栃木県のご当地グルメ郷土料理
栃木県は日本では数少ない海なし県の一つです。面積も人口も全国のほぼ中位。内陸部のため寒暑の差が激しいとはいえ、気候もさして厳しくなく、自然災害も比較的少ない地域です。
栃木県は、特に地形、地味に恵まれた県ではありませんが、農業技術の開発には伝統もあり、熱心な県で、すぐれた農産物を産します。生産量・品質ともに評価の高い農産物のいくつかをあげると、麦やダイコン、サトイモ、トマト、イチゴ、コンニャク、ニラなどが特に目立っています。/FONT>
|
しもつかれ
粗めに摺った大根と人参を、塩鮭の頭などと一緒に煮込み、酢と醤油、酒粕などで味付けしたものです。正月の残りの鮭の頭をうまく利用した昔ながらの料理です。
海老大根
輪切りにした大根とササエビを醤油で煮込んだものです。
干瓢料理
栃木県のかんぴょうは、約300年前から栽培されはじめていて、全国の生産の90%をしめています。
郷土料理としては「かんぴょうの卵とじ」と呼ばれる干瓢を茹でて溶き卵を混ぜた汁物が有名ですが、のり巻き、いなりずし、五目御飯など他にもいろいろな料理があります。
栃木県名産の特選「干瓢(かんぴょう)」
かんぴょう特級品1kg
干瓢ごぼう昆布佃煮
耳うどん
四角く切ったうどんの生地を「耳」の形に折って茹で、野菜や肉の入った汁に入れた料理です。具には大根、人参、小松菜、長ネギなどが入り、醤油で仕立てます。
鬼払いの縁起を担いだもので、正月に食べる風習があります。
法度汁
あり合わせの野菜を入れて味噌で煮込んだ栃木を代表する家庭料理と言えます。米を切らしたときに作られたために、小麦粉を千切ったものが入れられます。なぜ法度かと言うと、あまりに美味しく何度でもお代わりをしてしまうので作るのが法度になったということから法度汁と言われるようになったようです。
とっちゃなぎもち
大根、人参、白菜、椎茸などを一緒に煮込んだ汁に小麦粉を耳たぶより少し軟らかめに練り、手で握って汁の中に落とした料理です。「すいとん」と言えばわかりやすい方もいるかも知れません。
汁は季節の野菜を使いますが、葱を入れた味噌汁がよく合います。
浸し豆
青大豆を一日水に浸し、灰汁を抜いてから茹でてみりんや醤油などで味を付けた家庭料理です。スルメイカや人参、昆布などを入れて五目風にすることもあります。
芋ちゃのこ
米粉を千切って作った団子につぶした里芋を入れ、それを煮立たせた後、小豆餡を乗せたものです。
ばんだいもち
蒸したうるち米を二センチ程の厚さに延ばして串にさし砂糖味噌をつけて焼いたものです。山の神の祭りに作る餅とされています。
いちご
栃木県は平成16年に苺の収穫量で全国都道府県別第1位に輝いています。とちおとめ,女峰は栃木県開発品種です。
栃木県産地酒「いちごワイン」、
寿高原 自然ジャムいちご、
生の”とちおとめ”シャーベット、
おとめタルト〜盛りだくさんのいちご
かきな
かき菜は佐野市周辺で採れる春野菜です。美しい緑色の葉には、ビタミン・鉄分・カルシウムなどほうれん草や他の野菜と比較しても、抜群の栄養含有量を誇る野菜の王様です。
佐野ラーメン
ラーメン店が二百軒以上あるラーメンの街として広いファン層を持つ佐野のラーメンです。青竹打ちの麺は、中に気泡が多いため熱伝導が良く、短い時間で茹で上がり、腰の強いおいしい舌ざわりが味わえます。スープは透明感のあるさっぱりした味でしつこくありません。
佐野ラーメン万里(バンリ)(醤油)
ヤマダイ 凄麺佐野らーめん
宇都宮餃子
宇都宮は餃子店が軒を並べる餃子の町です。
宇都宮では餃子はあくまで主役で、ご飯のおかずでなければラーメンの脇役でもありません。そういったことで宇都宮の餃子専門店にはもともと「ご飯」がメニューに無かったといいます。今でもその伝統を守っているお店も残っているようです。
宇都宮餃子館 スタミナ健太餃子、
宇都宮餃子「栃木大信」にんにくたっぷり餃子セット、
宇都宮餃子館 バラエティ8色餃子セット
鮎
鬼怒川・那珂川などで鮎が獲れます。塩焼きだけではなく、鮎を使った発酵寿司の「鮎のくされずし」なども郷土料理としてあげられます。
那須大田原牛
一部では日本3大和牛(松坂牛・神戸牛・近江牛or米沢牛)よりも美味しいとまで言われる究極の和牛です。
日光ゆば
京都のゆばは仕上がりが平たいのに対して、日光のゆば(特に揚げゆば)は幾重にも巻き上げるので、丸くボリュームがあります。その書き方も京都のゆばは「湯葉」、日光のゆばは「湯波」と書き少し違っています。
|
|