どちらも一長一短。
ロフトと小屋根収納
標準仕様はロフトか小屋根裏収納の選択ができましたが、自宅はロフトを選択しております。
ロフト・小屋根裏収納には規則があります。
床から天井までの高さ140cm以下にする。高さ140cm以下であれば床面積に含まれません。
出入り口のある階の床面積の2分の1以下にする。2階の天井裏を2階から利用する場合は2階の面積の2分の1以下にしなけれがいけません。
上記を超えると法的にNGで3階建てとみなされて、他にも色々と不都合が出てきます。
ロフト・小屋根裏収納、共通して言えるのは夏はサウナ状態、冬はとても寒いので、耐熱性がある物しか収納できません。
比較 | ロフト | 小屋根裏収納 |
---|---|---|
設置場所 | 部屋の上に可動式ハシゴ | 廊下の天井にハシゴの開口部を作る |
メリット | 収納できる物の種類が増える。 窓を付ければ採光や通風もできる。 使い方によっては書斎やウォークインクローゼットなど別の使い方もできる。 小さいお子さんの遊び場になる。 解放感があり作り方によっては採光ができる |
見た目がスッキリする。 ロフトに比べ設置された下の個室の冷暖房の利きが悪くなることがない。 |
デメリット | 暖められた空気は上へ流れるので、ロフト下の部屋では冷暖房(特に暖房)が効きにくくなる。ロフトそのものは冷房が効きにくい。 子供だと落下の危険性がある。 可動式のハシゴを設置するので、設置された下の部屋の使い勝手が悪くなる。 斜め天井になり、ロフト下の部屋の表示が納屋になる。 |
開口部が狭いので大きい物は入らない、重い物は持ち上げにくい。 屋根裏収納部屋そのものには窓はつけないので、夏冬ともに室温を考えると地獄。 |
ロフトを選択する場合はその下の階の部屋は最低でも6畳は取ったほうがいいです。可動式ハシゴを取り付ける部分には家具などが置けません。我が家もロフトの下の部屋は6畳ですが、家具などの配置がしにくい。シングルベッドと机、22インチ程度の液晶TVを置くのがやっとというくらいです。
我が家には小さい横滑り出し窓を南側にふたつ付けていて、採光と通風ができます。
今回分譲された10区画のうち、ロフトを選択しているお宅がほとんどのようです。
外部リンク:ロフト・小屋根裏収納の法規定