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2023年(令和5年)司法書士試験の解答速報・基準点の予想まとめ

独学で資格取得 - 目指せ!司法書士 -
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司法書士試験の基準点・解答速報まとめ【2023年(令和5年)】

更新日:2023年10月10日

2023年度 司法書士試験 予想基準点
2023年度司法書士試験 予想基準点(午前27問・午後25問が有力)

令和5年度 司法書士試験の基準点

 2023年(令和5年)の司法書士試験が、7月2日(日)に実施されました。受験された方、本当にお疲れさまでした。これでひとまず勉強から解放されますね。

 よっしゃー!できたー!という手応えのある人も、くそー!失敗した〜、、という人も、試験を受けた後は、自分の解答が合っているのかどうか基準点に届いているのかどうか、ものすごく気になると思います。

 すぐに自己採点できるように、問題用紙に自分が選んだ解答をしっかりメモしておくことが大切です。記述式に関しては、記憶が残っている早いうちに、自分が書いた答案を再現しておきましょう。

 司法書士試験の資格予備校では、試験当日から解答速報基準点の予想を行っています。

 このページでは、解答速報や基準点予想の情報をまとめてご紹介していきますので、参考にしてください。

 これを見て、安心するか、落ち込むか、、、ギリギリのラインというのが一番困りますよね。安心していいのやら、落ち込んでいいのやら。。

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明

市役所に22年間勤めた元公務員。宅建士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士などの国家資格に合格し、15年以上にわたって当サイトで情報発信している。
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執筆者 大西雅明のアイコン
執筆者紹介
このページの目次

令和5年度 司法書士試験 解答速報

 資格予備校各社で実施される司法書士試験の解答速報や基準点予想の実施サイトについて、順にご紹介していきます。

アガルート(解答速報&基準点予想)

アガルート司法書士試験解答速報
⇒ アガルート解答速報

 アガルートでは、本試験当日 7月2日(日)17:00 12:15から順次午前の部19:00から午後の部(択一式)解答速報が始まります。

 これと並行して、17:00から午前の部20:00から午後の部(択一式)総評&基準点予想動画が配信される予定です。

 また、翌日の7月3日(月)には記述式問題の徹底解説動画も公開予定です。

解答速報 2023年
7月2日(日)
【午前の部】 17:00 (12:15〜順次)
【午後の部(択一式)】 19:00〜
総評&基準点予想動画 7月2日(日)
【午前の部】 17:00〜
【午後の部(択一式)】 20:00〜
記述式問題の徹底解説動画 7月3日(月)
夕方頃〜(要申込)
公式サイト アガルート司法書士試験解答速報公式サイト

LEC(解答速報&基準点予想)

LEC司法書士試験解答速報
⇒ LEC解答速報

 LECでは、本試験当日7月2日(日)16:00から午前の部19:00から午後の部択一式21:00から記述式解答速報が公開されます。

 また、17:30から、解答速報会がライブ配信されます。

 そして、7月8日(土)13:00からは、本試験徹底検証会がライブ配信され、この中で、基準点予想も発表されます。

 LECでは、解答速報のほか、「択一成績診断」も実施しています。これは、全国の受験生のデータを元に、得点分布・正答率を集計・分析するというサービスです。自分の解答を入力すると、ScoreOnlineというシステムで、データ登録者の中での順位や偏差値など、自身の成績状況を確認することができるようになります。この成績診断で集計されたデータに基づき、より確度の高い基準点予想が行われます。

 さらに、「記述式再現答案無料添削サービス」も実施しており、自己採点の難しい記述式の答案について、本試験の採点基準を予想したLEC独自の採点基準により、採点してもらえます!

解答速報 2023年
7月2日(日)
【午前の部】 16:00〜
【午後の部(択一式)】 19:00〜
【午後の部(記述式)】 21:00〜
解答速報会 7月2日(日)17:30〜20:00
本試験徹底検証会
(基準点予想あり)
7月8日(土)13:00〜16:30
択一成績診断 【登録期間】
 7月2日(日)16:00〜7月7日(日)12:00
【診断結果閲覧】
 7月8日(土)17:00〜
記述式再現答案無料添削サービス 【受付期間】
 7月8日(土)〜7月31日(月)
公式サイト LEC司法書士試験解答速報 公式サイト

TAC/Wセミナー(解答速報&基準点予想)

TAC司法書士試験解答速報
⇒ TAC解答速報

 TAC(Wセミナー)では、本試験当日7月2日(日)16:00から午前の部19:00から午後の部択一式解答速報が公開される予定です。

 また、19:00から、オンライン記述式解説会がライブ配信されます。

 そして、7月5日(水)19:00〜記述式解答再現セミナー7月7日(金)19:00〜本試験分析セミナー7月8日(土)12:00〜オートマ実行委員会Presents「合否の分かれ目となる問題はこれだ!」が配信されます。

 TACでは、解答速報のほか、「択一式解答データリサーチ」も実施しています。全国の受験生から解答データを収集することで、精度の高い得点分析結果が提供されるというサービスで、得点・順位・平均点・正答率などが確認できるようになっています。

解答速報 2023年
7月2日(日)
【午前の部】16:00〜
【午後の部(択一式)】19:00〜
オンライン記述式解説会 7月2日(日)19:00〜20:00
※7月2日(日)21:00〜録画配信あり
択一式解答データリサーチ 【登録期間】
 7月2日(日)16:00〜7月19日(水)17:59
【結果閲覧期間】
 (速報版)7月2日(日)21:00〜
 (最終版)7月19日(水)18:00〜8月5日(土)18:00
記述式解答再現セミナー 7月5日(水)19:00〜21:00(Zoom・要予約)
※7月6日(木)17:00〜録画配信あり
本試験分析セミナー
(基準点予想あり)
7月7日(金)19:00〜21:00(Zoom・要予約)
※7月7日(金)23:00〜録画配信あり
オートマ実行委員会Presents「合否の分かれ目となる問題はこれだ!」 7月8日(土)12:00〜13:00(Zoom・要予約)
※7月10日(月)17:00〜録画配信あり
公式サイト TAC司法書士試験解答速報公式サイト

クレアール(解答速報)

クレアール司法書士試験 解答速報
⇒ クレアール解答速報

 クレアールでは、本試験当日7月2日(日)18:00から午前の部、翌7月3日(月)16:00から午後の部択一式・記述式解答速報が公開されます。

 また、7月22日(土)15:00から本試験分析会が動画配信される予定です。

解答速報 2023年
7月2日(日)
 【午前の部】18:00〜
7月3日(月)
 【午後の部(択一)】16:00〜
 【午後の部(記述)】16:00〜
本試験分析会 7月22日(土)15:00〜
公式サイト クレアール司法書士試験解答速報 公式サイト

伊藤塾(解答速報&基準点予想)

伊藤塾 司法書士試験 解答速報
⇒ 伊藤塾 解答速報

 伊藤塾では、本試験当日7月2日(日)に、解答速報は公開せず、「択一成績診断(解答を入力すると自動採点されるサービス)」が実施されます。(16:00受付開始、翌日17:30採点開始)

 そして、7月6日(木) 19:00から総評・択一編、7月7日(金)19:00から記述編の本試験問題徹底分析講義を配信予定です。

択一成績診断 2023年
【受付期間】
 7月2日(日)16:00〜7月14日(金)10:00
【採点結果】
 7月3日(月)17:30採点開始〜7月18日(火)23:59
【総合成績表掲載】
 7月21日(金)16:00〜
本試験問題徹底分析講義
(基準点予想
あり)
7月6日(木)19:00〜【総評・択一編】
7月7日(金)19:00〜【記述編】
公式サイト 伊藤塾 司法書士試験解答速報 公式サイト

東京法経学院(解答速報)

東京法経学院 司法書士試験解答速報
⇒ 東京法経学院 解答速報

 東京法経学院では、本試験当日7月2日(日)15:00から午前の部23:00から午後の部解答速報が公開される予定です。

解答速報 2023年
7月2日(日)
【午前の部】15:00〜
【午後の部】23:00〜
公式サイト 東京法経学院司法書士試験解答速報 公式サイト

辰巳法律研究所(解答速報&基準点予想)

辰巳法律研究所の司法書士解答速報
⇒ 辰巳法律研究所 解答速報

 辰巳法律研究所においても、例年、本試験当日に解答速報が公開されます。

 また、例年、松本講師による講評動画も配信され、その中で個人的な基準点予想も行われています。

 7月8日(土)14:00から、本試験<詳細>分析会も配信予定です。

解答速報 2023年
7月2日(日)
講評動画
(基準点予想あり)
7月2日(日)
本試験<詳細>分析会
(基準点予想あり)
7月8日(土)14:30〜18:20
公式サイト 辰巳法律研究所司法書士試験解答速報公式サイト

司法書士試験 解答速報まとめ【2023年(令和5年)】

 上記でご紹介した2023年度司法書士試験における各資格予備校の解答速報一覧と、その中の割れ問などについてご紹介します。

解答速報一覧

 各資格予備校の解答速報は、以下の表のとおりです。

 各社の模範解答に不一致があった場合は、次項の「割れ問・複数解」のところに記載していきます。

解答速報実施サイト 解答速報実施日時 
アガルート 7月2日(日)
【午前の部】12:15〜順次
【午後の部】19:00〜順次
LEC 7月2日(日)
【午前の部】16:00〜
【午後の部】19:00〜
TAC 7月2日(日)
【午前の部】16:00〜
【午後の部】19:00〜
クレアール 7月2日(日)
【午前の部】18:00〜
7月3日(月)
【午後の部】16:00〜
伊藤塾 7月3日(月)
・成績診断 17:30〜
東京法経学院 7月2日(日)
【午前の部】15:00〜
【午後の部】23:00〜
辰巳法律研究所 7月2日(日)

解答速報の割れ問・複数解

 「割れ問」というのは、各資格予備校が発表した模範解答が食い違っている問題です。

 単に間違っている場合もありますし、問題自体が不適切で、解釈によって解答が複数考えられるようなケース複数解)もあり得ます。

 割れ問や複数解があった場合は、ここに記載していきます。

割れ問の発生状況

2023年度試験
【午前択一】問31において割れ問発生⇒即日に解消しました。

【午後択一】割れ問の発生なし。

【午前 問31】

 模範解答を「5」としている予備校が5社「1」としている予備校が1社の状況
「5」に統一する形で割れ問解消

記述式の解答速報と自己採点が悩みどころ・・・

 ちなみに、択一式は、解答速報に基づいて簡単に自己採点できますが、記述式に関しては、そう簡単には自己採点できませんよね。

 択一は高得点が取れたけど、記述が自信がない、、という方は、まさにこれから合格発表までの3ヶ月間、地獄の日々を送ることになります。。

 私自身がそうでした。択一だけで逃げ切り点が取れていましたが、記述が半分ぐらいの出来で、ちょうど足切りになるかどうかの瀬戸際というのが2年続きましたので、その気持ちを痛いほど味わってきました。

 ということで、まずは解答速報と配点に従って自己採点をしたうえで、LECの「記述式再現答案 無料添削サービス」を利用するのがお勧めです。

 自分が書いた答案を正確に再現できるわけではありませんし、本来の採点基準とLECの採点基準が一致しているとも限りませんので、必ずしも正確な点数が出るわけではありませんが、ある程度の目安にはなるかと思います。

 私の場合は(2021年度)、LECの記述式添削サービスでは、不登法15点・商登法25.5点で合計40.5点という結果でした。

 そして、実際の採点結果は、不登法15点・商登法20点で合計35点という結果でしたので、商登法は4.5点のズレがありましたが、不登法はピタリ一致でしたね。

解答の公式発表(法務省)

 司法書士試験(択一式)の公式な「正解」は、令和5年8月14日(月)16時に法務省から発表されます。

 ⇒ 法務省の司法書士試験のページ

 なお、記述式については、公式な「正解」は発表されません。筆記試験の結果発表の際に、「出題の趣旨」が示されるに留まります。

基準点とは?合格点との違い

 次は、司法書士試験の基準点(合格基準点)について、解説していきます。

基準点とは試験区分ごとの”足切り点”

 司法書士試験の基準点とは、各試験区分ごとの足切り点のことです。

 司法書士試験の配点は3つの区分があり、択一式は、午前の部が35問で105点(1問3点)、午後の部も35問で105点(1問3点)、記述式は2問で70点とされています。

午前/午後 出題形式 出題数 配点
午前の部 択一式 35問 105点
午後の部 択一式 35問 105点
記述式 2問 70点

 この「午前の択一式」・「午後の択一式」・「記述式」のそれぞれに基準点(足切り点)が設けられ、いずれか一つでも基準点に満たない場合は、それだけで不合格になってしまいます。

 採点の流れとしては、まず、「午前の択一式」・「午後の択一式」のいずれかが基準点を下回ると、その時点で不合格となります。

 ですので、「午前の択一式」・「午後の択一式」の双方の基準点をクリアした人だけが、「記述式」の採点をしてもらえるというわけです。

 そして、「記述式」の基準点もクリアすることができれば、最後に総合得点(「午前の択一式」+「午後の択一式」+「記述式」)で合格者が決定されます。

 つまり、合格者の総合得点の最低ラインが「合格点(合格ライン)」ということになりますね。

司法書士の基準点とは
  • 「午前の択一式」、「午後の択一式」、「記述式」の3つの試験区分ごとに設けられた足切り点を”基準点”という。
  • 午前・午後双方の択一式の基準点をクリアした人だけが、「記述式」を採点してもらえる。
  • 「記述式」の基準点もクリアできれば、最後に総合得点で合格者が決定される。
  • 合格者の総合得点の最低ライン「合格点(合格ライン)

合格点とは基準点の合計に”上乗せ点”を加えたもの

 ちなみに、3つの「基準点の合計」と「合格点」とは一致しません。合格するためには、基準点よりもさらに高い点数を取る必要があります。

 この「基準点合計」と「合格点」との差を、「上乗せ点」と呼んでいます。

 つまり、「合格点」とは、基準点の合計に”上乗せ点”を加えた点数ということになります。

 さらに言うと、「逃げ切り点」という点数もあります。逃げ切り点というのは、択一(午前+午後)だけで、合格に必要な上乗せ点が獲得できている点数です。つまり、択一だけで逃げ切った状態ですね。

 逃げ切り点が取れていれば、あとは記述式が基準点をクリアしさえすれば、合格点もクリアできるというわけです。

基準点と合格点の違い
  • 合格点は、基準点合計よりもさらに高い点数で、「基準点合計」と「合格点」との差を”上乗せ点”と呼ぶ。
  • 合格点とは基準点合計に”上乗せ点”を加えたもの
  • 逃げ切り点”とは、合格に必要な上乗せ点が択一だけで獲得できている点数をいう。

基準点・合格点の決め方

 なお、司法書士試験の基準点や合格点は、最初からあらかじめ決まっているような絶対評価方式ではなく、相対評価方式が採用されています。

 ですので、基準点や合格点は、その年の試験問題の難易度や、受験生のレベルによって、毎年変動します。

  択一の基準点は概ね、午前は上位30%の点数(2019年度以前は上位20%程度でした)、午後は上位20%の点数に設定され、その結果、午前・午後双方の択一基準点をクリアできるのは、受験生全体の約15%程度になってきます。

※ 択一の基準点は、記述の採点人数を調整する意味合いもあり、一定の人数(2,000人程度)になるように調整されているとも言われています。

 そして、記述式は、択一基準点をクリアした猛者たちの中で、概ね上位50%の点数に設定されています。

※ 記述の基準点自体も、70点満点のちょうど半分の35点前後になるように配点調整されていると考えられています。

 このようにして基準点が決められた後、最終的な合格率が4%前後になるように(又は合格者数が600人前後になるように)、合格点が定められると考えられています。

基準点・合格点の決め方
  • 相対評価方式のため、試験問題の難易度や受験生のレベルによって毎年変動する。
  • 午前択一の基準点は概ね上位30%の点数、午後択一の基準点は概ね上位20%の点数
    ⇒ 午前・午後双方の択一基準点をクリアできるのは約15%(=記述の採点人数が2,000人程度になるように調整されているとも言われている)
  • 記述式の基準点は、概ね上位50%の点数
  • 合格率が4%前後(又は合格者数が600人前後)になるように合格点が定められる。

基準点の推移

 このように、毎年変動する基準点ですが、 どれぐらいの値で推移しているのでしょうか。

択一式の基準点の推移

司法書士試験 基準点(択一式)の推移グラフ

 このグラフは、司法書士試験の択一式の基準点の推移を、正答数(35問中 何問 正解か)で表したグラフです。

 司法書士試験では、基準点の話をする場合、”点数”ではなく”正答数”で会話するのが一般的ですね。

 過去10年の基準点は、午前は25〜30問午後は22〜25問の範囲で推移しています。

記述式の基準点の推移

司法書士試験 基準点(記述式)の推移グラフ

 次は、記述式の基準点の推移です。

 記述式については、不登法・商登法の合計の点数(70点満点中、何点か)のグラフです。

 このように、過去10年の記述式の基準点は、30.5点〜37.5点の範囲で推移していますね。

基準点・合格点・上乗せ点の推移(一覧表)

 基準点のほか、合格点・上乗せ点も全て含めた推移の一覧表は、下表のとおりです。

 この表のとおり、合格するためには、ここ最近は基準点合計に25点前後の上乗せ点が必要となっています。

 仮に、択一だけで逃げ切ろうとした場合には、8問〜9問程度の上乗せ点が必要ということになりますね。

司法書士試験 基準点・合格点・上乗せ点一覧表
年度 基準点 基準点合計 合格点
(上乗せ点)
択一式 記述式
午前 午後
2012年度(H24) 84点
(28問)
78点
(26問)
38.0点  200.0点 215.0点
(+15.0点)
2013年度(H25) 84点
(28問)
81点
(27問)
39.0点  204.0点 221.5点
(+17.5点)
2014年度(H26) 78点
(26問)
72点
(24問)
37.5点  187.5点 207.0点
(+19.5点)
2015年度(H27) 90点
(30問)
72点
(24問)
36.5点  198.5点 218.0点
(+19.5点)
2016年度(H28) 75点
(25問)
72点
(24問)
30.5点  177.5点 200.5点
(+23.0点)
2017年度(H29) 75点
(25問)
72点
(24問)
34.0点  181.0点 207.0点
(+26.0点)
2018年度(H30) 78点
(26問)
72点
(24問)
37.0点  187.0点 212.5点
(+25.5点)
2019年度(R1) 75点
(25問)
66点
(22問)
32.5点  173.5点 197.0点
(+23.5点)
2020年度(R2) 75点
(25問)
72点
(24問)
32.0点  179.0点 205.5点
(+26.5点)
2021年度(R3) 81点
(27問)
66点
(22問)
34.0点 181.0点 208.5点
(+27.5点)
2022年度(R4) 81点
(27問)
75点
(25問)
35.0点 191.0点 216.5点
(+25.5点)
2023年度(R5) 78点
(26問)
75点
(25問)
30.5点 183.5点 211.0点
(+27.5点)

基準点の予想まとめ【2023年度(令和5年度)】

 それでは次は、基準点予想とは何なのか、そして、基準点予想のまとめについてご紹介します。

基準点予想とは

 司法書士試験の基準点は毎年変動するため、皆さんも試験を受験し、自己採点を終えた後は、とにかくこの基準点というものが気になりますよね。

 ということで、各資格予備校において、その年の本試験問題の出題内容や難易度を分析し、過去のデータと照らし合わせながら、基準点の予想を行うことが恒例行事となっています。

 また、LEC・TACなどの大手予備校では、受験生のデータリサーチを行っていますので、そこで集計されたデータも加味したうえで、予想基準点が出されます。

 一方、その他の予備校や講師個人は、出題の難易度などに基づき、これまでの経験や感覚的なところから、基準点の予想を行っています。

予想基準点の一覧(2023年度)

 2023年度 司法書士試験の予想基準点(35問中 何問が基準点になるか)について、下の表にまとめていきますので、参考にしてください。

 本試験直後の予想基準点は、あくまでも講師の主観的な予想となっており、その後、受験生からのデータリサーチを行っている予備校では、そのデータ分析を経て、より確度の高い予想基準点に修正されていきます。

 この基準点予想によると、2023年度司法書士試験の基準点は、午前27問・午後25問が有力です。

⇒ 令和5年8月14日、法務省の発表により、2023年度司法書士試験の基準点は、午前26問・午後25問に確定しました。

基準点予想一覧【2023年度】
基準点予想者 予想基準点
午前択一 午後択一
LEC 25〜26問(赤松講師 7/2解答速報会)
27問(森山講師 7/2YouTube)
26問or25問(LEC(森山講師) 7/8検証会)
23〜25問(根本講師 7/2解答速報会)
24問(森山講師 7/2YouTube)
24問or25問(LEC(根本講師) 7/8検証会)
TAC 27問(姫野講師 7/2YouTube)
27問(姫野講師 7/7分析セミナー)
27問(山本講師 7/8オートマ実行委員会)
※TACのデータリサーチは受験生しか閲覧できないため、ここに掲載できていません。
25問(姫野講師 7/2YouTube)
24問(姫野講師 7/7分析セミナー)
25問(山本講師 7/8オートマ実行委員会)
※TACのデータリサーチは受験生しか閲覧できないため、ここに掲載できていません。
辰巳法律研究所 27問(松本講師 7/2Twitter)
27問(田端講師 7/2YouTube)
27問(松本講師 7/7YouTube、7/8分析会)
27問(田端講師 7/8分析会)
25問(松本講師 7/2Twitter)
24問(田端講師 7/2YouTube)
26問or25問(松本講師 7/7YouTube、7/8分析会)
25問(田端講師 7/8分析会)
アガルート 28問(竹田講師 7/2総評動画)
27問(三枝講師 7/2総評動画)
28問(浅野講師 7/2総評動画)
25問(竹田講師 7/2総評動画)
23問(三枝講師 7/2総評動画)
24問(浅野講師 7/2総評動画)
伊藤塾 26問〜27問(7/6分析会) 25問(7/6分析会)
向田先生(元 伊藤塾) 27問(7/2YouTube) 25問(7/2YouTube)
確定基準点 26問(8/14 法務省) 25問(8/14 法務省)

予想基準点集計グラフ
(2023年度司法書士試験)

⇒ 午前27問・午後25問が有力
午前26問・午後25問に確定!
2023年度司法書士試験 予想基準点グラフ(午前27問・午後25問が有力)

  

法務省による基準点の発表

 司法書士試験(択一式)の公式な「基準点」は、正式解答と同じく、令和5年8月14日(月)16時に法務省から発表されます。

 ⇒ 法務省の司法書士試験のページ

令和5年8月14日、法務省の発表により、2023年度司法書士試験の基準点は、午前26問・午後25問に確定しました。

基準点発表後のスケジュール

 司法書士試験の今後のスケジュールは、下表のとおりです。

 基準点発表・合格発表は、いずれも法務省の司法書士試験のページから閲覧できます。

筆記試験 基準点発表 令和5年8月14日(月)16時
合格発表 令和5年10月10日(火)16時
 口述試験 試験日 令和5年10月23日(月)
 最終合格発表 令和5年11月10日(金)16時

基準点に届かないことがわかったら

 基準点に届かないことが分かった場合は、来年に向けてどうするのか考えないといけませんね。

 即、来年に向けて勉強をスタートする方もいらっしゃるかもしれませんが、しばらく休息をとってから再スタートを切る方が多いかと思います。

 私も、本試験(合格前年度)が終わってから、次の年(合格年度)の勉強を開始するまでに、約3ヶ月間の休息期間を設けました。

 また、なかには、今年を最後に司法書士試験から撤退する方もいらっしゃるかもしれません。せっかく勉強してきたのに合格できないまま撤退するのは、とても辛いことですよね。。

 とにかく、再スタートを切る場合は、自分に何が足りなかったのか分析し、来年に向けて勉強計画を立てていきましょう。

独学で勉強を再開する場合

 独学の方は、司法書士の独学におすすめの勉強法のページでおすすめ勉強法をご紹介していますので、そちらを参考にしてください。

 おすすめのテキストについては、司法書士の独学におすすめのテキストのページでご紹介しています。

独学は諦めて通信講座で勉強する場合

 また、独学ではちょっとムリかなと感じる方は、通信講座の受講を検討してみてください。

 下記の記事では、司法書士のおすすめ通信講座・予備校を徹底的に比較してランキング形式でご紹介しています。初心者向け講座のほか、学習経験者向け講座、費用の安い講座など目的別のおすすめ通信講座もご紹介していますので、参考にしてください。

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(参考)基準点予想一覧【過去分】

 参考資料として、過去に実施された司法書士試験の基準点予想を掲載しておきます。

【2022年度試験(令和4年)】

 2022年度実施分の司法書士試験の基準点予想の一覧表です。

 この基準点予想によると、2022年度司法書士試験の予想基準点は、午前27問・午後24問が有力でしたが、正式な基準点は、「午前27問・午後25問」と発表されました。

基準点予想一覧【2022年度】
基準点予想者 予想基準点
午前択一 午後択一
LEC 27〜28問(海野講師 7/3解答速報会)
28問(森山講師 7/3YouTube)
28〜29問(LECとして 7/9検証会)
28問(海野講師 7/9解答速報会)
24問〜(根本講師 7/3解答速報会)
25問(森山講師 7/3YouTube)
25〜26問(根本講師 7/9検証会)
TAC 27問(姫野講師 7/3YouTube)
27〜28問(山本講師 7/9特別セミナー)
※TACのデータリサーチは受験生しか閲覧できないため、ここに掲載できていません。
24問(姫野講師 7/3YouTube)
23〜24問(西垣講師 7/9特別セミナー)
※TACのデータリサーチは受験生しか閲覧できないため、ここに掲載できていません。
辰巳法律研究所 26問(松本講師 7/3Twitter)
26〜27問(松本講師 7/4ブログ)
27問(田端講師 7/6Twitter)
27問(26問)(松本講師 7/9分析会)
24問(松本講師 7/3Twitter)
24問(田端講師 7/6Twitter)
24問(25問)(松本講師 7/9分析会)
アガルート 26問(竹田講師 7/3総評動画)
26問(浅野講師 7/3総評動画)
23問(竹田講師 7/3総評動画)
23問(浅野講師 7/3総評動画)
伊藤塾 27問〜28問(7/7分析会) 24問(7/7分析会)
向田先生(元 伊藤塾) 27問(7/3YouTube) 24問(7/3YouTube)
確定基準点 27問(8/15 法務省) 25問(8/15 法務省)

予想基準点集計グラフ
(2022年度司法書士試験)

⇒ 予想では午前27問・午後24問が有力
午前27問・午後25問に確定!
2022年度司法書士試験 予想基準点グラフ(午前27問・午後24問)

  

【2021年度試験(令和3年)】

 2021年度実施分の司法書士試験の基準点予想の一覧表です。

 この基準点予想によると、2021年度司法書士試験の予想基準点は、午前26問、午後23問が有力でしたが、正式な基準点は、「午前27問、午後22問」と発表されました。

基準点予想一覧【2021年度】
基準点予想者 予想基準点
午前択一 午後択一
LEC 24〜23問(海野講師 7/4解答速報会)
24問(海野講師 7/4Twitter)
26問以上(森山講師 7/8特別Web動画)
27〜28問(LECとして 7/10検証会)
26問(〜25問)(海野講師個人 7/10検証会)
24〜22問(根本講師 7/4解答速報会)
23問以下(森山講師 7/8特別Web動画)
22〜21問※没問が出れば1問アップも(根本講師 7/8検証会)
TAC(Wセミナー) 26問(姫野講師 7/9分析セミナー)
26問(7/22データリサーチ)
21問(姫野講師 7/9分析セミナー)
23問(7/22データリサーチ)
辰巳法律研究所 25問(松本講師 7/4講評動画)
26問(松本講師 7/10検証会)
23問(7/4講評動画、7/10検証会)
アガルート 26問(竹田講師 7/4総評動画)
26〜27問(浅野講師 7/4総評動画)
24問(竹田講師 7/4総評動画)
24問(浅野講師 7/4総評動画)
伊藤塾 26問(山村講師 7/8分析会) 23問(〜22問)(山村講師 7/8分析会)
確定基準点 27問(8/16法務省) 22問(8/16法務省)

予想基準点集計グラフ
(2021年度司法書士試験)

午前27問、午後22問で確定!
2021年度司法書士試験 予想基準点グラフ

  

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