ビーズ織り工房 伽羅

タペストリー『雪豹』


■サイズ:W390mmH225mm
■制作日数:約4週間
■動物シリーズ2作目タピストリー、テーマは『雪豹』です。


東京での二人展が終了した翌日、
靖国神社に参拝し、隣接する遊就館を1日掛けて見学してきました。
明治維新以来、文字通り激動の歴史を生き抜いてきた日本という国の近代史が
判りやすく展示されていました。
当時「世界最貧国」と呼ばれ、再生不能なほどにたたきのめされた後、
焼け野原から世界第二の国にまで立ち上がった日本には、日本人の一人として誇りを感じました。
展示を見ていく内に新しい作品の構想が出来上がりました。
バックに炎の色「赤」を配し、咆吼する雪豹を際立たせました。
咆吼する雪豹は「日本」です。
現在、襲いかかってくるのは「兵器による暴力」よりも、
周辺特別アジア三国の捏造の上に捏造を重ねた理不尽なプロパガンダ。
のみならず、愛国心の欠片も持たない国内左派勢力の自虐的反日言動の数々も凄まじい。
けれど、日本という国はそういう薄汚く卑しいものに屈する事は無いのだと確信を持っています。

・・・なんて書けば「右翼!」って言われるのでしょうね。
まぁ、そう言われても「どうぞ御自由に」って答えるだけですが・・・(笑)


デティールです。目はDBC-31、18金発色のカットビーズを使いました。


作業中の机の上です。
使用するビーズも30種を超えると机上も頭も混乱してしまいます。


デティールです。
ベースはDB141,透明ビースです。ビーズガラスを通して段染めの織り糸で着彩しています。


下部フリンジです。
赤い色糸の影響を受けて茶色く見えるのは、ダーク色のスワロビーズです。