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塚本駅近【頭痛治療の小西鍼灸院】西淀川区,淀川区

ご予約・お問い合わせはTEL.06-7504-3269

大阪市西淀川区柏里2-1-10(JR塚本駅西口から1分)

頭痛治療の鍼灸院-大阪市西淀川区淀川区JR塚本駅1分の小西鍼灸院

 頭痛症と鍼灸治療

  •  頭痛症と鍼灸治療

    ひとえに頭痛症と言っても、頭全体や、こめかみ・ひたい・後頭部など局所、締め付けられる感じ、頭の中からくる感じ、ズ~ン・ズキズキ・ガンガン・チクチクとする感じなど様々です。それを西洋医学では緊張型、片頭痛、混合型、神経痛と分類します。東洋医学では太陽性、陽明性、少陽性、厥陰性、少陰性、太陰性、混合性と分類します。尚、原因や機序はご案内の後にある解説をご覧下さい。
    当院ではゆっくりとお話をお伺いし、臨床経験と西洋医学・東洋医学(中国医学)の知見から、総合的な頭痛治療(非薬物治療の鍼灸)を行います。
    治療効果は比較的に即効性がありますが、症状の程度によっては幾度かの治療が必要になることもあります。その場合でも、週に1回程度の治療効果の積み重ねから症状は軽減・回復に向かって行きます。何かおかしいと感じたら、特に日頃から頭痛をよく起こす方は、その都度または定期的に鍼灸治療を受けることが、辛い頭痛の軽減、緩和、予防に繋がります。

    ▶▶診療案内へ

    診療時間、施術料、周辺地図、初診Q&Aなど。
    ※解説は以下の通りです。

     頭痛の自覚原因

    エスエス製薬調査の「頭痛の原因だと思うことは?複数回答」では、1位:肩こり65%、2位:目の疲れ52%、3位:首こり50%、4位:睡眠不足48%です。「頭痛に関わりそうな生活習慣は?複数回答」では、1位:パソコンを毎日行っている95%、2位:肩こり・首こりを感じることが多い86%、3位:疲れが取れないと感じることがある79%、4位:ストレスを感じることが多い77%です。

     自然治癒力と鍼灸治療

    ヒトには自然治癒力(生体が外的・内的環境の絶え間ない変化に応じて、その形態的・機能的状態をある範囲の安定した状態に保持復元する機能)があり、頭痛は自然に回復しますが、何等かの事情により自然治癒力が低下すると回復までの時間が遷延し、その結果として辛い頭痛へと増悪します。西洋医学では自然治癒力を恒常性(ホメオスタシス)とと呼び、欧米では自然治癒力を高める医療をholistic medical careと呼び、鍼灸はその治療法として高く評価されています。

     緊張型頭痛

    精神的なストレスやデスクワークなど同じ姿勢を続けたことが引き金になり、その結果として神経や筋肉が過度に緊張し、筋肉に疲労物質がたまったり、脳内の痛みの調整機能がうまく働かなくなったりして発症します。男性よりも女性の方が1.5倍程度多い割合で生じ、ストレスが大きくかかわっているため、働き盛りの年齢に患者さんが多いですが、幅広い年齢層に分布しています。

     片頭痛

    原因と機序は未だ明確には解明されていませんが、最も有力視されているのは三叉神経血管説です。何等かの誘因から三叉神経が刺激を受けると、その刺激でセロトニンなどの神経伝達物質が血液中に出て脳の血管が拡張し、周囲に炎症が起きて発症します。ストレス、疲労、女性に多いことから女性ホルモンが何等かの形で関わっていると見られています。その他、寝過ぎ、寝不足、天候や気圧の変化、空腹、肩こり、飲酒なども誘因に成ります。

     混合型頭痛

    混合型頭痛は正式な診断名ではなく臨床的診断名です。要は緊張型頭痛と片頭痛を併せ持つ頭痛になります。病院を受診すると、問診により緊張型頭痛または片頭痛、あるいはその両方である混合型頭痛と診断されます。とは言え、一般に頭痛もちと呼ばれる人は混合型頭痛が多いとれています。それゆえの臨床的診断名が混合型頭痛です。

     後頭神経痛

    特徴は頭皮に一瞬(長くても数分まで)の頭皮の鋭い痛みや、その部位から放散する痛みです。後頭神経は第2・3頚神経より始まり、3つに枝分れして後頭部・側頭部・頭頂部の頭皮の知覚を支配しています。頚神経から始まる様に、後頭神経痛によくある原因は頚(首)の凝りです。首こりを引き金に後頭神経の感受性が高まって発症すると考えられています。

     頭痛薬の使い過ぎ

    頭痛から逃れたいことや、仕事、学業、家事などへの支障などから、ついつい早め早めに頭痛薬を服用しがちですが、それは逆に副作用から頭痛をこじらせてしまいます。しかし、頭痛薬から頭痛がこじれているとは思わないために服用を増やし、さらに頭痛がこじれていきます。この頭痛を薬物乱用頭痛と呼びます。その観点からも鍼灸治療をご活用下さい。

     頭痛の東洋医学

    冒頭に太陽性、陽明性、少陽性、厥陰性、少陰性、太陰性の頭痛とお話しました。それは経絡の違いで、経絡は肝、心、脾、肺、腎、心包をまとい、その特性から頭痛を分類していますが。複合することが多く、それは混合性の頭痛になります。とは言え、原因・誘因は西洋医学と大差がないために省略しますが、悪しからずご了承下さい。ただ、西洋医学は心身分離(精神学と内科学)を基調とするに対し、東洋医学は心身一如(精神と身体は1つのもの)を基調とする医学です。

    以上の通り、当院では臨床経験と西洋医学・東洋医学(中国医学)の知見から、総合的な頭痛治療(非薬物治療の鍼灸)を行います。治療効果は比較的に即効性がありますが、症状の程度によっては幾度かの治療が必要になることもあります。その場合でも、週に1回程度の治療効果の積み重ねから症状は軽減・回復に向かって行きます。何かおかしいと感じたら、特に日頃から頭痛をよく起こす方は、その都度または定期的に鍼灸治療を受けることが、辛い頭痛の軽減、緩和、予防に繋がります。

    ▶▶診療案内へ

    診療時間、施術料、周辺地図、初診Q&Aなど。

鍼灸専門の小西鍼灸院

診察室 院長 治療室

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