「ヤクソクデス」
(えっ、うそ!)
笑いでごまかしたが、内心(何でこうなるの?軽い冗談のつもりだったのに)と自分の口を恨んだ。
とはいえ、日本人は嘘つきと思われるのも嫌だったので、本屋さんでテキストを買い、頑張って、勉強を始めた。
けれど元来、怠け者で、自分に甘く、自習が出来ない私は、だんだんとサボるようになり、テキストも開かれる事もなく、時だけが過ぎて、やがて忘れた。
「“事実は小説より奇なり”って言うじゃない。でも、現実は物語の様にうまくいきませんから!」
そんなこんなで、The Endということで・・・・・
「あっ、電話。こんな時間に誰だろ?」
「もしもし・・・」
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) | (11) | (12) | (13) | (14) |
(15) | (16) | (17) | (18) | (19) | (20) | (21) | (22) | (23) | (24) | (25) | (26) | (27) |