司法書士の独学におすすめのテキスト・参考書【合格者が徹底比較!】

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司法書士のテキスト
司法書士の独学におすすめのテキスト【人気テキスト徹底比較!】

更新日:2022年1月24日

司法書士のおすすめテキスト

 司法書士の試験対策を『独学』で進めようとしたときに一番悩むのが、テキスト、参考書などの教材とその使用方法だと思います。

 司法書士試験は試験範囲が膨大なため、いかに効率的に学習を進められるか、というのがポイントとなります。そのため、テキストや問題集も、必要最小限、かつ、必要十分なものを選ぶ必要があります。

 このページでは、私自身が司法書士試験に合格した際に実際に使用したテキストを含め、司法書士の独学におすすめのテキスト・参考書をご紹介しますので、独学で勉強する際の参考にしてください。

※ 問題集についてはこちら⇒司法書士の独学におすすめの問題集・過去問(要点整理テキストや書式雛形集なども、問題集のページでご紹介しています。)

※ 六法についてはこちら⇒司法書士の独学におすすめの六法

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明

市役所に22年間勤めた元公務員。在職中に、土地家屋調査士、宅建士、行政書士、マンション管理士などの資格試験に合格し、10年以上にわたって当サイトで情報発信している。
2021年度 司法書士試験合格!

執筆者 大西雅明のプロフィール写真(宅建士、行政書士、マンション管理士、土地家屋調査士などの合格証書)
執筆者紹介

独学の学習が不安な方は、司法書士のおすすめ通信講座【予備校10社比較ランキング!】のページをご参照ください。
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司法書士のテキスト・参考書の選び方

 では、司法書士試験に独学で挑戦するにあたり、まずはテキスト・参考書の選び方からご紹介しておきたいと思います。

テキストの種類

 まず、司法書士の勉強をするためには、どれだけのテキストが必要になるのか、その種類からご説明します。

 テキストは、大きく分けて、択一式対策記述式対策とに分かれます。

 そして、それぞれについて、テキスト、問題集、参考書などがあります。

 それと六法ですね。

司法書士テキストの種類
  1. 択一式対策
    • 基本テキスト
    • 要点整理テキスト
    • 問題集 (過去問)
  2. 記述式対策
    • テキスト
    • 解法テクニックの参考書
    • 雛形集・問題集
    • (答練・模試)
  3. 六法

 このように、様々な種類がある司法書士のテキストですが、どうやって選べばいいのでしょうか。

 例えば、宅建や行政書士などの人気資格の場合は、テキストさえ選んでしまえば、あとの問題集などは同一シリーズで揃えればいい、という話になりますが、司法書士試験の場合はそうはいきません。

 もちろん、一式揃うようなシリーズも存在しますが、それは極めてレアケースで、大多数のテキストは一部しか揃えられません。また、一式揃うシリーズの中でも、それぞれに一長一短があります。

 ですので、司法書士の受験生は、テキストはこのシリーズ、問題集はこのシリーズ、などと、各シリーズからつまみ食いをしながら揃えていくのが一般的です。

択一式対策のテキスト

択一式対策のテキスト

 択一対策のテキストとしては、基本テキスト、要点整理テキスト(まとめ本)、問題集 (過去問)があります。

基本テキスト

 このなかで、まずは「基本テキスト」から選んでいきます。

 基本テキストは、学習の最初に使うものですし、その後も学習を続ける限り、最後まで使い続けるものになります。いわば、知識のベースとなるのが、この基本テキストですね。

 司法書士受験生の多くは、この基本テキストを読む段階で挫折してしまいます。試験範囲が膨大すぎて、最後まで読み切れないのです。

 基本テキストというのは、1冊あたり300〜500ページほどで11冊あります。合計5,000ページぐらいになりますので、基本テキストだけで本棚が一段埋まるほどです。

 ですので、最後まで読み切ることができるかどうか、自分に合ったものを選ぶ必要がありますね。

 独学者向けの基本テキストも、最近はかなり充実してきており、読みやすさやメリハリを重視したもの、網羅性や理解を重視したものなど、自分に合ったものを選べるようになってきました。

 私がおすすめする基本テキストについては、当ページでご紹介していきます。

要点整理テキスト

司法書士の要点整理テキスト

 なお、司法書士の試験範囲は膨大なため、基本テキストをそのまま知識のベースにするのではなく、一旦、基礎知識の”理解”のために基本テキストを使用し、その後、要点のみを凝縮した「要点整理テキスト(まとめ本)」を使って、知識のベースを作っていくという方法もあります。

 私も、基本テキストを読んだ後は、要点整理テキストを使って知識のベースを作っていきました。

 おすすめの要点整理テキストは、別ページ(問題集のページ)でご紹介していますので、そちらをご参照ください⇒司法書士の独学におすすめの問題集(要点整理テキスト)

問題集(過去問)

 問題集については、収録数(過去何年分か)、収録範囲(厳選か全部か)、収録形式(五肢択一か一問一答か)、収録内容(オリジナルか過去問か)などによって種類が分かれてきます。

 どれがよいかは一概には言えません。受験生の中でも、様々な流派というか、考え方が存在しますので、ご自身との相性や可処分時間とも相談しながら決めていく必要がありますね。

 おすすめの問題集・過去問は、別ページ(問題集のページ)でご紹介していますので、そちらをご覧ください。⇒司法書士の独学におすすめの問題集・過去問(択一対策)

記述式対策のテキスト

 記述式対策としては、テキストや解法テクニックの参考書、雛形集、問題集などを揃えていく必要があります。

 記述対策のおすすめテキスト・解法テクニックの参考書については、当ページでご紹介します。

 おすすめの雛形集・問題集は、別ページ(問題集のページ)でご紹介します。⇒司法書士の独学におすすめの問題集(記述対策)

独学であっても答練や模試の併用も必要

 なお、記述式対策に関しては、本試験レベルの問題集が過去問以外には存在しませんので、市販の問題集だけで対応するのは困難です。

 したがって、たとえ独学であっても、予備校の答練や模試も併用する必要があるかと思います。

 おすすめの答練・模試については、司法書士のおすすめの答練・模試のページでご紹介しています。

六法

 司法書士試験は、六法を使用しなくても、合格しようと思えば不可能ではないと思います。

 しかし、司法書士という法律家を目指す以上、法律をテキストで学ぶだけでなく、やはり六法を使って条文を引き、法律に慣れ親しんでおくことは必須だと思います。

 試験に通ったはいいけれど、条文を読んだこともないし、六法も引けないような法律家になりたくないですよね?

 ということで、司法書士のおすすめ六法については司法書士のおすすめ六法のページでご紹介します。

司法書士の独学におすすめのテキスト

 それでは、前置きが長くなりましたが、私がおすすめする択一対策のテキストから、順にご紹介していきたいと思います。

 司法書士受験用のテキストは、私が勉強を始めた当初は(2007年頃)、Wセミナーの「デュープロセス」や「プログレス」のシリーズが有名だったため(プログレスのシリーズは、2010年頃に廃版)、どちらも実際に購入して試してみました。

 しかし、それよりも、当時新しく発刊されたテキストで(2008年初版)、Wセミナーの山本浩司講師が執筆した「オートマシステム(automa system)」というシリーズが非常に読みやすくて気に入ったため、こちらをメインのテキストとして選択することにしました。(2012年にオートマチックシステム」から改題されました。)

おすすめテキストNo.1
司法書士 山本浩司のオートマシステム

司法書士オートマシステムテキスト

 オートマシステムが登場するまでのテキストは、上記のデュープロセスやプログレスを含めて、無味乾燥というか”いわゆる教科書”という雰囲気で、独学者には適さないものばかりでした。

 ところが、オートマシステムは、はっきり言ってそれらと比較にならないほど、わかりやすいテキストになっています。

 このオートマシステムの特徴は、講義形式で、非常に読みやすく、わかりやすいという点です。

 規定の趣旨や背景、理由付けなどがしっかり記載されており、また、理解がスムーズに進むように構成(内容の順序)が工夫されています。

 難しい内容も、わかりやすい表現や事例に置き換え、噛み砕いて説明されていること、さらに、適宜一問一答の過去問で知識を確認しながら学習を進めることができることなど、このテキストに書かれていることを理解しながら読んでいけば、自然に記憶に残るという工夫がなされています。

 オートマシステムは、「山本式記憶法」に基づき記述されており、これは、覚えようとしなくても自然に覚えられるように「どうすれば記憶できるのか」を重視した記述とされています。

 この記憶法は、法律のオモテ側だけでなく実社会での実相を明らかにしながら学習する「ツーウェイ方式」と呼ばれるものと、法律の奥にある意味や立法者の思想を理解しながら記憶する「ウサギとカメ方式(足が速くとも油断のあるウサギにカメは勝てるという裏話と一緒に覚えることで、勝者はカメだと記憶できる)」を組み合わせた、山本浩司先生独自の理論です。

 なお、私がこのオートマシステムを使っていて、唯一使いにくいと感じるのは、独特の構成(順序)になっているため、調べもの・探し物をする際に、すぐに見つからないという点です。。

 しっかりと読み込めばどこに書いてあるか覚えてしまえるんでしょうけれど。。ただし、すぐに探せない場合は、テキストの最後に索引があり、「用語」からも「条文」からも検索できるようになっており、すぐに見つけられますので大きな問題ではありません。

ポイント!

司法書士 山本浩司のオートマシステム

  • 講義形式で読みやすい
  • 趣旨・背景、理由付けからしっかりと解説
  • わかりやすい表現や事例を使って噛み砕いて説明
  • 適宜、一問一答の過去問で知識を確認
  • 独特の構成順序はメリットでありデメリット
    ⇒ 独特の構成とすることで理解しやすくなっているが、調べものをする際にすぐに見つけられない。
※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
司法書士テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム (1) 民法(1) (基本編・総則編) 第10版新刊!

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2021/10/22
ページ数: 368ページ
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
2,420円
司法書士テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム (2) 民法(2) (物権編・担保物権編) 第10版新刊!

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2021/10/22
ページ数: 432ページ
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
2,420円
司法書士テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム (3) 民法(3) (債権編・親族・相続編) 第10版新刊!

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2021/10/22
ページ数: 520ページ
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
3,190円
司法書士テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム (4) 不動産登記法(1) 第10版新刊!

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2021/12/16
ページ数: 448ページ
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
2,640円
テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム (5) 不動産登記法(2) 第10版新刊!

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2021/12/16
ページ数: 600ページ
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
3,300円
テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム (6) 会社法・商法・商業登記法(1) 第8版

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2020/9/27
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm
ページ数: 592ページ

価格:
3,300円
※第9版の予約販売開始(2/21発売予定)
テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム (7) 会社法・商法・商業登記法(2) 第8版

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2020/9/27
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm
ページ数: 612ページ

価格:
3,300円
※第9版の予約販売開始(2/21発売予定)
テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム (8) 民事訴訟法・民事執行法・民事保全法(第6版)

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2020/11/21
ページ数: 488ページ
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
3,080円
テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム (9) 供託法・司法書士法(第6版)

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2020/12/23
ページ数: 276ページ
サイズ: 21 x 21 x 14.8 cm

価格:
1,980円
テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム(10) 刑法(第6版)新刊!

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2021/11/26
ページ数: 336ページ
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
2,200円
テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム(11) 憲法(第6版)新刊!

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2021/11/26
ページ数: 296ページ
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
2,200円

※ なお、司法書士受験生の中で、ナンバーワンのテキストとして高い評価のあるLECブレークスルーというテキストがあります。

 これは、独学で読み進めるには適していませんが、必要な情報が網羅されており、調べものをするには非常に有効なテキストです。

 LECの通学又は通信講座の受講生専用のテキストとして長らく非売品でしたが、現在は、LECオンラインショップで一般向けにも販売されています。興味のある方は、LECの司法書士サイトへ

おすすめテキストNo.2
根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト

司法書士 合格ゾーンテキスト

 オートマシステムが発刊されてから10年にもわたり、オートマシステムに対抗できるような独学者向けのテキストは現れませんでしたが、2019年、ついにLECから独学者向けの待望のテキストが発刊されました!

 「根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト」というシリーズです。

 少々タイトルが長いですが、このタイトルに、テキストの特徴が表れていると思いますので、まず、ここから触れておきたいと思います。

 「根本正次」講師は、2002年から講師として教壇に立ち、LECの司法書士講座では様々な冠講座を担当するなど、看板講師のひとりとして活躍されている講師です。

 そして、「リアル実況中継」というのは、このテキストは、まさに講義形式の文体になっており、話し言葉で生講義を聴いているように読み進めていくことができる記述になっています。

 また、「合格ゾーン」というのは、LECから長年にわたり出版されている司法書士試験の定番ともいうべき過去問題集「合格ゾーン」のタイトルと同一のものになっています。つまり、LECとして、この「合格ゾーン」のシリーズとして出版したということは、過去問題集と同様に、定番のテキストとして育てていこうという意気込みが見えてくるように思います。

 それでは、テキストの中身について、見ていきたいと思います。

司法書士 合格ゾーンテキストのサンプル画像1
出典:Amazon

 一番大きな特徴は、やはり、生講義のような講義形式のテキストになっているという点だと思います。

 法の趣旨や理由付けからしっかりと解説してくれますので、独学であっても、初学者がイチから学習を進めていくことができると思います。

 私の知る限りでは、このような講義形式でフルにラインナップされている司法書士のテキストは、これまで「オートマシステム」以外にありませんでした。その結果、独学の方におススメできるテキストは「オートマシステム」しかなかったわけです。

 しかし今回、この「合格ゾーンテキスト」が発刊されたことにより、これまで、司法書士の独学者のテキスト市場を独占状態だった「オートマシステム」の対抗馬となりうる存在が現れたと言えると思います。

 私も購入して、実際に読んでみましたが、とてもわかりやすいです。

司法書士 合格ゾーンテキストのサンプル画像2
出典:Amazon

 印刷は、赤系の2色刷りになっており、ページの構成としては、重要条文を掲載し、事例を図表で示し、講義形式で解説していく。そして、暗記事項を整理し、適宜、過去問で理解度をチェックする、というような構成になっており、とてもメリハリが利いていて読みやすいですね!

 宅建や行政書士では、とてもわかりやすいテキストが出版されていますが、それに近づいたようなイメージです。

 ひょっとすると、おすすめNo.1のオートマシステムよりもわかりやすいかもしれません。

 その他、オートマシステムとの違いとして感じるのは、オートマシステムは、独特の構成(学ぶテーマの順序が独特)になっているのに対し、合格ゾーンテキストは、一般的な構成になっているという点ですね。

 オートマシステムの独特の構成というのは、スムーズに理解を進められるように工夫されたものですが、その一方で、独特であるがゆえに、テキストの検索をしにくいという難点がありました。

 ただ、この点については、同じオートマシステムのシリーズの問題集を使えば何の問題もありませんが、答練や模試などを受けることも想定した場合には、やはり一般的な順序立てになっている合格ゾーンテキストの方が復習はしやすいと思いますね。

 オートマシステムとどちらが良いのか、かなり迷うところだと思います。

 ただし、合格ゾーンテキストは、このように、わかりやすくメリハリを利かせた構成にしたが故に、オートマシステムに比べると、論点が絞られており、それぞれの解説が浅くなっているという点が気になります。

 オートマシステムは、文章を読み進める中で、自然に記憶に残る仕組みになっており、特に暗記事項を抜き出して整理してあるわけではありません。一方、合格ゾーンテキストは、解説の後に暗記事項を整理してありますが、解説が浅く、論点も絞られている。という違いですね。

 司法書士の受験勉強は、テキストを読み終わる前に挫折してしまうというケースがよくあると思いますので、まずは一通りの基礎知識のインプットを済ませ、過去問演習まで入っていくという流れを重視するなら、合格ゾーンテキストの方がいいと思います。

 司法書士の独学におススメできるテキストは、これまではオートマシステムの一択しかありませんでしたが、合格ゾーンテキストが現れたことで、この二択で悩むことになりそうですね。

ポイント!

司法書士 合格ゾーンテキスト

  • ”生講義”の形式で読みやすい
  • 趣旨・理由付けからしっかりと解説
  • メリハリが利いている
    ⇒ 条文→事例の図表→解説→暗記事項の整理→過去問チェック
  • 論点が絞られていて解説も浅いのはメリットでありデメリット
    ⇒ 初学者が試験範囲を一通り学習し終え、問題演習まで入っていくには適しているが、その後の学習の中で、調べものをするための基本テキストとしては不足する可能性あり。
※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
司法書士テキスト 根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト 1 民法I 〈第3版〉新刊!

著者: 根本 正次
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2021/8/3
ページ数: 368ページ
サイズ: 14.8 x 2 x 21 cm

価格:
2,420円
司法書士テキスト 根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト 2 民法II 〈第3版〉新刊!

著者: 根本 正次
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2021/8/6
ページ数: 304ページ
サイズ: 14.8 x 1.7 x 21 cm

価格:
2,420円
司法書士テキスト 根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト 3 民法III 〈第3版〉新刊!

著者: 根本 正次
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2021/8/16
ページ数: 464ページ
サイズ: 14.8 x 2.6 x 21 cm

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3,190円
司法書士テキスト 根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト 4 不動産登記法I 〈第3版〉新刊!

著者: 根本 正次
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2021/8/19
ページ数: 432ページ
サイズ: 14.8 x 2.5 x 21 cm

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2,640円
司法書士テキスト 根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト 5 不動産登記法II(第3版)新刊!

著者: 根本 正次
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2021/8/30
ページ数: 416ページ
サイズ: 14.8 x 2.5 x 21 cm

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2,750円
司法書士テキスト 根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト 6 会社法・商法(第3版)新刊!

著者: 根本 正次
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2021/7/20
ページ数: 616ページ
サイズ: 14.8 x 3 x 21 cm

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3,300円
司法書士テキスト 根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト 7 商業登記法 〈第3版〉新刊!

著者: 根本 正次
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2021/7/27
ページ数: 560ページ
サイズ: 14.8 x 2.8 x 21 cm

価格:
3,300
司法書士テキスト 根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト 8 憲法(第3版)新刊!

著者: 根本 正次
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2021/9/2
ページ数: 232ページ
サイズ: 14.8 x 1.3 x 21 cm

価格:
1,980円
司法書士テキスト 根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト 9 刑法(第3版)新刊!

著者: 根本 正次
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2021/9/7
ページ数: 224ページ
サイズ: 14.8 x 1.2 x 21 cm

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2,200円
司法書士テキスト 根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト 10 民事訴訟法・民事執行法・民事保全法(第3版)新刊!

著者: 根本 正次
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2021/9/13
ページ数: 432ページ
サイズ: 14.8 x 2.5 x 21 cm

価格:
2,750円
司法書士テキスト 根本正次のリアル実況中継 司法書士 合格ゾーンテキスト 11 供託法・司法書士法(第3版)新刊!

著者: 根本 正次
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2021/9/17
ページ数: 232ページ
サイズ: 14.8 x 1.3 x 21 cm

価格:
1,980円

おすすめテキストNo.3
司法書士試験 リアリスティック

司法書士試験 リアリスティックテキスト

 次にご紹介するのは、辰巳法律研究所から出版されている「司法書士試験 リアリスティック」です。

 このテキストは、辰巳法律研究所の専任講師 松本 雅典 講師が執筆しています。

 松本雅典講師は、法律学習未経験ながら、たったの5ヶ月で司法書士試験に合格したという独自の方法論「5ヶ月合格法」で有名ですね。

 このテキストは、2016年に発刊され、民法、不動産登記法が順次出版されましたが、会社法が2019年にようやく出版されるなど、なかなか全巻が出揃わない状況でした。

 しかし、2020年11月に民訴等、2021年1月に供託法・司法書士法、さらに2021年9月に刑法、そして最後の憲法が2021年12月に出版され、ついに全巻が出揃いました!

※ 現時点ではおすすめNo.3でご紹介していますが、No.2に上げるかどうか思案中・・・

 このテキストは、ですます調の「講義形式」初学者向けにわかりやすい表現で解説してくれるテキストです。

 このテキストを読んで感じたことは、とにかく「理由付け」をしっかりと書いてくれている、という点ですね。

 法の規定には、それぞれ理由があるわけですが、その理由をわからずただ暗記するというのはとても苦しい作業になってしまいます。

 この点、リアリスティックでは、理由付けがしっかりとしているため、”なるほど”と理解しながらスムーズに読み進めていくことができますし、その結果、記憶に残り、思い出しやすくなります。

 また、本文の構成も、まず「結論」を書いてから「理由」を書くという流れが徹底されていますので、これも読みやすさを助けてくれていますね。

 さらに、関連知識・関連論点を、具体的にページ数まで明記してリンクを張ってくれているというのも、とても親切です。

 ただ、上記の合格ゾーンテキストの「事例を図表で示し、講義形式で解説し、暗記事項を整理し、過去問で理解度をチェック」するといったメリハリのきいたテキストと比べてしまうと、リアリスティックは、単調でメリハリに欠ける記述にも見えてしまいますね。。

 しかし、初学者が独学で読み進めていくことが十分に可能なテキストだと思います。

 論点の網羅性は、オートマと同等か、それより詳しい印象です。(合格ゾーンテキストよりも網羅性がある。)

オートマ・合格ゾーン・リアリスティックの選び方

 全巻出揃っているテキストとして、オートマ・合格ゾーン・リアリスティックの3シリーズがあります。

 この中で、合格ゾーンは、”とても読みやすい代わりに網羅性が低い”というはっきりした特徴がありますので、読み切りを重視した場合に選択する、という選び方がよいのではないかと思います。

 一方、オートマリアリスティックに関しては、いずれもしっかりと全論点を網羅しているという点は共通していますが、文体(口調)などが全く異なりますので、そこは自分との相性で選ぶのがよいかと思います。

ポイント!

司法書士試験 リアリスティック

  • 講義形式で読みやすい
  • とにかく「理由付け」がしっかりしていてスムーズに読める
  • 関連知識・関連論点のリンクがある
  • 論点の網羅性もある(オートマと同等か、それより詳しい)
※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
司法書士テキスト 司法書士試験 リアリスティック1 民法T(第3版)

著者: 松本 雅典
出版社: 辰已法律研究所
発売日: 2021/4/2
ページ数: 336ページ

価格:
2,420円
テキスト
民法U(第3版)

2021/4/2発売
412ページ
2,420円
テキスト
民法V(第3版)

2021/4/2発売
652ページ
3,190円
テキスト
不登法T(第3版)

2021/2/15発売
584ページ
3,190円
テキスト
不登法U(第3版)

2021/2/15発売
540ページ
2,970円
テキスト
会社法・商登法T(第2版)

2021/3/12発売
604ページ
3,300円
テキスト
会社法・商登法U(第2版)

2021/3/12発売
700ページ
3,520円
テキスト
民訴・民執・民保

2020/11/26発売
420ページ
3,080円
テキスト
供託・司法書士法

2021/1/25発売
224ページ
1,980円
テキスト
刑法

2021/9/18発売
292ページ
2,200円
テキスト
憲法

2021/12/23発売
280ページ
2,200円

おすすめテキストNo.4
森山和正の司法書士Vマジック

司法書士Vマジックテキスト

 次にご紹介するのは、LEC司法書士講座の講師「森山和正」講師が執筆した「森山和正の司法書士Vマジック」です。

 このテキストも、上記の合格ゾーンテキストと同時期(2019年)に、新たに発刊された司法書士のテキストです。ただし、まだ全巻出揃っていない状況です。

 また、合格ゾーンテキストはLECから出版されていますが、こちらは三省堂からの出版となっています。

 森山和正講師は、2004年から司法書士講座の講師を務め(東京法経学院→2010年からLEC)、カリスマ講師と呼ばれる人気講師です。

 このテキストのほかにも、「ケータイ司法書士」という要点整理テキスト(まとめ本)や、「暗記の力技100」、「解法テクニック50」など、様々な書籍を執筆されています。2018年に、司法書士試験専用の「司法書士合格六法」を監修したことでも話題になりましたね。

 ということで、森山和正講師は、私は個人的にとても好きな講師なのですが、この「司法書士Vマジック」というテキストに関しては、個人的には、あまり好みではありません。。(あくまでも私の個人的な好みの問題です。)

 このテキストは、いわゆる正統派の教科書です。

 「はしがき」にも書いてありますが、”本試験では「である調」の文体と対峙することになりますから、「ですます調」の講義形式で、わかりやすさ、とっつきやすさを演出することはやめ、敢えて「である調」を採用した。”とのことです。

 その考え方については、なるほど、、と言えなくもないですが、このテキストでは、文体だけでなく、本文の構成に関しても、いわゆる「教科書」です。本格的に、法律家として法律の勉強をする、というイメージですね。

 図解や表もないわけではありませんが、基本的に、ひたすら「である調」の「文章」で解説が続きます

 これは、独学者には辛いのではないかと感じますね、、、少なくとも私はこのテキストを最後まで読み切る根性はありません。。

 ただし、調べものをするときに備え、手元に置いておいて損はないかもしれませんね。

ポイント!

司法書士 Vマジック

  • 「である調」の正統派の教科書
  • 文章による解説が中心
  • 独学者が通読するには辛そう(私の個人的な感想です)
  • 調べものをするには良い
※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
司法書士テキスト 森山和正の 司法書士Vマジック 1 民法T

著者: 森山 和正
出版社: 三省堂
発売日: 2019/2/1
サイズ: 21 x 15 x 2.3 cm
ページ数: 640ページ

価格:
3,300円(送料無料)
※まだフルのラインナップは揃っていません。
テキスト
民法U

2019/2/1
680ページ
3,520円
テキスト
不登法T

2019/10/31
504ページ
2,860円
テキスト
不登法U

2020/2/29発売
512ページ
2,860円
テキスト
会社法・商法

2020/5/19
616ページ
3,520円
テキスト
商登法

2021/3/20
664ページ
3,740円
テキスト
民訴系3法・供託法・司法書士法

2021/12/18
640ページ
3,740円

初心者向けの入門テキスト

 次は、上記でご紹介した「基本テキスト」とは異なり、いわゆる「入門テキスト」と呼ばれるものをご紹介したいと思います。

 入門テキストというのは、法律の学習を一度もしたことがないような完全な初心者が、基本テキストを使って本格的な学習に入る前に使用する導入的なテキストになります。

入門テキストNo.1
ゼロからスタート!海野禎子の司法書士1冊目の教科書

ゼロからスタート!司法書士1冊目の教科書

 最初にご紹介するのは、LEC専任講師の海野禎子講師が執筆した「ゼロからスタート!海野禎子の司法書士1冊目の教科書」です。KADOKAWAからの出版となっています。

 海野禎子講師は、1999年からLECで司法書士講座の講師を務め、LECの看板講師のひとりとして活躍されている人気講師です。

 タイトルどおり、ゼロからスタートするための入門書となっており、司法書士試験の主要4科目(民法、不動産登記法、会社法、商業登記法)について、基礎的な事項をわかりやすく、身近な事例、身近な言葉に置き換えながら、ざっくりと学んでいくことができるテキストになっています。

 ページ数は200ページ程度で、約10時間ほどで読み切れる分量になっていますので、本格的に学習を始める前に、試験科目の概要を把握することにより、つまづかずにスタートを切るためのテキスト、といった位置づけかと思います。

ゼロからスタート!海野禎子の司法書士1冊目の教科書サンプル画像
出典:Amazon

 印刷はフルカラー印刷となっており、とても見やすいです。また、ページの構成は見開き2ページで1テーマが完結するように構成されており、左ページが解説右ページが図表やイラストというレイアウトになっています。

 これなら本当に、法律が初めての方でも、スイスイと読み進められると思いますね。このテイストで、すべての科目を合格レベルまで解説してくれるようなテキストがあれば、最高なのになぁ、、と思ってしまいます。。(最近は、宅建や行政書士の基本テキストは、このようなテイストのものが主流になってきていますので。)

 ちなみに、上記でご紹介した「オートマシステム」と「合格ゾーンテキスト」については、完全な初学者でもイチから学んでいくことができるテキストですので、敢えてこのような「入門テキスト」を読まなくても、問題はないと思います。(もし、初学者が「Vマジック」から始めるような場合は、入門テキストから始めた方がよいかもしれません。)

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
司法書士入門テキスト ゼロからスタート! 海野禎子の司法書士1冊目の教科書

著者: 海野 禎子(著)、LEC東京リーガルマインド(監修)
出版社: KADOKAWA
発売日: 2019/1/19
サイズ: 20.8 x 14.8 x 1.6 cm
ページ数: 224ページ

価格:
1,650円(送料無料)

入門テキストNo.2
スタートアップ!司法書士超速習テキスト

スタートアップ!司法書士超速習テキスト

 次にご紹介するのは、「スタートアップ!司法書士超速習テキスト」です。

 このテキストは、元Wセミナー講師で、現在は、通信講座専門校の「スタディング」で司法書士講座の講師を務める「山田巨樹」講師が執筆したテキストです。

 こちらも上記の「ゼロからスタート!」と同様に、いわゆる「入門テキスト」の部類に入るテキストになっており、主要4科目を対象としている点も同様です。

 ただし、本編に入る前に、どんな試験対策が必要か、模試は受けるべきか、独立開業できるか、どんな業務をするか、といった司法書士試験の勉強法や資格の魅力などのガイダンスが入っています。

 本編に関しては、見開きで1テーマを扱うという構成は同じですが、フルカラーではなく2色刷り(赤系)であるということと、ここまで言って申し訳ないですが、わかりやすさという点からは、「ゼロからスタート!」の足元にも及ばないのではないかと。。

 この「超速習テキスト」は、確かに、本格的な学習を始める前の入門書として出版されていますが、初学者の入門用に、特別にわかりやすく平易な言葉で解説しようとしているようには見受けられませんね、、、通常のテキストに記載するような解説内容から、基礎的な部分を抜粋してきただけのようなイメージです。

 ということで、もし、「入門テキスト」を購入する場合には、この「超速習テキスト」ではなく、上記の「ゼロからスタート!」をおススメします。

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
入門テキスト スタートアップ! 司法書士超速習テキスト新刊!

著者: 山田巨樹
出版社: 中央経済社
発売日: 2021/9/25
ページ数: 272ページ
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
2,640円

司法書士の記述対策におすすめのテキスト

 司法書士の記述対策のテキストとしては、Wセミナーの「ブリッジ」のシリーズが有名です。

 私もブリッジを購入し、使用してみましたが、択一対策のテキストと同様に、やはり山本浩司著のオートマシステム(automa system)〈記述式〉のシリーズの方がわかりやすかったため、こちらを選びました。(2012年にオートマチックシステム」から改称されました。)

司法書士 山本浩司のオートマシステム〈記述式〉

司法書士 山本浩司のオートマシステム〈記述式〉

 このテキストは、問題演習を通じて、必要な知識や解き方について講義形式で解説されていくという構成になっています。

 択一のオートマシステムと同様に、読み進めていくうちに、順序よく実力がついていくという実感が得られ、論点も豊富であり、これ1冊をしっかりとやれば必要な知識・解法を身につけることができると思います。

 なお、同著の記述対策のテキストとして「みるみるわかる!不動産登記法」・「みるみるわかる!商業登記法」というのもありますが、これは、択一のオートマシステムと記述式のオートマシステムの橋渡しをするような位置づけのようで、実質的には、いずれかに記載されている内容が重複して記載されているだけのようでしたので、あえて購入の必要はないかなと思います。

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
司法書士記述式テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム 不動産登記法 記述式(第9版)

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2021/1/20
ページ数: 528ページ
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
3,740円
※第10版の予約販売開始(1/31発売予定)
司法書士記述式テキスト 司法書士 山本浩司のオートマシステム 商業登記法 記述式(第9版)新刊!

著者: 山本 浩司
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2021/11/27
ページ数: 452ページ
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
3,080円
 

司法書士の記述式解法テクニックのおすすめ参考書

 記述式の問題を解く練習をしていくと、問題文に線を引いたり、メモ書きをしたりする方法について、どうすればわかりやすく効率的にできるのかという悩みが沸いてくるかと思います。

 この悩みに見事に応えてくれるのが、次に紹介する3つの参考書です。

 まず1冊目が、@伊藤塾の山村拓也講師 著の「記述式 答案構成力」、2冊目が、A辰巳法律研究所の松本雅典講師 著の「リアリスティック 記述式」、3冊目が、B辰已法律研究所(現在は、アガルートアカデミー)の小玉真義講師 著の「超速解 司法書士試験 記述式」です。

 これらは、いずれも、問題文の線の引き方、メモ書きの方法、問題文を読む順序など記述式試験に特有のテクニックについて、問題演習を通じて講義形式で解説してくれる参考書になっています。

 いずれも、いかに間違えずに効率的に答案を作成するか、という点では共通していますが、次のような違いがあります。

3冊の違い
  • 答案構成力」は、メモ用紙(答案構成用紙)に事実関係と登記事項の双方をメモ書き(答案構成)をしていく手法
  • リアリスティック」は、メモ用紙(答案構成用紙)に登記事項のみをメモ書き(答案構成)しつつ、答案用紙そのものにも適宜メモ書きをする手法
  • 超速解」は、メモ用紙(答案構成用紙)は使用せず、問題用紙に印字されている文字を極力活用して、そこにメモ書きを加筆していく手法

 「答案構成力」の答案構成という手法が、記述式問題の解答手法として一気に普及し、定着するようになってきた後、より効率的な方法として「リアリスティック」や「超速解」が生み出されてきたような流れだと思います。

 ですので、自分に合った方法にアレンジしながら自分なりの方法を作り上げていくのがよいかと思います。

 なお、これらは、あくまでも解き方のテクニックについての解説が中心ですので、記述式問題を解くための基礎的な知識・解法をある程度理解した後でないと読み進めることは難しいかと思います。

 ですので、上記のオートマシステム〈記述式〉の基本編あたりまで解いた後に読むのがよいかと思います。

(1)記述式解法テクニックの参考書
うかる!司法書士 記述式 答案構成力

うかる!司法書士 記述式 答案構成力

 まず1冊目は、伊藤塾の山村拓也講師 著の「記述式 答案構成力」です。

※ 2012年の第3版までは、「実戦編」のみの販売でしたが、2017年12月に、基礎レベルと実戦レベルに分冊される形で、全面リニューアルされました。(「基礎トレーニング編」は2017年12月発売、「実戦力養成編」は2018年6月発売)

 この「答案構成」というのは、問題文を読みながら、事実関係と登記事項をメモ用紙(答案構成用紙)に、メモ書き(答案構成)をしていくという手法です。

 これは、著者の山村拓也講師が発案し、平成16年から伊藤塾の講義で(平成18年から当該テキストで)指導するようになった手法であり、これを学んだ受験生が試験会場で問題冊子の白紙ページをビリビリと破いて答案構成用紙として使用していたため、平成20年度試験からメモ用紙(試験官も、「いわゆる答案構成用紙です。」と会場で説明していました。)が配布されるようになったほど、山村講師の答案構成は普及しているようです。

 いわゆる「王道」の答案構成の手法と言えます。

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
司法書士記述式参考書 うかる! 司法書士 記述式 答案構成力 不動産登記(基礎トレーニング編)

著者: 山村 拓也/伊藤塾
出版社: 日本経済新聞出版社
発売日: 2017/12/14
サイズ: 21.2 x 15 x 1.6 cm
ページ数: 264ページ

価格:
3,080円 (送料無料)
司法書士記述式参考書 うかる! 司法書士 記述式 答案構成力 不動産登記 実戦力養成編

著者: 山村 拓也/伊藤塾
出版社: 日本経済新聞出版社
発売日: 2018/6/15
サイズ: 21.3 x 14.8 x 1.8 cm
ページ数: 400ページ

価格:
3,080円 (送料無料)
司法書士記述式参考書 うかる!司法書士 記述式 答案構成力 商業登記(基礎トレーニング編)

著者: 山村 拓也/伊藤塾
出版社: 日本経済新聞出版社
発売日: 2017/12/14
サイズ: 21.2 x 15 x 1.5 cm
ページ数: 224ページ

価格:
3,080円 (送料無料)
司法書士記述式参考書 うかる! 司法書士 記述式 答案構成力 商業登記 実戦力養成編

著者: 山村 拓也/伊藤塾
出版社: 日本経済新聞出版社
発売日: 2018/6/15
サイズ: 21.2 x 15 x 1.8 cm
ページ数: 464ページ

価格:
3,080円 (送料無料)

(2)記述式解法テクニックの参考書
司法書士 リアリスティック 記述式

司法書士 リアリスティック 記述式

 次は、辰已法律研究所の松本雅典講師 著の「司法書士 リアリスティック 記述式」です。

 上記の「答案構成力」は、「事実関係」と「登記事項」の双方を答案構成用紙にメモ書きしていきますが、こちらの「リアリスティック」では、「登記事項」のみを答案構成用紙にメモ書きしていきます。

 このため、メモ書きに要する時間は短縮されますね。

 それに加えて、いかに漏れをなくすか、という視点から、気がついた時点で適宜「答案用紙」(←メモ用紙ではなく、解答として提出する答案用紙)そのものにまでメモ書きするという点も特徴的です。

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
記述式参考書 司法書士 リアリスティック不動産登記法 記述式(第2版)

著者: 松本 雅典
出版社: 日本実業出版社
発売日: 2020/2/20
ページ数: 400ページ

価格:
3,740円
記述式参考書 司法書士 リアリスティック商業登記法 記述式(第2版)

著者: 松本雅典
出版社: 日本実業出版社
発売日: 2020/5/14
ページ数: 440ページ

価格:
3,960円

(3)記述式解法テクニックの参考書
超速解 司法書士試験 記述式

超速解 司法書士試験 記述式

 次は、辰已法律研究所(現在はアガルートアカデミー)の小玉真義講師 著の「超速解 司法書士試験 記述式」です。

 答案構成という手法では、メモ用紙に、別途メモ書きを作成していくことになるため、文字を書く時間がけっこうかかることになります。

 そのメモ書きの時間を省くために、既に問題用紙に印字されている文字を極力活用し、そこにメモ書きを加筆していくことによって、時間の節約を図るというのが、この「超速解」という手法になるかと思います。

 個人的には、1冊目の「答案構成力」で、スタンダードな手法を身につけた後、3冊目の「超速解」で、省ける部分を省いていくというのが良いのではないかと思います。

 私自身も、これらをミックスしたような手法に落ち着いています。基本的には、答案構成用紙にメモ書きをしますが、そこに書く内容は、超速解に近いものになっています。この手法については、「司法書士試験の記述式対策 - 答案構成用紙の使い方」のページでご紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

小玉講師が、2019年に辰巳法律研究所を退所された関係で、「超速解 司法書士試験 記述式」の改訂版は、出版されることがなくなってしまったようです。(現在、小玉講師はアガルートアカデミーの講師としてご活躍されています。)

ただし、中古などで手に入る限りは、古い年度版であっても参考にできると思いますので、引き続き、ここでご紹介していきたいと思います。

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。
参考書 超速解司法書士試験記述式(平成30年度版)

著者: 小玉 真義
出版社: 辰已法律研究所
発売日: 2019/2/1
サイズ: 20.8 x 14.8 x 1.8 cm
ページ数: 275ページ

価格:
2,970円 (送料無料)

司法書士のおすすめテキスト・参考書【まとめ】

 それでは最後に、司法書士試験の独学におすすめのテキストについて、整理しておきたいと思います。

 なお、問題集については「司法書士の独学におすすめの問題集」のページで、六法については「司法書士の独学におすすめの六法」のページで、それぞれご紹介していますが、それらも含めて、ここにまとめて掲載しておきます。

※ 下記に掲載している価格は、2021.10.23現在の価格です。

※画像・書籍名は、Amazonへリンクしています。

基本テキスト(基礎知識の理解)

六法

問題集(択一知識の総整理&叩き込み→精度アップ)

記述対策(問題演習→解法テクニック→雛形集→答練)

解答スピードアップ・時間配分対策

 以上、このテキストの組み合わせで完璧だと思います。この合計金額は、およそ23万円となります。

 市販テキストで大部分をカバーできていますが、答練・模試については、予備校に頼らざるを得ないのではないかと思います。この答練と模試を除けば、約10万円ですので、お手頃な価格になってきます。

 ですので、学習を始めた初年度は、とりあえずは市販テキストだけで挑戦してみて、成功すればラッキーですし、失敗すれば次年度に向けて答練・模試を活用してみる、というスタンスでもいいかもしれませんね。

 なお、完全な独学で挑戦する場合であっても、最低限、一度は模試を受験しておくべきだと思います。

 司法書士試験は、とにかく時間との戦いですので、時間内に試験問題を解き切れるかどうかが勝負です。この時間配分は、模試を受験してみないとわからない部分が多いと思いますので、模試の受験をおススメします。

⇒ 伊藤塾の模試(2回分)が最も安く、5,000円で受講が可能です。詳しくは、「司法書士のおすすめの模試・答練」のページでご紹介していますので、そちらをご参照ください。

 

※ 問題集についてはこちら⇒「司法書士の独学におすすめの問題集」(要点整理テキストや書式雛形集なども、問題集のページでご紹介しています。)

※ 六法についてはこちら⇒「司法書士の独学におすすめの六法

独学の学習が不安な方は、司法書士のおすすめ通信講座【予備校10社比較ランキング!】のページをご参照ください。
独学が安くつくとは限らない! 圧倒的な低価格 99,000円!

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