不妊治療-大阪駅梅田の次 JR塚本駅1分の不妊鍼灸院

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大阪市西淀川区柏里2-1-10(JR塚本駅西口から1分)

大阪市西淀川区と淀川区の境、JR塚本駅から徒歩1分の不妊治療の鍼灸院です。

 不妊症の鍼灸治療

  • 1.はじめに

    受精方法としてのタイミング指導、人工授精、体外受精の意義はさておき、病院治療の要は薬剤を用いて生殖機能(卵巣、子宮など)の機能を助ける療法ですが、当院の治療はツボ(鍼灸)を用いてご自身の生殖機能(卵巣、子宮など)の機能そのものを高める療法です。目指す治療効果が異なり、かつ非薬物療法のため、併用することにより相乗効果、ひいては妊娠が期待できます。

    2.鍼灸治療とは

    簡単にいうと、薬剤とは異なる作用機序をもつ「ツボ」に鍼や灸でもってアプローチする「身体に自然な非薬物療法」です。「ツボ」は先人が長い年月をかけて見出した「東洋医学(中国医学)の知恵」で、その医術が「鍼灸治療」です。とは言え、その有効性はWHO(世界保健機関)などの公的機関に認められ、西洋医学的にも健康増進や疾病の予防・治療に応用される医療です…▷詳細

    3.当院の不妊治療

    当院では、臨床経験や知見による独自の全身調整法に加え、日々の身体の不調に対する治療を行うことによって妊娠を目指します。言わば、「妊娠するための身体づくり」とお考え下さい。周期毎に治療が完結する病院治療とは異なり、1回1回の治療効果(週に1回程度の治療)の積み重ねから妊孕力を高めていく治療です。

    詳しくは以下をご覧下さい。尚、治療法は鍼灸師により差異がありますので予めご了承下さい。

    Q.全身調整法とは何ですか?

    東洋医学(中国医学)では、円滑な生命活動を営むために人体のあらゆる部位とあらゆる部位が密接に連絡をとる機構があるとし、それを「経絡」と呼んでいます。人体には各々に特性をもつ十四の「経脈」があり、それらは「絡脈」という連絡路で繋がり、経脈に連なるものの相互扶助により生命活動を営んでいます。西洋医学に例えるなら、性ホルモンの回路(脳下垂体-卵巣系)や自律神経系に相当するものです。つまり、経絡が円滑に働くように調整する治療です。
    その治療として用いるツボは体表の経絡上にありますが、その刺激反応は体内各所(脳、目、耳、鼻、口、体幹・四肢の筋・骨、五臓六腑など)に通じ、経絡はもとより、体内各所の臓器・器官にも作用します。したがって、胞宮(女子胞ともいう)、西洋医学でいう卵巣・子宮の機能向上を目的としたツボも処方します。
    そして、生殖は胞宮だけでなく、肝・脾・腎の蔵(西洋医学でいう肝臓、脾臓、腎臓ではない)の機能が深く関与します。肝は血流、脾は造血、腎は卵子生成・胞宮機能に関与しています。したがって、肝・脾・腎の機能向上を目的としたツボも処方します。
    古典医学書では、「肝は蔵血の臓であり、脾は生血の臓である。腎は先天の本であり、元気の源であり、精を蔵する。精は血に化成し、血は精に化成するが故に精血同源という。精血は月経の本であり、上焦では乳汁となり、下焦では血海となる。故に精血が旺盛であれば、月経、妊娠、出産、哺乳は順調となる。」と説いています。血が大切であることは言うまでもないでしょう。

    Q.日々の不調が不妊に関係するの?

    先に肝・脾・腎のお話をしましたが、寝食の不摂生や日々の生活の疲れは肝・脾・腎の機能に影響を及ぼします。生殖系に症状が現れなくとも、身体症状として現れてきます。例えば、頭痛、眼精疲労、肩こりは肝が深く関与し、胃腸の不調には脾が深く関与し、腰痛や泌尿症状には腎が深く関与します。また、肝には魂、脾には意、腎には志という精神が宿っており、ストレスが肝・脾・腎の機能に影響を及ぼすことがあります。もちろん、心身の不調は経絡にも影響します。
    その結果として生殖機能に影響が及びます。恐らく、心身の不調から月経(生理)周期が乱れた経験があるとでしょう。また、日頃から心身の不調が多い人は、体質的にどこかに弱いところがあることが示唆されます。

    以上のことから、日々の心身不調による生殖機能への影響を最小限に抑えながら、経絡全体、肝・脾・腎、胞宮の機能維持・向上、ひいては生殖機能の維持・向上を計り妊娠を目指します。ゆえに週1回程度の継続治療が大切になります。

    ▶診療時間・料金へ

    医師から何等かの診断あるいは指摘を受けていても、様々な方が妊娠しています。こちらで「妊娠参考症例」を紹介しています。
    尚、以下は補足説明です。

    1.排卵誘発剤

    卵胞の発育・排卵は脳下垂体から産生される卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)に卵巣(卵胞)が反応することから起こります。したがって、脳下垂体の性ホルモン産生を促す薬剤(クロミッドなど)あるいは人工ホルモンの薬剤(HMG注射など)を用いて卵胞の発育を促し、その結果としての排卵を目指します。また、卵胞が成熟している際には人工ホルモンの薬剤(HCG注射)用いて排卵を目指すこともあります。
    つまり、脳下垂体の性ホルモンの産生または性ホルモンを補う療法で、卵巣(卵胞)の性ホルモンに対する反応性が低下していれば、卵胞は発育・排卵しにくいですが、当院の治療はその改善が期待できます。

    2.AMHが低い

    卵胞は原始卵胞→1次卵胞→2次卵胞→前胞状卵胞→胞状卵胞と成長していきますが、AMH:抗ミュラー管ホルモンは1次卵胞~前胞状卵胞が産生するホルモンです。つまり、AMHが低いのは1次卵胞~前胞状卵胞までの数が少ないことを意味し、ある意味、卵巣(卵胞)が脳下垂体の性ホルモンに対する反応性が低下していることが示唆されます。
    したがって、排卵誘発剤(1.参照)を用いても、卵巣(卵胞)の性ホルモンに対する反応性が低下していれば、卵胞は発育・排卵しにくいですが、当院の治療はその改善が期待できます。
    尚、AMHが卵巣年齢に例えられるのは、加齢に伴って相対的に卵巣機能が低下するためですが、心身の状態から卵巣機能が低下することもあります。また、卵の数が減っているともされますが、それは原始卵胞から発育してくる数が少ないということです。

    3.多嚢胞性卵巣(症候群)

    多嚢胞性卵巣(PCO)とは、経膣超音波検査により卵巣に10mmほどの未成熟な卵胞が多数(10個以上)貯留した状態をいい、それに加えてホルモンの異常(LH値がFSH値よりも高い、男性ホルモンが高いなど)などが認められるものものを多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)といいます。
    しかし、その原因は(所説があるものの)未だ解明されておらず、その治療は問題となる排卵障害に対するものです。つまり、排卵誘発剤(クロミッド、フェマーラ、HMG注射など)から卵胞を育てることによって排卵を誘導する治療です。
    しかし、PCO・PCOSでは少量の排卵誘発剤では効果が少ない反面、量を多くしたり、強い排卵誘発剤を用いると卵巣過剰刺激症候群(OHSS)を招き、卵巣が腫れるなどが起こりやすく、排卵誘発剤の連用から卵巣が疲弊(卵胞の反応性が低下)することもあります。当院の治療では、PCO・PCOSであっても、排卵障害の改善が期待できます。

    4.高プロラクチン血症

    プロラクチン(PRL:乳腺刺激ホルモン)は脳下垂体が産生するホルモンで、血中濃度が常に高いと、視床下部のGn-RHの分泌に影響します。その結果、脳下垂体が産生する卵胞刺激ホルモン(FSH)や、黄体化ホルモン(LH)の産生が阻害されると考えられています。ゆえにプロラクチンの産生を抑制する薬剤(カバサール、テルロンなど)に加え、排卵誘発剤が用いられます。
    したがって、プロラクチンが低下しているにもかかわらず、卵胞が発育しにくい、排卵しにくい場合は、卵巣(卵胞)の性ホルモンに対する反応性が低下している可能性があります(1.参照)。当院の治療では排卵障害の改善が期待できます。

    5.子宮内膜が薄い

    子宮内膜は卵胞が産生する卵胞ホルモン(E2:エストロゲンまたはエストラジオールという)の作用により増殖・肥厚します。そして、卵胞ホルモンは卵胞の成長に伴って産生度が増していきます。
    したがって、卵胞が成長しているにもかかわらず(体外受精では人工卵胞ホルモン薬を投与しているにもかからわず)、子宮内膜が肥厚しない場合は、子宮内膜の卵胞ホルモンに対する反応性が低下していることが示唆されます。当院の治療ではその改善が期待できます。
    尚、クロミッドでは副作用から子宮内膜が肥厚しにくいことがあります。また、体外受精以外では人工卵胞ホルモン(薬)の投与が卵胞の成長に影響(卵胞刺激ホルモン:FSHの産生に影響)を及ぼす可能性から投与されません。

    5.黄体機能不全

    黄体とは排卵後の卵胞が変化したもので、その機能は黄体ホルモン(P4:プロゲステロン)の産生です。そして、黄体ホルモンは子宮内膜の維持に関与しますので、不全(黄体ホルモンの産生力が弱い)場合は、黄体ホルモン薬(人工ホルモン)が用いられます。
    したがって、思うように子宮内膜が維持できない場合は、子宮内膜の黄体ホルモンに対する反応性が低下しているとも言えます。当院の治療ではその改善が期待できます。
    また、着床(妊娠)できないのは黄体機能不全だけではありません。黄体を乱暴な言い方をすれば「卵の殻」です。日本では黄体機能不全がよく指摘されますが、米国では黄体機能不全というものはないという考え方が主流です。黄体ホルモンを産生する黄体(卵の殻)は、良質の卵胞(卵)に付随するとされ、黄体機能不全はその周期の卵の質が悪かったと考えられています。当院の治療ではその改善が期待できます。

    6.体外受精

    体外受精とは、採卵した卵子と精子を受精させた受精卵を培養し、初期胚または胚盤胞を移植時期を鑑み、子宮内膜に移植する治療法です。そして、必然的に黄体が形成されないために黄体ホルモンが投与されます。
    読売新聞2002.04.30の記事では、体外受精を受ける女性160人に鍼治療を併用する組と併用しない組に分けて移植したところ、鍼治療を併用した組の妊娠率は42.5%となり、併用しない組の妊娠率は26.3%となったとアメリカ生殖医学会で報告されています。そして、2006年4月の日本生殖医学会、2008年2月のBMJ(英国医師会会誌)でも、鍼治療の併用組の妊娠率向上が報告されています。

    7.不育症

    よく指摘されるのが血が固まりやすい体質(血液凝固因子の異常)です。胎盤まわりは血流が遅く血栓が生じやすく、流産が起こるとされています。したがって、血液の凝固を抑制する薬剤(アスピリン、ヘパリン)が用いられますが、血が大切であることは当院の治療の解説で指摘しています。
    そして、不育症の原因は多彩ですが、厚労省科学研究班の調査では血液凝固因子によるものは約25%で、原因不明が約65%です。したがって、当院の治療を活用(併用)してはいかがでしょうか。

    冒頭にお話しましたが、病院の治療は、タイミング指導、人工授精、体外受精の意義はさておき、治療の要はホルモンバランスをコントロールする薬物療法です。当院の治療はご自身の生殖機能(ホルモンバランス)そのものを高める非薬物療法(鍼灸)です。目指す治療効果が異なるため、かつ非薬物療法のため、併用することにより相乗効果、ひいては妊娠が期待できます。
    こちらで「妊娠参考症例」を紹介しています。

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