス 探検家 ジャーナリスト

ヘラルド新聞の通信員として、アフリカ奥地で行方不明になったリビングストンを探すためアフリカへ渡る。苦労の末、タンガニーカ湖畔の漁村で、病床にあったリビングストンの救出に成功する。その後探検隊を率いてアフリカ大陸を横断。ナイル川の水源を発見、更に、奥地に入り、コンゴ川を下る。この探検記は「暗黒大陸横断記」として出版され、アフリカ探検に大きな貢献をする。
八木秀次(やぎ ひでつぐ) (1886〜1976)八木アンテナ、テレビアンテナ発明者  
29日 ロマン・ロラン(1866〜1944)フランス 小説家 劇作家

ソルボンヌ大学の音楽史の教授となり多くの戯曲、「ベートーベンの生涯」などの偉人伝を発表する。大学をやめ、10数年を費やし「ジャンクリストフ」を完成、1913年アカデミー文学大賞、1915年ノーベル文学賞を受けた。その賞金の全てを赤十字社と社会事業団に寄付する。ペンで平和のメッセージを送り続けた。
アントン・パーヴロヴィッチ・チェーホフ (1860〜1904)ロシアの小説家、劇作家
30日 勝 海舟(1823〜1899)江戸末期から明治初期にかけての政治家

日米修好通商条約の批准書交換のため、咸臨丸の艦長として、日本で初めて太平洋を横断しアメリカに渡る。後、軍艦奉行となり幕府のために海軍を作り、幕臣や、坂本竜馬を教育し、大きな影響を与えた。官軍が江戸に迫った時(戊辰戦争)西郷隆盛と江戸城明渡しの談判をして江戸を戦火から救った。
フランクリン・デラノ・ルーズベルト(1882〜1945)アメリカの政治家、合衆国第32代大統領
31日 フランツ・ペーター・シューベルト(1797〜1828)オーストリア、作曲家

18歳の時には1年間に歌曲「魔王」「野ばら」等、150曲もの歌曲を書いている。最初のオペラ「ふた子」が完成。名が知られるようになる。創作力は旺盛で、連作歌曲「美しい水車小屋の娘」「未完成交響曲」等が次々生まれるが、若くして健康を害し、郊外に転地療養するが体調を悪化させ、31歳の若さでこの世を去る。

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