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大阪市【つわり・頭痛に小西鍼灸院】JR塚本駅1分

ご予約・お問い合わせはTEL.06-7504-3269

大阪市西淀川区柏里2-1-10(JR塚本駅西口から1分)

つわりと頭痛の治療-大阪市西淀川区淀川区JR塚本駅1分の小西鍼灸院

 つわり・頭痛と鍼灸治療

  • つわり・頭痛と鍼灸治療

    西洋医学では「妊娠嘔吐(一般に呼ぶ つわり)の症状は、多くは妊娠5~6週頃よりあらわれ、1~2ヶ月持続し、妊娠12~16週頃に消失する。早朝空腹時にあらわれやすく、morning sickness とも称される。一旦嘔吐してしまうと、あとは爽快となり、食欲もあらわれ、1日中悪心・嘔吐が継続することは稀である。したがって、栄養障害をきたすことはなく、栄養障害を招来するほど強いものは妊娠悪阻 hyperemesis gravidarum と呼ばれ病的であるが、その境界はあきらかでない。原因は諸説があり、物質代謝の変調、精神作用など種々の要因が考えられる。」とされています。
    一方、東洋医学では「悪阻:おそ(一般に呼ぶ つわり)の症状は、程度の差はあるが、胸苦しい、胸が悪く嘔吐、食べるとすぐ吐く、ある食物の臭いが嫌い、頭が重い、痛む、揺れる(めまい)などである。症状の軽いものは正常な反応であるが、酷いものは妊婦を痩せさせてしまうか、あるいは他の疾病を誘発させる。多くは妊娠した後に衝脈の気の衝逆、胃失和降のためにひき起こされる。臨床上、脾胃虚弱、肝胃不和、胃熱上衝、痰湿阻滞に分類される。脾胃虚弱のものは、胃部が苦しく腹が張り嘔吐して食欲がなく、だるい、酸味または辛味をものを欲し、ときに清涎を吐くなど。肝胃不和のものは、頻繁に嘔吐、酸っぱい液を吐く、食べるとすぐに吐く、胸脇腹が張り、頭が重い、痛む、揺れる、精神が沈鬱、怒りやすい、ときに口が苦いなど。胃熱上衝のものは顔面紅潮、煩躁、嘈雑など。痰湿阻滞のものは、嘔吐痰涎、胸腹膨張、食欲がない、心悸、味が分からないなど。」とされています。
    いずれせよ、つわりは個人差があるものの、妊娠初期の妊婦を悩ますものです。病院では栄養障害リスクへの輸液(点滴)治療が主になり、悪心嘔吐への制吐剤、頭痛への鎮痛薬は胎児への影響リスクの観点から医師の判断に左右されます。それゆえに、古来から”つわり”それに伴う頭痛の軽減・緩和に用いられてきた鍼灸治療を活用してはいかがでしょうか。鍼灸治療は伝統医学であるがゆえの古来からの治療経験則の集積があり、その効能はWHO(世界保健機関)などに認められています。当院では総合的な全身を調整する治療を行い、つわりや頭痛の軽減・緩和を計ります。ただ、ひとえに”つわり(頭痛を含む)”言っても症状の程度は様々です。治療効果は比較的に即効性がありますが、症状の程度によっては幾度かの治療が必要になることもあります。その場合でも、週に1回程度の治療効果の積み重ねから症状は軽減・回復に向かって行きます。
    尚、ご希望の方には、施術効果をできるだけ持続させるために自宅療法を指導しております。手首の少し上のツボに皮内鍼(シールに0.9mmの鍼が付いているもの)を自宅でご自身で貼って頂きます。

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    診療時間、施術料、周辺地図、初診Q&Aなど。

    尚、つわりはセルフケアも大切です。
    食事を1日に3食と決めるのではなく、口当たりの良いもの・食べれるものを小分けに頻回に摂るのが良いでしょう。朝方や夕方など症状が現れやすい人は、起床時や夕刻前にクラッカーやビスケットなどを少し食べるのも方法です。
    どうしても食べれない際は、水分(できれば電解質を含む飲料:スポーツドリンクなど)だけでも補給するように心がけましょう。そして、環境や精神的な要素が影響しますので、強い臭い、喚起不足、高温多湿、騒音や緊張をともなうことは、できるだけ避けることをお勧め致します。また、つわり中は歯磨きが億劫になりますが、マウスウォッシュなどで口腔ケアに気を配りましょう。

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鍼灸専門の小西鍼灸院

診察室 院長 治療室

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