司法書士試験に独学で合格を目指す!

独学で資格取得 - 目指せ!司法書士 -
司法書士の資格取得を『独学』で目指す皆さんに役立つ情報を発信します
司法書士の勉強方法
司法書士の勉強方法、勉強時間など

 司法書士試験の合格を目指し、現在独学で勉強中の私の勉強方法、勉強時間などをご紹介します。

 ただし、現実問題として、独学で合格できる方は、ごく少数です。合格率3%という狭き門に、独学で合格するのは困難を極めるということを覚悟して取り組む必要があると思っています。

執筆者 大西雅明
市役所に22年間勤めた元公務員。在職中に、土地家屋調査士、宅建士、行政書士、マンション管理士などの資格試験に合格し、10年以上にわたって当サイトで情報発信している。現在、司法書士の猛勉強中。

執筆者 大西雅明のプロフィール写真(宅建士、行政書士、マンション管理士、土地家屋調査士などの合格証書)
執筆者紹介

司法書士試験の勉強期間・勉強時間

 一般に、司法書士試験に合格するためには、3,000時間の勉強時間が必要と言われています。もし1日に3時間の勉強時間なら3年かかることになりますし、1日に6時間勉強したとしても、1年半程度はかかるという計算になります。かなりの長期戦になることを覚悟しないといけませんね。

 私の場合、1日に2時間程度の勉強時間を目標にして、勉強を始めました。

平成20年度

 約7ヶ月(H19.12月〜H20.7月)
 勉強時間は、ほぼ目標どおり2時間程度を確保

【第1回目受験】受験結果は、択一は半分くらい正解できましたが、記述は3割程度でした。

平成21年度

 約6ヶ月(H20.12月〜H21.5月)※準備不足及び仕事の都合上、6月で打ち切り
 勉強時間は、約1時間程度しか確保できず。

→ 受験せず。

平成22年度

 約10ヶ月(H21.7月〜H22.4月)※学習計画の半分も進まなかったため、4月で打ち切り
 最初の3ヶ月は約1時間確保できましたが、その後は1週間に2時間程度、、平均すれば、1日10分程度か。。

→ 受験せず。

平成23年度

 3年目と同様。平均すれば1日10分程度。

→ 受験せず。

平成24年度

 12ヶ月(H23.7月〜H24.7月)
 昨年、一昨年と同様に最初の3ヶ月は約1時間、その後は1週間に2時間程度、、、しかし、ラスト3ヶ月はエンジンフル回転で、1日3時間の大奮闘!!

【第2回目受験】4年ぶりに受験しました。H24.7.1時点の自己採点では、択一は8割程度の正答率。ひょっとして??と思いましたが、記述は5割程度、、、また来年へ向けて・・・。

平成25年度

 12ヶ月(H24.8月〜H25.6月)

→ ほとんど勉強できなかったため、受験せず

ここまでで、およそ1,000時間程度の勉強時間になっていると思われます。

 ここで一旦、司法書士の勉強を中断し、管理業務主任者試験(H28)、マンション管理士試験(H29)、賃貸不動産経営管理士試験(R1)を受験し、それぞれ一発合格

令和2年度

 6ヶ月(R2.4月〜9月)

※ R2.3月末に仕事を辞めて独立したため、1日の大半を勉強に費やし、この半年間で、およそ1,000時間の勉強をしました。(前半3ヶ月間1日5〜6時間後半3ヶ月間1日6〜9時間程度

【第3回目受験】8年ぶりに司法書士試験を受験しました!

 自己採点では、午前択一:35問中31問(89%正解)、午後択一:35問中32問(91%正解)と、合格間違いなし!かと思いきや、記述:30点程度(43%正解)という、足切り点を超えるか超えないか、、いや超えないだろう、、という結果になりました。。でも、超えてくれーー!!

⇒ 結局、不合格が確定。。
合計得点は合格点を13点上回っていましたが、やはり記述が足切り点(32点)を超えることができませんでした。
午前は、自己採点より正解が1問多く、32問正解で96点。午後は自己採点どおり32問正解で96点(なんと、全国9位!)。そして記述は、、、不登法17.5点・商登法9.0点で26.5点、、、情けない。。
2020年 司法書士試験成績通知書(神戸65 大西雅明)

司法書士試験の試験対策費用

六法、テキスト、問題集代 : 約20万円

 上記は、H22.4月まで(3年間)の費用です。通信講座を申し込むよりは、なんとか安い額に収めたいです。学習を始めてから3年が経過しているため、法改正等による買い替えに、かなりの費用がかかってしまっています。また、学習方法が定まらず、余計な寄り道をしていることも、経費がかさんでいる理由のひとつです。

⇒ その後、5年間で30万円まで積み上がってしまいました。。これなら最初から通信講座を申し込んだ方が安く、早く合格できるんじゃないかと思ったりもしています。。。

司法書士試験の勉強方法

 司法書士試験は試験科目が多いため、効率よく学習を進める必要があります。

 学習の順序は、「民法」→「不動産登記法」→「会社法」→「商業登記法」→「憲法・刑法・民訴・民執・民保・供託・司書」という流れですが、単純にこの順序で進めるだけでは、憲法をやるような時期には、民法のことはすっかり頭から抜けてしまうことになりますので、平行学習が必要となります。

 あくまでも、学習のメインは上記の順序で進めますが、サブの学習として、例えば、1日の2時間の学習時間のうち、1時間半をメインの学習、30分をサブの学習に割り当てて、サブの学習では、忘れそうな科目・忘れたくないような科目について、サクサクと読めるようなテキストを読むようにすれば、長い学習期間の中でも、ある程度の知識を維持しながら、学習を進めることができると思います。

 テキストの読み方は、勉強を始めて1年目〜3年目は、出てきた条文について全て六法を引いて条文の確認をするという方法をとっていましたが、この方法では、とにかく学習スピードが遅く、1年で全範囲の学習が終わらないという状況が続いたため、テキストを読む際は条文の確認はせずに、とにかくひたすら読み進めていくという方法に4年目から切り替えました。そして、問題集を解く際に、その解説で出てきた条文を六法で確認するという形をとりました。(実は、土地家屋調査士の学習時にはこの方法をとっていました。行政書士の学習時に、条文を確認する習慣がついてしまったため、その方法を続けていましたが、やはりテキストを読む際は、全体の理解を優先し、細部は問題集で詰めていく、という方法が効率的だと思います。

 学習を始めて5年目に入り、学習時間を確保できない中で、とにかく短時間の学習時間で効果を上げる方法を探した結果、次のような方法が非常に効率的であるという考えに至りました。詳細は、「司法書士の独学におすすめの問題集」のところで記載していますが、@テキスト「オートマシステム(Wセミナー 山本浩司著)」でおおまかに理解する(←これは上記と同様)A必出3300選(伊藤塾)」でポイント整理・記憶の反復学習をする。これが現時点でのおすすめの学習方法です。(この方法であれば、過去問等の問題集は、知識の定着度を確認する程度の使用になります。)

令和2年度 8年ぶりに司法書士試験を受験した際の勉強方法

 その後、8年ぶりに令和2年度の司法書士試験を受験した際の勉強方法をご紹介します。

※ 受験勉強の詳細な記録については、「令和2年度 司法書士試験の受験勉強の記録〜受験結果」のページに記載しています。

択一対策

 基本的には、これまでのオートマシステムと必出3300選の知識がベースにありますので、基本テキストの通読は省略し、必出3300選から、勉強をスタートしました。

 ただし、必出3300選は、法改正に対応したものの出版時期がかなり遅かったため、必出3300選(伊藤塾)のベースとなっている伊藤塾の「択一クイックマスター総整理講座」の通信講座に申し込み、その教材をメインテキストとして使用しました(講義は聴きませんでした)。

 そして、8年前に受験した際は、択一知識があと一歩及ばなかったため、それを補えるように、「オートマシステムでるトコ一問一答」も使用しました。

 それに加えて、本試験での解答スピードや出題予想などのために、伊藤塾の答練「択一実戦力養成答練」も受講しました。

 この組み合わせで、令和2年度の本試験において、択一は9割の正答ができましたので、択一知識としては、「必出3300選(又は、択一クイックマスター総整理講座)」と「でるトコ一問一答のみで十分ということがわかりました。

 なお、なかなか覚えられない関連知識などについては、別途、暗記用のメモを作り、スキマ時間などに暗唱して暗記するようにしました。このメモについては、「司法書士の独学択一式対策講座【知識の横断整理】」のページで公開していますので、興味のある方は、ご覧ください。

記述式対策

 また、記述対策については、「オートマシステム〈記述式〉」をメインテキストとし、雛形集として「オートマシステム 試験に出るひながた集」、そして、本試験の出題形式や解答スピードに慣れるため、伊藤塾の答練「記述式答案構成力養成答練」も受講しました。

 この記述対策で、知識と経験としては十分なものが得られましたが、本試験では、結局時間が足りず、やはり半分程度しか解答できませんでした。

 なお、答案構成用紙へのメモ書きの仕方については、「司法書士の独学記述式対策講座【答案構成用紙の使い方】」のページでご紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

令和2年度試験の敗因

 令和2年度試験での敗因は、午後の択一式の解答に時間がかかりすぎたことが大きな原因です。

 一般に、午後の択一は1問2分で解いて70分間で解き終わり、記述のために110分確保する必要があると言われています。

 午前の択一(35問120分)は、1問3分で解けば105分で、残り15分間の見直し時間まで確保できますが、午後の部(択一35問+記述2問で180分)をそのペースで解いてしまうと、記述に割く時間が全く足りなくなってしまうというわけです。

 今回の私は、午後の択一については、結果的に1問当たり2.5分かかり、90分を費やしてしまいました。このため、記述を最後まで解き切ることができず、商業登記法の2回目の登記申請を丸々ほぼ空欄にしてしまうという、恐ろしい結果になってしまいました。。

令和3年度試験に向けた対策

 私の場合、択一対策は十分ですので、この知識レベルを維持し、午後の択一を解くスピードを上げるという点のみに注意して対策をとれば、来年こそは合格できると考えています。(まだ今年の合格も100%諦めたわけではありませんが。。)

 択一を解くスピードを上げるという点については、LECの森山和正講師が執筆している「司法書士試験 解法テクニック50」というテキストが良さそうなので、早速注文してみました。このテキストについては、また別途「司法書士の独学におすすめのテキスト」のページでレビューしたいと思います。

 そして、この解法テクニックの実践練習のために、LECの公開模試も受講しようと考えています。

司法書士試験の勉強方法【まとめ】

 ということで、最後に整理すると、

最初のインプット学習

  • 司法書士 山本浩司のオートマシステム(Wセミナー)」を使って基本知識をインプット

択一知識の総整理&叩き込み

  • うかる!司法書士 必出3300選(伊藤塾)」を使って総整理&叩き込み(又は、「択一クイックマスター総整理講座(伊藤塾)」を受講)
  • 司法書士 山本浩司のオートマシステム でるトコ一問一答(Wセミナー)」を使って知識の精度アップ

記述対策

  • 司法書士 山本浩司のオートマシステム 試験に出るひながた集(Wセミナー)」を使って雛形をマスター
  • 司法書士 山本浩司のオートマシステム〈記述式〉(Wセミナー)」を使って記述式の演習
  • 記述式答案構成力養成答練(伊藤塾)」を使って、記述式の本試験形式の出題に慣れる

本試験での解答スピード、時間配分対策

  • 司法書士試験 解法テクニック50」でスピードアップのテクニックをマスター
  • 公開模擬試験(LEC)」で、解法テクニックの実践練習

以上です。基本的には、独学の学習ですが、記述対策として本試験形式に慣れるための答練と、択一対策として解答スピードをアップさせるための模試については、予備校に頼らざるを得ないのではないかと思います。

その他、勉強方法やテキスト等の使用方法については、「司法書士の独学におすすめのテキスト【人気テキスト徹底比較!】」 のページでご紹介します。

独学の学習が不安な方は、司法書士のおすすめ通信講座【予備校10社比較ランキング!】のページをご参照ください。
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