秋田県のご当地グルメ郷土料理

秋田県は、東西約90キロメートル、南北約145キロメートルの細長い地域で、西部は日本海に面していますが、東部は奥羽山脈、北部は白神山地、南部は出羽丘陵と三方を山に囲まれています。こうした孤立した地域性と厳しい気候条件の下にありながら、早くから新潟、宮城と並ぶ米どころでした。秋田県を代表する雪国ならではの米どころらしい鍋料理の「きりたんぽ鍋」はこの土地柄を良くあらわした郷土料理と言えます。

秋田名産のきりたんぽを焼いたものを、鶏がらスープのだしで煮込んだ鍋です。

「しょっつる」とは、魚に塩をいれて漬け込み、十分に発酵させ、２～３年経って骨が溶けて形がなくなったら、火を通して保存した特別醤油のような秋田独特の調味料です。

190年の歴史をもつ手打ちのそばで、そばに冷たいつゆをかけて食べます。

カニ、魚、海老、貝類などの海の幸と野菜を味噌で煮込んだ鍋で、焼いて高温になった真っ赤な石をたくさん放り込んで食べます。

大根を煙で燻して薫製にしてから漬け込んだものです。

ほうきぎ（ははきぎ、ねんどう、あかくさなどとも言う）の実を. いったん乾燥させてから加熱加工したものです。食べ方は和えものが一般的で、秋田県北部では精進料理に欠かせない材料です。

「はたはた」とは冬の雷のなる夜に沿岸に集まるため「カミナリウオ」とも呼ばれ、秋田県民にとっては非常になじみの深い魚です。この魚は乱獲のために数年前まで全面禁猟されていたので秋田県人でもなかな食せないほどとか。特に「ぶりこ」と呼ばれる卵はぷちぷちして最高の珍味とされています。

日本三大地鶏のひとつ。「鹿児島の薩摩鶏」「名古屋コーチン」そしてこの「比内地鶏」です。

太い麺と独特のソース、そして目玉焼きを乗せた焼きそばです。

秋田産の大豆を稲ワラで包んで作る納豆です。

美食漫画「美味しんぼ」でも取り上げられた日本三銘うどん（讃岐うどん、きしめん）の一つといわれるうどんです。