司法書士の新人研修とは?中央研修・ブロック研修・司法書士会研修の3つの研修を解説します!

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司法書士の新人研修
司法書士の新人研修【中央研修・ブロック研修・単位会研修】

更新日:2021年11月19日

司法書士の新人研修

 司法書士試験に合格した後は、司法書士になるための新人研修が用意されています。

 このページでは、新人研修とはどんな研修なのか、いつどれぐらい実施されるのかなどについて解説していきます。

 なお、私自身、2021年度の司法書士試験に合格し、これから新人研修を受ける立場ですので、随時、情報収集をしながら、体験談も交えながら更新していきます。

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明

市役所に22年間勤めた元公務員。在職中に、土地家屋調査士、宅建士、行政書士、マンション管理士などの資格試験に合格し、10年以上にわたって当サイトで情報発信している。
2021年度 司法書士試験合格!

執筆者 大西雅明のプロフィール写真(宅建士、行政書士、マンション管理士、土地家屋調査士などの合格証書)
執筆者紹介

司法書士の新人研修とは

 司法書士の新人研修は、原則として、1年以内に司法書士の登録を予定している方を対象に、日本司法書士会連合会会則第68条の規定に基づき、「司法書士としての使命及び職責を自覚し、法律に関する理論と実務を修得することによって、司法書士としての品位と能力を備えさせること」を目的として実施されます。

 この新人研修には、中央新人研修・ブロック新人研修・司法書士会新人研修(配属研修)の3つがあります。

※ 詳細は、日本司法書士会連合会が運営する日司連研修総合ポータルに掲載されています。

司法書士の新人研修
  1. 中央新人研修
    • 日本司法書士会連合会が実施
    • 司法書士制度の歴史を知り、業務の成り立ちや職責・倫理などを学ぶ。
  2. ブロック新人研修
    • 全国8つのブロック会で、それぞれ実施
    • 実務で必要とされる知識、実務に直結する知識を学ぶ。
  3. 司法書士会新人研修(配属研修)
    • 各都道府県の司法書士会(単位会)ごとに実施
    • 一定期間、実際に司法書士事務所に配属され、実務を学ぶ。

 なお、新人研修が終わった後に、認定司法書士になるための特別研修もありますが、これは希望者のみが対象です。(私は受講しませんが、ほとんどの新人が受講します。)

特別研修
  • 簡裁訴訟代理等関係業務を行うための試験(認定考査)を受験する前提として受講が必要な研修

 それでは、それぞれの新人研修について、具体的にご紹介していきます。

中央新人研修

 中央新人研修は、日本司法書士会連合会(日司連)が実施する研修です。

 この研修では、司法書士制度の歴史を知り、業務の成り立ち、職責・倫理などを学びます。

実施方法

 「eラーニング研修」で実施されます。配信される映像コンテンツ(講義動画)を、各自で好きな場所・好きな時間に再生して受講できます。

 ただし、ただ視聴するだけでなく、コンテンツ途中に「効果確認問題」を解く必要があることと、「修了レポート」を提出する必要もあります。

実施時期

 12月中旬〜翌2月頭にかけて、3つのブロックに分かれて受講することになっています(全員が同時にアクセスできないため)。

 各ブロックは、それぞれ17日間ずつ割り当てられていますので、この17日間で計32時間の映像コンテンツを受講します。

受講料

 44,000円

ブロック新人研修

 ブロック新人研修は、全国8つのブロック会(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)で、それぞれ実施される研修です。

 原則、開業予定地での受講が推奨されています。

 この研修では、実務で必要とされる知識、実務に直結する知識を学びます。

実施方法・時期

 ブロックによって、”集合形式”、”Web形式”、”集合形式及びWeb形式”など実施方法は異なります。日数・回数もブロックによって異なります。

 令和3年度は、下表のように実施されます。

ブロック 実施方法 実施日程
北海道 集合形式 1月下旬
連続する7日間
東北 集合形式 1月中旬
連続する9日間(内1日休み)
関東 Web形式 12月下旬〜1月中旬
4週間の中で視聴
中部 集合形式 1月中旬
連続する7日間
近畿 集合形式 12月中旬〜1月末
毎週末の13日間(原則土日)
中国 集合形式&Web形式 1月中旬
連続する8日間
四国 集合形式 1月中旬
連続する7日間
九州 Web形式 1月中旬
連続する8日間

 実施時期は、1月中に実施されるブロックが多いですが、12月中旬から始まるブロックもあります。

 日程も、土日平日関わらず丸々1週間というブロックもありますし、毎週土日に実施するというブロックもあります。

 時間は、集合形式の場合、どこのブロックも朝9時頃から夕方5時頃までの丸1日です。

受講料

 33,000円

配属研修(司法書士会新人研修)

 司法書士会新人研修は、各都道府県の司法書士会(単位会)ごとに実施される研修で、「配属研修」とも呼ばれます。

 この研修では、一定期間、実際に司法書士事務所に配属され、実務を学びます。

 なお、司法書士会研修では、配属研修だけでなく、数回の集合研修も実施されるところが多いようです。

実施時期

 例えば、私が受講する兵庫県会の新人研修は、集合研修が3日間(12月に1回、3月に2回)と配属研修が6週間以上(1月下旬〜6月末までの期間内)とされています。

 配属研修は、司法書士会が指定する研修指導員事務所にて実施されます。

 配属先は、申込書の「特に指導を希望する分野」の選択欄や、提出するレポート(「司法書士を目指したきっかけ」、「取り組みたい業務」などがテーマ)を考慮して決定されるものと考えられます。

受講料

 私が受講する兵庫県司法書士会では、受講料は無料とされています。

新人研修まとめ

 以上、司法書士の新人研修について、ご紹介してきました。それぞれの実施方法、実施時期、費用を整理すると、下表のようになります。

中央研修 ブロック研修 司法書士会研修
(配属研修)
実施方法 eラーニング (ブロックにより異なる)
集合形式 or Web形式
実地
実施時期 3つのブロックに分かれて受講
12月中旬〜2月頭の中で17日間
(ブロックにより異なる)
1月中旬の1週間程度のところが多い
※近畿は、12月中旬〜1月末までの毎週末
※関東は、12月下旬〜1月中旬のWeb形式
(各会により異なる)
兵庫の配属研修は1月下旬〜6月末までの間で6週間以上。集合研修も3回あり
費用 44,000円 33,000円 (各会により異なる)
兵庫は無料

 今後、研修を実際に受講しながら、当ページに加筆していきます。

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