香川県のご当地グルメ郷土料理
四国の北東部に位置し、北は讃岐平野で瀬戸内海に面し、南は讃岐山脈が広がる日本で一番面積が小さい県です。
四国の玄関口に当たる香川県は、古代から讃岐の国と呼ばれてきました。讃岐三白と呼ばれる三つの特産品である「塩」「綿花」「砂糖」が有名でしたが、今では香川県で誰もが思い浮かべるのは映画「UDON」で一躍脚光を浴びた讃岐うどんでしょう。
香川県では街の食べ物屋には必ずといっていいほどうどんがあり、名のある老舗でなくてもほとんど当たりはずれがなく美味しいと言われます。
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讃岐うどん
香川県で多く生産・消費されているうどんで、一般的に、コシがあり、のど越しがいいとされています。特に香川県では手軽な食事として親しまれており、外食としても一杯百円台という安価で食べられる香川を代表する料理です。
香川県民は一人当たり年間180食以上のうどんを消費すると言われ、この消費量は日本一ということです。
映画『UDON』に出た店!TVや雑誌に多数登場の讃岐うどん!「なかむら」はじめてセット
うどんのドジョウ汁
うどんにドジョウ、ゴボウなどを入れて味噌仕立てにした汁物です。
しっぽく
具だくさんの汁をうどんにたっぷりかけたものです。香川県では大晦日によくこのしっぽくを食べるのだそうです。具にはダイコン、ニンジン、サトイモ、シイタケなどの野菜と豆腐や油揚げなどを使います。
しょうゆ豆
大豆を醤油で煮込んだ保存食で、炒ったソラマメを熱いうちにトウガラシを入れたしょうゆに浸けたものです。酒の肴、おかず、お茶漬け、うどんの箸休めなど何にでも合う一品です。地元では「しょい豆」や「しょゆ豆」と呼ばれているようです。
大森屋 無添加手造り・讃岐 しゅうゆ豆
あんもち雑煮
アズキあん入りの丸もちを甘い白味噌で仕立てた雑煮です。雑煮の餅にあん餅を使うのは珍しく香川県独特です。ちょっとミスマッチのような気がしてなりませんが・・・(美味しいそうです。)
イリコ
カタクチイワシの煮干しです。瀬戸内海の伊吹島一帯はカタクチイワシの好漁場で、水揚げされたもののうちほとんどがその日のうちに煮干しに加工されます。
生でも酢の物でも食べられますが、なかでも頭と腹を除いてしょうゆに漬けたイリコをご飯に混ぜたイリコ飯にして食べることもあります。
イカナゴ
冬から春にかけて岡山から香川沖で稚魚が取れます。塩ゆでにして酢の物にしたり、佃煮や煮干しにします。
小豆島しょうゆ
温暖な気候と風土に恵まれた小豆島で、じっくり醸造されたもろみをそのまま搾ったしょうゆです。
小豆島・再仕込み醤油「元」
牡蠣
志度湾は有数の牡蠣の生産地として知られています。
てっぱい
晩秋から冬にかけての讃岐を代表する和え物です。酒の肴にも最高の一品です。フナのことを鉄砲と呼んだため、「鉄砲あえ」という名がつき、「てっぱい」という呼び方をされるようになったようです。
オリーブ
小豆島はオリーブの国内最大の生産量を誇っています。
まんばのけんちゃん
おかしなネーミングですが、「まんば」とは、高菜のことで、「けんちゃん」とは、けんちんのことだそうです。
高菜をゆでた後、食べやすい大きさに切り、豆腐と油揚げと一緒に炒めて醤油で味をつけたけんちん汁です。
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