不妊治療の鍼灸院-JR塚本駅(大阪市西淀川区淀川区)

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 不妊症と鍼灸治療

  •  不妊症と鍼灸治療

    不妊症とは1年を超えて子作りをしているにもかかわらず妊娠できないものを呼びますが、それは不妊症と呼ぶよりも、不妊症を疑う目安とお考え下さい。
    それはさておき、妊孕力:生殖機能は、ある種の体質(元々の体質、加齢や出産後の体質変化、性格的なものなど)に左右されますが、日々の身体的エピソードや精神的エピソードによっても左右されます。卵巣年齢が高い注1)、多嚢胞性卵巣注2)、高プロラクチン血症注3)、黄体機能不全注4)などは、その結果としての現状を示しますが、異常は認められない注5)とされることも意外に多いです。
    それはさておき、病院では自然にしろ、薬剤が処方されるにしろ、卵胞の発育状況を見たタイミング指導(あるいは人工授精)、または採卵からの体外受精とその胚移植が行われ、状況により黄体ホルモン薬の投与(処方)という治療が行われます。しかし、卵胞が育たない、排卵できない、着床しない、妊娠しないことが幾周期も続くことは意外に多いです。
    そこで、その様な場合は、西洋医学とは別の角度から治療する当院の鍼灸治療「妊娠しやすい身体づくり」を併用してはいかがでしょうか。


    ヒトには東洋医学が呼ぶ自然治癒力(西洋医学では恒常性:ホメオスタシスと呼ぶ)、生体が外的・内的環境の絶え間ない変化に応じて、その形態的・機能的状態をある範囲の安定した状態に保持・復元する機能があります。この機能は生命活動が優先され、生殖活動は劣後になります。その結果として妊孕力に影響します。そこで、その影響を最小限にとどめることを目的とした独自の全身治療(鍼灸治療)を行います。
    東洋医学では「精血は、身体を滋養・調和し、上部では乳汁となり、下部では血海(月経の本)となる。精血が充実すれば、月経、妊娠、出産、哺乳は順調となる。」と説き、生殖機能は肝の疏泄作用、胞宮(卵巣・子宮)は腎の外候とされ、精血は肝・腎と深い関係にあります。そこで、精血、肝、腎の働きを高めることを目的とした鍼灸治療を行います。尚、精血、肝、腎は東洋医学の概念であって、西洋医学とは異なります。
    東洋医学では、生理周期(生殖機能)が乱れやすい人は心が揺れ動きやすく、思い、慕い、恋し、愛憎、嫉妬などの感情に襲われやすく、物事を頻繁に考え、憂い、不安、心配、悲しみやすい傾向があります。それらの過度な感情が心に鬱積すると、その結果として妊孕力が低下します。そこで、精神安寧を目的とした鍼灸治療をを行いますが、物事によってはアドバイスできることもあります。
    尚、鍼灸治療は西洋医学の研究報告もあります(注6)。


    当院の鍼灸治療「妊娠しやすい身体づくり」は、周期毎(服用期間毎)に効果が終了するホルモン薬とは異なり、週に1回程度の治療が必要です。それは1回1回の治療効果の積み重ねから効果が発揮されるためです。「妊娠しやすい身体づくりは一日にして成らず」とご理解頂ければ幸いです。
    そのあたりは『妊娠参考症例集』をもってご理解下さい。鍼灸は非薬物治療のために薬物(病院)との併用に問題なく、薬物治療との相乗効果や薬物の副作用の低減も期待できます。
    「不妊」と思えば辛く悲しいだけです。1人目の、2人目の幸がまだ訪れていない「未妊」と考えるようにして下さいね。当院があなたの幸への一翼を担えれば幸いです。

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    注1:卵巣年齢が高い

    AMH(Anti-Müllerian Hormone)とは、原始卵胞から発現した一次卵胞、二次卵胞、前胞状卵胞が分泌するホルモンで、その年齢別統計と比較して卵巣予備機能(卵巣年齢)の指標とされ、妊活(子作り)を計画する指標ともされています。
    しかし、卵巣年齢が高い(AMH値が低い)からと言っても、特別な治療が行われるのではなく、一般には薬剤を用いて卵胞の発育状況を見てのタイミング指導(あるいは人工授精)、または採卵からの体外受精とその胚移植が行われ、状況により黄体ホルモン薬の投与(処方)が行われますが、思うような成果が得られないことも意外に多いです。
    原始卵胞は出生時に形成されており、その後には形成されずに老化していくとされ、加齢から卵子の質が低下していきますが、卵胞の成長過程の身体的エピソードや精神的エピソードによっても卵子の質は低下します。
    原始卵胞から発現し、一次卵胞、二次卵胞、前胞状卵胞、胞状卵胞と成長して排卵に至るまでには約2.5ケ月程かかり、その間の影響度によっては卵胞の質に影響し、ひいては卵胞の内容物である卵子の質や、排卵後に変化する黄体の質にも影響します。▶▶戻る

    注2:多嚢胞性卵巣

    通常、生理開始頃には複数個の前胞状卵胞が育ち、その内の1つ(主席卵胞)が優位に成長を続けて胞状卵胞となって排卵に至り、残りの卵胞は閉鎖卵胞となって退行消失します。しかし、ときに退行消失せずに未成熟な卵胞が卵巣に多数滞留することがあります。その所見が経膣超音波検査から認められたものを多嚢胞性卵巣と呼び、それに加えて慢性的な生理不順を呈しているものを多嚢胞性卵巣症候群と呼びます。一般には多嚢胞性卵巣の所見+ホルモンのLH値>FSH値から診断されます。
    原因は未だ明確には分かっておらず、ある種の体質と考えられてます。一般に肥満が原因とされていますが、肥満ではない人、痩せている人でも診断されている人も意外に多いです。多嚢胞性卵巣の問題は、卵胞の発育遅延とその結果としての排卵遅延または無排卵リスクです。よって、病院ではクロミッドなどの卵胞の発育を助ける薬剤が処方されますが、原因は未だ明確には分かっていないために、思うように卵胞の発育・排卵が得られないことも意外に多いです。▶▶戻る

    注3:高プロラクチン血症

    PRL:プロラクチン(乳腺刺激ホルモン)は脳下垂体から分泌されるホルモンです。脳下垂体からはFSH:卵胞刺激ホルモン・LH:黄体化ホルモンなども分泌されています。PRLとFSH・LHはシーソーの様な関係で、通常期はFSH・LHが優位に分泌され、妊娠期・産褥期・授乳期ではPRLが優位に分泌されます。
    問題は何等かの事情から常にプロラクチンが優位に分泌され、FSH・LHの分泌が阻害されることによる卵胞の発育遅延とその結果としての排卵遅延または無排卵リスクです。
    よって、病院ではカバサールなどのプロラクチンの分泌を抑える薬剤が処方されますが、思うように卵胞の発育・排卵が得られないことも意外に多いです。
    原因としては、下垂体腺腫、薬剤性(精神薬、胃腸薬、降圧薬、制吐薬、ピルなどの副作用)があるものの、原因の指摘がない場合はある種の体質やストレスが考えられます。▶▶戻る

    注4:黄体機能不全

    黄体機能不全とは「黄体」卵胞が排卵後に変化した内分泌器官の「機能」黄体ホルモンの分泌が「不全」不完全なものを呼び、排卵から7日目前後の採血から黄体ホルモン値(P4)値が10ng/ml未満の場合に診断されます。黄体ホルモンの分泌度が低いと、黄体期(排卵から生理迄の期間:通常11日~16日)が短くなるため、着床(妊娠)に影響するとされています。よって、病院では排卵後に黄体ホルモン薬が処方されますが、思うような成果が得られないことも意外に多いです。
    欧米では別の考え方が主流です。そもそも黄体機能不全というものはなく、当該周期の卵胞の質が悪かったと考えます。黄体は卵胞が排卵後に変化したものであり、卵子は卵胞の内容物です。よって、当該周期の卵胞の質が悪ければ、黄体機能不全は必然で、受精もできないという考え方です。卵胞の質は加齢から低下傾向になるものの、卵胞の成長過程の身体的エピソードや精神的エピソードによっても卵胞の質を左右します。▶▶戻る

    注5:異常は認められない

    検査をしても、異常が認められないことは往々にしてあります。それを原因不明の不妊と呼びますが、「原因がないのではなく、現在の検査診断技術では原因を特定することが困難なもの」と定義すれば理解できるでしょう。原因を指摘されることなく、ホルモンバランスが悪い、卵胞の発育が悪い、卵子の質が悪い、子宮内膜が薄いと告げられるなども同様です。
    それは、ある種の体質(元々の体質、加齢や出産後の体質変化、性格的なものなど)に加え、身体的エピソード(過労、体調不良、寝食の不摂生など)、精神的エピソード(心労:ストレス)が周期毎に重なり、自然治癒力の低下、ひいては妊孕力が低下した結果であり、検査をして異常が認められることがあれば、異常が認められないこともあります。
    それはさておき、病院では、自然にしろ、薬剤が処方されるにしろ、卵胞の発育状況を見てのタイミング指導(あるいは人工授精)、または採卵からの体外受精とその胚移植が行われ、状況により黄体ホルモン薬の投与(処方)が行われますが、原因が特定できないだけに思うような成果が得られないことも意外に多いです。▶▶戻る

    注6:西洋医学からの研究報告

    読売新聞(2002.04.30)の記事では、「アメリカ生殖医学会では体外受精(胚移植)を受ける160人を2つの組に分け、一方には鍼治療を施した上で体外受精を行い、残る組は鍼治療を行わずに体外受精を行ったところ、鍼治療組の妊娠率は42.5%であったのに対し、残る組の妊娠率は26.3%であった。」と記載されています。同じ様な報告が日本生殖医学会(読売新聞2006.11.10)、イギリス医師会(2008年の学会誌BMJにおいても報告されています。
    中日新聞(2001.12.28)の記事では、「トヨタ不妊センターでは、凍結融解胚移植を行うためにホルモン補充を用いた子宮内膜調整法を2回以上繰り返し行うも、子宮内膜形状が胚移植を行う基準(3層構造、厚さ6.0mm以上)に至らず胚移植ができない57人に鍼灸治療を3ヶ月(週に2回)を併用したところ、子宮内膜形状が改善したものが31人になり、その内の14人が妊娠に至った。」と記載されています。▶▶戻る


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