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大阪市【ふわふわめまいに小西鍼灸院】JR塚本駅1分

ご予約・お問い合わせはTEL.06-7504-3269

大阪市西淀川区柏里2-1-10(JR塚本駅西口から1分)

ふわふわめまいの治療-大阪駅梅田から1駅JR塚本駅1分の小西鍼灸院

ふわふわめまいと鍼灸治療

  • 1.まずは、めまいの話

    めまいには、回転性めまい(グルグルまわる感じ)と非回転性めまい(ふわふわする感じ:浮遊感)の二種類があります。
    回転性めまいは、耳性疾患(三半規管の異常)の可能性が高いために耳鼻科を受診して下さい。特にめまいと同時に耳鳴りが起きて聞こえにくくなっている場合は、早めに耳鼻科を受診されることをお勧め致します。
    次に非回転性めまい:ふわふわ感(浮遊感)は、深部感覚情報の異常(首こり)の可能性が高いために耳鼻科では治りにくいです。そこで、鍼灸治療をご活用下さい。
    一般に肩こりと呼びますが、肩こりと首こりは異なり、首は重要な部位です。「借金で首が回らない」と言いますが、「肩が回らない」とは言いませんし、「リストラで首を切る」と言いますが、「肩を切る」とは言いません。首は身体にとって重要な部位です。
    首は体重の10~12%ほどの重量のある頭部を支え、首には脳への血管、神経があり、脳と身体を結ぶ重要な部位です。首こりが長引く、あるいは慢性化し、深部感覚や神経、血管へ影響が及ぶと、その結果として非回転性めまいのふわふわ感(浮遊感)が起ります。
    そこで、鍼灸治療をご活用下さい。
    尚、立ちくらみは起立性低血圧(起立時の起こる瞬間的な脳血流の減少が原因)です。高血圧から降圧薬を服用している場合、うつ等から精神薬を服用している場合は、服用してる精神薬の副作用の可能性があります。脳疾患からめまいが起こることは少ないものの、めまい以外の症状(片側の手足が動きにくい、半身の感覚がおかしい、物が二重に見える、ろれつがまわらないなど)がある場合は、速やかに病院を受診して下さい。


    2.めまいの鍼灸治療

    鍼灸治療は伝統医学であるがゆえの古来からの治療経験則の集積があり、その効能はWHO(世界保健機関)などに認められています。当院では、総合的に全身を調整する治療を行い、めまいの軽減・緩和・予防を計ります。
    めまいの話でお話した通り、ふわふわする感じ(浮遊感)の”めまい”は首こりが原因の可能性が高いですが、首こりは首の奥の奥の筋肉(後頭下筋群:注1)が過剰に緊張した結果であり、それをマッサージでほぐすことは難しいです。
    そして、単に原因となる首こりを治療するのではなく、総合的な全身を調整する治療です。つまり、めまいはもとより、首こり、肩こり、頭痛症、眼精疲労なども併せて治療できますし、抗ストレス作用(注2)もあります。
    ヒトには自ら癒す治す力(恒常性またはホメオスタシスと呼ぶ)を有しています。欧米では自ら癒す治す力を高める医療をholistic medical careと呼び、鍼灸はその治療法として高く評価されており、当院ではその治療を行うとご理解頂ければ幸いです。
    ときに女性ではホルモンバランスが乱れて恒常性が乱れ、首こり、ひいては”めまい”を増長することがあります。逆に首こり、ひいては”めまい”が慢性化することにより恒常性が乱れ、ホルモンバランスを乱すこともあります。そのための全身を調整する治療とお考え下さい。
    とは言え、症状の発症やその経過は十人十色です。治療効果は比較的に即効性がありますが、首こりの程度、ひいては”めまい”の程度によっては幾度かの治療が必要になることもあります。その場合でも、週に1回程度の治療効果の積み重ねから症状は軽減・回復に向かって行くことが期待できます。
    首こり、ひいては”めまい”は長引くことが往々にしてあります。何かおかしいと感じたら、特に日頃から首こりに悩む人は、鍼灸治療を受けることが、辛い首こり、ひいては”めまい”の軽減、緩和、予防に繋がります。

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    注1【後頭下筋群の緊張をほぐす】
    後頭下筋群(大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋)は、頭の後ろの髪の生え際の奥の奥のにあり、頭蓋骨と頚椎を繋ぐ筋肉です。髪の生え際であることから湿布が貼れず、深層筋であるためにマッサージもできませんが、鍼灸は後頭下筋群へのアプローチができ、自律神経反射作用から血行を促し、過緊張をほぐすことができます。
    頭蓋骨と頚椎を繋ぐことから深部感覚:頭位の平衡感覚に影響を及ぼす可能性があるこことは言うまでもないでしょう。また、後頭下筋群の過緊張が椎骨動脈や自律神経に影響し、めまいが起こっている可能性もあります。


    注2【ストレスを緩和する】
    ストレスは首こりの要因とされています。視床下部から放出されるオキシトシンは副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)の発現を阻止することで抗ストレス効果を発揮します。鍼治療の抗ストレス効果は、鍼が視床下部を刺激して、オキシトシンが発現され、それによって調整されるものと考えられています。慢性ストレス負荷後の鍼治療では、視床下部でオキシトシンが増え、CRFが減るのが確認されています。
    よく原因の分からない”めまい”ではストレスの所為、うつ等の精神疾患の症状ともされています。よって、鍼灸治療からストレスが緩和されることにより、めまいの軽減、緩和が期待できます。


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