何を優先するか
土地選びには何を優先するかがいちばん必要なのではないかと思います。
まずは新聞折り込みチラシやポストに投函される新築戸建ての分譲チラシを見ることから始めます。
特に水回り(キッチン・バスルーム・洗面・トイレ)をよく見て、何が悪いのか、いいのか、家族で話し合ってください。。中古物件の戸建ての間取りも勉強になります。
設備は特にこだわりがない人が多いのではないかなと。標準仕様も見て比較しましょう。
自分たちは・・・
 予算内で賢く家を建てる... |
地域・日当たり・価格(予算内にする)
上記3項目はどれも自分たちは同じくらい譲れない項目。
あと工法とかはこだわりがなかったので、3項目が大丈夫なら、検討して決めるといった具合。
地域はこれを見ているみなさんも譲れない項目とお察しします。
日当たりを優先すれば土地の価格が上がることが承知済み。
価格を優先すれば、日当たりのよい区画は選べないですが、歪な形なら低価格で広さがある土地があります。歪な形の土地は建ぺい率の関係上、建物が小さくなる傾向がありますが、2台分の駐車スペースがあったり、自転車やバイク、子供の三輪車などの置き場に余裕があったりします。そこは考えようですね。
今回分譲された10区画で、そのうちの1区画で土地は30坪くらいあるのですが、床面積は我が家とあまり変わらないお宅があります。そこは2台分の駐車スペースがありますし、子供さんの三輪車などの遊具置き場も取れてますが、奥まっていてメイン通りからは建物が見えにくく、日当たりもさほどよくありません。駐車スペースを通って門柱(郵便ポストや呼び鈴)があるので、初めて来るかたは門柱にある表札を確認しないといけないでわかりにくいし、飛び込み営業マン、ポスティングする人、郵便や宅配便の配達員などが私有地内に入ってくるので そのたびにどうしても侵入されている感じがするのは否めません。実際に表札を確認するために見知らぬ人が門柱がある場所までの私有地内に入っていく姿を何回も見てます。その区画は若いご夫婦で価格を優先されたようです。
若いご夫婦であればあるほど所得がまだ上がっていないご主人が増えて、住宅ローンの借りられる金額が限られるため、価格を優先されているようです。そのように不動産業者M社の営業マンが話しておりました。日当たりがよい場所、間口が広く取れる土地は坪単価が高く、やっぱり所得がそれなりにあると思われる30代後半〜40代前半が購入されているような感じです。
自分たちのように夫婦ふたりだけか、小さなお子様(小学校低学年まで)のいるご家庭が今回分譲された10区画に入居されております。そのうちの1区画だけ中学生と高校生がいるご家庭が入居されました。
普通車2台分駐車スペースが取れる歪な形の土地が2区画、普通車1台分+軽自動車か小型車1台分駐車スペースが取れる割と形の整っている土地が4区画、残り4区画は普通車1台分。
我が家よりも土地と建物の床面積両方で広く、低価格物件の分譲も新聞折り込みチラシで入ってました。住宅としては閑静な住宅街で面している道路も広めで、住宅が建つ空間は広々とした感じの分譲設計。その場所は少し不便なところにあり、場所の問題で選択の余地なしでした。価格だけでは選ばないほうがいいです。あとで後悔することになります。
妥協する部分はあとで「違った」「あのようにしておけばよかった」とか問題にならないよう、 年には念をおしてご家族で確認しておきましょう。あとの文句はあくまで結果論です。「あの時はこれでいいと思った」のですから。
外部リンク：注文住宅と坪単価のカラクリ