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塚本駅近【首こり治療の小西鍼灸院】西淀川区,淀川区

ご予約・お問い合わせはTEL.06-7504-3269

大阪市西淀川区柏里2-1-10(JR塚本駅西口から1分)

首こりの治療-大阪市西淀川区淀川区JR塚本駅1分の小西鍼灸院

 首こりと鍼灸治療

  •  首こりと鍼灸治療

    ひつこい首こり(肩こり)において、よく見逃がされているのが首すじの髪の生え際の奥の奥にある小さな筋肉(後頭下筋群)です。ときに首すじの髪の生え際あたりが辛いのではありませんか。マッサージしようとしても辛い所に届かないのではありませんか。一旦、後頭下筋群が凝ると長引き、上を向くのが辛い、横を向くのが辛い、肩こり、頭痛、めまい感の原因になります。詳しくはご案内の後にある解説をご覧下さい。
    当院ではゆっくりとお話をお伺いし、臨床経験と西洋医学・東洋医学(中国医学)の知見から、あなたに合せた鍼灸治療を行います。眼精疲労を併発している人には併せて治療を行います。
    治療効果は比較的に即効性がありますが、症状の程度によっては幾度かの治療が必要になることもあります。その場合でも、週に1回程度の治療効果の積み重ねから症状は軽減・回復に向かって行きます。何かおかしいと感じたら、特に日頃から肩こりをよく起こす方は、その都度または定期的に鍼灸治療を受けることが、辛い首こり(肩こり)、頭痛、めまいの軽減、緩和、予防に繋がります。

    ▶▶診療案内へ

    診療時間、施術料、周辺地図、初診Q&Aなど。
    ※解説は以下の通りです。

     首の奥の奥の小さな筋肉

    首すじの髪の生え際の奥の奥(頚椎第2・3辺り)には小さな筋肉の後頭下筋群があり、大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋の4つの筋肉が左右にあります。その知覚神経は頚神経叢で、首・肩周りの知覚を支配しており、その一部が頭へ上行し、頭部の知覚も支配しています。後頭下筋群はマッサージやストレッチの効果を得にくい筋肉で、一旦凝り固まると自然には凝りがほぐれにくい筋肉です。

     首こり(肩こり)と姿勢

    よくある原因は、パソコン、スマホなどを操作する際の作業姿勢(うつむきや、頭を前に突き出す、猫背などの姿勢)です。それを持続または多用することにより、筋肉が疲労し、その結果として筋肉に能力以上の負荷がかかって筋肉が緊張し血行不良も相まって凝りを引き起こします。その都度に回復できれば良いですが、回復しきれない状態から作業を行う生活は、次第に回復に時間がかかり、凝りを感じるまでの時間が短くなっていきます。

     首こり(肩こり)と筋肉

    一般に肩こりは僧帽筋が中心となるとされていますが、僧帽筋は表層の筋肉です。マッサージをしても凝っていると思う所に届かないことがありませんか。それは僧帽筋の凝りではなく、僧帽筋の下に隠れている筋肉が凝っているためです。後頭下筋群、半棘筋、板状筋、肩甲挙筋、棘上筋、棘下筋、菱形筋など様々な筋肉があります。この様に西洋医学は解剖学的に捉えますが、東洋医学は生理学的な一連の筋肉(経絡に連なる一連の筋肉)と捉えます。尚、経絡とは東洋医学の概念です。

     首こり(肩こり)と神経

    末梢神経は痛み(凝り感は痛みに含まれる)を繰り返し入力されると、その反応性が高まるとされています。ある意味においての知覚過敏です。また、痛みは脳の修飾を受けるとされ、肩こりのストレスはもとより、日々のストレスも影響します。ある意味においての脳過敏です。東洋医学では不通即痛:通じざるは即ち痛みと呼び、経絡の流れが阻滞すると痛みが起こります。東洋医学は西洋医学とは異なる概念のために経絡を西洋医学に例えることが難しいですが、神経と血管を合せたものとお考え下さい。

     首こりと頭痛

    後頭下筋群は頭部の皮筋(後頭筋、側頭筋、前頭筋)と連動しており、後頭下筋群の過緊張から頭部の筋肉を牽引するために頭痛が起こると考えられています。そして、頚神経叢の神経の一部は後頭下筋群の間隙から出て頭部へ上行しており、後頭下筋群の過緊張が神経を圧迫するために頭痛が起こるとも考えられています。また、首こりは片頭痛の要因の1つに挙げられています。東洋医学の経絡は肩・首を網羅し、頭もまとっており、経絡に連なる筋肉は頭にまでありますので、肩こりの程度によっては頭痛が起こるのはごく自然なことになります。

     首こりとめまい

    めまいはグルグル回る回転性と、ふわふわする(浮遊感)の非回転性があり、首こりでは非回転性のめまいが起こります。それは深層筋の後頭下筋群の過緊張が深部感覚や自律神経に影響することにより起こると考えられています。東洋医学では肝鬱気滞によくある病症です。その症状には頭痛、頭暈(頭が揺れる様なめまい)、首こり(肩こり)などがあります。

     首こり(肩こり)と眼精疲労

    肩こりはパソコンやスマホを操作する作業姿勢が原因とお話しましたが、パソコンやスマホは視作業を伴い、視作業は目に関わる筋肉の疲労を招きます。その結果として眉根、眉間、目の奥の違和感(痛み)が起こります。そして、神経学的には頭痛の要因にもなります。東洋医学では目頭から後頭部へ貫ける目系という経絡があり、その経絡の阻滞から目の症状や後頭部に症状が現れます。

     自然治癒力と鍼灸治療

    ヒトには自然治癒力(生体が外的・内的環境の絶え間ない変化に応じて、その形態的・機能的状態をある範囲の安定した状態に保持復元する機能)があり、肩こりは自然に回復しますが、何等かの事情から自然治癒力が低下すると回復までの時間が遷延し、その結果として辛い首こり(肩こり)へと増悪します。西洋医学では自然治癒力を恒常性(ホメオスタシス)とと呼び、欧米では自然治癒力を高める医療をholistic medical careと呼び、鍼灸はその治療法として高く評価されています。

    以上の通り、当院では臨床経験と西洋医学・東洋医学(中国医学)の知見から、あなたに合せた鍼灸治療を行います。治療効果は比較的に即効性がありますが、症状の程度によっては幾度かの治療が必要になることもあります。その場合でも、週に1回程度の治療効果の積み重ねから症状は軽減・回復に向かって行きます。何かおかしいと感じたら、特に日頃から首こり(肩こり)をよく起こす方は、その都度または定期的に鍼灸治療を受けることが、辛い首こり(肩こり)、頭痛、めまいの軽減、緩和、予防に繋がります。

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    診療時間、施術料、周辺地図、初診Q&Aなど。
     

鍼灸専門の小西鍼灸院

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